GANTZ観察日記   作:時械神メタイオン

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Mission 02. Bonus Itemをメニューから選択してください.

6月16日

 四回目のミッションに呼ばれた。今日は余力があるので、記述してから寝ようと思う。

 敵の呼称は “ネギ星人(β)”。人間大の星人が一体だけだった。

 俺が透明になって、中距離から射撃しただけでミッションが終わった。「ねぎ、ねぎあげますからぁぁぁ!」という、謎の断末魔を残して四散。あまりに呆気なく終わったので、おっさんに「本当にこれだけなのか?」としつこく確認してしまった。

 

 俺氏54点。おっさん97点。新人二人は0点。追加メンバーは、無し。

 

6月17日

 久々に訓練に呼ばれた。新人2人も交えての4人での鬼ごっこ。

 部屋での呼び名はおっさんが「おっさん」、新人二人は「大学生」と「高校生」、俺が「ナポリ」だ。「大学生」も「高校生」も、アリストテレス星人との戦いを生き残っただけはある。逃げるのも鬼をするのも抜群にうまい。

 モジュールを操作しながら鬼ごっこって有り体に言えば「歩きスマホ」だからな。

 モジュールの画面見て、相手がそこにいることを確認するのに要した数瞬の間に、スーツで強化したジャンプ力で無理矢理距離を取られるのだ。透明化しての鬼ごっこは抜群の反射と判断力を要求される。

 俺が逃げようとしたときは、真上にジャンプしたところを鬼だったおっさんにはたき落とされたが。

 

「袋小路に逃げ込むな。壁を背にするな。逃げ道は360°平面で用意しておけ。アリストテレス星人のときの反省が生きとらんぞ」

 おっさん。踏みつけながら説教するのはやめてくれ。地味に心が痛い。

 

 それで、なかなか反省が生きない俺とは対照的におっさんの教えをスポンジにみたいに吸収する新人二人。

 気がつくと、鬼の順番が、俺→誰か→俺→誰か……という順番になってた。狙い撃ちにされたわけではなく、「単純に動きの悪いやつ狙ってたら」こうなってたらしい。ちくしょう。

 

6月18日

 銃の訓練は新人二人には既につけた後らしく、今日から別の訓練に入ることに。体育館借りてのドッジボールだ。

 

6月19日

 体中が痣だらけで痛い。

 練習には参加した。痛いほうが死ぬよりはマシだからな。

 

6月20日

 おっさんにスーツを着ての練習を提案するも、「ボールを何個潰すつもりだ」と却下された。

 あと、「いいところに入れば、一発でスーツをオシャカにできるんだぞ」とも念押しされた。

 結局、また練習で痣を増やすことに。

 

 あとあと考えてみたが、スーツに較べればドッジボールなんて豆腐みたいなものだから、どれだけ強く当たってもスーツが壊れるわけないだろ。

 

6月21日

 もはやまともに参加することは諦めた。ひたすら避けることに専念することにした。

 

6月22日

 避ける先を予測して投げるという離れ業に対応できず、おっさんに幾度となくアウトにされた。

「動きが読み易すぎるぞ」とおっさんに呆れられた。

 

 

7月1日

 昨日、久々に呼ばれた。

 5回目のミッション。敵の呼称は “アレキサンダー星人”、前回と同じ群体型だった。

 準備する期間があっただけ、かなりやりやすかったと思う。新人が3人、全員生き残ったしな。

 いや、ちょっと嘘になるな。本当のところ、俺は死にかけた。やゔぁかった。

 

 内容としては、烏合の衆とべらぼうに強いボスが一体だけという印象。そのボスが最前で指揮を執るタイプだった、といえばどれだけボロい勝負だったか伝わるだろうか。カモ以外の何者でもない。「高校生」との連携狙撃で位置情報を撹乱しつつ、ボスのヘイトを溜めながら削り、その間に「大学生」が後ろの雑魚をプレッシャーガンで一掃。おっさんは新人たちが巻き込まれないように誘導に当たっていた。

