風音「お疲れ様」
穂乃果「おぉ!レモン!」
風音「定番だからねぇ、やってみたいと思ってたんだ」
わざわざ少し離れたスーパーまで行って材料を調達してきた
絵里「ん~~、癖になりそうね」
真姫「確かにそうね、もう一個貰うわね」
花陽「…」
風音「どうかしたの?花陽ちゃん」
花陽「あっ、いやっ、なにも…ないよ?」
絵里「何もないようには見えないけど…」
希「そうやね、無理したらあかんよ?」
花陽「本当に大丈夫だから、わ、私も貰うね?」
風音「うん!」
練習は終わりにして皆が個人個人でやりたいことをする時間になった
穂乃果「それでね…のほうが…」
絵里「そうね…たしかにそっちの方が」
穂乃果と絵里はダンスの相談
ことり「ふんふんふ~ん」
希「すごい手際やね」
ことり「ふふっ、慣れっこですから」
ことりんは希とお菓子作り
真姫「~~~♪」
真姫ちゃんは好きなようにピアノを引いている
にこ「すぅ…すぅ…」
にこちゃんは疲れたのかソファーで一人眠っていた
風音「そういえば花陽ちゃんの様子がおかしかったな…」
あの顔は絶対になにかある顔だ
凛「風音ちゃん、こっちこっち」
風音「ん?」
凛ちゃんが扉から顔だけだしながら風音を呼んだ
風音「どうしたの?」
凛ちゃんと共に廊下にでると花陽ちゃんが一緒にいた
凛「えっとね、花陽ちんが風音ちゃんが男の子なんじゃないかって…」
風音「えっ…」
どうして急に?それよりもどう対処すべき?
凄く鈍い一撃を受けたかのような衝撃が頭にきた
花陽「風音ちゃんさっきね、飛行機の席を取る時、性別に男って」
風音「あ、あ~、それね、うん」
しくじった、少し油断しすぎたみたいだ
風音「そうだね…」
話すべきか、正直に言うと話したい
花陽ちゃんが受け入れてくれるかはわからないけど見つかってしまった以上隠すのは心が痛む
凛「風音ちゃん…」
心配している凛ちゃんが風音の名前を呼ぶ
風音「うん、その通り、風音は女の子じゃないよ」
花陽「……!」
風音「でもね、聞いて欲しい、騙してたけど、聞いて欲しいんだ」
そしてことの経緯と話した
花陽「そうだったんですか…」
風音「うん…本当にごめん」
花陽「…凛ちゃんは知ってたんだよね?」
凛「うん、ごめんね花陽ちん…」
花陽「凛ちゃんは風音ちゃんが、男の人の風音ちゃんをみてどう思った?」
凛「いつもの風音ちゃんと一緒だよ、いつも通り安心出来る先輩」
花陽「そっか…、じゃあ私も許しちゃおうかな」
風音「…いいの?」
花陽「うん、確かに男の人って思うと少し怖いし、本当なら嫌ってなってると思うけど、凛ちゃんも信頼してる人、なにより私自信が信じてる人だもん」
風音「…ありがとう」
凛「やっぱりいつまでも隠し切れないかも知れないね…」
風音「そうだね、いつかはここを離れる時は来ると思う、ずっとは居られないよ」
凛「どうにかできないのかにゃ」
風音「ちょっと難しいかな?」
凛「そっか…」
花陽「でも!今はまだ大丈夫だから、ねっ、凛ちゃん」
凛「そうだね、そうなった時に考えよう!」
花陽ちゃんにもばれて結局
花陽ちゃん、凛ちゃん、ことりん、穂乃果、のんたん、エリチ
μ'sのほぼ皆が知ってる、μ'sの協力をするにあたって
このままでいいんだろうか…