機動戦士ガンダム U.C. HARD GRAPH 名も無き新米士官の軌跡 作:きゅっぱち
SS書くのってムズイわ。
さあさあ皆さんお待ちかねー!!
海で水着なサービス回だよ!!
海に行くイレブンとは言いませんが……フォース?
人は、生まれたその時から死へと向かっている。
死は絶対であり、それを含めた人生の集大成だ。
人は生きる。限りなく限られた時間を消費しながら。
人は生きる。自分のために。人として、何かを成すために。
人は生きる。だからこそ、その一瞬は、限りなく輝いて見えるのだ。
U.C. 0079 8.16
「海だーっ!!ビィィィィィィィチボォォォオォォォォオオイズ!!!」
「……なんだそりゃ?お前は海を見た事のない岐阜県民か?」
※岐阜県民はそんな事言いません。多分。
「綺麗な海ですね。とても青だけでは言い表せない、不思議な色合いです」
「……パラソルを立てて来る…」
奇声を上げ海へ突撃して行く伍長を見、中尉は呆れながらも口元を綻ばせる。
伍長は着ていた服を脱ぎ捨て、既に水着だ。プールがある日の小学生かおまいは。拾う軍曹の身にもなれや。
人で賑わう海岸は、ギラギラと照りつける太陽に灼かれ輝いている。
一陣の海風が上等兵の髪を撫で、サラサラとその長く艶やかな長髪を揺らしていく。そこだけ絵画のように切り取られた美しさに、周りのギャラリーが見とれている。
海の家からは美味しそうな匂いとともに煙が上がり、屋台は声を張り上げている。
その上をカモメが飛び、鳴き声を上げながら飛び交う。
「では、私は着替えて参りますね」
「……そうだな。中尉、キャンプ設営が終わったら、俺たちも続こう…」
「だな。……楽しもう!軍曹!」
「……あぁ、この衆人環視の中、暗殺はほぼ不可能だ……まぁ、警戒するに、越した事は無いが……」
「…………………………そうだね…」
平和だ。戦争は、どこだろうな。
俺と言い、軍曹と言い、最前線に居過ぎたな……戦争を探すクセが……。キャンプ設営とか言ってるし。
船も近づけないエリアだし、海風と逆光で狙撃も厳しいだろうな、と考える俺も俺か。
「あはっ!あははばばびばばばば……」
伍長は波にもまれものっそい事になってる。けれどテンションは爆調のままだ。
つーか潮水の中目ぇかっぴらいて笑いながら転がる姿はホラーを通り越してもはやグロテスクだ。
つーかぶっちゃけおどろおどろしい。祟り神に似た何かを感じる。
「………」
「凄いですね」
「すべて海のせいだー!!あははははっ!!」
まぁ楽しんでるならいいか……俺も楽しもう。せっかくの海だからな。
「じゃ、着替えてくるわ。荷物任した」
「…了解……」
更衣室へ入り着替える。グレーベースの迷彩柄が入ったズボンタイプのものだ。高校の時買った。420円で。
「入っちまうんだよなぁ……まぁ、どうでもいいか…」
中尉は中肉中背で、筋肉があるように見えない。皮も厚くなく、皮下脂肪も少ない痩せ型であるのにも関わらず筋肉がはっきりとしない体質だった。身体こそ鍛えられているがそうは見えない。
人から見たら痩せているように見えるレベルだ。そこまで大柄でも無いのがそれに発車をかけている。
因みに顔も高校あたりからほぼ変わっておらず、童顔のままである。
「これも……まぁいいだろ…何か言われたらテキトーにごまかしゃ…」
それだけ見たら、ただの一般人でいいのだが、中尉にはとても一般人とは呼べないシロモノがあった。
それは右半身から背中にかけての大量の裂傷痕と火傷痕だった。そのおかげと言っては何であるが、右手右足の擦過銃瘡、左腕の貫通銃瘡はあまり目立たない感じである。
右半身のものはあまり目立たないものの、背中の大きな裂傷痕と焼け爛れ引き攣りケロイドと化している部分は誤魔化しようが無かった。隠しきれない大きさのものは正面にもあり、左の脇腹には破片の貫通した後が弾痕の様に残っている。明らかにカタギの身体では無くなっていた。
それらは"マングース"撃墜時の傷痕だった。機体に"ザクマシンガン"が擦過し、砕け散った
再生治療技術もそこそこ発展こそしているものの、中尉にはそれを消す理由もなく、ほったらかして居た。
「待たせた」
「…傷、問題は無いのか……?」
「傷自体は完治してるし、少し染みるかも知れないけどそれぐらいだ」
「……ならいいが……荷物も細工がある。防犯対策は大丈夫だ……」
細工?鍵的な?
