博麗さん家と俺   作:doll

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今回はコラボさせていただくハロウィンパーティの前日の話です!

ハロウィンは過ぎてしまいましたけどね…


一夜のハロウィンパーティ!前日

 

 

『ハロウィン』

 

ハロウィンとははるか昔から行われ続けている宗教的な意味合いのお祭りである

もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追いだす行事であったが近年では本来の宗教的な意味合いはほとんどなく、子供達がお化けや魔女の格好をし、近くの家を訪問しお菓子をもらったりする風習と鳴っている

 

無論そんなハロウィンも幻想郷には伝わっているわけで

 

 

「というわけで、ハロウィンパーティを開こうぜ!」

 

「「はぁ?」」

 

のちのち幻想郷でも大きなイベントとなるハロウィンパーティは魔理沙のそんな一言から始まったのだ

 

「いやぁ、だからさ。いつもの宴会じゃなくて、私たちも仮装をして大きなパーティーをやろうぜ」

 

「何で突然そうなるんだよ」

 

「いや、ただたんに面白そうだからだぜ」

 

「はぁ…用意しなきゃいけないのは私達だって言うのに…」

 

そういう霊夢もすっごいしたそうな顔してんだけど

 

「しゃーない、やるか!魔理沙やるからにはお前も手伝えよ」

 

「うっしゃ!人集めはまかせろ!」

 

そういうやいなや魔理沙は一目散に飛んでいこうとするが

 

「ま、開催は明日だけどな」

 

 

ずるっと魔理沙は箒から落ちかける

 

「なんだよー、今日じゃねーのか?」

 

「あったりまえだ!用意しなきゃなんねーし、お前らだって着る衣装の準備があるだろ?ほら、招待状みたいなのをまた文に配らせるからお前は手伝ってくれそうな奴らを呼んできてくれ」

 

「はいよ、了解だぜ」

 

魔理沙はキュッと帽子をつかむと体制をととのえて

彗星のごとく飛び去っていった

 

よし、まずは招待状だな

 

「霊夢、悪いが文を探してきてくれないか?」

 

「あぁ、わかったわ。勘でさがしてみる」

 

「霊夢の勘はよく当たるからな、頼んだ」

 

霊夢はコクリと頷くと、ふわりと空へ舞い上がっていった

 

霊夢を見送ったあと、俺は筆を取り出して紙に筆を走らせた

 

『ハロウィンパーティのお誘い

 

明日の夜、ハロウィンパーティを開きたいと思います

各自仮装をして参加ください

 

新藤 零斗』

 

 

シンプルだがいたしかたない

なにせ書くことがない!

 

何枚かかけたところで、文が霊夢とともに神社に舞い降りた

 

「どうもー!清く正しい射命丸 文ですー。何かご用があるようで?」

 

「あぁ、これを届けてもらえるか?」

 

文に招待状を何枚か渡すと

 

「ハロウィンパーティですか!招待状ですね。にしては枚数が少ないですね」

 

「それは別世界用だ、それを紫に届けてくれ。」

 

「なるほど、なら幻想郷の皆さんには私が新聞やチラシでも配って知らせておきましょう!」

 

「あぁ、頼む。」

 

文は手紙をしまうと、羽を広げ一気に飛び立つ

 

 

さて…あとは料理だな

 

俺はカボチャが大量に余っていたのを思い出し

それを台所に運び込んだ

 

随分立派なカボチャだな…

 

ハロウィンだからやはりお菓子や甘いものが必要となる

配るようにクッキーをつくっておこう

 

折角だし、カボチャプリンでもつくってみるかな

 

しばらくして…

 

「おーし、出来た出来た」

 

たくさんのカップの中に、うまくできたカボチャプリンがはいっている

これだけあれば十分足りるだろう

クッキーもできたし、袋詰めはすんだ

あとの料理は明日進行しながらやればいい

今日できることはこれぐらいだな

 

俺はこった肩をぐるぐる回しながら

しんどくなるであろう明日を考えてため息を吐くのだった




明日になんとか続きを書きたいと思います!

今回は時間がやばかったりするので(深夜ですから)
これできりたいと思います!
それでは次回も!

「お楽しみに!」

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