if√ラブライブ!   作:流雨

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第27話

風音「よし!設置完了!二人ともありがとう」

 

雪穂「いえいえ、じゃあ私達は少し離れときますね」

 

亜里沙「どうして?」

 

雪穂「だって亜里沙は絶対はしゃぐでしょ?声入っちゃけないと思って」

 

風音「ありがとう、でも大丈夫!これ使うから」

 

テレビの撮影とかでよく使われている集音機、そのミニバージョンだ

 

雪穂「なら大丈夫か」

 

亜里沙「こんなに近くで見られるなんて最高です!」

 

風音「おっ、そろそろ始まるみたいだね」

 

前の吹奏楽部の演奏が終わり、衣装を身に纏ったμ'sの皆がでてくる

 

穂乃果「こんにちは、私達は音ノ木坂学院のスクールアイドル、μ'sです」

 

穂乃果が喋りだす、会場はすこし静かになった

 

穂乃果「私達はこの音ノ木坂学院が大好きです、この学校だから、このメンバーと出会い、この9人が揃ったんだと思います、これからやる曲は私達が9人になって初めてできた曲です」

 

会場も穂乃果のしっかりとしたその雰囲気に呑まれて行く

 

穂乃果「私達の…スタートの曲です」

 

μ's「聞いてください"僕らのLIVE 君とのLIFE"」

 

そして今、9人の女神が初めの一歩を踏み出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風音「お疲れ様、ほらっ」

 

ライブも無事終了、かなりの大盛況だった

風音も皆にスポーツドリンクの差し入れを持っていった

 

穂乃果「ありが…とう、風音ちゃん」

 

風音「完璧だったよ穂乃果、皆もすっごくよかった」

 

凛「あんなにいっぱいの人が来てたなんて聞いてないにゃー」

 

花陽「き、緊張しました、ま、まだドキドキが収まらないです」

 

海未「私はちゃんと踊れていたのでしょうか…心配になってきました」

 

ことり「大丈夫だったよ、海未ちゃん」

 

真姫「真姫ちゃんにかかればこの程度余裕だわ」

 

にこ「本番前かなり緊張してた癖によくゆうわね」

 

真姫「そんなの知らないわ」

 

希「風音ちゃん、ウチもちゃんと出来たかな?」

 

風音「うん、大丈夫だったよ、希も短期間でよく頑張ったね」

 

絵里「皆!よく頑張ったわ!反応を見る限りきっと廃校も乗り越えて行けるわ」

 

穂乃果「この調子でみんな頑張っていこ!」

 

μ's「おおーーー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風音「なんで風音は日曜日なのに呼び出されてるのかな?」

 

理事長「話しがあるからよ」

 

ライブも成功、オープンキャンパスも大成功で終わった翌日

風音は何故か理事長にお呼び出しを喰らった

 

理事長「結論から言うとね」

 

風音「どうしました?」

 

理事長「あなた当初の目的忘れてないかしら?」

 

風音「そんなことあるわけないです、ほら、これですよね」

 

風音はいつか渡そうと思っていた、共学にする際に必要な校舎の改装

その理由と大まかな設計図を描いた紙を渡した

 

理事長「あら、ちゃんとやってるじゃない…」

 

風音「一応予定ではこれで成功なはずだけど」

 

理事長「あなたに引き続きお願いしたいことがあるの」

 

風音「なんですか?」

 

理事長「可能なら女子高のまま存続に向けて動き出してくれないかしら」

 

風音「いいんですか?」

 

理事長「ええ、あなたはこの学校にいいものを運んできてくれてる、私はそれに賭けて見ようと思うの」

 

風音「わかりました、精一杯がんばります」

 

理事長「こちらこそよろしくね、あとこの前のオープンキャンパスの結果は成功よ、廃校は先延ばしにするわ」

 

風音「はいっ!」

 

 


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