ファイアーエムブレム~凍土の剣~   作:whiterain

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期間はリン編が終わるまでなので、是非よろしくお願いします


8章 謀略

ニルスの守護を取り戻したリン一行は今までの遅れを取り返すかのように、旅路を急いだ。

アラフェン領、カートレー領を抜け、一行はようやくキアラン領へたどり着いた。

 

しかし、現キアラン領は、キアラン侯弟ラングレンの手中にあり、ここからが

本当に大変な道となるだろう。

 

「見て!ユーリ、山が遠くなってきたわ

 随分、遠くまで来たのね・・・」

 

そう言ったリンは嬉しくもあり、寂しそうにも聞こえた。

 

 

『サカの草原が恋しいのか?』

 

「!!・・・・そうなのかな」

 

ユーリに言われたリンは、図星と言った表情をした。

ここまで、おじいさまのことを思って、道を急いできた。

だが、いざ長い道のりを歩いてきたと思うと、ずっと過ごしてきたサカの草原を思い出し、

若干のホームシック状態となっていた。

 

『仕方ないさ、でも今は頑張ろう

 リンのおじいさんは今も頑張ってる、俺たちだってリンをおじいさんに会わせる為に

 ここまで来たんだから』

 

「そうね・・・ようやく、ここまで来たんだから!」

 

『その調子だ』

 

ユーリの言葉で、改めて、ここまでみんなの力を借りてきたことを思い出し、

こんなところでへこたれてはいるわけにはいかないとリンは奮起する。

 

「ユーリ、リンディス様!

 ここまで来れば城までは残りあとわずかです」

 

「ここからなら、急げば2日ほどで着けるでしょう」

 

「急いでも・・・・2日」

 

少し、明るくなったリンだったが、おじいさんがいつまで持つかわからないとなっている

現状のいま、2日という時間はとても長いものだった。

 

「しかも、それは何も無いって言う前提でだよね

 このキアランまで来てそんなことが『マーク!!』」

 

マークの声に被せて、ユーリは大きな声を出す。

折角、少し明るくなったリンが再び暗くなってきたところを

追い打ちをかけるような発言は止めたかった。

 

「事実は受け止めなきゃ・・・その上で最善を尽くして、

 いかに、早くたどり着けるかだよ・・」

 

『・・・・・』

 

今度はユーリが何も言えなくなった。

マークの言うことは事実だ。

ここまで来てラングレンが襲ってこないとは思えない。

それなら、それを初めから考慮して、その上で、最善の道を取る。

 

「リン、元気出して

 リンが元気ないと、みんなまで悲しくなるわ・・・」

 

「フロリーナ・・・」

 

『暗くなっても仕方ない、俺たちは出来る限り、リンを早くキアラン城へ連れて行く

 その前に敵が立ちふさがるなら、早々にご退場いただくだけだ』

 

ユーリの言葉に、マーク、ケント、セインが頷く。

 

「そうね・・一歩でも確実に前に進まないとね!」

 

「うん、その調子!」

 

フロリーナは親友が元気を取り戻した様子を見て、自分も嬉しくなった。

 

 

「リン様!! なにか危険が・・!!」

 

「何ですって!!」

 

ニルスは何かを感じ取り、声を上げる。

 

「といっても、何も見えませんが・・・」

 

「でも、強く感じます」

 

同じ能力を持つニニアンも感じている以上、勘違いというわけでも無さそうだ。

 

しかし、あたりには、何も危険を感じる物は無い。

 

『リン!動くな フロリーナ!!』

 

ユーリは何かが飛んでくる音を感じ取り、リンに警告を促す。

自らはフロリーナを抱き寄せ、後ろに跳ねるように下がった。

 

その後、何か大きな物が地面に突き刺さり、土砂を巻き上げた。

 

「・・・矢?」

 

飛んできた一本の矢。

 

いや、ただの矢では無い。

馬鹿でかい、本当に矢か?と疑いたくなるくらいだった。

 

その矢は、先ほどフロリーナとリンの間に落ちた。

まさに、危機一髪。

もう少し、気づくのが遅れていたらと思うと、ユーリはぞっとした。

 

「ありがとう、ございます・・・ユーリさん」

 

『いや、大丈夫だったか?』

 

「はい・・・」

 

顔を赤くしているフロリーナ。

それにユーリはいまだ、フロリーナを抱きしめていたことに気づき、

フロリーナを離した。

 

『悪い! リンは大丈夫か!?』

 

ユーリはフロリーナに謝ると、誤魔化すかのようにリンの安否を問いかけた。

 

「私は大丈夫!  でも、これはいったい・・」

 

「シューターだよ!」

 

マークは叫ぶ。

 

