英雄伝説~紫炎の軌跡~   作:kelvin

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ルドガーの扉 ~幻焔計画~

~アルテリア法国~

 

『リベル=アーク』崩壊後……アスベルとシルフィアは星杯騎士団総長である“紅耀石”アイン・セルナートの元を訪れていた。無論、報告するのは……

 

「そうか……ご苦労だった。一角とはいえ『使徒』を一人滅したのだからな。とはいえ……」

「ええ。まだ六人もいるわけですからね。」

「それに、空いた席に誰かが座らないという保証もないからな。」

『身喰らう蛇』の『使徒』第三柱“白面”ゲオルグ・ワイスマン……彼は確かに死んだ。だが、彼と同等かそれ以上の実力者が現れないとも限らない……まだまだ忙しいことには変わりないようだ。そこまで報告したところで、アスベルはため息を吐いた。

 

「何かあったのか?」

「いえ……ワイスマンが使っていた杖なのですが……回収したものの、どうやら都市崩壊の際に落としてしまったようで……」

アスベルはワイスマンが滅されたときに杖を回収したのだが、イシスとの戦闘後からレグナートに拾われる過程で紛失していたのだ。報告はしなかったものの、ワイスマンが何らかの力を持つ武器を有していることは予見していただけに、それに対する追及がなかったのを不思議に思って呟くと……総長から帰ってきたのはあっさりとした回答であった。

 

「そのことか。何、彼のアーティファクトの力を弾き返せるのだから特に問題ないと思ったので、追及はしなかったが……ともあれご苦労だった。と言いたいところだが……」

((うわぁ、嫌な予感しかしない……))

彼女が改まって何かを言う時、大抵は碌でもない任務を押し付けられるのだ。それが解っているからこそ二人は嫌そうな表情を浮かべた。その予見通り、アインはこう述べた。

 

「西ゼムリア地方……その遺跡の調査を頼みたい。『結社』がいつ動き出すか……いや、既に動いているだろうが、だからこそ今やるべきことなのだろう。」

ちなみに、東ゼムリアの方の調査は既に第十位から第十二位の三名が動いているとのこと。ここまでくると最早原作の知識など意味を成さないが、歴史の修正力の影響からかある程度は“原作”に沿ったストーリー展開を基軸にして動いているのは確かだろう。アスベルとシルフィアはその件について了承した。それを聞くと、セルナート総長は二人に問いかけた。

 

「二人に聞きたいことがある。アスベルは元からだが……シルフィアが最近手にした……いや、眠っていたものが目覚めたというべきか、その人ならざる力は何なのだ?」

「「!?」」

彼女の言葉に二人の表情がこわばる。流石に、伊達に星杯騎士団の総長を務めあげているわけではない。<聖痕>が取り込んだ力とは異なるもの……アインに説明しようとしたところ、改めてアスベルは自身の力の特異性に気付くことになる。それは……

 

「……最初は“七の至宝(セプトテリオン)”……その可能性を考えました。“眷属”であるレグナートからは、俺は“刻の十字架(クロスクロイツ)”、シルフィアには“輝く環(オーリオール)”……その力を受け継いだ、と。ですが……」

「気になることでもあるのか?」

「“輝く環”はどこかに消えましたし、シルフィアに吸収された様子もなかったのです。シルフィ、そういった感じは?」

「流石にそれはなかったかな。“氷霧の騎士”を吸収した時には流石に力の波動を感じたし……」

無論それだけではない。俺がその力を発現した際にできたこと……“無傷の状態でありながら負傷した後の記憶を持つ人間を顕現させたこと”と“武器としての発現”。この時点で、“時空”を操る時属性だけでは到底説明できない事象を引き起こしている。少なくとも、上位三属性の時(時空)・幻(因果律)・空(空間)の力を融合させなければ前者は到底不可能に近い。となると、力の波長は“七の至宝”に似つつもそれとは異なる高次の力を有していることになる。

 

