魔王と勇者が悟空とベジータ   作:レイチェル

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 みなさんは覚えているでしょうか?アラレちゃんの世界とドラゴンボールの世界は同じだということを!!


誤字を直しました。それだけです。


いつもの平和な昼下がり

 ここはどこの世界にも存在しない場所にある王国、『ルドベキア』。そこはとても平和なところでした。

 しかしあるとき突然魔物がやって来るようになったのです。魔物は村の人たちを襲い、食べ物を奪っていきました。魔物は言います。

 「魔王様はとてもよく食べられるお方だ!お前らは魔王様の役に立っているんだ、ありがたく思え!!」

 国の人たちは歯向かうことができませんでした。それは魔王がとても強いからです。

 でもあるとき、勇気ある青年が言いました。

 「ぼくが魔王を退治するよ!」

 その青年の村の人たちはお金を出し合って、青年のために鎧を作りました。どんな魔法も弾いてしまう素晴らしい青を基調とした鎧です。

 そして青年――勇者は村の人たちに見送られながら、魔王を退治する旅へと出ました。

 

 その様子を大きな水晶で見ていた者がいました。

 「フ………フハハハハ!世に歯向かう者が出てきたか。面白い!かかってくるが良い!!世はここで待っておるぞ!」

それは魔王。勇者が倒すべき相手でした。

 

 

                            「勇者の冒険より抜粋」

 

 

 

 

 

 

 

 

 敵はいない。それでも修行を続ける。いや、だからこそ修行をする男がいた。

 「……チッ。もう300倍の重力じゃあ物足りん。ブルマに頼んで500倍の……いや、1000倍の重力室を作らせるか?」

その男の名はベジータ。魔人ブウとの戦いを経てもなお己を極めようとしていた。

 そしてカプセルコーポレーションの研究室へと向かう。この時間にはいつもブルマがいるからだ。

 「おい」

 「あらベジータ。どうしたの?」

そこには案の定カプセルコーポレーションの女社長、ブルマがいた。

 しかしブルマは怪訝な顔をする。

 「…………ベジータ、あんたまさかまた重力室壊したの?!」

 「ちょっと待て!なんでそうなるんだ?!」

ブルマの予想外の反応に慌てるベジータ。そんなベジータを見てブルマは得意そうに、

 「あのねえ、あたしが一体何回あんたが壊した重力室を直してあげてると思ってんの?!壊す頻度が減ってきたかなあ、なんて思ってたら最近になってまた壊すようになったじゃない!!しかもこの時間、いつもならまだ修行してるはずでしょう?さらに晩ご飯までまだ時間がある。つまりベジータは修行中に重力室を壊して修行ができなくなり、わたしに泣きついてきた。

さあ、このブルマ様の天才的な推理に穴があるっていうの?!」

そう自信満々に言ってきた。

そんな天才的な推理にベジータは、

 「大ありだ!!第一、最近壊しているのはトランクスの方だ。それに物を誤って壊すのは自分の力をコントロールできない未熟者だけだ。このオレがそんなことするわけないだろう?第一、オレは泣きつくような真似はせん」

 「…………え?最近壊してたのはトランクスの方だったの?」

 「当たり前だ。あいつはスーパーサイヤ人になれるとはいえ、まだまだ未熟だからな」

予想外の回答に驚くブルマ。しかし気を取り直してベジータに聞いてみる。

 「じゃあ何しに来たのよ?」

 「重力室の重力が300倍では物足りなくなってな。1000倍………いや、5000倍にまでできるようにしてくれ」

ベジータは5000倍と言った。500でもなく1000でもなく5000。

 その言い方に感じるところがあるらしく、ブルマは不敵に笑った。

 「ふ~ん……なるほどね…………」

ベジータはにやりと、

 「できるだろ?」

と言った。『できるか』ではなく『できるだろ』。

 「時間がかかるけどいい?そうね…………三週間くらいかしら?」

 「ああ。いいだろう」

三週間かかる。この言葉の意味は三週間でベジータの望むものが作れる、ということだ。このベジータの望むものをたった三週間で作れてしまう人は、世界広しといえどもブルマだけだろう。