 スムーズな連携でボスを追い詰めたのは良かったのだが、そのボスがかなりの問題だった。

 硬さ(タフネス)そのものは、銃撃弾幕でそのうち削りきれそうだったのだが……指揮を放棄してからのボスは単純に()()()()

 狙撃を警戒しての無軌道な連続跳躍、狙撃にカウンターしての突進、無茶苦茶な膂力から放たれる武器の振り回し。

 全員透明化してたから良かったものの、当たりの付け方がかなり正確で、2m右脇に突っ込んで来たときはかなり肝を冷やした。

 慌てて逃げているうちに、仲間の位置確認を忘れてしまい、おっさんと接触して透明化が解けてしまった。

 ボスとバッチリ目があった。正直言うとちょっとチビッた。

 おっさんに転ばされなかったら死んでたかもしんない。ボスは俺が反応できない速度で突っ込んできて、剣を横薙ぎに払った。その軌道は、一瞬前まで俺の首があった位置。

 水面蹴りの要領で俺を転ばせたおっさんは、一回転して接近してきたボスの足も引っ掛けた。ぶつかられて、体勢崩れながら咄嗟に動いて、そこまでやれるもんなのか? おっさんも大分星人じみてる気が。

 ボスの腰に横からタックルして俺とボスを引き離すおっさん。

 

 そこからは映画を見ているようだった。おっさんがボスごと建物の壁に突っ込む。

 コンクリの壁に突っ込んだところで、ボスもおっさんも平気なのだが、おっさんの目的はそこにはない。

 衝突後の、おっさんと壁に挟み撃ちにされたボスの一瞬の硬直。その隙をついておっさんが、ボスの腰から腕へと巻きかえを行う。そのままボスの左腕の関節を極めながらの背負い投げをしたのだ。

 人間だったら腕が逝っていただろうが……相手は星人。腕が折れた気配はなし。だが、剣は取り落としてしまっていた。素早く剣を蹴って遠ざけるおっさん。

 

「これで即死は無い! “高校生”、2秒抑えてくれ! ギャル子、銃だ!」

 

 おっさんの怒号。同時のバックステップ。

 次の瞬間、標的をおっさんと見定めて突撃しようとするボス。

 それを虚空からバチバチと音をさせながら現れた高校生が、ボスの背後から羽交い締めにする。

 

「1」

 

 おっさんのカウントは、結構な距離があったはずなのに明瞭に聞こえた。

 同時に、虚空から(ほう)られた銃をおっさんがトリガーの部分に指を引っ掛けて受け取る。

 反動でちょうど一回転した銃口をピタッとボスの顔に突きつけた。

 

「2」

 

 ガチガチガチ……、という連射音。

 ボスが「高校生」の腕を振り払った。骨の折れるゴキッという鈍い音と、「高校生」の短い悲鳴。

 ほぼ同時のズガガガッという、岩を砕くような音。

 ボスの頭が砕けて飛び散った。

 

 部屋に帰っての採点は俺が59点。「高校生」が7点。多分、流れ弾での点数。雑魚相手にしてた「大学生」は32点だった。

 おっさんが圧巻の122点だった。ボス一体で25点て。

 

「特典はもう一丁プレッシャー……いや」

 

 おっさんは特典を前に大いに悩んでいた。おっさんが悩んでいる間、俺はかなり戦々恐々としていた。

 たのむー、見捨てないでくれー、と声に出しはしなかったものの、後ろでしきりに拝んでいた。

 

「ねぇ。マジ無理。あんたでいいから説明してよ」

 

 新人の一人が「大学生」に説明を求めてた。確か、先生命名「ギャル子」だったか。

 