「そして、自分が目の当たりにしてきた力を考えると……各属性に特化した“奇蹟”を起こす“七の至宝”では到底説明できない代物のようです。」

未だに全容が見えないシルフィアの力は予測できないが、自分の力には心当たりがあった。三属性を同時に発現できるだけの力……“零の至宝”。むしろ、それ以外に思い当たる節がなかったというのもあるが……となると、“輝く環”はどこに消えたのか……カンパネルラは“吸収”されたと言っていたが、こうなると何がどうなったのかすら予測できない状況であった。だが、『リベル=アーク』が崩壊したことを考えれば少なくともリベールにはない可能性がある。

 

「フッ……解った。このことは私の中に留め置こう。ともかく、“至宝”の行方は知れずなのは痛いが、この先起こるであろう反動に備えておくように。」

その言葉を聞いて、二人は静かに部屋を後にすると……アインは引き出しから写真立てを取り出す。其処に映っているのは自分と、かつて行動を共にした金髪の青年と、親友とも言える女性の姿であった。それを見つつ、アインは笑みを零しながらも……呟いた。

 

「さて……これから、忙しくなるな。」

 

 

~『身喰らう蛇』 星辰の間~

 

 

「………待ちかねましたよ、“道化師”カンパネルラ…………」

「ふふっ………皆さん、お揃いみたいだね。」

カンパネルラが呟くと、カンパネルラの周りに浮かぶ六本の柱……言うなれば、端末のようなもの。

 

「しかし………まさか、警戒心が人一倍強い“白面”が滅びるとは。お前もその一端なのではないのか?“蒼の深淵”。」

「そこまでひどいことはしていないわ。今回ばかりは彼自身の責任とでも言うべきでしょ、カンパネルラ。」

柱の内の一本――『蛇の使徒』の一人、第五柱は驚いた様子で呟き、さらにもう一本――同じく『蛇の使徒』の一人――第二柱“蒼の深淵”はカンパネルラに尋ねた。今回の一件で第三柱であったワイスマンが死んだことには、多かれ少なかれ動揺が見られた。

 

「ま、その通りかもね。彼の古巣……七耀教会が本気になっちゃった結果、彼の死に様は身体中が塩にされている最中に大地の槍、紫電の炎、白銀の刃、金色の輪、そして無数の魔槍に貫かれて、最後に魔槍が爆発して肉塊の欠片も残さず吹っ飛んじゃったんだ。ミンチよりも酷かったから、そういったのは“深淵”殿向きの代物かもしれないね。」

「“塩の杭”………ノーザンブリアに出現した特異点の産物だね。それらの力や魔槍も“塩の杭”とはまた違った特異点の産物だろうね。ふーむ、出来ればこの目で確かめたかったところだが………」

カンパネルラの言葉に、蛇の使徒の一人、第六柱――F・ノバルティス博士の声が聞こえてきた。

 

「ハハ、しかし意外だなァ。“白面”はかなり注意深い奴だ……そいつを欺くとは、かなりの使い手とみた。」

そしてさらに違う柱からは『蛇の使徒』の一人、第四柱の声が聞こえてきた。確かに、この中では一番の慎重な性格を持ちうるワイスマンをいとも簡単に欺いたことには感心したような印象を覗かせていた。

 

「………となれば、相手は『守護騎士』であろう。それも、今まで不在とされていた“第五位”に違いあるまい。それと、十年前から姿を消した“第三位”と“第七位”、あとは“第六位”だな。」

「なるほどねェ……“紅耀石”と同格とも謳われる“第二位”の存在に気を取られ過ぎて隙が生じたか。そいつら、なんて名前なんだ?」

第五柱の話を聞いた第四柱は頷くような声で言った後、カンパネルラに尋ねた。

 

