if√ラブライブ!   作:流雨

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第15話

穂乃果「テスト終わったーー!」

 

そんな穂乃果と声で風音は目覚めた、いや、正確には思考回路を取り戻した

テストが始まってからの記憶がすっ飛んでる

 

風音「やっと自我を取り戻せた…」

 

穂乃果「本当にテスト期間の時は虚ろだったね…」

 

ことり「何回か声をかけたけど全部無視されたもんね…」

 

海未「わかっていても辛いものです…」

 

風音「あっ…割と本気でごめん…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵里「ハラショー…」

 

風音「どうしたの?」

 

生徒会室の扉を開けるとエリチが驚いていた

 

絵里「風音がこれをやったの?」

 

風音「そうだよ、生徒会の仕事は多すぎたからね、頑張って削ってみたんだ」

 

絵里「よくここまで削れたわね、ありがとう」

 

風音「まあ風音がサボるためって理由もあるけどね」

 

希「それでもウチらが言いにくかったようなことまでしてくれて…風音ちゃん流石やで!」

 

風音「ちょっ、のんたん抱きつかないで」

 

絵里「私も抱きつくべきかしら?」

 

風音「遠慮してくれると助かる」

 

希「それでテストはどうやったん?」

 

風音「言った通り全く記憶にないよ、いつもどおり白紙だと思うけど」

 

絵里「私が2回ぐらい話掛けたの憶えてない?」

 

風音「さっぱり憶えてない」

 

希「いきなり叫びだしたのは?」

 

風音「風音そんなことしてたの!」

 

自分の意識がない間のことは怖くて誰にも聞けなかった

まさかそんなことしてたなんて…

 

希「いや、嘘なんやけどな」

 

風音「嘘なんかい!」

 

希「いやー、ほんまに意識ないんか鎌かけたんよ」

 

風音「焦って損した」

 

希「それはそうとμ'sの皆は大丈夫やったんかな?」

 

風音「穂乃果は大丈夫だよ、風音はμ'sのメンバーの全員は知らないから他の子はわからないけど」

 

絵里「彼女達がどうなろうと私には関係ないわ、さっさと仕事しましょう」

 

風音「まぁ、それもそうか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風音「ってなわけで穂乃果はテストどうだった?」

 

穂乃果「ってわけでってどういうわけかわからないけど穂乃果は大丈夫だったよ!」

 

風音「やったね、数学がダメなんだったよね、何点だったの?」

 

穂乃果「えっと…78だったよ!」

 

風音「おおお!よくやったね!」

 

海未(穂乃果に負けてる…!)

 

ことり(穂乃果ちゃんに負けた…)

 

風音「これでラブライブ?にでられるの?」

 

穂乃果「どうなんだろ、凛ちゃんと部長がどうなるのか…」

 

風音「まあ、なるようになるでしょ」

 

穂乃果「そうだね、とりあえず部室に行って確認してみるね」

 

風音「わかった、じゃあバイバイ」

 

穂乃果「うん!」

 

穂乃果が手を振りながら走っていった

 

ことり「まってよ穂乃果ちゃん」

 

海未「お、置いていかないでください!」

 

ただしだんまり気味のことりんと園田さんは放置だったみたい

 

 

 

 

 


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