機動戦士ガンダム U.C. HARD GRAPH 名も無き新米士官の軌跡 作:きゅっぱち
早いとこさマン・マシーンインターフェイスの発達を願いますね。BDIシステム的な?
思った事がそのまま文書になったり、電脳化してネットにダイブしたり。
未来は、すぐそこまで来ていると思いますから。
きっと、この物語はフィクションですが、10年、100年後は定かではありませんから。
兵士は、戦う。
自分や、大切なものを守るため。
だから、破壊する。それを非難するのは、お門違いというヤツだ。
彼らはただ壊すだけの存在ではない。
その破壊の先にある物を求めるている。
破壊と再生はコインの裏表なのだから。
その矛盾をはらみながら、兵士は今日も戦っている。
U.C. 0079 8.2
透き通る青い空の、遙か上空を"デプ・ロッグ"と"フライ・マンタ"を主軸にした航空機部隊が通り過ぎて行く。
太陽の眩しさに目を細めつつ、マテ茶を片手にそれを見上げる中尉は、思わずその光景に目を奪われた。
空を飛ばなくなって久しい。けれど、その憧れはまだこの胸の中にある。確かにあるのだ。
航空機部隊の行き先は知っている。その目的も。これほど大規模な部隊が派遣されたのは、ジオンの中南米諸島にある主要基地へ爆撃を加えるためだった。
以前は
現在中南米の制海権、航空優勢権はほぼ連邦軍にあると言ってもいい。"ジャブロー"からの情報曰く、北米でも一部航空優勢権を保持しているところもあるとの事だ。
そのため、中南米のパワーバランスをこちらに傾けさせ、"ジャブロー"の安全を少しでも確保したい、というのが本音なのだろう。
そのため、爆撃機部隊を編成、中南米諸島に遍在する各基地に爆撃を加えその弱体化を促す予定である。
「…隊長、聞いていますか?」
「うん?あ、すみません…」
「少尉ー。話はちゃんと聞かなきゃっていつも言ってるのは少尉だよー?」
「む……で、伍長は分かったのか?」
「え?えぇーっとぉ……」
「……もう一度、か……?」
「はぁ……」
現在中尉達は以前気化爆弾で破壊した基地にいる。
"ジャブロー"にその情報を伝えた途端、そこを滑走路だけでも整備しろとの御用達であり、MSを動員し徹夜で瓦礫をどけ、"ロクイチ"にドーザーをつけ平らに慣らし、整備したのだった。
今現在基地は大騒ぎだ。"ミデア"が頻繁に飛び交い、その上を爆撃機が編隊を組んで通過する。重機が唸りをあげ残骸をどけ、そこに簡易施設を立ち上げて行く。
因みに中尉達のMSはオーバーホール中だ。やはり試作品、あちこちに細かい不具合が出ていたのだ。特に伍長のと中尉のが。軍曹のは殆ど出ていなかった。
操縦がまるっきり違うらしい。それはある程度しかシェア出来んなぁ……。やはり、腕の差か。
目まぐるしく変わり、移って行く目の前の景色に。なんだこりゃ?と伍長と仲良くポカンとしていた中尉は軍曹と上等兵から説明を受けていた。
「……つまり、ここを橋頭堡に、中南米を奪還する、という事か?」
「…その先陣を切るのが、また俺達だ…」
「はい。要約するとそうなります。次の目標はここ一帯のジオン軍を支える一大拠点、"グアンタナモ・ベース"です」
「つまり、私たちは活躍した、という事ですね!!だからご褒美ですかねぇ……うふふ」
「……そ、そうだな…」
「…そうですよ?流石ですね伍長」
「えへへー。そうですか?上等兵さん大好きですー!