「―――守護騎士第五位ケビン・グラハム。かの“紅耀石(カーネリア)”に学び、“外法狩り”を名乗っている。あとは、“紅耀石”の妹にして第七位“銀隼の射手”シルフィア・セルナート、そして……第六位“の神淵”カリン・アストレイ。“漆黒の牙”の実の姉が守護騎士だなんて、因果を感じちゃうね。それと、第三位“京紫の瞬光”アスベル・フォストレイト。“剣聖”と“剣仙”の剣を継ぐ人物で、実力だけで言ったら“剣帝”以上かも。」

「“紅耀石”、それに“剣帝”の………うふふ、何だかますます興味をそそられてしまうわね。」

カンパネルラの話を聞いたヴィータは妖しげな笑みを浮かべたような声を出した。これには第四柱もげんなりしたような声で喋った。

 

「おいおい“深淵”の。“神羅”に対して完全にお熱だというのに他の男漁りかよ?浮気性が強い女だこと……“神羅”殿も苦労しそうだ。」

「あら、心外ね。これでも彼の事は愛しくてたまらないのに。寧ろ冗談よ。」

「いっそのこと、他の人間に気が向いて頂ければ私も気が楽で済むのですがね。私としては、“剣帝”が『結社』を離れたことには残念でなりません。」

ヴィータの甲斐性が自分にとってプラスとなってくれれば御の字とでも言いたげに第七柱“鋼の聖女”―――アリアンロードはそう言い放ちつつも、“剣帝”レオンハルトが『結社』を抜けたことに対して残念そうな感じで呟いた。

 

「確かに。純粋な『執行者』の中で貴公と剣で渡り合えたのは彼くらいであったか………」

「ええ、よく無理を言っては稽古に付き合ってもらいました。ですが、守るべきものを得た今、ひょっとすると私を上回る剣士となるかもしれません。」

「フフ……確かに。」

第七柱の言葉を聞いた第五柱は頷いたような声を出した。人間という者は守るべきものを見出した時、その力は更に輝きを増す……それを見出した彼の成長を目の当たりにしてみたい気持ちはあった。

 

「戦力全体における損失は極めて軽微――想定の範囲内だよ。今後の影響を考えると“グロリアス”の方が大問題さ。」

「ハハ、アンタも流石に『グロリアス』の存在は無視できねぇか。」

ノバルティスの言葉を聞いた第四柱は苦笑するような声で言った。『結社』が持つ巨大空母……それを敵側に奪われたということは、後々自分らに向かってくる刃ともなりうる。

 

「……その性能に過信していた私達にも非はあるでしょう。博士、貴方が“パテル=マテル”に執着している事や私達もゴルディアス級の重要性は理解しているつもりです。……ですが、度が過ぎれば己をも滅ぼす。博士ならご理解していらっしゃいますでしょう?現に、ワイスマンはその執着の強さ故に滅んだも同然なのですから。」

「………」

そして今まで今まで黙っていた柱――『蛇の使徒』の一人、第一柱“神羅”―――ルドガー・ローゼスレイヴはいつもとはかけ離れた口調で述べ、博士は黙り込んだ。

 

「うふふ……“神羅”の言う通り、教授の漆黒の坊やへの執着は少々度が過ぎていた気がするけど。」

「ええ……そうでしょう、カンパネルラ?」

ヴィータの言葉に頷いたルドガーはカンパネルラに問いかけた。

 

「確かに、ヨシュアに拘りすぎたのは彼の敗因の一つかもね。あのケビン君にもそのあたりを狙われたみたいだし。」

「………はいはい、わかったよ。とはいえ、私だって『十三工房』を預かる身。早急に新たなゴルディアス級の開発に移らさせてもらうよ。そちらの開発を最優先事項にさせてもらうからね。」

「ええ、それは博士にお任せします。それより皆さん――そろそろ降臨なされますよ。」

ノバルティスの言葉に頷いたルドガーは全員に言った。

 

「む……そうか。」

「うふふ……ドキドキしてしまうわね。」

ルドガーの言葉を聞いた第五柱と第二柱はそれぞれ頷き、カンパネルラは跪き、その場は静寂が訪れた。すると一際大きい柱が降りて来た。

 

