if√ラブライブ!   作:流雨

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第66話

希「終わったみたいやね」

 

海未「やっぱり希のおせっかいでしたか」

 

風音「それも気付いてたんだ」

 

海未「流石にこの人選だとなにかあるとしか思いませんよ」

 

希「海未ちゃんには露骨過ぎるのが逆にいいって思ってね」

 

すっごく嬉しそうな顔をして降りてきた希と少し話した後皆と合流すべく絵里にチャットだけ入れて歩き出す

きっと、風音よりも希は秘密を無くしたかったのかも知れない、なんとなくだけどそう思った

 

 

 

 

海未「そういえば、私以外の人にはどうやって話したのですか?」

 

絵里からの連絡を待っているだけでは合流に時間が掛ってしまうので

食べに行こうと思っているファーストフード店に足を進めていた最中に海未が聞いてきた

 

風音「μ'sのメンバーだけで限定するなら最初はエリチとのんたんだよ」

 

希「ウチラ二人は共犯者みたいなもんやしノーカウントやと思うけどね」

 

海未「生徒会が共犯者ってどうしてですか?」

 

風音「大元の原因、首謀者は理事長だからね」

 

希「風音ちゃんは学校を共学って形で存続させる為に来たからね、エリチも存続の為に出来ることをしたいって志願したんよ」

 

海未「なるほど…次は誰ですか?」

 

風音「穂乃果だよ、風音って初日に追いかけられたでしょ?全員振り切ったって思って油断してたらね?」

 

海未「その頃には穂乃果もすでに一運動部員よりは体力ありましたからね」

 

風音「次はことりんで、実は学校に来る前から友達だったんだ」

 

海未「そうだったんですか!?」

 

風音「向こうの学校で1人で困ってたから他の男子に言い寄られる前に助けたんだ」

 

海未「はぁ、あれほど注意してたのに…」

 

風音「あんな可愛い子が1人でいたら危ないって言うのに…」

 

海未「自覚はしてるみたいなんですけど、今の所ナンパ等で痛い目を見たことないですからね、ことりは」

 

風音「こんどじっくり話し会う必要があるかもね…」

 

そんな話をしていたらポケットのスマホを自己主張を始めた

 

風音「絵里達は秋葉の街を散策中だってさ」

 

希「適当にブラブラしてたら合流できそうやね」

 

海未「どうせことり主導でしょうから…たぶんあそこですね」

 

風音「じゃあ先導よろしく」

 

海未「えぇ、こっちです」

 

 

右隣にいた海未ちゃんが移動して、その奥が見えた時…

 

風音は嫌な気配を感じて、咄嗟に顔を逸らした

 

希「どうしたん?」

 

風音「なんでもないよ、はやくいこっか?」

 

 

先の不安が拭いきれずに前に進みながらも、嫌な気配のした場所に目を向けてしまった

 

そこには……嫌な人が、世界で一番大嫌いで、もっとも気をつけなければならない人物がいた…




やっと、落ち着いて
やっと、語の歯車が狂い始めました

クラスには馴染めて
夜に時間を取れたのでちょこちょこ走り出しますね!

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