 世間一般的にいえばかなりずれているが、ある意味仲のいい夫婦だ。

 「あ、そうだ。それじゃあ、あんた暇よね?だったら、ちょっとこの機械使ってみてくれない?」

 「おい。なぜそうなる?!」

そう言ってブルマは何やらよくわからない機械を見せてきた。その機械はロボットのようだった。シルクハットをかぶり目には大きなトンボメガネ。手には傘が握られており、足は一本で固定されている。

 「実はさあ、ほかの会社が新しく売ってる商品があるの。でもその構造が全然わかんないのよ。でも自分で使うのは怖いのよねえ……。その点ベジータなら大丈夫よね。あんた体丈夫だし」

一般人から見れば、ベジータの体は丈夫どころの騒ぎじゃないのだが、ブルマはそれを『丈夫』の一言で片付けてしまった。

 「でもよかった。これ、一応わたし個人で買ったものだから会社の人間を使うわけにもいかなかったからどうしようかと思ってたのよね~」

 ベジータの意志とは関係なくどんどん話は進められていく。しかしこの話を逃せば単調な修行の生活だ。だからベジータはとりあえず話を聞いてみることにした。

 「…………で、その商品とはなんだ?何かの武器か?」

 「そんな物騒なものじゃあない……はずよ。『おとぎマシーン』って言ってどんな本にも入り込むことができる………らしいわ」

そんなブルマの珍しくは切れが悪い物言いに、ベジータは眉をひそめる。

 「なんでさっきから『はず』だの『らしい』だのと言っているんだ?お前らしくもない」

 「だって『どんな本にも入り込める』のよ?!もう明らかに眉唾物じゃない!

そのくせ大量生産はされていないからこれ一個手に入れるのもやっとだったのよ。だからむやみに分解して戻せなくなっても困るしどうしようかと思ってたのよ。だから、ね。お願いねベジータ」

そう言ってブルマはニッコリと笑った。

 かつてのベジータなら、地球に侵略へときた頃のベジータならこう人にいいように使われることをよしとしなかっただろう。

 「ちっ…………仕方ないやつだ。いいだろう、やってやる」

 「ありがと、ベジータ」

随分と丸くなったものである。

 「でもなんの本に入ってもらおうかしらね?」

ブルマはベジータにどんな本に入ってもらおうかと考える。

 ちょうどその時ベジータは見知った気が研究室に近づいてくるのを感じた。

 「パパ、ママ!」

二人の息子、トランクスであった。小脇に一冊の本を抱えている。

 「どうしたの?ママはともかくパパがいるなんて珍しいね」

確かにベジータは用事がない限りここへ来ることはない。

 とりあえずベジータは決定事項だけをトランクスに伝えることにした。

 「重力室の重力を上げることになったからな」

 「うげっ!パパ、それ本当?!最近ようやく(スーパー)サイヤ人にならなくても300倍の重力にも耐えられるようになってきたのに!!」

 「だからこそだ」

ベジータは冷たく言い切る。

 「で、どうしたの?トランクス」

 「大したことじゃないよ。悟天のところへ遊びに行こうと思ってさ」

ちなみにトランクスが気軽に言った『悟天のところ』、すなわち孫家は西の都から数千キロ離れており、普通の人からすれば遊びに行くというよりも旅行と言ったほうが近いのだが………

 「ああそうなの。ちゃんと夕飯までには返ってくるのよ」

 「はーい」

トランクスにとって、いやこの家族にとっては地球なんて庭みたいなものだった。

 「トランクス、お前またその本を読んでいたのか?」

 ベジータがトランクスの持っていた本を見て言う。その本は『勇者の冒険』という絵本で、悪い魔王を退治する勇者とその仲間たちの話だ。トランクスの祖父、つまりブリーフ博士がトランクスに買ってあげたものだった。