その髪型もいいですよー!!」
「ありがとうございます。そう言っていただけると、流石に気分が高揚しますね」
結局何も分かっていなかった伍長に苦笑する中尉、引きつりながらの笑顔で伍長の頭を撫でる上等兵に抱き着く伍長。軍曹は既に我関せずといった様子で新武装の説明書を読んでいる。
今日の上等兵は髪を下ろしていた。気づかなかった。
そうそう、それに"ミデア"がもたらしたのは情報と基地設備だけでない。次回の作戦に役立つだろう資材を補給を兼ね持って来てくれていた。
一つは、"陸戦型ガンダム"用バックパックだ。これを軍曹達の"陸戦型GM"に取り付ける事となっている。
コレで機動力が20%増加するらしい。"陸戦型ガンダム"との速度差が減り部隊行動が更に容易になるとの事だった。
次は、新武装だ。YHI社製の要塞攻撃用の新兵器、"180mmキャノン"だ。それに背部ウェポンコンテナユニットも併せての補給だった。
これは軍曹が使う事になっている。そのための"陸戦型ガンダム"用バックパックと言えるだろう。
そして、新装備はもう一つあった。今回、伍長の言う「ご褒美」だが、中尉にはそうは思えなかった。
どちらかというとおちょくられている気がする。関係ないかも知れないが、ジョン・コーウェン准将のイタズラっぽい顔が思い浮かんだのはナイショだ。
その装備の名前は"ガンダム・ハンマー"。全くふざけているとしか言い様が無い。
要するにMS用フレイルである。トゲトゲが付いた鎖鉄球だ。
バカだ。バカ過ぎる。開発者は酸素欠乏症にでも罹ってんじゃないのか?
いや、確かにパイロットに衝撃を与える武器は有効だ。それは良く分かっているが……これは無いだろ。
開発者曰く、宇宙空間においてはエネルギーの消耗が少ないわりに威力は大きく有効な兵器、らしいが……ここは地上だ!!持ち上げてぶん投げるのにエネルギーがかなりいる上、またフレーム、駆動系に負担をかけるわ!!
いや待て、宇宙でも踏ん張れ無かったりで使いづらいんじゃ?
新型"バズーカ"も予定されているが、それは今YHIとブラッシュ社がコンペ中らしい。そんなんどうでもいいから実物をくれよ。どうせスーパーノヴァの2機みたく結果的にどっちも採用されたりすんだろ?
「中尉、ここにいらしたのですか。通信が入っています。部隊の主要メンバー、コーウェン准将に会った時のメンバーで"ミデア"362号機へ向かって下さい」
「あ、はい。すみません」
「時間が惜しいので、お早めにお願いします」
「分かりました」
「では……がんばってね?」
今回の補給の総指揮官であるアジャン中尉だ。それだけ告げるとすぐ行ってしまった。
忙しいのだろう。いつも忙しなく働いているからなぁ……。
「何かな?」
「さぁ……軍曹は分かりますか?」
「……いや。それより、整備班長と少尉を呼ぼう…」
「そうだな。3人は先に向かっていてくれ。呼んで来る」
「…了解…」
「はーい!」
「ではお任せします。行きましょう」
通信かぁ……何だろ?アジャン中尉の最後の含み笑いも気になるなぁ……。まさか……軍法会議…?!
アレは不可抗力です!!俺も『そうかい!!』しか言ってません!!