「ありがとう。なら……」
「少尉ー!一緒に泳ぎましょー!」
「……お呼びだぞ…?」
「…あぁ、行ってくるよ」
ぶんぶん手を振っている伍長が呼んでいる。面倒いし俺も階級でいいか。周りの人もこんな時バカンスに来てる軍人なんていねーだろと納得してくれるだろ。
「少尉ー!こっちこっちー!浮き輪もあるよー!」
伍長は白のビキニだった。ワンピースといい白がお好きらしい。頭にはどこに持っていたのかゴーグルを着けている。
身体中に水滴を纏わせ、太陽の反射をいっぱいに受け輝く伍長は、魅力的だった。
「叫ばなくても分かるって。つーか伍長、ヘアピン外して来いよ。無くすぞ?」
「あれっ!?じゃあ少尉、持っててくれますか?」
「あぁ、構わんが……ん?リボンも付け…たのか?」
受け取ったピンはヘアピンで無くマジもんのピンだった。グレネードの。
………確かにほぼ同じ形だしそれにリングが付いてるだけだから使えん事も無いだろうけど……。
なんか見た事あんなと思ったらそう言う事か……。
付いてるリボンも真っ赤なRBFリボンだ。何この子?
「そんな事より少尉……ど、どうですか?」
頬を赤らめ、すこし挙動不審になった伍長が聞いてくる。何とは言わない、水着の事だろう。
「うん。いいんじゃないか?伍長に良く似合ってるよ」
「そうですか!!ふふっ!やった!」
今朝『昨晩は お楽しみでしたね』と言って来た兄をはっ倒した時に兄に言われた事を思い出す。『ビーチでは取り敢えずホメとけ』。あんたは人を何だと思っているんだ。
「じゃあ時間もあるしノンビリ泳ぐか。昼メシは軍曹がバーベキューしてくれるってさ」
「やったぁ!じゃあそのためにも泳ぎましょう!!さぁさぁっ!!」
またしてもどこからとも無く取り出した浮き輪を抱え、伍長が中尉の手を取り歩き出す。いつかハリセンでも取り出しそうな勢いだ。
2人ならんで砂浜を歩きながら、中尉は伍長の顔を盗み見る。
そんな事など梅雨知らず伍長は太陽にも負けないような輝く笑顔だ。
それが見られただけでも、今日は来てよかった。そう思えた中尉だった。
でも、海の家の名物、クソマズい焼きそばを食べるのも良かったかも知れないな、と考えるビーカーだった。
『んなもん叩き割っちまぇ!!』
しかもアレ三角フラスコじゃね?
「……焼けたぞ?」
「分かった。ありがとう。よし伍長行くぞー」
「はーい!やったぁ!!肉ですね肉!ニンジンいらないよ!」
軍曹が呼びに来る。軍曹はやはりバッキバキで、もはやターミネーターと言われても遜色無いレベルだった。
「では揃ったところでいただきましょう」
そう言った上等兵は上からパーカーを羽織り、腰にはパレオ?のような物を巻いている。詳しくは知らんけどまぁそんな感じ。
軍曹は迷彩柄のボクサー・パンツタイプだ。説明が短いのは男だからです。
「「いただきます」」
「ます」
「……召し上がれ……」
バーベキューは文句無しに美味かった。まぁマズいバーベキューは食った事無いけど。
しかし断言出来る。伍長がつくったらこれまた微妙な味になるだろうと言う事を!!