『こんなものまで、出してくるとはな・・・』

 

「シューター? それはなに?」

 

「このバカでかい矢を遠くに飛ばす兵器だよ

 本来なら、攻城用に使う兵器のはずなんだけどね」

 

「それだけ、ラングレン殿も必死ということでしょう」

 

『フロリーナは高く飛ぶなよ

 あれ相手じゃ打ち抜かれる方の確率の方が高い』

 

弓でもペガサスにとっては驚異となるのに、シューターの矢のような

バカでかい矢が当たるということは考えたくはなかった。

 

「どうすれば、良いの?」

 

シューターが配備されているからといって、ここで歩みを止めるわけにはいかない。

 

「シューターはこの通り、こんな矢を使うから、そんなに多くの本数を持ち歩くことは出来ない。

 だから、敢えて近づいて、打ち尽くさせるか・・・それか、シューターの鈍足な面をついて

 素早く近づいて奪うかだね」

 

『奪ったところで、使えるのか?』

 

「弓ってことなら、ラスか、ウィルなら使えない?」

 

現在、一行の中で弓を使っているのはラスとウィルの2人だ。

この2人が、使えなければ、奪う意味も無い。

 

「俺は無理だ」

 

最初に答えたのはラスだった。

 

「俺は、馬に乗っての射撃こそ得意だが、ああいう兵器系の

 扱いは上手くない」

 

「ウィルは?」

 

「やったこと無いから、わからないけど、弓ってことなら使えると思いますけど・・」

 

『どちらにせよ、応戦するぞ!』

 

一行は、先ほどのシューターの角度から、だいたいの位置を考え、届かない安全圏に構えた

 

 

 

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「戦う前に、1つ聞いておきたいんだけど」

 

マークはいよいよ、これから敵に攻撃を仕掛けようというタイミングで大事なことがあると

みんなを呼び止めた。

マークは、セインとケントに向けて尋ねた。

 

「ここはもう、キアラン領・・・

 今回の戦いでは、もしかしたら・・・いや、シューターなんかが出てきている時点でほぼ間違いなく

 相手はキアランの正規兵・・・戦えるの?」

 

セインとケントはキアランに仕える騎士。

相手は見知った仲間ということになる。

戦えないなら、邪魔になるからあらかじめ下がっていて欲しい

マークは暗にそう言っていた。

 

「マーク殿、むしろ我々を先陣に出していただきたい」

 

「頼む、リンディス様の臣下として、いや、キアランの先を信じる騎士として

 俺たちに戦わせて欲しい」

 

2人の真剣な眼差しに躊躇いは無かった。

 

「マーク、2人を前に出してあげましょう」

 

「うん、そのつもりだよ

 2人の顔を見た感じ大丈夫そうだ」

 

マークは、改めて、みんなの方に向き直り、告げた。

 

「東側の細い道にはユーリとフロリーナ、セーラに行って欲しい。

 ユーリなら、シューター・・・避けれるよね?」

 

『誰に言ってる?やってやるさ』

 

ユーリ達が少数でシューターの回避役

その間に残りの本体が一気に西側を突破するという作戦を取った。

 

フロリーナはシューターの射程圏に入るわけには行かない。

そのため、セーラの護衛役となる。

セーラは言わずとも、仮にユーリが怪我した場合の為だ。

東側の小道から敵が来る可能性は低い。

だが、仮にユーリが怪我をして動けなくなれば、全滅の可能性も無くは無い。

 

「もちろん、信じてるさ

 あと、マシューには別口でやって欲しいことがあるんだ」

 

マークはマシューに近づき、密かに耳打ちをした。

 

「うわ、そんなことあるんですか?」

 

「ない方が都合良いんだけどね・・」

 

「何の話?」

 

「いやぁ、まだ確信が無いから待って欲しいかな」

 

マシューは追求される前にこの場を去っていた。

マークは、やば・・・と思いつつ、ユーリに目配せをして、助けを求めた。

 

『はぁ・・・敵もそこまで来てるんだ

 後で良いだろう、時間も無いぜ』

 

ユーリの言うように、敵はすぐそこまで来ている。

こんなところで、モタモタしているわけにもいかなかった。

リンは、追求をやめると、目の前の戦いに意識を変えた。

 

 

 

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「なるべく、素早くシューターを制圧するよ」

 

ユーリ達は東側の広い場所でシューターを回避するために向かっている。

その間に、残りのメンバーはなるべくがけ沿いを通るようにして南下を始めた。

山沿いを通ることで、シューターの観測者の視界に入らないようにして、目立った方を

狙ってもらう。

 

そして、崖を半分ほど進んだ頃、敵の部隊を目視した。

 