「……カクカクシカジカで、まぁ、早い話あの黒い球に命を救ってもらった代わりに殺し合いをしてるわけよ。今の俺達はコロッセオの闘士みたいなもんで……そうだよな、こんな大掛かりな装置が人為的なものなら……莫大な費用を賄うのに最も適した方法は賭博……俺たちは監視(モニター)されてるわけだから……」

 

 大学生はかなりわかりやすく説明していたと思う。途中から思考を他所にやってしまい、ぶつぶつと独り言になっていたが。

 ギャル子はその説明を「ふーん」で流し、おっさんにツカツカと歩みよって行く。

 

「ねぇ、ダー。素直に1番選びな。命を何回も懸けさせられるのってフザケてるっしょ」

 

「いや、そういうわけにもいかん。……ダーって何だ?」

 

 1番をけしかけんな。けしかけんな。

 

「いいでしょ。とりまダーがメアドか住所教えてくれたら1番でいいよ」

 

「いや、お前に決められる筋合いは無い。あとダーって何だ」

 

「いいからメアド! あと死にたがりは禁止!」

 

「いや、何を言っている?」

 

 ……おや? くもゆきのようすが?

 

「わかった。百歩譲って一緒にクリアしよ?」

 

「いや、俺には蘇らせたいやつが」

 

「今! 今蘇らせて!」

 

「いや、1回じゃなくてだな……」

 

「何人! 手伝うから! 何人!」

 

「お、おいそこまでしてもらう義理は……」

 

「私のダーだから義理はあるっしょ」

 

「だからダーって何だ?」

 

 おい、おっさん。今日日はやんないぞ、鈍感系はな。私見だが。

 

「多分ダーリンのことです。めちゃくちゃ猛烈にアプローチされてるんですよ」

 

 耳打ちする「高校生」。目を丸くするおっさん。「大学生」は先生の周辺をグルグルしながら一人で考え事を続けていた。

 

「今日知り合ったばかりだろ!」

 

「一緒に戦って生き残ったじゃん!」

 

「恋愛はよく知り合ってからだな……」

 

「どこまで知り合ったら? 線引があるならむしろ好都合なんですけど。とりまメアド」

 

「よーく考えろ。一目惚れはろくなことに……」

 

「強い! 大人! カリスマ! 慎重! 謙虚! 命がけでも他人を顧みれる。え、何これ羞恥プレイ?」

 

「お、おう……」

 

 剥き出しの好意に後退るおっさん。何これオモロ。

 

「……いや、やはり駄目だ。先生2番だ」

 

「あ、ちょっと!」

 

 と思ったら、ギャル子の説得を無視して2番を選ぶおっさん。

 

「今度は……プレッシャーガンの次を頼む」

 

 そう言いながら、武器の部屋の扉に手をかけるおっさん。

 おっさんが部屋から持ち出してきたのは……どこに出しても恥ずかしくないカーナビだった。

 

7月7日

 

「話したい事がある。藤原××」

 

 たったそれだけ書かれたメールが届いた。送り主の藤原××というのは「大学生」の本名だ。

 連絡先を教えた覚えがないから、おっさん経由だろう。ということは、部屋のメンツを集めて話があるってことか?

 

「来てもらって悪い。だが、ミッションを経験したもの同士の情報共有は重要だと思うんだ」

 

 連絡を受け訓練場所に集まっていたのはおっさん、俺、大学生、高校生の4人。

 俺たちの顔をぐるっと見回し、大学生は話を始めた。

 

「議題は、まずはすっかり流してしまっていたが、あの部屋と佐藤さんが “先生” と呼んでる黒い球体のことから」

 

 ちなみに佐藤というのがおっさんの本名だ。

 

「多分、宇宙人が作ったものかと」「ミー・トゥー(俺もそう思う)

 

 高校生の答えに俺も乗っかる。少なくとも人間の作った技術とは思えん。

 

「あー、確か死んじまった部屋のメンツがドイツ製とか言っとったな」

 

 そんなことを言い出すおっさん。

 

「多分、あれはドイツの……って知ってたんですか!?」

 

 素っ頓狂な声を上げる藤原。

 

 待て待て。いきなり何を言い出すんだおっさん。

 大学生も乗っかるなよ。そんなわけ無いだろ。

 急に始まった議論に困惑する高校生を尻目に、さらっと「“先生” が人間の手によるもの」でない理由を2,3あげつらう。

 

 1つ、技術的にまず無理だ。

 部屋に運び込まれるときに使われるワープ技術。

 現在の物理学においては、光の速さを超える()()を観測できない限り、ワープは机上の空論扱いされてるよな?

