風音「最後は海未ちゃんか…」
プールでのイベントも無事に終わり
夏休みも残すところ後一週間にまで迫った
絵里「早いところ行動したほうがいいわよ、今文化祭で歌う曲を書いてると思うからいいチャンスだと思うけど」
希「ちょっと行き詰ってるみたいやったよ?」
風音「う~ん、とりあえず行って来るけどさ…何処にいる?」
絵里「真姫と一緒に音楽室よ」
風音「じゃあ行って見るよ、仕事手伝わなくて大丈夫?」
絵里「今日はそういう日って決めたからいいのよ、いってらっしゃい」
絵里に見送られながら生徒会室から出る
さっき絵里の言ったそういう日って言うのは
風音にまかせっきりの生徒会を週一ぐらいでちゃんとやる日である
風音「お~い、大丈夫?」
真姫「ダメ…かも…」
音楽室にはピアノに座りながらぐったりとした真姫ちゃんがいた
海未「流石に空調の聞いていない教室は暑いですね…」
近くの机に座っていた海未ちゃんは少し顔を歪めている程度で済んでいるみたいだ
風音「そういえば壊れてたね…」
音楽室の空調の修理は予算的に今は目処が付いておらず、よく音楽室に出入りする真姫ちゃんには辛い日々が続いている
真姫「風音!直せないの!?」
海未「流石に風音でも空調の修理なんて」
風音「出来るには出来るんだけどね…」
海未「風音は本当に多才ですね…」
風音「一回だけ家の空調が壊れちゃってね、その時に専門家の指導を受けながら直したんだよ、一回だけだし風音が直したのは家庭用のやつだからね」
真姫「またその人には頼めないの?」
風音「夏休みは忙しいみたいだからね…」
海未「シーズンですもんね」
真姫「とにかく早めに直してよね、暑くて暑くて」
海未「あまり長居はしたくないですね、はやく終わらせてしまいましょう」
風音「いまどのくらい進んでるの?」
真姫「曲はほぼ完成したわ」
海未「歌詞も大部分は完成しました」
風音「なにが足りないの?」
海未「曲名です…」
真姫「そうなのよ…」
風音「えっと…今のところの候補は?」
海未「WallBreak Yellsong 後は…"進撃の少女"です」
最後が軽くあぶなかったけどなかなかいい曲名だと思った
真姫「どれもランキング20位以内を目指せるインパクトがないのよね…」
風音「あぁ~、それで行き詰ってるのか…」
海未「はい…あと一歩の気がするのですが」
風音「でもそれなら部室で考えても大丈夫なんじゃない?」
真姫「凛とかにこちゃんが…」
海未「穂乃果やことりが…」
風音「確かに集中は出来そうにないね…、あまり悩んでてもしかたないし、気分転換でもしない?」
真姫「この3人で?」
海未「珍しいメンツですが、楽しそうですね」
風音「そうだね、じゃあいこっか?」
絵里イベなんとか2枚取りした主です
メドフェスのボーダーはちょっと高めの気がする