if√ラブライブ!   作:流雨

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最近?このサイトでもラブライブ小説がいっぱい出てきてくれて嬉しい限りです!
ん?この小説が埋もれてる?
知ってます…
そんなことがあろうと更新はのろのろですけどよろしくです。


第18話

風音「やばい…寂しすぎる…」

 

絵里と希がμ'sに加入した時に思わず

 

風音「生徒会は風音に任せて!」

 

なんて言ったせいでただいま生徒会室には風音一人なのである…

いや、知ってたけどいざ一人になると精神的にぐっと来るものがある

 

風音「ふぅ…」

 

仕事もひと段落、今日はもうやることないしどうしようか

そんなことを考えながらキャスターの付いた椅子で遊んでいると

 

ふと、窓の外からピアノの音が聞こえた…

 

 

 

 

 

 

 

 

風音は生徒会室を出て、しっかりと施錠したあとキャスター付きの椅子を走らせた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風音「音楽室か…」

 

カラカラと椅子を鳴らしながらたどり着いたのは音楽室、この中にピアノの演奏者が居るのか…

 

風音「失礼しまーす」

 

風音は一度椅子から降りて、ノックをした後、椅子を引っ張りながら音楽室に入った

 

真姫「ヴェェェ、な、なにそれ!?」

 

風音「え?椅子だけど…」

 

真姫「違うわよ!私が椅子を知らないみたいじゃない!なんでそんなもん持ってるかって話よ!」

 

風音「これはやいんだよー」

 

せっかくなのでまた椅子にまたがって彼女の所まで滑っていった

 

真姫「あたま痛くなってきたわ…」

 

風音「風邪?気をつけてね?」

 

真姫「あなたのせいよ!」

 

みたことある子だなぁ、って思ってたけど

そういえばこの子はμ'sの作曲担当の子のはず…

 

風音「あなたがμ'sの真姫ちゃんか」

 

真姫「そう言うあんたも生徒会の人でしょ………」

 

風音「夏本風音」

 

真姫「そう、夏本さん」

 

風音の名前までは知らなかったみたい

 

風音「それで、なにしてるの?」

 

真姫「オープンキャンパスで歌う曲を考えてるのよ、なかなかイメージ湧かなくて…」

 

風音「相談いる?」

 

真姫「…お願いしてもいいかしら?」

 

風音「了解!」

 

わりと焦ってるのか、あっさり風音に頼ってくれた

っと言っても風音は作曲の知識や経験があるわけじゃないのだけどね

 

風音「まずは…やっぱりオープンキャンパスだし、みんなが入学したくなるような、そんな元気のある曲だね」

 

真姫「そうね、曲調は明るめで予定してるわ」

 

~~~~~♪

 

風音「じゃあそれに希望のあふれる感じの、わくわくするようなテンポを付け加えて」

 

真姫「かなり抽象的な意見ね、でもなんとなく伝わったわ…、これでどう?」

 

~~~~~~♪

 

風音「いい感じ!」

 

真姫「夏本さんのおかげよ、まぁ私の才能があるからでき」

 

風音「はいはい、元のはこれでいいから次はパソコンに取り込むよ」

 

真姫「わかってるわよ!」

 

風音「それでピアノの他にもアップテンポな楽器で…」

 

真姫「それならこれとか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真姫「完成!」

 

風音「やったね!」

 

真姫「やっぱり、あなたのおかげね、ありがとう…」

 

風音「風音も楽しかったからいいよ、次に相談があるときは生徒会室においで、だいたいそこにいるから」

 

真姫「わかったわ、もうこんな時間だし帰りましょう」

 

風音「うん、風音はこれ返しに行くから、じゃあね!」

 

風音は椅子にまたがって生徒会室まで戻っていった

 

真姫「最後まで締まらない人ね…、でも…思ったほど悪くないかな?」

 


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