if√ラブライブ!   作:流雨

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第45話

風音「よしっ、今日はもう終わり?」

 

凪沙「今日どころか撮影は終わりよ」

 

風音「あれ?そんなに撮ってないような」

 

凪沙「後はスタジオよ、緑色に囲まれた快適な室内」

 

風音「夢壊すのやめーな」

 

凪沙「まあそう言うことだからあの子達の所に行ってもいいわよ」

 

翌日、こうして暇になってしまったのでμ'sの皆と合流することになった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風音「近くに着たんだけどどれが真姫ちゃんの別荘なんだ?」

 

のんたんに連絡をいれて、住所を送ってもらったのだけど

スマホの案内はカーナビの如く目的地の近くに到着ですと案内を止めてしまった

 

風音「誰かに電話するか…」

 

誰に連絡をいれようか

絵里か希か穂乃果か凛ちゃんかことりちゃんか…

 

風音「よしっ!真姫ちゃんに連絡だ!」

 

自分の考えに反逆をおこして真姫ちゃんの番号でコールした

 

風音「もしもし?風音ちゃんです」

 

真姫「もしもし、どうしたの?」

 

1コールもしないうちに出てくれた

スマホ使ってる最中だったのかな

 

風音「近くまで来たんだけど、どこかわからないから助けて」

 

真姫「はぁ…わかったわ、とりあえず私が家の前に立っておくから」

 

風音「おぉ!ありがとう」

 

これでだいぶわかりやすくなるはずだ

 

真姫「そんな必要なかったわ」

 

風音「えっ」

 

真姫「ちゃんと家までたどり着けてるじゃない」

 

まさかその家の前で止まっていたなんて誰が思うだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風音「じゃあここにはあと2日いるんだね」

 

穂乃果「うん!明日の晩に帰る予定だよ」

 

午前の練習が終わって休憩していた穂乃果達と雑談をする

 

絵里「風音は帰りはどうするつもりなの?」

 

風音「いまから取るつもりだよ」

 

絵里の質問にスマホを振りながら答える

 

真姫「そういえば私達の近くに空席が残ってたと思うわよ」

 

この座席番号の近くをとりなさいと真姫ちゃんが自分のチケットを見せてくれた

 

風音「ありがと、たしかに空いてるね」

 

真姫ちゃんの言う通り近くに空席がちらほらあった

すぐに購入の手続きを済ませる

 

風音「よしっ、完了!」

 

すぐに情報を打ち込み終了する

 

花陽「……」

 

風音「うわっ!どうしたの花陽ちゃん」

 

後ろから何故かこっちこ凝視していた花陽ちゃんにビックリした

 

花陽「いやっ、な、なんでもないよ」

 

凛「そういえば凪沙さんは帰ったの?」

 

風音「うん、たぶんもう飛行機の中じゃないかな?最近忙しそうだし」

 

凛「残念にゃ、またお話ししたかったなー」

 

穂乃果「そうだね!いつなら大丈夫かな?」

 

風音「今度聞いとくよ」

 

凛「ありがとにゃ」

 

海未「そういえば風音は凪沙さんにダンスを教わったのですよね」

 

風音「そうだよ、今思うとA-RISEの教える時の練習だったのかもね…」

 

海未「おかげでこちらにも強力な味方がついたのですから、私としては感謝したいぐらいですけど」

 

絵里「そうね、昨日海未と話し合って決めたのだけど、これからは風音の指導を中心に練習していきたいの」

 

風音「それは難しいかな…」

 

海未「どうしてですか?あなた程の人ならうまくいくと思うのですが」

 

風音「μ'sはね、個性なんだ、A-RISEや他のグループにない、風音が指導すると他のグループと一緒になってしまう」

 

凛「凪沙さんも似たような感じのこと言ってた気がするにゃ」

 

風音「だから風音はあくまでも個人への指導に集中するよ」

 

海未「そうですか、でもあなたがしっかり考えて決めたことならそちらのほうが正しいのかもしれませんね」

 

絵里「話もひと段落したところでそろそろ練習始めるわよ」

 

「「「はーい」」」

 

風音「がんばれーー」

 

練習を始めたμ'sのために差し入れでも作ろうと風音は庭から離れた

 

 

 

 

花陽(さっき風音ちゃん、性別の所に男って入力してた……)


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