「上等兵さんの水着もきれいですね〜。細かいディテールがいいと思いますよ?」
「そ、そうですか……ありがとうございます……?」
何だソレ?褒めてんの?ねぇソレ褒めてんの?プラモデルじゃねーんだから…。
「そーえば上等兵さんは泳がないの?」
「すこし泳ぎましたが……何分肌があまり強く無いので」
だから上に羽織ってるのね。
身体の殆どは布で覆われているが、そこからスラリと伸びる手足は真っ白だ。
女性の事は普段全くと言っていいほど意識せず何も考えていない中尉でも魅力的だと感じた。それ故ナンパとか来るんじゃ無いかと思ったが近くに軍曹がいるからねぇなと思い直す。伍長は勝手に犯罪だと思われるだろ。
「……手伝って、もらった…」
「はい。軍曹に比べ、腕は数段劣りますが」
「いえ、美味しいですよ。伍長、教えてもらうのはどうだ?」
「……既に、少尉、軍曹、上等兵さんから教わっているんですが…………成果は……………ふふっ………」
「「………………」」
何でだよマジで。そしてこれ以上どうすればいいんだよ。
虚ろな目ぇしてんなぁ……。
「…ま、まぁ!食後の運動も兼ねて、スイカ割りとかどうだ!?」
「えっ!スイカ割りですか!!さんせーですやりたいです!!」
「私も興味ありますね。賛成です」
「……スイカ、割り……?何故割るんだ……?」
話をそらすためスイカを犠牲と差し出した中尉。そして狙い通り一瞬で機嫌を直す伍長。扱いやすい。
スイカは犠牲となったのだ。犠牲の犠牲にな……。
スイカ割り……割ると飛び散るから減るし後片付け大変なんだよな……。人間関係は、かくも大変なものか……。
「それじゃ!年齢順で!一番バッター!わたしちゃんが小粋に行きますよー!」
「なんだその人類が衰退した感の沸く名前は」
「ではこのレジャーシートの上に」
「でもバットねぇなそういや」
「ご安心を!木刀持って来ました!少尉へのお土産の!」
お土産に木刀を買うな!!中学生か!!
しかも他人へのお土産かい!!
その柄の『洞爺湖』はなんだ!?
お土産が欲望渦巻く"ニューヤーク"の街で消費者を守る美味しい
因みに
プリンシパリティ・ボイス社の"ジオン公国新聞"によると、ザビ家の嫡男ガルマ・ザビが大活躍だと言う事だ。あの坊ちゃんがねぇ……。
しかし主要な穀倉地帯を抑えられているのはキツイ。早くなんとか取り戻したいものである。
「…やった事無いのだが……何をするんだ?」
「おぅ。意外な。軍曹も知らない事あったんだな」
「同感です。なんでも知っているイメージがありました」
「…なんでもは、知らない…知っている事だけだ……」
「スイカを割るんですよ!ばしゃーん、と。目隠ししたままでです!」
「…それだけか。簡単すぎるな……」
「むむむ、そこまで言うのなら!年齢順は変わりませんが高い順で!軍曹どーぞ!」
「はい軍曹、コレを持って」
「目隠ししますね?」
「むっ……」
目隠しをしクルクルと軍曹を回す上等兵と伍長。幾ら何でも回し過ぎな気がする。酷く無いか?と即席で落とし穴を掘りつつ中尉は思った。
軍曹が目を回すイメージ出来ないけど……イメージするのは常に最強の軍曹だ。
つーか回ってても身体の軸に全くブレが無い。立体機動出来るレベルだわ。
軍曹が目隠しをし手に木刀を持ち立つ。
そんな軍曹の前にはシートの上に置かれたスイカ。
風が渦巻き、海藻の塊が転がっていく。1人と一つの間に、緊張した空気が流れる。
これで夕方だったら言う事無かったな。
「はい!スタートです!!そのまま左後ろですよ〜」
「いやいや!軍曹!右みぎ!」
「ウィザード01からブレイヴ02へ。目標は4時方向、距離8。目標に以前として動きは見られません。ここは一気に畳み掛ける事を推奨します」
テキトーな事を言う伍長。取り敢えず伍長の逆向きで混乱を狙い、なおかつ落とし穴へそれとなく誘導する中尉。一名完全な指示をだす上等兵。
そして、それらを全く無視し、見当違いの方向へ歩いて行く軍曹。その先にあるのは荷物だ。
「軍曹ー!そのままそのままー!」
「逆!逆だっ!!」
「ウィザード01からブレイヴ02へ。そこは作戦エリア外です。速やかに180°回頭し目標へ向かってください」
「…問題無い…」
軍曹は荷物傍にしゃがみ込み、ピンをとり
その
問題しかねぇぇぇぇっっっ!!!!
