穂乃果「うわぁ…結構大きい所だね…」
イベント当日、やって来たのは少し電車で移動した場所にある大型のプール
その大きさに穂乃果が唖然するぐらいには大きい
絵里「最初オファーを受けた時は嘘じゃないかって思ったぐらいだわ」
希「こんな大きな場所でライブの依頼が来るなんて凄いことやね」
にこ「ま、まぁ…ニコニー程のスーパーアイドルならこの程度の大きさじゃなんとも思わないわよ!」
凛「震えてさえ居なければカッコよかったにゃ」
先頭で歩いてた絵里が入り口の係員にチケットを渡すと人数分のアームリングを受け取った
これはあれか、最後に清算するタイプのやつか
いや、話に聞いたことがあるだけだけど
風音「じゃあ風音は裏口から入るから」
流石に女子更衣室に入るわけにはいかないし、だからと言って男子更衣室に入ればそれはそれで問題のある風音は基本的にプールに来ない、今回はスタッフとして裏口からの入場を許可してもらった
穂乃果「あっ、じゃあこれをお願いしてもいいかな?」
風音「これは?」
穂乃果は風音に小さな鞄を渡してきた
穂乃果「穂乃果の貴重品だよ!」
風音「ロッカーにでも入れておけばいいじゃない」
穂乃果「中で買い物する時に使うでしょ」
絵里「大丈夫よ穂乃果、ここはこの腕輪で買い物出来るのよ、最後にここで清算するのよ」
穂乃果「おぉ~、画期的!」
海未「だからこの腕輪はなくしてはいけませんよ?」
穂乃果「…すこしきつく締めておくよ」
風音「ふぅ…結構人がいるね…」
裏口からプールまで移動するとそこには人がいっぱい
風音「とりあえずステージまで移動するか」
人を合間を縫って移動する、接触自体あまりよろしくないのですごくうねうねしてる気がするけど大丈夫だろう
係員「おまちしてました、μ'sの方ですか?」
ステージ裏側にあるスペースに移動した風音はすぐに声を掛けられた
風音「あっ、いえ、マネージャーみたいなものです、皆もすぐに…」
穂乃果「もう!風音ちゃんも立派なμ'sの一員だよ!」
強い衝撃が体にぶつかってきた
風音「いや、ね?風音はステージにはいないしね」
穂乃果「それでもだよ!」
絵里「そうよ、一番支えてくれてるのはあなたなんだからね」
風音「ふたりとも…、あっ、水着似合ってるね」
穂乃果「ありがと、だけど話そらさない!」
風音「ははっ、いつかはちょんと胸張ってμ'sの一員って言うからさ、今はゆるしてよ」
穂乃果「絶対だよ?」
風音「うん、絶対だ」
絵里「じゃあ早速準備しましょうか、風音は機材の確認をお願いね」
風音「ラジャー」