 「うん!だってこれすっごく面白いもん!!悟天にも見せてあげるんだ」

つまりはそういうことらしい。

 そのことを聞いたブルマがこんな提案をしてきた。

 「ベジータ、あんたその本にしたら?」

 「なに?」

 「だから、入る本はその本にすればいいのよ。どうせ子供向けの本だし、大丈夫でしょ」

ブルマがそう根拠もなく大丈夫だと言い切った。

 「ねえ、一体何の話?」

トランクスがベジータの服を引いて聞く。

 「どんな本にも入れる装置を俺が使うことになったんだ」

 「え?!すごい!!ママそんな機械作っちゃったの?!」

トランクスのキラキラした目で見られながら、ブルマは悔しそうに

 「残念だけどわたしじゃないわ。なんでも『せんべい』って人と『ターボ』って人が『則巻株式会社』っていう会社で作ったようなの。しかもターボって人はまだ二十代前半よ!悟飯くんとそう歳も離れてないわ!」

と言った。さらにこんなことも言ってきた。

 「おまけにそこの会社で作る製品はみんな、どういうわけか構造が全然わかんないの!しかも噂じゃ地球を割ることのできる人造人間も開発してたらしいわ。もっと驚きなのは、その会社ターボって人が一代で作り上げたものみたいなの。………全く、地球にはとんでもない人がいたもんねえ…………」

ブルマの言葉に二人は驚いた。

 「ち、地球を割る?!」

 「まだ人造人間がいやがったのか…………!」

ブルマは半ば呆れながら、

 「……まあ予想はしていたけど、あんた達ならそこに食いつくわよねえ………」

と言った。そして、おとぎマシーンとかいう機械のスイッチを入れる。

 「おやおや紳士淑女のお二人、それにおぼっちゃんもおはようございます」

おとぎマシーンがしゃべりだした。そう、なぜか本に入ることができるだけの機械がしゃべりだしたのだ。明らかに必要のない機能。それをこの機械、いやロボットが持っているのだ。

だからおとぎマシーンがしゃべるところを初めて見たトランクスとベジータは驚きの声をあげた。

 「フン、ここには淑女なんてやつはいないがな」

驚きの声を…………

 「もう午後だけどなー」

訂正しよう。その程度で驚くような人は一人もいなかった。

 「ちょっと、ベジータそれどういう意味よ?!」

 「自分の胸に聞いてみるんだな」

険悪になる空気。トランクスはその空気を敏感に察知して二人のそばを離れておとぎマシーンに話しかける。伊達に生まれてからずっと二人の息子をやっていない。

 「ねえ、君って本当にパパを本の中に入れることができるの?」

 「はい、できますよ。わたくしはそのためのロボットですからね!」

 「ふ~ん…………」

そう自信満々に言うおとぎマシーン。しかしトランクスは疑っている。

 「トランクス、その本をとっとと貸しやがれ!」

 「うふふ。楽しみにしてるわよ~」

怒ったベジータ。笑顔のブルマ。

どうやらそういうことになったらしい。

 「あ!!」

ベジータはトランクスの本を奪い取り、

 「さあ、とっととオレ様を本の中に入れろ!」

 「は、はい!!」

ベジータのいきなりの剣幕におとぎマシーンもたじたじだ。

 「で、ではその本を後ろの壁に立てかけてください」

 「こうか?」

ベジータはおとぎマシーンの指示通りに、壁に本を立てかけた。けれどベジータの表情は怒りそのものだ。機嫌が悪い上に人(ロボット)の指示に従うという状況は我慢ならないものなのだろう。

 「そういえば、設定はどうしましょうか?売り出すにあたって新たに加わったものなのですが…………」

 「そんなもの適当でいい。早くしろ」

 「え?!で、ですがしかし…………」

 「どうやら殺されたいらしいな………」

そう言ってベジータは気を上げ始めた。おとぎマシーンのピンチだ。だからトランクスはベジータに注意する。

 「ちょ、ちょっとパパ!そんなに気をあげたらこのロボットどころか家も壊れちゃうよ!!」

 「い、家が壊れる?!一体何を言っているんですか?!というか私の体の心配は?!!」

おとぎマシーンが驚いている。それにブルマも、

 「そうよ!!それ滅多に手に入らない貴重品なんですからね!壊すなら使った後にして頂戴」

 「私が壊れることが前提?!一体どうなっているんですかこの家は?!!」

 「そりゃまあ、お前機械だからな」

トランクスがそう言うとブルマも、

 「それにしちゃあ随分と人間っぽいけど」

結局、おとぎマシーンの体(?)の心配をしてくれる人なんてここにはいなかった。

 「で、どうなんだ?壊されたいのか、壊されたくないのか?!」

 「は、はい!直ちに!!」

そしてベジータを本の中に入れるため、おとぎマシーンは掛け声をかける!