 2つ、コストがかかりすぎる。

 部屋で着るスーツ……あれ、宇宙服なんかよりよっぽど金がかかるだろ。宇宙服を値段のモデルとして、人間の手で作るなら、あれ1億ぐらいの値段がするはずなんだよな。

 あれ、オーダーメイド品だし……大破する割合も大きい。死んだやつのは無駄になるしな。

 そんな無駄が毎晩日本中で起きてるって考えるだけでやべぇよ。

 3つ……理由だ。

 死んだ人間を集めて、星人を狩らせる。その意味は何だ?

 人間社会に紛れ込んだ人間の敵を狩らせる……治安維持行為だと最初はアタリを付けていたんだが……なら、訓練された兵士を使えばいい。

 経験の蓄積ってかなりでかいファクターだろ? おっさん見てりゃ誰だってそう思うぜ。

 死んでもやり直しが利くあの部屋の科学技術だ。素人を毎回毎回補充するより、プロを繰り返し使うほうが効率がいい。

 素人集めてその上、「100点とれたら解放」だぞ? 人員を集めた意味は何だよ。

 パッと思いつくだけでも説明できない点が多すぎる。

 

「……あの、あれってワープなんですか?」

 

 話について行けていないと思っていた高校生が議論に割り込んできた。

 

「多次元的ワープは不可能って言われ続けてますけど……あれって光学ケーブルを介在しての質量情報転送の高度な応用なんじゃ……」

 

 急に日本語じゃない日本語を語りだす高校生。頭にハテナを浮かべる俺。

 

「俺もそうじゃないかと思う。高度な光学迷彩、レーダー……あの部屋の光学関連の技術は “現代の人類” が “あと少し” 費用を惜しまなければ到達しうる水準のものが多い。

 少し畑違いだけど、もしかしたら光学ケーブルを介しての質量物の転送技術も既に完成しているのかもしれないね」

 

 大学生さん乗っかるのやめない? というかせめて俺にもわかる言葉で頼む。

 なぁ、おっさんも日本語で解説ほしいよな? な?

 

「……かいつまんで話せば、空間を捻じ曲げて移動するのではなく、物体を情報ケーブルに乗せて運ぶ。

 ワープではなく、漸次的な転送なら、現代の光学技術で十分可能ということだろう」

 

 突然の裏切り。おっさんも日本語を話してくれない件について。

 

 だが、仮に技術的に可能だとして。費用の問題はクリアできてないだろ。

 あの部屋は人間の手で技術的に再現可能ってんなら、なおさら、費用のことを無視できないはずだ。

 

「多分、賭けの対象になっているんじゃないかな」

 

 突飛な説明を始める大学生。

 賭けって……は? 俺たちの戦う姿が誰かに見られて、それで金が動いてるってことか?