「皆……揃っているようですね。」

「は……“第三柱”を除きまして全員、揃いましてございます。」

一際大きい柱―――『盟主』にルドガーは答えた。

 

「……ご苦労。カンパネルラも……我が代理としての見届け役、大儀でありました。」

「……恐れ入ります。すでに『福音計画』の顛末はご存知かと思いますが……もっとも重要な事を説明させてもらいます。」

盟主に名前を呼ばれたカンパネルラは跪いた状態で“輝く環”がワイスマンに利用された挙句、どこかしらに“吸収”されたことを報告した。

 

「何ですって!?」

「まさか“至宝”が……」

「……カンパネルラ、一つ訂正しましょう。既に“輝く環”は回収して盟主に渡しております。」

驚きを隠せない他の使徒を他所に、ルドガーはカンパネルラの説明に付け加える形でそう述べた。

 

とはいえ、回収できたのは全くの偶然であった。ワイスマンの杖を拾ったルドガーは近くに光る光の珠―――“輝く環”を見つけたのだ。それをワイスマンの杖に吸収させ、その場から転移した。まぁ、そこまで詳しく言う義理は無いので……というか、こういった時以外は基本的に碌でもないことばかり押し付けられるため、ルドガーも回収した事実のみ盟主に伝え、ワイスマンの杖ごと“輝く環”を渡している。

 

「………ええ。既にこちらで預かっております。とはいえ、『福音計画』ではあまりにも多くの犠牲を払ってしまった………全ての責はこの私にあります。」

「滅相もありませぬ!」

「……どうかご自分をお責めにならないでください。“白面”殿の死は自業自得というものでしょう。」

「もし責められるならば、彼を諌めもせずに看過してきた我々『使徒』全員のはずですわ。」

後悔した様子で語る盟主に第五、七、二柱はそれぞれ自分達の意見を言った。

 

「いいえ、この事態を私は半ば想定していたのです。それでも私は………全ての決定を彼に委ねました。それがこの世界にとって必要と判断したがゆえに………ですから全ての責は……私にあるのです………この後しかるべき揺れ戻しが起きることが予想されますが……恐らく、その件に関しては七耀教会が動くことになりましょう。彼らに任せておきなさい。」

使徒たちの問いかける間も与えず、この先を見通しているかのような言葉を、盟主は静かな口調で言った。

 

「……承知しました。」

「ふふ……少し気になりますが御心のままにいたしますよ。」

「して、我々はこの後、どう動くといたしましょうか?」

「………」

第四柱に尋ねられた盟主はしばらく黙っていたが、やがて口を開いた。『結社』が進める、全容の見えない『オルフェウス最終計画』……その次のステップを指し示す言葉が放たれた。

 

「西方の鐘は鳴らされ、第一の盟約は解かれました。今、この時をもって『オルフェウス最終計画』―――『福音計画』の完了と―――そして次なる段階――『幻焔(げんえん)計画』の始動を宣言します。」

「おお……!」

「うふふ……承知しましたわ。」

「はは、どうかお任せあれ。」

「我等『蛇の使徒』一同、大いなる“盟主”の御心に沿うべく……」

「これより全身全霊を持って計画遂行に着手いたします。」

『計画』の第二段階……『幻焔計画』。その開始に、使徒たちは盟主に対する忠誠の言葉を述べつつ、使徒一丸となりて計画の執行を行うと高らかに宣言した。

 

 

殆どの使徒が抜けた後……星辰の間に残った盟主と第一柱。すると、盟主の方から言葉を発した。

 

「第一柱“神羅”ルドガー・ローゼスレイヴ。ただ今を持ちまして『執行者』No.Ⅰの任を解きます。ですが、以後も新たなる『執行者』候補の教育係をお願いいたします。」

「その任、しかとお引き受けいたします。これまでと変わらぬ忠誠を以て、後進の者達の教育に勤めます。」

元々ルドガーは使徒の取りまとめ役。そして、盟主への取次役……別名『中間管理職』。『執行者』No.Ⅰの座は新たな人間……“劫炎”に引き継がれる。そして、彼が教育しているのは新たなNo.Ⅱ、No.Ⅷ、No.ⅩⅥの候補。正直言うと……“漆黒の牙”をも超える闇を抱えている者達ばかりであった。

