博麗さん家と俺   作:doll

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ストーリーは27話目なのに、話数は42話。
真面目にストーリー進めようと思った瞬間でした


第27話 桜の花びら

先程の件があってか、霊夢達は暫く不機嫌だった。

 

「なんだよー、霊夢どうしたんだ?」

 

「なんにもないわよ!」

 

霊夢はぷいっと顔を背ける

 

なんだ!反抗期か!?え!家出とかしたら嫌だぞ!?

 

「零斗って本当鈍感よね」

 

「先輩って一応モテてたんですよ、でも本人まったく気づいてないんですよね」

 

「うわ…本命チョコを義理チョコだと思っていちいちお返しするやつね」

 

「咲夜さん、その例えわかりにくくないですか?」

 

 

 

 

「つんだわね」

 

「だな」

 

一同は多少マシになったものの、吹き荒れる吹雪とともにたたずんでいた

 

「いったいひたすら上ってどういうことなのかしらね?」

 

「みなさーん!」

 

1人周りに見回りにいっていた光が何かを握りしめて帰ってくる

 

「おう、光。何かあったか?」

 

零斗が訪ねると、光はにぎりしめていた物を零斗に見せる

 

「これが上から落ちてきたんです」

 

光がもっていたのは、桜の花びらだったのだ

しかもただのはなびらではなく、淡くピンクに光っている

 

「桜…だけどただの桜じゃないわね」

 

「そうよ、ただの桜じゃないわ」

 

「「「!!」」」

 

突然かけられた声に一同が驚き、ババッと後ろに下がる

 

「そこまで驚かなくてもいいじゃない…そりゃあ私影薄いかもしれないけれど」

 

「おぉ?アリスじゃないか」

 

魔理沙が珍しいものでもみたかのように目をまん丸にさせた

 

「お前が外にでるなんてめずらしいな」

 

「そりゃあ私だって、外ぐらいでるわよ」

 

どうやら原作通り魔理沙とアリスは知り合いのようだ

 

「ところでアリス、あんたはこの桜について何を知ってるの?」

 

霊夢がアリスに訪ねると、アリスはポケットから同じ桜の花びらが5枚ぐらいはいったビンをとりだす

 

「このビンに手を近づけてみなさい」

 

そうアリスが言ったので、霊夢が手を近づけてみると

 

「あったかい・・・!」

 

そうそのビンはまるで春みたいに暖かいのだ

 

「そう、この桜は春度の塊なのよ」

 

「春度?」

 

「桜の何分目とかと似ているかしら、まぁ春度を吸収されているせいで幻想郷に春がこないのよ。」

 

「つまり」

 

「その春度を吸収している首謀者にたどりつく方法は」

 

「この桜が落ちてきている場所を探せばいいのですね!」

 

「ご名答よ」

 

「よっしゃ!アリスご協力感謝するぜ!」

 

「さっさと解決してよね、毎日寒くてかなわないわ」

 

どうやらアリスもこの寒さには困っていたようだ

 

「それじゃあ頑張って探すとしましょうか」

 

「さっさと終わらせて花見がしたいぜー」

 

「それじゃあ、アリス。ありがとう!お礼はまたいずれか!」

 

零斗はそう言い残すと飛んでいってしまった霊夢達を追いかけていった

 

「ま、期待しておきますか。さー、帰らないと上海達が寂しがるわね」

 

アリスはくるりときびすを返すと、魔法の森のほうへと飛んでいった

 

 

 

 

 

 

 




今回はストーリーを進めていくための通過点って感じなので
何もおもしろさをつっこめなかった…
零「え?いつもの事だろ」
ひどくないですか!?
零「しかも今回は1104字と少なめ」
許して下さいよぉ…てかネタバレしないで


それでは次回もお楽しみに!



感想、誤字、評価等々お待ちしております


追加です
皆様にご連絡があります
わたしはこれから高校に向けて受験勉強をしなくてはならなくなりました
私はあまり頭が良くないんですよねー…w
なので、長い間小説をおやすみしなければなりません
続きを楽しみにして待っていてくれる方々には本当に申し訳ないです
本当にごめんなさい
どうかしばらくの間、待ってくださると嬉しいです

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