「ストォォォォォォォォオオプッッッ!!ストォォォォプッ!ストップストップ!!!それダメ絶対ぃぃっ!!」
「軍曹ー!それ反則ー!ダメですって!!」
「軍曹!それは
「……ダメなのか……」
「ダメです!」
「……任務、了解……」
ショットガンをしまい、またもグレネードのピンを抜きブービートラップを仕掛ける軍曹。それを何で目隠しの状態で平然とやってるの?
因みに上等兵の言ったROEとは
簡単に言えば軍隊や警察がいつ、どこで、いかなる相手に、どのような武器を使用するかを定めた基準の事で、主に武器を用いてもよい時、場所、相手と、用いるべき武器に加え、上官からの明示的禁止がない限り、兵士が指示を受けずに取ってよい行動を定めるもの、または上官からの明示的指示がなければ取ってはならない行動を定めるものである。
「軍曹反則です!なので一回休み!!」
「……了解……」
「次は、私ですが、伍長先にどうですか?」
「えっ!いいんですか!やった!見てろよ!スイカめー!」
何故そんな親の仇のような事言ってんの?
お前と過去のスイカに何があったんだよ。タネ食べ過ぎてヘソから芽が出たりしたの?
つーか誰か、許可も無いショットガンを平然と持ち歩いている軍曹に何か無いの?ここ日本だよ?グレネードもだよ。
「軍曹、アレはダメだ。そもそもなら何のための棒だ」
「……アレで周囲を探り、如何に効率良く割るか、かと……」
「説明不足でしたね。すみません。あの棒で割るんです」
確かに一理あるけど、日本という土地から少し連想して欲しかった。
つーか軍曹その棒すら使ってねぇ。全部覚えてたのかよ……。
「あのブービー、荷物吹き飛びそうなんだけど……」
「……あれは
「……そ、そうか……いや……土地柄……」
「あわっ、あわわわわ…ちょっ! 回し過ぎで! 遠心力が! 助けてニュートン!!!」
「あっ!やべっ!」
お喋りしながらやってたら回し過ぎた。
でも結構しゃんと立ってるな。なんで?
その足元をシャカシャカとカニが通り過ぎて行き、波間に消えて行く。
「ふふっ!驚きますたか中尉!私の人生はこのためみあったのだほ!戦車にのひ船で酔い飛かう機で酔いMSにのふ。そう!酔いに強くなひました!中尉も耐Gにいいっていってまひたし!」
いや、ダメっぽいぞ?コレ。
いや、"中尉"って言ってるし酔ってた方が……酔拳かよ!!酒には激弱だけどな。
それに耐Gと三半規管は関係なく無いか?
