博麗さん家と俺   作:doll

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お久し振りです

一話かくのに3日かかるってどういうことだろう
1日で3話や2話出す人本当凄い、尊敬します。本当に


第26話  マヨヒガの管理人、橙

「はぁ、マヨヒガですか?」

 

「えぇ、文なら何か知ってるんじゃないかと思って」

 

「確か妖怪の山の内部のどこかにあるとは耳にしましたが、なにやら術がかかっているらしく簡単にはみつからないそうです」

 

「なるほど…だからあまり知られてないのね」

 

一同はどうやってマヨヒガへいくか頭を捻る

 

「あ!」

 

その中で魔理沙が何か閃いたようだ

 

「何か思いついたの!?」

 

「あぁ!何だ、簡単なことだったじゃないか」

 

「意地悪しないでさっさといいなさいよ」

 

魔理沙は俺を指さして

 

「零斗の能力で、術の効果を零にすればいい」

 

「なるほどね、零にすれば術の効果はなくなり、マヨヒガにいけるってわけね」

 

「何でこんな簡単なことが思いつかなかったのかしら」

 

咲夜はうーん…と頭を抱えた

多分魔理沙は頭が柔らかいんだろうな

それで咲夜は真面目だから頭が固いのだろう

術をとくのではなく、術をなかったことにすればいい

 

問題がとけたところで、俺たちは妖怪の山の麓まできた

 

「零斗、お願いね」

 

「了解。それじゃあいっちょやりますか」

 

俺は能力を妖怪の山にむけて発動する

 

対象が大きいため少ししんどいが、かけられた術を零にすると制限をかけたため多少はいけるだろう

 

しばらくたつと妖怪の山の一角に少しゆがんでみえる場所があらわれる

 

「あそこみたいだな!」

 

魔理沙の声とともに俺たちは一斉に飛び立ちゆがんでみえる空間へつっこむ

つっこんだ瞬間、周りの景色は一気にかわり、なにやら屋敷のようなものがある空間が現れた

 

「わぁ!ここがマヨヒガですか!」

 

文は頬を赤く染めながらあたりをカメラで撮っていた

 

「さて、ここに紫の式がいるはずなんだが…」

 

俺たちはあたりを見渡すが、まわりには何もおらず

いるのは大量の猫達だ

 

「なんだ?猫ばっかりで誰もいないじゃないか」

 

魔理沙はしゃがんで猫を撫でながらぼやく

 

猫は撫でられるのが大層気持ちが良いのか、喉をごろごろならしながら魔理沙に甘える

 

ここの猫は随分人懐こいのだなとおもっていると

 

「あーっ!!お前ら!なに勝手に入ってきて猫と戯れてるのよ!」

 

突然響いてきた声に一同が驚きを隠せないでいると

向かうからハァ…ハァ…と息をきらしながら猫耳をはやした少女が走ってきた

 

「結界が解かれたから慌てて来てみれば…随分堂々とした侵入者ね!しかも私の子分にたやすく触るんじゃないわよ」

 

とその少女が魔理沙から猫をとりあげようとした時だった

 

フーッッッ!!

 

「ぎにゃあんっ!?」

 

思いっきりその猫に手をひっかかれたのは

 

「……」

 

少女は顔を真っ赤にしてこちらをキッと睨み

スペルカードを掲げた

 

「うっ、でてけー!」

 

多少無理やり感あるんだけど、今の状態じゃ話も聞けそうにない

 

「仕方ない、誰がいく?」

 

「まかせなさい、私がいくわ」

 

咲夜がキラリッとナイフを輝かせながら前に出る

 

ナイフにすこし蒼ざめたながらもスペルカードを発動させる

 

「式符『飛翔清明』!」

 

少女は宣言するとともに、ヒュンっと音をたててあたりを飛び回る

 

よく見ると五芒星の形に飛んでいる

 

そして五芒星の頂点に来ると弾幕をはなつ

スピードで相手を困惑させるつもりなのだろうが

相手が悪いな

 

「中々のスピードで飛びますけど…私相手だと意味がないわ」

 

咲夜もスペカを取り出し、発動する

 

「幻在『クロックコープス』」

 

最初はばら撒きの子弾

 

少女も簡単によけていく

 

だが、このスペカの本領はこのあとだ

 

私が能力を使うと、すべてのものが色を失い、動きを止める

私はナイフの形の弾幕を少女、いや確か橙とかいったはずだ。にむけて設置する

いくらスピードがはやかろうが、止めてしまえばゆっくり狙うことができる

 

「相性が悪かったわね」

 

私はそういいすてるとともに能力を解除する

 

するとあたりは色づき、動き出す

 

勿論弾幕は橙のもとへ発射された

 

「ぎにゃっ!?」

 

突然現れたナイフに驚き、思わず動きを止めてしまった橙は被弾し、下へ落ちていくが零斗が受けとめた

 

 

「えーっと…」

 

目の前には半泣き状態で正座している少女

確か東方projectでは紫の式の式、化け猫の橙だったか?

はいまにも泣き出しそうだったし手の傷も痛々しかったのでとりあえず治療してやることにする

 

もってきていた鞄から包帯と消毒液をとりだすと橙の手に消毒液をかける

 

「ニギャッ」

 

消毒液がしみるのか、少し悲鳴をあげるが

俺はテキパキと包帯をまいた

 

「手際がいいんだね」

 

「最近俺も大けがおったからな、慣れた」

 

橙は包帯がまかれた手をジーっとみつめてから、うつむいてぽそぽそと話し出した

 

「霊夢が動くってことはこの長い冬のことでしょ、それなら上のほうへいってみなさいよ」

 

「上に何があるのよ」

 

「そんなの知らないわよ、私なんか下っ端だからあまり教えてもらえないのよ」

 

「よし、それじゃあいくぜ!上のほうへ」

 

「何か閉まらないわね」

 

「しょうがねーだろ?ほかに言い方がないんだからさ」

 

「というか、僕空気…」

 

全員が立ち上がり、マヨヒガからでていこうとしたときに

 

「お兄ちゃん」

 

「?」

 

橙がグイッと零斗の服の袖をグイッとひく

 

「治療してくれてありがとう、また遊びにきてね」

 

にこりと橙は笑って零斗にギュッとだきつく

 

「「「なっ!?」」」

 

霊夢と魔理沙と文はなにしてるのよ!と叫びそうになったが

零斗は橙の頭をなでて

 

「おう!また来させてもらうな」

 

とニコニコとまったくどうじない

 

霊夢達がワナワナと震えていると

橙は抱きつきながら顔をこちらにむけると

 

ニヤリと骨格をあげて黒い笑みを浮かべた

 

 

 

こうしたことから霊夢達はしばらくの間、不機嫌だったとか




零「ズルズル」
・・・
霊「ズズーッ」

・・・うるさいわぁぁぁ!!
さっきからなにしてるんですか!
零「蕎麦食べてる」
霊「見ればわかるでしょ」
音じゃわかんないんだよ!
霊「作者がのんびりしてたからもうお正月なんだよ、馬鹿ってつたえてるのよ駄作者」
ヒドッ!
零「コラボばっかして、やっと本編かいたかと思えばお正月だぞ」
霊「遅い、遅すぎでしょ」
すいませんでした…

クリスマスやハロウィンを大きくしすぎたせいで、お正月はこれといってコラボや番外編はやりません!
なのでここでいわせてもらいますね!

あけましておめでとうございます!今年もどうか博麗さん家と俺をお願いいたします

零「なんでこんな時間に投稿できたんだよ」
予約投稿の力ですw

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