風音「これ試作段階、後は音を付けていくだけのやつ」
絵里「早かったわね…、とりあえずウチに上がってく?」
風音「そうだね、適当に集めれる人だけ集めてくれると助かるよ」
翌日、簡単にだが完成した
それを早速絵里の家へと持っていったのだ
亜里沙「あっ、風音さん、いらっしゃいです」
風音「ひさしぶりだね亜里沙ちゃん、元気してた?」
亜里沙「はい!」
絵里「たぶん30分もしたら来れる子は集まると思うわ、私の部屋で待ってて頂戴」
風音「おけー」
前に一度だけ遊びに来たことがあったので一直線に絵里の部屋へと向かった
皆が来るまでの間、亜里沙ちゃんと絵里の3人で遊んでいた
絵里の宣言通りに30分で最後の穂乃果が到着した時は少し焦った
風音「海未ちゃんは家で稽古、希はバイト、ことりんもバイトか…」
全員集まらなかったのは残念だけど急に集めた風音も悪いからあまりいえないな
絵里「3人共終わりしだい着てくれるらしいわ」
穂乃果「それより風音ちゃん!曲が出来たって本当!?」
風音「うん、歌詞も一応完成してるよ」
そう言って歌詞の書いたルーズリーフを穂乃果に渡した
穂乃果「これは…マーメイドフェスタ?」
風音「そう、"Mermaid festa"センターは絵里にお願いしたいんだけど…」
にこ「どうしてにこじゃないのよ!」
風音「にこちゃんに歌詞渡してあげて」
穂乃果は元気よく返事するとにこちゃんに歌詞を渡した
にこ「あ~、うん、これは絵里ね、もしくは真姫でも大丈夫じゃないかしら」
風音「風音も真姫ちゃんか絵里かで悩んだんだけどやっぱり絵里かな」
絵里「私!?私はいいわよ、入ってきたのだって最後よ、センターなんて滅相もないわ」
穂乃果「そんなことないよ!だって絵里ちゃん一番歌も踊りも上手だもん!センターだって問題ないよ!」
風音「絵里はそういうことが言いたいわけじゃないと思うけどね…、何にしても気にする必要ないんじゃないかな?」
絵里「でも…」
真姫「とりあえず聞いてみてから決めたらいいんじゃないの?」
風音「そうだね、じゃあこれCD一応お姉ちゃんに手伝って貰って歌も入ってるバージョンも録ったから」
にこ「なにそれすっごくレアじゃない!」
穂乃果「よしっ!セット完了!いくよ?μ's、ミュージック…スタート!」
風音「どうだった?」
約4分、風音とお姉ちゃんで歌ったMermaid festaが終わった
穂乃果「なんだか大人っぽい曲だね」
真姫「私じゃちょっと背伸び気味になるかもね」
花陽「これは絵里ちゃんでいいんじゃないかな?」
風音「でしょ?」
絵里「うぅ…」
亜里沙「亜里沙はお姉ちゃんが真ん中で歌ってるこの曲を聞きたいな」
絵里「亜里沙…」
亜里沙「きっとすごくカッコイイと思うよ」
絵里「そうね…わかったわ、センターは私よ!」
こうして初めての風音の作詞作曲が終わったのだ