「まぁ……右だ右」
「右の後真っ直ぐです」
「……大股8歩の位置だ……」
皆嘘をつかない。割って欲しいのかただ単に華を持たせたいのか。
「わっかりました!見てて下さいよ〜少尉!」
おっ、口調が元に戻ったが……。
「ありゃりゃ?どこ行く気だ伍長?」
「伍長違います。ズレてます」
「……方向感覚皆無だったな……」
「ええっ!?ここは誰!?わたしはいつ!?」
真っ直ぐ歩いているつもりだったのだろう。モロ右へと曲がって行く。
「伍長、特にありませんでしたか?」
「何がです?」
「……傷、心配していた…事か…?」
「はい」
「軍曹が安心させてくれたそうですから、大丈夫ですよ。それより、今は、楽しみましょう」
「…そう、だな……」
「はい」
ま、それで見るのがコレなんだけどね。
うん。伍長を砂漠で歩かせたらマズいな。あっという間にその場近辺でグルグル回るを繰り返して干物になるだろう。
人間は利き足の方が基本的に力が強くよく踏み込むため、このように地面に足がめり込む場所で目印が無いと真っ直ぐ歩いているつもりでも曲がってしまうのだ。伍長のはあまりにも酷いが。
「うわぁっ!!」
「ありゃ」
「伍長……」
「……………」
「痛ぁっ!!っととと………あばぁっ!!」
「あーあー」
「大丈夫ですか?」
「……はぁ……」
グルグル回り落とし穴を踏み抜き、カニに挟まれ、コースを外れに外れ、もはや助言してもどうしようもないため見捨てられた伍長は海に突っ込んだ。そのまま波に足を掬われ転げている。
「うぅ……少尉ぃ、わたしを導いてください……」
「いや、多分ムリ」
「うぐっ!!」
その後上等兵と中尉が危なげなくヒットさせ、軍曹が上手く割った。伍長だけ何もしてない感がハンパ無いが楽しんでるからいいだろう、多分。
「美味しいですねぇ。わたしまるいスイカは始めてです」
「全くだ。スイカは美味い。俺はメロンよりスイカだな」
「いいスイカですね。大変美味しいです」
「……ふむ………」
どさくさに紛れ真ん中を取った中尉と、大きいからと言う理由からはじっこを取った伍長がスイカにかぶりつきながら言う。いつも見てていい食べっぷりだ。微笑ましい。
上等兵もその口元を拭きながら同じ事を考えてるに違いない。軍曹は糖度メーターを取り出し計器とにらめっこだ。どっから取り出したんだんなもん。つーかどこで売ってんだよ糖度メーター。
「俺はまるばっかだなぁ。四角いスイカ、昔流行ったっけ……」
「スペースノイドは生産及び輸送効率の関係から四角い果物が当たり前だとの事です。味は落ちますが」
「……L.L.L.Aの、キュービックフルーツか……」
「品種改良の真っ最中だそうです。四角くしても味が落ちないようにと」
上等兵がピッと指を立てつつ言う。
その姿はまるで教師のようだ。
「そうですよ!バナナも四角いんです!地球の自然のままの形のやつが美味しいですねぇやっぱり…
本物の海も、実は始めてなんですよ!」
「
「だから"本物"は始めて、なんですよ!ありがとうございますね少尉!うふふっ!」
「そこも凄いと聞きますが」
「…"アナハイム・ジャーナル"でも、特集やってたな……」
「戦争が終わったら招待しますよ!親が
「宇宙旅行、いいかも知れませんね。私の親も私自身もエア ユナ社を初めとしたコネクションが多々ありますし」
「……
夢も、希望も、未来の想像もいいものだ。生きる原動力なり得る、人の人たる所以の一つ。
「軍曹もコネすごかっよな……よし、みんなで泳いだ後、3人の前では霞みますが、俺もコネを発揮しましょう!温泉貸し切りです!」
「やったぁ!温泉も始めてです!ワクワクするなぁ〜」
「日本の温泉は世界有数と聞きます。楽しみです」
「……なら、しっかり身体を動かさなくてはな……」
「はい!行きましょう!!ほら早く早く!!」
「今行きますよ伍長。ふふっ」
「よし!いっちょ泳ぐか!」
「…今度は、サーフボード持ってくるか……」
「「出来るの!?」」
『海は広いな、大きいな』
休暇は、まだ始まったばかりだ…………………
最近戦闘のせの字も出てきません。
戦闘ばっかだと疲れますが、早いとこさ書きたくなって来ました。
人間とは不思議な物です。書いてると戦闘書くの疲れる、ってなるのに。
書き溜めが暫く戦闘無いので、書いてて面白みもないです。なんでこんな事になったんだか(笑)。
まぁのんびりやって行きます。
次回 第四十九章 一番熱い夏 〜この夏最高の思い出を〜
「ここから先へは行かせん……」
お楽しみに!!