if√ラブライブ!   作:流雨

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第11話

風音「絵里、ちょっといい?」

 

絵里「何かしら?」

 

穂乃果とことりんがさっきのアドバイスからどのように変更するか、どうしたら出来るかを相談しだしたので絵里に話しかける

 

風音「μ'sをプッシュしたら、廃校を防げる気がする」

 

絵里「っ!風音、あなたもなのね…」

 

風音「あなたも?」

 

誰かに同じことを言われたのかな?

 

絵里「私は反対よ、あんな踊りで人を魅了することなんて出来ないわ」

 

風音「そうかもだけど、でも磨けば凄く綺麗な輝きを見せると思う、絵里もそれはわかってるでしょ」

 

絵里「そんな時間も、それが出来る人もいないわ……」

 

私だって廃校は嫌よ、でも私は動けない

 

そう絵里が呟いた気がした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「今日はありがとね!」

 

風音「こっちこそおいしいお菓子ありがと」

 

日が暮れる時間になったので風音達は穂乃果の家をでた

 

穂乃果「よぉし!もっとうまくなるために改良を」

 

絵里「試験」

 

穂乃果「うぅ」

 

ことり「まぁまぁ、テスト終わったら皆で考えよ?」

 

穂乃果「うん…」

 

風音「じゃあね、バイバイ!」

 

穂乃果「うん!バイバーイ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風音「もしもし」

 

希「どうしたん?風音ちゃん」

 

風音「急に夜遅くにごめんね」

 

希「まあ夜遅くにゆうてもまだ10時やしね、それでどうしたん?」

 

帰った後、絵里のことを考えていた、表情を見た感じ何かある、そう思った

だけど風音にはそれを知る手段がないと

でも携帯電話をみて思った、希なら何か知ってるかも…

 

風音「絵里…なんだけどさ」

 

希「エリチがどうしたん?」

 

風音「廃校問題について、もしかしてなにかあったの?」

 

希「あぁ~、えっとまぁ…」

 

珍しく歯切れの悪い希、やっぱり何かあったみたいだ

 

風音「よかったら教えてくれないかな?」

 

希「風音ちゃんはウチの占いじゃ何も見えへん、不思議な存在やね…」

 

風音「ん?どういう意味?」

 

希「いや、今のは気にせんといて、それよりエリチはな」

 

風音「…うん」

 

希「廃校になるって学園長が言った時にね、真っ先にどうにかしようと動きだしたんよ」

 

風音「絵里らしいね…」

 

希「やろ?それで学園長に直談判したんよ、でも…」

 

風音「でも?」

 

希「学園長は生徒会、いや、エリチが動くのを認めなかったんよ」

 

風音「えっ?」

 

希「ウチはなんとなく理由はわかったんやけど、まぁそれは今は置いとくね」

 

希"は"わかったってことは絵里はわかってないってことかな…

 

希「それで悶々としてた所にあるグループが生徒会に来たんよ」

 

風音「グループ?」

 

希「今のμ'sやね、その時は穂乃果ちゃんとことりちゃん、あと二人の幼馴染の子の3人やったんやけどね」

 

風音「今は何人なの?」

 

希「今は7人になったよ、それで3人はアイドル部、要するにスクールアイドルをやりたいって言ったんよ」

 

風音「うんうん」

 

希「しかも深く聞けば廃校をどうにかしたいからって理由で」

 

風音「あぁ~、今の聞いてなんとなく察しが付いたよ」

 

希「そう?続きも聞いとく?」

 

風音「今日はいいや、また明日電話するね」

 

希「わかったよ、じゃあちゃんと眠りよ、暖かくなってきたけどあんまり体冷やし過ぎないようにね」

 

風音「うん、希こそ、おやすみ」

 

希「おやすみ…」

 

絵里がμ'sをよく思ってない理由もわかった

でもまだ結論を出すのは早い気がする

希以外からも誰かに話を聞いたほうがいい気がする




風音はエリチ→絵里
   のんたん→希
のように気分で呼び方を変えます
そういう性格の子なのですよ、彼女←ぇ

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