「やはり、キアランの正規部隊か・・・」

 

「マーク殿、行かせてもらいます」

 

「相棒、俺もだ!!」

 

「わかった、ただ、敵とあまり距離を離さないようにして」

 

「どういうこと?」

 

剣を抜き、応戦体制に入ろうとしていたリンも足を止め、

マークの方を見た。

 

「敵が近くに居る限り、シューターは視認出来ても撃ってはこない

 正規軍なら尚更ね」

 

味方が近くにいるのに、シューターのような矢を撃てば味方諸共になる。

正規軍なのに、そんな振る舞いをするとは思えなかった。

 

マークの言葉に頷いた一行はケント、セインを先頭に敵へ迫る。

マーク自身に戦闘能力は高く無いため、ニルス、ニニアンと後方に下がる形と

なるが、マークは戦い始める味方を見て、ちょっとした迷いに駆られた。

 

「2人に戦わせて、良かったのか・・・ユーリを囮にする作戦が良かったのか・・・

 やっぱり、まだ半人前かな・・」

 

そこで、マークは首を大きく横に振って、考えるのをやめた。

今は、戦いに集中しなければと

 

 

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戦い初めて、ユーリは目立つところで、敵のシューターを回避していた。

 

飛んでくるタイミングはユーリの目視と範囲外に飛んでいるフロリーナからの合図を

頼りにしていた。

 

『連射してこないのが救いか!!』

 

一発一発がでかい矢のため、大きく避けなければならない。

何発の矢を持ってきているかわからないため、ユーリも迂闊に動けないで居た。

 

 

「ユーリさん!!」

 

上空を飛んでいたフロリーナが近づいてくる。

 

『終わりか!?』

 

「はい! シューターを突破しました」

 

「やっと一息着けるって訳ね」

 

フロリーナと一緒に、ペガサスに乗っていたセーラは腕を上に上げて身体を伸ばす。

 

『多分、俺らが着く頃には、終わってるだろうな』

 

フロリーナからの情報によると、シューターの位置は、敵が構えた少し先だったらしい。

そして、その位置から考えるにたどり着く頃には戦闘は終わっているだろう。

 

「そういえば、ユーリとリンってどういう関係なの?」

 

一足早く、戦闘気分から抜けていたセーラはユーリに尋ねる。

 

『おいおい、まだ戦闘は終わってないんだぜ?』

 

「ユーリが言ったんじゃない?

 着く頃には終わってるって、時間は大事にしないとね」

 

時間が大事なら、そんな良くわからないこと聞くより大事なことがあるだろう?

とユーリは思ったが、普段のエルクを見ていると面倒なことになると判断し、

敢えて、突っ込まなかった。

 

「私も、教えて欲しいです」

 

『フロリーナまで・・・』

 

「やっぱり、恋人同士なの? 

 ずっと一緒にいたんでしょ?」

 

『そんなんじゃない、それに出会った早さで言うなら俺よりマークの方が

 早いぞ?』

 

「そうなんですか?ユーリさんのほうが、早いと思ってました」

 

ユーリが、戦闘に参加したときにはマークはリンと一緒にいた。

リンのゲルの近く、草原の入り口に倒れていたと聞いた。

 

「マークは、そんな感じじゃないのよね。

 どっちかと言ったらユーリの方がお似合いじゃない?」

 

「確かにリン、ユーリさんに気を許してると思います」

 

『そうか?リンは誰にでもあんな感じじゃないのか?』

 

「ほら、やっぱり。

 ユーリはリンのことどう思ってるのよ?」

 

『大事な仲間だよ、それ以外に何がある?』

 

「ありきたりの回答ね」

 

『ほら、リンたちも待ってる急ぐぞ』

 

「あぁ、逃げた!!」

 

『逃げてない!!』

 

ユーリはこれ以上、この話に付き合ってられないと考え、逃げるように

スピードを上げた。

 

 

 

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ユーリ達が着いたとき、戦闘は予想通り終わっていた。

だが、明るい雰囲気は無かった。

その様子を見て、ユーリは何となく察した。

 

『(相手はマークの予想通りだったのか・・・)』

 

キアランの正規兵

 

その中にはセインやケントの顔見知りも居るはず。

 

「あっ・・・ユーリ!」

 

いち早くこちらに気づいたリン。

 

『お疲れ様、さすがだよ』

 

「ユーリこそ無事? フロリーナにセーラも」

 

「私たちは、届かないところで、合図していただけだから」

 

『タイミングだけ、分かれば当たらない・・・と信じてた』

 

自分を信じなくてどうする?

その気持ちと、直感で避けていたユーリは今になって、恐い体験だったと思った。

 

「お、シューターを突破しましたか!