 「本に~……………入れや!!」

するとベジータの体が本に吸い込まれるようにして入っていった。

 「えっと…………随分とあっさり入っていったみたいだけど、成功したの?」

ブルマはおとぎマシーンに聞く。

 「はい、そのはずですよ。なんならあなたも入ってみますか?」

 「やめとくわ。こっちも忙しいの。明日も朝早いのよね~」

 トランクスはさっきからずっと気になっていたことを聞いてみた。

 「ねえ、どうやって本から出るの?」

 「簡単ですよ。本の物語が終わる時に自動的に出ますし、私が強制的に出させることもできます。………まあ本の中で死んでも出てこれますけど………」

後半は小声だ。

 「ふ~ん………あ、じゃあもう一つ!さっき言ってた新機能って何?」

 「それはですね、なんと登場人物になることができるんです!!」

トランクスは首をかしげる。

 「………えっと、どういう意味?」

 「簡単なことですよ。例えば『桃太郎』という本の中に入った時にこの機能を使うと、自分が桃太郎として生まれてくることができるかもしれないんです!…………もしかしたらおじいさんになるという可能性もありますが…………ですがご心配なく。大抵は物語の中心人物ですよ」

その説明にトランクスは冷や汗をかく。

 「マ、ママ…………。どうしよう…………」

 「トランクス、どうしたの?」

 「……ママはこの本のストーリーって知ってる?」

ブルマははたと気が付いた。

 「そういえば知らないわね。どういう話なの?」

トランクスが震えながら言う。

 「簡単に言うと勇者が魔王を倒してめでたしめでたしっていう話だよ…………しかも物語の主要な人物になれるってことはさ…………」

そこでようやくブルマも気がついた。

 「つまりベジータが魔王になっているっていうこと…………?」

その言葉にトランクスは頷いて、

 「だってパパはサイヤ人の王子だったんでしょ?しかもパパってチョー強いから、戦いにきた勇者が絶対返り討ちにされるよ!そしたら話が終わらなくてパパが本から出てこれなくなっちゃうよ!」

 「…………あの~、もしよろしければ私がさっき入って行った人を外に出しましょうか?」

おとぎマシーンの提案に二人は首を振る。

 「それだけはやめておいたほうがいいわね」

 「え、なんでですか?」

 「ただえさえパパはプライドが高くて誰かに指図されるのが嫌いなのに、その上自分の意志とは関係なく自分の体をいいようにされたら…………オレが重力室でどうなるか………」

 「えっと…………やらないほうがいいんですね?」

 「ええ、何もしな…………」

そこでブルマは言葉を切った。そして何かを思いついたようにこう言った。

 「いえ、あなたにはもうひと仕事をしてもらうわ」

 「?それってどういう…………」

ブルマはトランクスに言う。

 「トランクス、あんた孫くん呼んで来なさい。ベジータを倒せるのは孫くんしかいないわ」

 「!わ、分かった!!」

トランクスはそう言うが否や、すぐに部屋を出て行った。

 「………あの~、その『孫くん』という方はどなたなのでしょうか?そして私は何をすれば良いのでしょうか?」

ブルマは説明をする。

 「簡単に言うと、魔王になったベジータを倒せる勇者よ。その本の勇者がどれだけ強いのかは知らないけど。ベジータを倒せるのは孫くんしかいないわ。だからあなたには孫くんをその本の中に送ってもらいたいの。できるわよね?」