「おやっさーん!!少尉ー!通信が入ってまーす!」
「あぁ!?何だってぇ!?」
「通信です!通信!!」
「あいよー小隊長!今行く!!……ここは全交換しておいてくれ!」
「通販だぁ!?多分それは詐欺だ!!なんも頼んでねぇよ!!」
「おやっさん通信らしいっすよ」
「あぁっ!?早く言えよ!!」
「えええぇぇ!?言いました!!言ったんですよ!!必死に!!」
まぁ周りがガンガンうっさいのは分かるけど……なんか理不尽だ。
こうやって人は大人になって行くんだね……。
「で、誰からだ?」
「いや、聞かされてませんが……」
「俺へのファンレターか!?ジャクリーンちゃんならいいなぁ!!」
「何寝ぼけてんだ脳内おせち野郎」
「ここの暑さで頭のおめでたさにブーストが……花畑が満開だなぁ…」
「……ここの部隊に味方が居ないと分かった俺は考える事をやめた……」
「ま、行きましょう。急ぎの用事らしいですし…」
「装備の事か?」
「さぁ……何とも……」
ヘコんだ少尉のケツをおやっさんが蹴りつつ進んで行く。"ミデア"362号機の前では既に3人が待っていた。
「少尉ー遅いですよー」
「すまんな。このバカが……」
「えぇ!?」
「やはり貴方でしたか。貴方は他人に迷惑をかけ過ぎです。自重して下さい」
「うははははっ!!言われてっぞボウズ」
「……状況は分からんが、早くしよう…」
「全員集まりましたね?ではこちらへ…」
"ミデア"の搭乗員に誘導され中へ。大きなスクリーン付きの通信室へ通される。
「……これから通信が着ます。多忙なお方なので時間は2分です。技術少尉どの?くれぐれも粗相の無いように」
「……おおふ……」
「誰かな誰かな?あの有名なレビル将軍とか?」
「それは無いんじゃないか?コーウェン准将だろうと思うんだが…つーかなんでレビル将軍なんだ?」
「それ以外に偉い人の名前を知りません!!」
「俺はゴドウィン准将かエイノー少将だと思うんだが……」
「誰ですかそれー?」
「前世間話をな。MS遊撃隊に興味を持ってたっぽくてな……」
伍長をお菓子で誘惑してたコーウェン准将とは何だったのか?
そして准将や少将と世間話をするなよおやっさん……。階級とは何だったのか……。
「それが妥当でしょうね。軍曹はどう思いますか?」
「……ん、YHI…開発局主任…?」
三者三様の意見を交わしていると、ピピっという音と共に通信が入り、モニターに光がともり、左下にはカウンターが表示された。
初老で、髭を蓄えたどっしりとした男が映し出される。まさかの葉巻だ。
引き込まれそうな思慮深い目をした、不思議な感じのおじさんだが………
ま、まさか…………
『突然の通信済まないと思っているが…話がしてみたくてな。君たちの事はコーウェン准将から聞いておるよ……儂の名前は、ヨハン・イブラヒム・レビル……地球連邦軍総大将だ』
ま、マジだったぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!
「は、はっ、わざわざ通信いただき、感謝します!!」
「わぁ!始めまして。よろしくお願いしまうー」
えええぇぇ!?
「伍長!?」
「……はぁ……」
「……これが、あの……」
「………ぶ、部下の非礼をお詫びします………」
『はっはっはっ。儂は気にせんよ。楽にしてくれ……それで本題なのだが……』
「はっ!何なりと!」
ラクに出来るかぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!!
中尉はある程度冷静に見えるが、内心汗だっくだくだった。
最近こんなのばっか………。
『……コーウェン准将に聞いた時は驚いたよ…活躍は聞いている。極秘部隊であるため、戦果を残せないが……後にしかるべき地位を約束しよう』
「いえっ!私は構いませんが、部下達には……」
『ふむ、分かった。君たちには期待している。これからも頼むぞ』
「はっ!将軍殿も今後の活躍をお祈りさせていただきます!」
『時間を取らせて悪かったな…どうか、蝋燭の火を灯してくれ』
「今度また話をしないか?」
おやっさんんんん!?うまく纏まってたのに!!
『はっはっはっ。君か。コーウェン准将の懐刀は』
「うははははっ!!その通り名は御免こうむりたいですな」
『分かった。時を改めて必ず。ではな…マチルダ君によろしくな……』
通信が切れる。
「…………マジかよ…」
ポツリと呟く少尉の一言が全てを表していた。
全員無言で通信室から出る。搭乗員にありがとうを言い"ミデア"を出る。
「………なんか、トンデモ無い事になってきたなぁ……」
「だいじょーぶですよ!!」
「お前が言うなぁ!!」
「そんな事より凄くないですか!!当たりましたよ私!!」
「えぇ、驚きです……」
はぁ。どーすんだコレ?
