おにおに転生記(仮) 作:徒孖
(ヤバイヤバイヤバイッ‼︎)
今、俺は、追われている
あ゛ぁう゛ぁうぇがぇ〜いぇ〜がぁ〜
数体の今にも俺を喰い殺さんとするゾンビ達、に…
ーー十分前ーー
とある少年が昨日買ったばかりの新品の靴を履いて街に繰り出…そうとしたが今朝、犬(猫の名前)の核爆弾が落とされ、臭いがアレで…まぁ絶賛汚染中なので街デビューは諦め気晴らしに本屋に行くことにしたのだ
※本屋は街にあります
「おぉ、こんな」
俺は
『女子にモテる100の条件ぱーとすりー』
と
『猿でも分かる一週間で強くなる方法』
を本屋で買い
歩きながら前者の本を読んでいる
まぁ
『これでゾンビハンターになれる?ゾンビの倒し方総集編』
と
『猿でも分かる一週間で強くなる方法』
と迷ったが
既に『こゾハン』(これでゾンビハンターになれる?の略)の釘バット乱舞編とピンポンダッシュ編を持っているので最終的に後者にしたのだ
えーと
《路地裏に無理やり連れて行かれそうな女の子を救おう!^o^
∩
男は度胸!(o^^o)∩えいえいおー(o^^o)‖
敵前逃亡は死罪だぞぉ(≧∇≦)》
…………
お、おう…
路地裏ね 、良くあるシュチュだな、でも現実じゃ見たことは無いな
そう簡単に「こっち来いよ」‼︎⁈
丁度目の前で可愛い女の人が数人の厳つい男に囲まれて路地裏に連れて行かれそうになっている、女の人は俯いたまま一言も喋らずされるがままのようだ、
それを見た通行人は見ない振り、
こ、コイツァ…
行くしかねぇ‼︎
きっと神様がチャンスをくれたんだ!!、
こうして少年は少女を助けるべく路地裏の奥に進み少女を助け……ようとしたがやっぱり何か怖くなったので折り返そうとした、その直後奥から悲鳴が…
男の
え?
少し唖然としていると奥から人影が、それも数人の、
"ソレ"は血まみれでユラユラと酔っ払いのような足取りこちらにゆっくりとちかずいてくる"ソレ"はゾンビと言った方が正しいだろう
瞬間、ゾンビは走り出した
喰われる
それは本能的に動き出していた
俺は来た道を死ぬ気で走る
そして大通りに出た、が人が人っ子一人いない、
(‼︎⁈!!警察警察!)
混乱しながらも携帯を取り出そうとしたが
(ない!)
(ヤバイヤバイヤバイ‼︎)
マズイッ!?
このままじゃ喰われる!
もう体力は残っていない
(クソクソクソクソクソクソッ!!!)
「死んでぇ‼︎‼︎‼︎たまるかあ‼︎‼︎」
そう叫ぶと
う゛ぁ〜ああ゛〜
10じゃ足りないゾンビ達が…
「ギャァアアアアアアアアアア‼︎‼︎‼︎」
あと少しで家だ!、そこまで持てば!
…それにしても数人デューク走りできている…
やばい頭がおかしくなってきている…
家の玄関まであと少しというところで
何かに躓いて 転んだ、すごい勢いで
だんだん家のドアが近づいてくる
あ、死んだな、そう悟ると犬(猫の名前)の爆撃の事をふと思い出した、
これが走馬灯かよw
運ねーな、俺、次生まれ変わるならイケメンの勝ち組に生まれ変わりたい…な〜
そこで俺の意識がブラックアウトした…
ーーーーーーーーーーーーーーー
「う、うんここは?」
※下ネタではない
真っ白な天井だ
「⁉︎ッアイツらは!?」
訂正、真っ白な"空間"だ
何処だここ?
死んだと思ったら真っ白な空間に一人ぼっち
あ、俺、ドアにヘッドダイビングかまして……死んだのか?
まぁ、いろいろと悔いはあるがゾンビに食い殺されるのは勘弁だ
もう何が何だかわかんねぇよ…
今にも俺が泣き出しそうになると
『やあ^_^』
「……………誰?」
謎の人物登場、なにこの展開
しかもメッチャフランクなんだけど、会ったことあるっけ…
〜説明中〜
このお方は神様らしい、次元のズレで他次元の【異物】が入り込み、神様が直したらしいがそれに俺も巻き込まれたって事らしい…
それでこれが本命良く二次小説とかにある"転生"というものを"チート"を付けてさせて貰えるようで…
結果を言うと
超ハッピー(≧∇≦)
転生、チート得点がなかったらバカ泣きしていただろう、神に会えた事に感謝するべきか
『………緋弾のアリアの世界にしよう』
‼︎⁈
神様がつぶやかれた
鼻をほじっているのは気のせいだろう…
緋弾のアリア。死亡フラグがビンビンだがチートを貰えば問題ないだろう
それにヒロインが可愛い特にジャンヌや中空知がいい…
これは決まりかな
「はい、お願いします」
『じゃぁ、造ったから。
チートは何にする』
「あの〜すみません、その数はどのくらい?」
『ん〜、気分次第だけど〜、じゃあ4つで』ピッ
「ありがとうございます(ヤベ鼻くそついたキタネェ)」
4つか〜ここは捻らず無難にパワー押しで
「まずは魔力と超能力の両方を使える【異能】所謂固有能力で
それで、強力な力、強靭な肉体
次に才能、全てに対しての才能、頑張ればなんでも出来る
さいごに……俺の精神はぶれないように(…大体ハーレム目指す人は途中で何かしらのイベントで方向性変える人多いいからな、成長はするように」
「こんなもんかな」
『能力は何にする?』
「あー、決めてもらえますか?」
強ければいいか
『いいよ、じゃぁ行こうか』
あ。
「ちょっといいですか」
『ん?』
「原作前に送ってくれませんか?」
「ん〜…いいよサービス』
「ありがとうございます」
『それじゃ、GO‼︎…あと鼻くそごめんね〜…サービスしとくよー…ふふ』
その瞬間世界が暗転した
最後に神様が不敵な笑みを浮かべたなど知る由もない…と信じたい
次回が物語が動き出します