if√ラブライブ!   作:流雨

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第17話

風音は次の日の朝、絵里の事が気になって、早く家を出た

 

穂乃果「おっはよー!」

 

 

風音「あ…、穂乃果の声…」

 

屋上から穂乃果の声が校庭まで届いてる

 

本当にこんな時間から練習してたんだ、前にちらって聞いただけだからあんまり信じてなかったけど

 

風音「ちょっとだけ顔出してみよっかな」

 

生徒会室に行くつもりだったけど、予定を変更して屋上へと歩を進めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵里「はぁ、はぁ、はぁ」

 

風音「絵里!?」

 

途中でなぜか絵里が走って来た

 

風音「どうしたの?」

 

絵里「か…ざね?」

 

風音「そうだよ、それでどうしたの?」

 

絵里「ちょっとね…」

 

ちょっとなんて嘘でしょ、凄く悲しい表情えをしてる

話を聞いてみないと…

 

ブルッ

 

風音「あっ、ちょっとごめんね!」

 

携帯が震えたので確認をする、メール?

 

今は何も言わんとその場から離れて

 

それだけしか書いてなかった

 

風音「ごめん、絵里、急用ができた!」

 

絵里「えっ…」

 

風音「じゃあ!」

 

希に任せるとは言ったけど、あんな表情をしてる絵里を放っておくなんて

精神的にキツイ…

それでも足を動かして走り出した…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風音「はぁ…はぁ…」

 

結局屋上まで走った、せっかくだし穂乃果の顔ぐらい見ていこっかな

そう思ってドアノブに手をかけた

 

穂乃果「ぶわぁっ!」

 

風音「ふぎゃっ!」

 

正面衝突、勢いよすぎだろ…

 

穂乃果「ごめん、風音ちゃん!」

 

穂乃果はすぐに起き上がって走っていった

 

ことり「ほらっ、立って」

 

少し後からきたことりんの手を借りて起き上がる

その間にも後ろから一年生と思われる4人の集団が穂乃果を追いかけて行った

 

海未「まったく、穂乃果は急ぎすぎです、ごめんなさいね」

 

風音「いや、大丈夫だけど、とりあえず二人も急いだほうがいいんじゃない?」

 

ことり「そうだね、じゃあまた後でね」

 

海未「失礼します…」

 

ことりんは手を振りながら、園田さんはお辞儀をした後穂乃果を追いかけていった

 

 

風音「真剣に今からどうしたものか…」

 

朝のホームルームまでなにして時間を潰そうか、悩みながら屋上へ足を進めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「あっ!風音ちゃん!」

 

風音「…ん?ふわぁぁ…」

 

穂乃果「風音ちゃん!風音ちゃん!」

 

風音「おはよう、どうしたの穂乃果?」

 

そのまま屋上で寝てしまってた風音は穂乃果に振り回されて眼を覚ました

 

穂乃果「ほらっ!μ'sの新メンバー!絵里先輩と希先輩!」

 

風音「絵里!希!?」

 

驚いた、二人ともμ'sに入りたかったんだ…

絵里なんてあんなに嫌ってたのに…

 

希「これがエリチの本当にやりたかったことやで」

 

風音「なるほど…要するに」

 

そう、それはきっと絵里の

 

風音「絵里はかなりのツンデレさんなんだね…」

 

絵里「ちっがぁぁぁう!」

 

 


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