おにおに転生記(仮)   作:徒孖

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後悔はしてない

17年1月27日編集


新しい体

目を開くと満天の青空

 

(神様…心読めたのか…てか本当に転生したんだな…)

 

 

アレ?、転生したのになんで外に寝てるの?捨てられたの?それとも途中スタート?俺やだよ途中までこの体で生きていた人格が消えるとか…

 

突然、鈍器で頭を殴られたような頭痛が襲った。

 

(うっ…なん……だと?!)

 

 

様々な"俺"に関する情報が流れ込んでくる。

この頭痛の正体は神様からの俺についての情報によるものだった。

…この痛み、神様ぱわーでどうにか出来るんじゃね?言わないが

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

名前:ご自由に

鬼神

 

0歳

 

身長:140cm

 

種族:鬼:神:人

 

性別:女

 

能力:幻実 :幻と現実を曖昧にする Lv.1(力を持たない人や動物を欺き幻覚を見せるなど)

※この能力は魔力を必要とせず精神力に比例する。

 

 

スペック:強靭な肉体を持つ、どんな攻撃も通さない防御力

さらに、体の表面には魔力の障壁があり、自分より濃度が濃い魔力でないと魔力での攻撃は軽減される。

 

魔力量は世界屈指

 

神力も使えるらしい

 

精神:一年間ぶっ通しで拷問を受けたあとでも遊びに行ける程の精神力。しかし、それは精神の奥深い根本的な所が不変であり、表面的な喜怒哀楽に加えて恐怖や好意などは強く感じる。

 

 

原作開始まで:あと1400年

 

ではご武運を

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

待て待て待て待て‼︎

 

つっこみ所がありすぎる…

 

 

 

強靭な肉体=鬼

 

強い魔力など=神(鬼神)?

 

原作前=1400年前

 

 

 

あと何故女?

 

 

………………

……………………

……………………

 

ポジティブに考えよう、

鬼?強いじゃん神?私が神だ時間?もっと強くなれる寿命だって神だ、長いはず

女?……いやぁまぁ、男でも将来的にハーレム作れるだろうか?チートをもらってもコミュ症の俺だ、変に触ったりなんかしたら この世界だ殺される、

女同士ならスキンシップとして出来る!、ふふふ、精神はずっとこのままだぜ?

よって欲望の塊である俺の魂(ヘタレ(重要))を止めることは出来ない

あ、相手の寿命…

 

………

……………

…………………

 

 

 

 

まぁ、現実逃避はやめよう、俺は立ち上がり(目線が低い)周りを観察する

 

して分かったのはここは森の中みたいだ近くに池らしいものがあるのでそこに行くとしよう

 

「よいしょ」

 

俺の声と思うには気持ち悪いくらいの綺麗なソプラノボイス。

 

気味わりぃ、マジでだれだよ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

草木を避け少し歩くと、そこにはポツンと半径20mくらいの池があった。湖には規模が小さくはあるが十分に水は透き通っており、水面に反射する日光の下には魚と思わしき動く影が見える。

 

 

とにかく俺は自分の容姿を確認すべく急ぎ足で池の淵にしゃがみ覗き込むと…

 

 

腰まで届くであろう真っ白な髪に

 

まだ幼さが残るってか幼い顔

 

緋色に輝くこちらを見つめる瞳

 

きめ細やかな真っ白い手足

 

そしてその白い額に不似合いな真っ赤な左右対称の角

 

そして、自分でも感じる異様な威圧感

 

だがそこに神々しさも感じる、

 

幼い頃に感じる母の安心感に似た何かを感じる。暖かい…

 

 

 

……………

 

これが鬼神、神ってやつかつい見惚れるのは仕方ないことだ

 

 

自分がロリっ子って事よりビックリしたぜ

 

 

そして何より裸なので服を…

 

 

服になりそうな近くの大きめ葉っぱを掴んだ瞬間パラパラと葉っぱが散った…

 

 

 

 

「………フンッ、…ッと…………………」

 

 

 

何回やっても同じ結果だった

 

 

 

(なんで枯れてもいないのに散るんだ?)

 

 

 

体から溢れだしている大量の魔力(妖力)のせいだとは分かるはずもなく

 

 

 

 

 

 

「……………よし!魔力を使う練習をするか」

 

 

 

ちょっと躓いたってまだまだ出来ることはある!よし!次!

 

 

 

 

ある森の中に一人、白い幼女の小さな背中に哀愁が漂っていたという。

 

 

 

 

今俺は

 

 

叫んでいる

 

 

 

 

「爆ぜろリアル!弾けろシナプス!バニッシュメント・ディス・ワールド!」

 

 

 

「ビックバンアタァァァァック!!!」

 

 

 

「エターナル・フォース・ブリザード!!…………相手は死ぬ」

 

 

シーン…

 

 

あれよこれよと様々なポーズをとりながら自分が知っている技という技を叫ぶ。

 

 

 

「で、出来ない」

 

 

いきなりのスランプ

 

 

 

よし!あれだ!

よく異世界系の小説で有りそうなッ

 

 

 

 

 

 

 

全身の血管をイメージしてそこを魔力が通るイメージをする

 

それで

…………

 

……………

 

 

手のひらに集める感じで、その手のひらを合わせるそして

 

 

 

「かぁあああああああああめぇえええええええええはぁああああああああ」

 

 

手のひらに力が集まってくるッ!

 

てか少しずつ力込めればいけるわッ!

 

行ける行けるッ‼︎!

 

 

えええええええええええはぁあああああああああ!!!!」

 

その瞬間

 

 

 

(あ、やば)

 

 

 

カッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大爆発しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

「う、ここは、あッそうだ!森の、な、か?……………」

 

 

辺りを見渡すが草木の一つも見えない

 

 

the 更地

 

 

 

 

(やっちまった、魔力の暴発かよ)

 

 

 

…………

 

 

 

と、とにかく移動しようみな…西に

 

 

どこでもいいけどとにかく

 

 

 

べ、べつに逃げるわけじゃないんだからね///

 

 

 

うん、自分でやっててきめえ

 

 

 

こうして何故か西にいく旅が始まりをつげる

 

 

 

 

え?無理やり?、気にすんな

 

 

 

 

 

 




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