これも、
「おやっさんも最後どさくさに紛れて何約束取り付けてんですか!!」
「上層部にモッテモテの大将にゃあ分かんねーよ」
「分かりせんよ!」
そして分かりたくもない!!
「ところで2人には、た~っぷりと話があるんだがなぁ?」
やっぱりかぁ………ごめんなさい………。
「……はい…」
「え?何ですか?」
「どうしたんですか隊長?」
「…アレか…」
「お、俺はこれで~」
少尉が逃げ出す。それを見つつ中尉は正座した。伍長はそれを不思議そうに眺めている。
「伍長も座れ。……何か分かってるか?大将?」
「……あの蹴り、ですよね……」
「あぁ!データ見ましたよ!流石ですね!」
「伍長、正座」
「えぇっ!?う〜ん……」
渋々といった感じで足を崩して伍長が座る。伍長それ正座じゃない。
「装甲が高価だって言ったよな?」
「はい…聞いてます…」
「フレーム含め歪みを直すのは、ルナ・チタニウムの加工の難しさからさらに大変なのも言ったよな?」
「はい…」
そこには、腕を組み仁王立ちするおやっさんに、正座し項垂れる中尉の2人が禅問答を繰り返す光景を不思議そうに見つめる上等兵に、何故か全く関係ないのに隣に正座する軍曹、アリがパンくずを運ぶのを眺める伍長というカオス空間が広がっていた。
「何で"陸戦型ガンダム"の右足のスネ、俺には歪んでいるように見えるんだ?錯覚か」
「……いえ……それは、足払いをかけたからです……」
「装甲はまだ交換出来る。だが、フレーム矯正の手間は知ってるな?それに応力検査機器は高く繊細だからここには無い。この意味が分かるか?」
「……はい。部品研究部の施設か、
「予備パーツに余裕は無いのにな?」
「……はい…」
「なぁ、"陸戦型ガンダム"の脹脛側部の"ビームサーベル"は飾りか?何のための格闘兵装だと思っている?」
「……いえ、その……」
上等兵は理解したようだ。
実はMSの四肢を利用した格闘は推奨されていない。このようにフレーム、駆動系に多大な負担がかかるからだ。MSの性能上可能であるが、前線の整備班には渋い顔をされるという事か。
そう、格闘を行うと確実に衝撃が四肢に蓄積されるのだ。
それら自体は実戦では問題ないレベルではあるが、それが後々大事故になってからでは遅いのだ。
足でさえこうなのだ。繊細な動きをするマニュピレーターで殴るなど言語道断。最悪ぶっ壊れるか、正常に手を動かせなくなる。
今回こそ何も無かったが、最悪それが戦闘中に起こる可能性もある。だから推奨されないのだ。
「俺は、整備屋だ。常にベストを尽くすが……分かるな……?」
「はい…申し訳ありませんでした……」
「これで終わりだ。次!伍長!!」
「ひゃい!?何ですか?」
「……なんで軍曹まで正座してるんだ?」
「……連帯責任…」
軍曹……。よく分からないけどごめんなさい……。
「あら、なら私もしましょうか」
「えええ!?いいですよそんなの!」
「そうだよー。上等兵さんはフカフカのイスがいいよぅ!」
「……そうだぞ?これは俺達MSパイロットの……」
「あら?なら私はその指揮をしていました。責任はあります」
「……はぁ、まあいい。伍長は分かるか?」
「何がです?あ、おやつはちゃんとお金の中に収めましたよ?」
「……MSの話だ……!」
隣で上等兵が口元を押さえ震えている。中尉も同じだった。プルプル震えて小石が食い込んで痛い。
ある種のテロだコレ。
「伍長、何発当たったか覚えてるか?」
「はい!シールド含めて130発以上ですね!!」
よく無事だっなオイ。
因みに伍長、帰還後ごめんね~でもありがと~って泣きながら"陸戦型GM"を撫でていた。お詫びとか言ってカーワックスをどこかから仕入れて来て塗ろうとしたのは驚きだった。なんなんだよその発想は。
的になりたいのか!っておやっさんに没収されてたけど。
その前にバケツ一杯分じゃ足りんやろ。
結局交換された装甲に頬ずりしていた。思考回路が理解出来ん………。
「伍長の命中弾は?」
「………"ランチャー"含めて6発です……」
「…………ぶふっ……」
「あぁ~。酷いです上等兵さん~」
「いえ、申し訳ありませ…ふっ……」
笑いたくもなるわな。
プルプル震える上等兵の気持ちも良く分かる……6発だ!6発以上、生き延びた奴はいない!!