 

人並み外れた頭脳を持つが故に周囲の全ての人……本来の味方であった家族にも裏切られ、その果てに、自分の住んでいた村一つを滅ぼした者。力を持たぬが故に力を欲し……運命という言葉を嫌い……自らの幸せを奪った全てを壊す者。望まぬ力を与えられ、人ではなくただの都合のよい兵器として操ろうとする大人たち……彼等に反旗を翻した者。三者三様の理由で、『執行者』を目指している者。

 

それに比べると、ルドガーの闇などたかがしれているのだろう……だが、彼もまた『蛇の使徒』……少なからず“闇”を抱えているのは事実であった。

 

道具扱いする少女を救い出すために飛び込んだ自分……それは、ルドガー・ローゼスレイヴでも、その前の神楽坂悠一の時でもない、“さらに前”の記憶。その過程で自分には抗いようのない“殺人衝動”と“凶暴化”を引き起こすウイルスが原因で、多くの人を傷つけ、命を奪う寸前まで行ってしまったこともある。そして最期は……もうこれ以上、誰も傷つけたくなかったから……命を救ってくれた人や、その友人たちが苦しむ姿を見たくなかったから……全てを終わらせることと引き換えに、命を絶った。

 

これを“闇”と呼べるのかはわからない……けれども、二度生まれ変わっても結局はこの記憶が付きまとってしまうことに、内心でため息を吐いた。ルドガー・ローゼスレイヴ……彼の悩みが晴れるのは、一体いつになるのか。それは、彼の本心だけが知っている答えであった。

 

そう考え込んでいたルドガーのもとに一人の人間が姿を見せる。見るからに軽そうな風貌をしながらも、その実力は『執行者』たるにふさわしい人物……新たなるNo.Ⅰの執行者“劫炎”マクバーンの姿であった。

 

「……聞いていたのか?」

「偶然だよ、偶然。」

「……聞いていたと思うが、お前が次のNo.Ⅰに座る。心してかかれ。」

「俺の方が年上だというのに、生意気だなぁ……燃やすぞ?」

「やれるならな……次の計画には関わってもらう理由がお前にあることを忘れるなよ。」

そう呟いてその場を去ったルドガーの後姿を見送りながら、マクバーンはやれやれ、とでも言いたげなポーズをしつつ、首を横に振った。そして、姿が見えなくなるとこうつぶやいた。

 

『第一柱“神羅”……奴も、『蛇の使徒』に足り得るってことか。』

 

その言葉の意味は…呟いたマクバーン本人だけが知っていた。

 

 




ちょっとネタバレも含んだ形ですね。敵側……『結社』側にもテコ入れします。とはいえ、閃Ⅱで新たに執行者とか使徒とか出てきそうなので……(汗)


ふと思い浮かんだNGという名のコメディシーン

盟主「これより『オルフェウス最終計画』が第一段階『福音計画』が了……第二段階『幻焔(ルドガーハーレムハウス)計画』を……って、別の原稿でした。」
第四柱「お、何だか楽しそうだなぁ。」
第五柱「そちらも計画に入っているのですか?」
ルドガー「待てやコラァッ!?何だその人いぢり計画は!?」
ヴィータ&アリアンロード「立候補いたします!!」
ノバルティス「機材の準備は任せてくだされ。十三工房が総力を挙げて準備いたしましょう。」
ワイスマン(怨念)『面白そうですねぇ。高みの見物をさせていただきますよ。幽霊だけに。』
盟主「ちなみに、執行者候補は全員女性を選びました。」

ルドガー「安西先生、○ー人事したいです……」
盟主「諦めたら、其処で試合終了ですよ?」
ルドガー「どの口が言うかぁぁぁっ!!」

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