if√ラブライブ!   作:流雨

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第24話

それから風音は本番までの毎日、生徒会の仕事を終わらすとμ'sの練習を見に行った

そして訪れた本番の日

 

風音「廃校寸前の高校の割には人が来てるね…」

 

人数にして大体50人、その中から親御さんを抜くと大体40人ぐらいの子が始まる30分前に来ていた

 

絵里「そうね、でも基本的には在校生繋がりの子が中心よ」

 

風音「そうなんだ、エリチと繋がりのある子も今日いるの?」

 

絵里「えぇ、妹が来てるわ」

 

希「エリチの妹さんはエリチに似てべっぴんさんやで~」

 

風音「おぉ、それは見てみたい」

 

絵里「はいはい、終わった後でよければ会わしてあげるから」

 

風音「楽しみにしとく、じゃあ風音は門の所で案内しとくから」

 

希「了解、じゃあエリチ行こっか」

 

絵里「頼んだわよ、じゃあね」

 

風音「はいはい、行ってきます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風音「ふぅ…」

 

オープンキャンパス開始10分前

あれからまた50人位の人が来た

 

風音「100人越えって凄いな…」

 

にこ「当ったり前じゃない!」

 

風音「急に離しかけられるとビックリしますから…」

 

背後からの急な声掛けに驚きつつも冷静に対処する

 

にこ「あんたはμ'sにもうちょっと関心を持ちなさい、ほら、これを見なさい」

 

そう言って突き出されたのは"これからのSomeday"の動画

 

風音「これからのSomedayがどうしたの?」

 

にこ「再生数よ」

 

それがどうかしたのかと思ったが見て気付いた

 

風音「2万越え…」

 

にこ「結構μ'sって注目されてるのよ、だから100ぐらいは来て当然よ!」

 

風音「すごいなぁ…」

 

凛「なんていいながら部長は昨日かなり心配してたじゃないですかー」

 

にこ「うるさいわねぇ!」

 

風音「ははは、凛ちゃんおはよう、あと花陽ちゃんも」

 

花陽「お、おはよう…ございます…」

 

凛「かよちんまだ固いままだね」

 

花陽「だ、だって夏本さんはコーチだし…」

 

風音「そんな大それた事をしてるわけじゃないんだけどね」

 

にこ「絵里とあんたのおかげでμ'sのレベルは確実に上がったわ、それは確かよ」

 

凛「比べて部長は風音ちゃんに素直になってきたニャ」

 

にこ「だからあんたはうるさいわねぇ!」

 

凛「痛いニャ~」

 

風音「皆はこの後リハーサル?」

 

にこ「ええ、絵里や希、あんたが居ないけど最終調整をするわ」

 

風音「なら穂乃果に言っておいて、練習通りにすれば大丈夫って」

 

にこ「わかったわ、行くわよあんた達」

 

花陽「えっ、はい!では夏本さん、頑張ってください!」

 

凛「そういえば風音ちゃん、これあげる!喉渇いてるでしょ?」

 

風音「ありがと凛ちゃん」

 

凛「どういたしまして、じゃあね!」

 

皆に手を振って送り出した後に凛ちゃんがくれたペットボトルを見る

 

風音「凛ちゃん気が利くなー、って飲みかけぇぇぇ」

 

そら凛ちゃんの中では風音は同性の女の子なんだろうけど、だろうけど!

 

風音「…ええい、ままよ!」

 

??「あの~」

 

風音「ごほっ!ごほっ、はぁ…はぁ…」

 

??「あわっ、すみません!」

 

風音「いやいや、大丈夫だよ、どうしたの?」

 

まさかこのタイミングで声を掛けられるとは

 

??「オープンキャンパスに来たんですけど何処に行けばいいですか?」

 

風音「ああ、それなら…」

 

開始時間まであとちょっとだしどうせなら連れて行くか

 

風音「案内するよ、付いて来て」

 

??「亜里沙ー、この人が案内してくれるってー」

 

案内を申し出ると、すこし離れた所にいた金髪の子にを呼んだ

 

亜里沙「ありがとうございます!ほらっ、雪穂もお礼しなきゃ」

 

雪穂「そうだった、ありがとうございます」

 

風音「いえいえ、じゃあ行こっか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風音「二人はどうしてこの学校に?」

 

雪穂「私はこの子の付き添いと、あとは…お姉ちゃんが居るからです」

 

亜里沙「私はμ'sを見に来ました!」

 

風音「本当に!?みんな喜ぶと思うよ」

 

雪穂「ごめんなさい、オープンキャンパスに来てるはずなのにこんな調子で…」

 

風音「大丈夫だよ、μ'sの効果は高いってわかったしね」

 

亜里沙「μ'sいいですよねぇ、元気が出ちゃいます!私もμ'sに入りたいな~」

 

風音「だいぶ熱狂的なファンみたいだね、嬉しい限りだよ、ってそんなこんなで到着したよ」

 

話しなが歩いてると目的の講堂に到着したみたいだ

 

亜里沙「ありがとうございます!」

 

風音「どういたしまして」

 

雪穂「ありがとうございました、ほらっ、行くよ亜里沙」

 

亜里沙「待ってよ雪穂ー」

 

仲のいい二人だったな

 

風音「あれ?風音はこの後どうすればいいんだっけ?」

 

希「はいはい風音ちゃんはこっちねー」

 

風音「うわっ!驚かせないでよのんたん」

 

希「仕事忘れかけてた風音ちゃんへの罰やで、それより予定よりちょっと戻ってくるの早かったね、なにかあったん?」

 

風音「ああ、ここの場所を聞いてきた二人の案内してたんだ」

 

希「そうなんや、じゃあ今から講堂の生徒会の席で待機やで」

 

風音「オッケー、あっ、その前に」

 

凛ちゃんから貰った飲み物を飲み干しておこう

 

風音「ゴクゴク…」

 

希「飲みながらゴクゴクって喋らんでも…」




真剣に思う、恋愛要素っているのかな?
予定はないけど盛り上がりに欠ける気がしてきた…
どうしたものか…
あとスクフェスのRANK118の私にランクアップ経験値半減の恩恵は受けられないのですか、知ってました

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