「伍長……弾も、装甲も、シールドもタダじゃないんだ……そういう事だ……"ランチャー"も敵のシールドにぶち当てやがって……」
「……はい……うぅ……」
正直おやっさん、後半諦めてるか飽きてんだろ。
どちらかというとそんなにバカスカ喰らった事への心配だろうな。
大丈夫だよおやっさん。伍長がアレなのは元からだから。
「大丈夫ですよ。そうですよね、隊長」
「あぁ、一緒に練習しよう」
「はい。私も付き合いますから。軍曹もいいですか?」
「……構わない……」
「……コレで終わりだ。でも、無理は絶対にするなよ?いくら壊してもいい。だから帰って来い!!」
「「はい!!」
おやっさんが歩いて行く。その後ろ姿に立って敬礼をする。
横を見ると伍長が震えていた。
「どうしたんだ?」
「足が……痺れました……」
「…………」
「…それに、おやっさんは怒ると怖いです……」
「よしよし」
正座ですらないのに……。
伍長をおんぶする。そのおんぶされた伍長の頭を上等兵が撫でている。妹が出来た気分なんだろう。家族構成は聞いていないが、手慣れたものだ。
「……うぅ、お姫様抱っこにして下さい…」
「何言ってんだが……」
「……取り敢えず、コーヒーブレイクにするか……」
「賛成です。軍曹、淹れ方を教えて下さい」
「…構わない……」
「…うー、クリーム多めで…」
「全く……ふふ、あはははは!」
「あははははっ!」
「ふふっ」
「………ふっ……」
4人揃って笑い合いながらベンチに向かう。軍曹も最近唇を少しぐらい歪める程度だが、感情が顔に出て来る事が多くなってきた。
今機体は本格的なオーバーホール中。手伝える事は一つもなく、また無理に手伝おうとしても邪魔になるだけだ。
おやっさんが少尉を怒鳴りつけ、少尉がまた走り回るのを見ながら、中尉は2人がコーヒーを淹れるのを伍長と並んで待っていた。
白い軌跡を描く、飛行機雲の尾を引きながら、頭上を爆撃機の編隊が飛び過ぎて行く。
中南米諸島奪還作戦開始まで、時間はまだまだあった。
『彼は、彼らこそが、"ニュータイプ"なのかも知れんな』
飛行機雲がたなびく、この空の下で………………………
今回は兵器としてのMSを整備班の目から語ってます。
兵器は信頼性が命。ちょっとの不具合が即死に繋がります。
そのためアニメでは平気で格闘しますが、それに対する反論というか何かですね。
私自信はMSの格闘に賛成派ですが。MSという人型ヴィークルの最大の特徴ですから。
まぁ明らかに斬った方が早くて確実な時に蹴っ飛ばすのはなんかと思いますけど。お前だ青い羽付き!お前のラケルタはなんのためにあるんだ!
でも人間などの生物と違い、新陳代謝が無く痛みを感じない分このような問題が噴出しますね。
マットさんやノリスさん、ティエリアさんやどこぞの殴り合い宇宙の人達も殴りすぎです……人間だって殴って骨折したりすんのに……。
またも新兵器の登場です。一昔前のアニメみたいですね(笑)。
スカッとしますね、ハンマーぶっつけたら(笑)。しかし08小隊でも06小隊あたりが装備してたりとなかなか人気のようです。
中尉はボロクソ言ってますけど(笑)。
次回 第四十一章 湾岸基地攻略前夜
「私に良い考えがある!」
お楽しみに!!