黒子のバスケifストーリー「もし緑間に彼女がいたら」 作:和泉春
高尾んちはみんな仲良しだと思う…w
そう思って書いててなんだか微笑ましくなりましたw
Twitterもよろしくお願いします!!
これからもよろしくお願いします!!
天使と愛
部活を終えて帰宅する。
玄関のドアを開けると、
俺の天使の様に可愛い妹ちゃんが俺を迎える。
「おにーちゃーん‼
おかーえりーなさーい‼あそぼあそぼ‼」
「…ホンッット可愛いなぁ〜!!
俺の天使!!妹ちゃーん‼」
そう言って俺は小さな妹を抱き上げる。
妹ちゃんはわーきゃーと騒いで喜んでいる。
俺はそのままリビングへ向かい、
台所にいる母に声をかけた。
「ただいま、母さん。
今日もお仕事お疲れ様です。
働く女性は素敵ですよ♪」
「あら、かずくんおかえりなさい。
ありがとう、もうすぐ夕食だからね。」
「へーい。」
「そういえばかずくん。」
妹ちゃんを床に降ろして、
俺は台所を出ようとした体を
母の方へと向き直す。
「ん?なに?」
「今日も居たのよ〜‼
いつも妹を迎えに着てる美形で眼鏡の男の子。
その妹も可愛くてねぇ。
美形兄妹って
まさにあのことを言うんだって思ったわ〜‼」
いつも以上に上機嫌な母に
俺は苦笑いした。
「はははっ……。そうなんだ…。」
「でもかずくんと鞠ちゃんの方が
私にとって一番可愛い兄妹よ♪」
「…そっかぁ?」
「当たり前じゃない。」
「ははっ…ありがと母さん。」
面と向かっていわれると
何だか照れる…。
俺は人差し指で頬をぽりぽりと掻いた。
母の笑顔は好きだ。
凛々しくて、綺麗で、
どこか可愛らしいところがある。
大人な女性だが、
子供っぽい面もあってとても愛しい。
純粋な親子愛だ。
母との会話を終えてリビングへ戻る。
妹ちゃんはテレビをつけていた。
「あれ?遊ぶんじゃねぇの?」
「やっぱり一緒にテレビ見る!!
鞠が分からないところ、教えて!!」
「わかった。」
俺と妹ちゃんは夕食ができるのを
テレビを見て待っていた。
内容は主に妹ちゃんが大好きなプリキュアだ。
妹ちゃんは俺の膝の上に座り、
俺の胸に寄りかかってきた。
少しよろめいたがすぐに体制を立て直すと、
アニメが流れはじめた。
「おにーちゃん、アクノソシキってなぁに?」
「悪い奴がいっぱい集まって.
仲良くしてるところのことだよ。
前に一回教えたろ?
その中で一番強い奴のことをボスっていうんだ。」
「へぇ〜!!おにーちゃんいっぱいモノシリ‼」
「鞠も分かるようになるよ。」
「うん!!鞠かんばるもん♪」
「エラい、エラい♪」
妹の頭を触れるように撫でて続きを見る。
本当はバスケ試合の録画を見たいのだが、
俺はいつも妹ちゃんを優先する。
と言うのも、妹ちゃんにはいつも、
さみしい思いをさせてしまっているからだ。
両親が共働きで、母は夕方6時、
父は妹ちゃんが寝ている時間に帰宅する。
妹ちゃんは母が迎えに来るまで保育園で待機。
各位俺も部活で、
帰ってくるのは早くても7時過ぎだ。
本当は寂しいだろうに、
ああやっていつも笑顔で俺を迎えてくれる妹ちゃんへの
ちょっとした罪滅ぼしでもあるのだ。
夕食を終えて、
妹と風呂から上がった俺は、
妹ちゃんの濡れた髪を
タオルでわしゃわしゃしていると、
突然机に置きっ放しになっていた携帯が着信音を鳴らす。
着信画面を確認して
俺は一瞬目を疑った。
でも、見間違いではない。
緑間からだ。
第五話 天使と愛
を読んでいただきありがとうございました!!
緑間の出番がなかった…w
次は出したいと思います‼
ってか題名……www
是非是非感想、評価よろしくお願いします!!
次話もお楽しみに!!