 「は、はあ………そりゃあできますけど………。その『ベジータ』さんが魔王になったとは限りま…………」

おとぎマシーンがそう言っていた途中で部屋に三人が突然(、、)現れた。

 「あら。早かったわね、トランクス」

瞬間移動でやってきた悟空、トランクス、それになぜか悟天の三人だった。

ブルマの疑問に悟空が答える。

 「買い物に西の都まで悟天と来てたんだ。まだなんにも買ってねえけどな。それよりもブルマ、なんかあったんか?」

 「ねえトランクス君、何か面白いことでもあるの?」

それにしても早い。流石Z戦士と言ったところか。

 「とりあえず孫くんには、ちょっと本の中に入ってもらうわよ。そんでもってベジータを倒してきてちょうだい。そうすれば出れるから」

そしてブルマは本の前に悟空を無理やり立たせる。

 ブルマは焦っていた。なぜなら早くしないとベジータが勇者を倒してしまうのではないかと思っていたからだ。

 「は?ちょ、ちょっと………」

 「大丈夫。きっと行けばわかるわよ。………おとぎマシーン君、孫くんを本の中に入れちゃって~!」

 「………は、はい!」

おとぎマシーンは戸惑いながらも掛け声をかける。

 「本に~……………入れや!!」

 「ちょっと!ブルマァァァァァ…………」

悟空も吸い込まれるように入って行ってしまった。

その様子に驚いたのは悟天だ。

 「ねえトランクス君。お父さんどうなっちゃったの?」

 「本の中に入ったんだよ………たぶん」

後半は悟天に聞こえないようにこっそりと言った。

 「本の中に?!」

悟天はキラキラした目でトランクスに聞く。

 「ねえ、ぼくも入れるのかなあ?」

その言葉にトランクスは驚く。

 「お前、入ってみたいのかよ?!」

 「え?だって面白そうじゃん!それにその本って、前にトランクス君がぼくに貸してくれるって言ってた本でしょ?!ぼくも入ってみたい!!」

そう悟天に言われてトランクスも興味がわいてきた。

 「ママ、オレ達も入っていい?」

ブルマは少し考えると、あっさりと言う。

 「ん、いいわよ。行ってらっしゃい。どうせ孫くんもベジータもいるんだし、なんとかなるでしょう。あ、でもちゃんと『魔王』を倒して帰ってくるのよ」

 「「は~い!!」」

というわけで悟天とトランクスの二人も本の中に入ることになった。

その様子におとぎマシーンも笑いながら、

 「ではいきますよ?」

その言葉に二人は慌てて本の前に立つ。

 「本に~…………入れや!!」

おとぎマシーンも慣れたものである。

 ブルマは、無事に二人も本の中に入ったのを確認し、一息ついた。

 「ふう……。四人とも早く帰って来なさいよ…………」

 

 

 

 一方、ブルマに無理やり本の中へ入れられた悟空はというと…………

 「魔王様!」

 「へ?魔王ってオラのことか?」

 「当たり前じゃないですか、何を言っておられるのですか?そんなとぼけたことを言っておられると、魔王の側近である私も恥ずかしいですよ………」

悟空は大きな水晶のある部屋で『魔王』と呼ばれていた。

 

 そしてベジータは…………

 「頑張れよー!」

 「お願い!早く魔王を倒して!!」

 「な…………なにい?!」

青を基調とした鎧を身に付け、たくさんの村人に見送られながら『勇者』として出発していた。

 




勇者「魔王を倒す!!」
魔王「やってみるがいい!」

ベジータ「カカロットはこのオレが倒す!」
悟空「おら強い奴と戦いてえぞ!!」


・・・・っていう発想から書いてみました。ほかに書いている小説もあるのに別の小説を書き始めたアホです。もうひとつの方が更新止まっているのにね!キャラを動かすのがしんどいどいう理由で止まっているアホですよ!!(同時に投稿している人はすごいですね。尊敬します)

ちなみにこの世界の天才度は、
ターボ>>>せんべい>>ブルマ>>ゲロ>>>アラレ>>悟飯>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>悟空
だと思っています。
あとターボはみどり先生の血を引いているから絶対イケメンだ!間違いない。

批評、酷評お待ちしております。

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