 さすがですね」

 

マークに言われ、どこかに出ていたマシューが音もなく、気配も無く現れる。

 

「マシューあなたどこに行ってたの?」

 

「マークに頼まれて、町に情報を集めに

 ユーリが頑張ってたの見てたぜ」

 

『あそこの町か・・・』

 

ユーリ達がいた平野の北側に町があったのはユーリも確認していた。

 

「とりあえず、集めた情報ですが・・」

 

あまり、いい話はありませんよとマシューは前置きをおいて話始めた。

 

「まずはキアラン侯の病の話

 これは真実のようです、もう月3つ分は寝込んでいるとか」

 

「おじいさま・・・」

 

言葉で受け止めていても、いざ真実と聞かされれば堪えるものがあった。

 

「そのことでは、こんな噂もありました・・・

 キアラン侯の病は毒を盛られたからだ・・・と」

 

「毒!!」

 

『やりそうなのは1人くらいしかいなさそうだがな』

 

「そうだね・・・これだけ権力を持って動かしてるなら多分・・・ね」

 

ユーリとマークはもうあいつしかいないだろと口にする。

多分、口に出さずともみんなそいつだと疑っているのではなかろうか

 

「どうして!? 毒を盛られてるのがわかってて

 犯人もわかってる!なんでそんなことが許されるの!?」

 

感情のままに怒りをあらわにするリン。

しかし、これは犯人がわかっていてもどうしようもならないことだった。

 

「・・・証拠がないんでしょう・・・」

 

「その通りです、キアラン侯側の臣下はみんな姿を消したとか・・」

 

窘めることが出来る者はみんな駆逐され、次期キアラン侯では無いかと言われているラングレンに

わざわざ、糾弾する諸侯もいない。

ましてや、民の噂だけでは何も起こせない。

 

「最悪なのはこれからです。

 マークの予想が当たっていたと言うことですが・・・」

 

「やっぱりか・・・・」

 

顔に手を当て、起きて欲しくなかった

嫌な予想ばかり当たるとマークは悲観した。

 

「どういうこと?」

 

「キアラン領まで、数多く戦ってきた・・・

 それでも、ここまで負けなかった

 なら、野心家のラングレンなら、キアラン領に入れば確実に仕留めにくるな

 とは思ってたんだ。やり方も何となくね」

 

「ラングレンは領中に触れ回ったそうです

 キアラン侯爵の孫娘を名乗る偽物が現れたと」

 

『つまりは、リンはキアランの乗っ取りを狙っていると

 いや、この場合はケントとセインがかな』

 

「ええ、裏切り者のケント、セイン両騎士が

 城の乗っ取りを狙って偽の公女を連れてきたと」

 

「なに!?」

 

「我らが裏切り者だと!!」

 

 

キアランに忠を尽くしてきたケント達に取っては受け入れられる言葉ではなかった。

だが、ケントとセインは現、キアラン侯爵の命令を受けた騎士。

ラングレンにとっては邪魔な存在でしかない。

 

「私が・・・偽物?」

 

「何か証明出来るものは無いんですか?」

 

「母さんは、駆け落ちで出てきたから、リキアのものは何も・・・」

 

『侯爵に会わせる!

 それしかないだろ。例え、力ずくでもだ』

 

顔が母親にそっくりでも、世の中には似た人がいる。

それを連れてきたと言われればどうしようもない。

 

『今までとやることは変わらないだろ?』

 

ユーリはみんなを元気づけるように言った。

 

「ええ、必ずお会いする!!」

 

「でも、その前にやることがあるよ

 このまま、城を攻めれば、扱いは賊と同じだ

 近隣の諸侯に出てこられれば負けは確定する」

 

「なら、どうすれば・・・」

 

このまま戦っても勝てるかもわからないのに、援軍を出されれば如何に強くても負ける。

相手が弱くても、疲労すれば負ける。

少しの傷でも、重なれば大怪我となる。

数の暴力には、生半可な力ではあらがえない。

 

『エリウッドがまだ、カートレー領に居るんじゃなかったか?』

 

「さすが、ユーリ良い勘してる」

 

同じリキア国内の貴族のエリウッドなら諸侯も話を聞いてくれる。

そして、エリウッドはこちらの事情を知っているため協力してくれる確率も高いとマークは踏んでいた。

 

「なら、もう一度カートレーへ行きましょう!」

 

一行は時間を惜しむように、来た道を戻る。

まだ、エリウッドが居てくれることを信じて・・

 

 

 

 




書いてて、思うこと
戦闘描写なんて、上手く書けない・・・・(^_^;)

だれか・・・上手い書き方をーーー!!


以上 whiterainでしたー

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