if√ラブライブ!   作:流雨

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第70話

風音「えっと、赤木さんに送ってもらった会員メンバーを抜いたら…」

 

絵里「3年生は1クラス5人くらい居るみたいね」

 

希「できるなら会員さんの友達まで回して貰えるとうれしいかな」

 

赤木さんの家をでて数分、情報整理と拡散待機をファーストフード店でドリンクを飲みながらしている

 

絵里「すこし厚かましいかもしれないけど言っておきましょう」

 

風音「そうだね、赤木さんに伝えておくよ」

 

会員さんの友達まで回して欲しい旨を赤木さんに送ると、ほんの数秒で返事が返ってくる

さっきから返事にものの数秒で返事が返ってきて少し怖かったり

 

風音「うん、回してくれるだって、しかも後で誰に送ったかまとめてくれるみたい」

 

希「ならしばらくは、直接聞きたいって人の所を優先してまわろっか?」

 

風音「そうだね、何人かすでに直接聞きたいって人もいるみたいだし」

 

絵里「幸先のいいスタートを迎えれたわね」

 

風音「いいや、この人たちの中に何人かいるみたい…」

 

二人の表情がが少し暗くなる

 

絵里「さっそくね…」

 

希「どうやって意見を変えてもらうかやね…」

 

風音「いや、ダメだっていう人じゃなくってさ」

 

絵里「えっ?ちがうの?」

 

暗い表情は一転して驚きにかわる、よくよく考えると言い方が悪かったことに気付く

 

風音「えっとね、会長だけ風音ちゃんと直接あったなんてずるい!私も!って人が結構いるみたいで…」

 

希「ほんとに人気なんやね…」

 

絵里「それは時間のある時に一人で行ってちょうだい…」

 

風音「言い方が悪かったね、ごめん」

 

絵里「でも、いずれは衝突する問題だからね…」

 

風音「その時はなんでもするよ、難しいだろうけど、風音って存在を好きになってもらうしかないし」

 

希「きっと大丈夫やって、生徒会の仕事しながらいろんな人に世話焼いてたみたいやしね」

 

風音「あれ?風音ってそんなことしてたっけ?」

 

絵里「少なくとも弓道部の友達が私を動かした有能な子って言ってたわよ」

 

風音「あれなんて先輩さんが自分からやってくれたような物じゃないですか」

 

希「部の件に関しては全部の部を回って説明したあと、いろいろしてから帰ったって聞いてるで?」

 

風音「そんな程度で評価が変わるとは思わないけどねぇ」

 

絵里「このぐらいの年の子だと、そういった優しさにも目が向くようになるからね」

 

希「風音ちゃんが3年生受けがいい要因のひとつやね」

 

風音「なんだか面と向かって言われると照れるね…」

 

絵里「でも会長だけずるいって言ってる子にも3年生がちらほら混じってるから大人、とはいいきれないわよね」

 

希「そこは人それぞれやね」


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