 

「……あれだけ高度な光学技術があるんだから、モニター方法の考察は今更感があります。

 

 たしかに、生の殺し合いを安全な場所から眺める、これほどの余興は現在の世界には無いかもしれませんね」

 納得する高校生。

 

「武器の開発、ギャンブル、最新の情報通信技術……確かに金が動く要素は揃っているな。なるほど」

 

 納得するおっさん。

 頼むから、みんな俺を置いてけぼりにしないでくれ。

 

 しかし、話の雰囲気から大体わかったぜ。

 あの部屋とミッションは最新技術の試験場。賭けの対象とすることで、試験の費用を捻出している。

 そういう会社がドイツに存在しているってことだな。

 ってことは、3つ目の疑問にも納得の行く答えがあるな。

 そもそもミッションは治安維持目的じゃない。あの星人という化物を作ってるのもそのドイツの秘密結社なんだろ。バイオテクノロジーの粋を集めた試作品を生み出して、夜な夜な俺たち部屋のメンツと戦わせているのだ。なんつう自作自演。早く自由になりたい。

 

「……あれは自作自演などではない。本物の宇宙人共だ」

 

 おっさんのもらした言葉に、思わず3人で顔を見合わせた。

 

7月8日

 夜間訓練でおっさんに呼び出された。なんでも、新人の教育に手を焼いているらしい。前回で部屋に加わったのは、新たに3人。一人はギャル子、この子がおっさんにベッタリとか何だとか。それで、残りの2人を任されたわけだ。

 

「……あの、本当に次も呼ばれちゃうんですか? 休めるなら休みたいなって」

 

「ちっ。勝手に呼んどいて、こっちの命を握られてんだぜ。やってらんねーよ」

 

 で。こちらが残りの「文化部」と「厨房」だ。めっちゃ扱い辛そう。歳は聞くところ、現役JKと中二。先生のネーミングが直截すぎてヤバイな。

 

「最後に、こちらのモジュールを使うと透明になれる。操作方法は……使ってみせるから、真似てみろ」

 

「ん。おっけ。やってみる」

 

「透明化まで以上。次は透明化したまま鬼ごっこをするが、質問は? やる意義はわかるか?」

 

「透明化したままの戦闘が基本で、銃の射線に味方を巻き込まないため。レーダーを覗きながら立ち回る訓練の基礎の感覚を掴むため……合ってる?」

 

「グッドだ」

 

 おっさんとギャル子のタッグ、普通にスムーズに講習進んでるんだよな。俺に面倒な方押し受けただけとしか思えん。

 

7月9日

 ギャル子の講習はスムーズに進んでいるらしい。おっさんも、「こいつは期待株だ」と喜んでいた。俺の方の二人はそうは行っていないが。なので、普通に「大学生」に応援を頼んだ。

 

「じゃあ、俺は “厨房” 君を見るから、“文化部” ちゃんをお願いする」

 

「おい、おっさん。“厨房” 呼びはやめてくれよ」

 

「おっさん呼びはやめてくれ。まだ19だ」

 

 反抗的な厨房を連れて行く大学生。手を焼きそうだなー、と眺めていたが思いの外、二人の相性は良かったようだ。談笑の後、普通に訓練に入っていった。

 

「……で、あのー、私はもう帰っていいいですか?」

 

 いや、駄目だって。結構困ったちゃんじゃね、君?

 話をどうにか帰る方向に持っていこうとする彼女を何とか説き伏せて、透明化の説明をする。何とか鬼ごっこを始めるところまでこぎ着けた。

 それで鬼ごっこを始めて数分で違和感。あれ? レーダーに文化部ちゃん映ってなくね?

 

 文化部ちゃんはその日、透明化したまま訓練から逃亡を図っていた。気がついたときにはレーダーの捕捉外。必死に探す俺のケータイに「帰宅しました。ごめんなさい」とだけ断りのメールが届いた。

 

7月16日

 あれから、文化部ちゃんは一回も訓練に出てこない。おっさんも、「彼女に構うより、お前さんの訓練を優先したほうがいい」と言われて、彼女のことはもう諦めることにした。

 俺は俺で、体を動かす訓練→映画→体を動かす訓練と1日おきに繰り返している。今日はシネマデーだ。

 借りていたディスクを全て見終えたので、ツ○ヤに出かける。さて、クリーチャーものの続きを……って、あ。

 

「あ……」

 

 受付の店員を見てびっくり。ツ○ヤで、文化部ちゃんがバイトしてた。


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