博麗さん家と俺   作:doll

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はーい、ペペさんが復活いたしましたので、コラボです

ペペさんの『東方苦楽録』から瀬戸尾 凌君です
さって何も決めてないのでどうなるかな!
あ、季節は春雪異変にあわせて冬です(季節はずれな)


コラボ やってきたのは自然の神(笑)!?

「あー、さびー」

 

「本当、何でこんな時期に雪なんか降るのかしら」

 

「異変じゃねーの?」

 

「…(目線をそらす)」

 

そんな呑気な会話をするのは博麗神社に住む

新藤 零斗と博麗 霊夢

季節はもうすぐ春といったところだが、外は満面の雪

普通なら博麗神社では桜が咲き乱れてもおかしくない時期である

新聞でも大体がこの話題である

異変だと騒がれているが、霊夢は一向に動く気配はなしである

理由を聞くと、「寒いから」と帰ってくる

…寒いから解決しなきゃいけないのではないだろうか?

 

「こういう日は家でゆっくりと…「ちょっ!まっ!?」

ドシャアァァ…ドサドサドサ…

 

霊夢がお茶をすすろうとした瞬間、上空から何かが落ちてきてそのまま雪へダイブ、そしてその反動で木から雪が落ち、見事埋まってしまった

 

「…ゆっくりとするにかぎるわね」

 

こいつなかったことにしようとしてるぞ!?

 

流石に庭で凍死体が出来るのは勘弁だ!

俺は慌てて庭へ降りると能力でシャベルをつくりだすと

埋まったであろう人物を掘り出す

 

 

「ぶっはぁ!パーカーとかなかったら死んでた!

あ、俺不老不死だったな…」

 

しばらく掘っていると雪の中から長袖のパーカーと黒の長ズボンを履いた男がぼふっとでてきた

 

「お、生きてた」

 

「突っ込みたいとこはいっぱいだがとりあえず…

何で冬っっ!?」

 

少年説明中

 

「ふむ、大体わかった。まぁここが幻想郷ってのは知ってたよ。何回かいったことあるし。

異変ねぇ…ま、俺には関係ないみたいだけど」

 

「理解していただけたみたいで何より、んで自己紹介がまだだったな、おれは新藤 零斗そして隣のこいつが博麗 霊夢だ。よろしくな」

 

「ま、よろしく」

 

「おう、俺は瀬戸尾 凌 まぁ違う世界で神(笑)をやってる

ま、仕事は陰陽師だけどな」

 

「神ねぇ…その笑が何か気になるがおいとくか」

 

「まぁつまらないものだか…」

 

と凌は桃がいくつかはいった箱をさしだす

 

「これはご丁寧に…ってなんだよこれ?」

 

「何って…桃。うまいぞ?」

 

「何か普通じゃなさそうなんだが…」

 

「あら、これ…神力で出来てる桃だわ…。ふーん、ま、食べられるなら何でもいいわ」

 

「おい…」

 

まぁ、こんな風に雑談を楽しみ一同であったが…

 

「おーい!霊夢!」

 

と縁側から魔理沙の呼ぶ声が聞こえたので

霊夢が少しめんとくさそうな顔をしながら戸をあけると

 

「きゃっ!」バサッ

 

霊夢の顔に雪玉がぶつかった

 

「ふっふっふっ…してやったりだぜ!てなわけで雪合戦やろうぜ!」

 

「…」

 

それを唖然と見ていた俺たちはハッと我に帰る

 

「うふふ…ふふふふ…」

 

霊夢は肩を震わせながら不気味な笑い声をあげる

 

「こりゃあ…」

 

「完璧にきれたみたいだな…」

 

 

 

「やってやろうじゃない!行くわよ!零斗!凌!」

 

霊夢がだだっと庭へ飛び出る

 

俺ははぁとため息をつきながらのてのてとついていく

 

凌も「え!?俺も⁉︎」ととぼとぼとついてくる

 

 

 

外へでると魔理沙以外に、紅魔館メンバーがそろっていた

 

「のぞむところだぜ!こっちは咲夜、レミリア、フラン、私でいくぜ」

 

「やってやろうじゃない、主に霊夢狙いでいこうかしら」

 

無理やり連れて来られたであろうレミリアはやる気満々のようだ…まぁ咲夜は渋々といった感じだが

 

「まちなさいよ!そっちのほうが多いじゃない!」

 

「なんのことだかだぜ」

 

こちらは3人あっちは4人か、ふむ確か

 

「霊夢、こっちにもまだ一人いるじゃないか」

 

俺は中に入ると布団に包まっている光をひっぱりだし外へ放り投げる

 

「ぎゃー!!冷たいっ」

 

悲鳴とともに光はガバッとたちあがる

 

「これで4対4だ」

 

「ちぇー、ま、いいぜ!ルールはお互いどちらのチームがたってられるかだぜ

それじゃあ…スタート!」

 

魔理沙の掛け声とともに一斉に雪玉が飛び交う

 

「おりゃおりゃおりゃあ!」

 

魔理沙は真っ直ぐに雪玉を投げるものの簡単によけられる

お返しとばかりに霊夢が雪玉を投げると魔理沙も簡単にひらりとよける…が

 

「うおっ!?」バスッボスっ

 

よけた雪玉が顔面にぶつかったのだ

 

壊れた雪玉からは追尾用のお札がでてくる

 

「霊夢!てめー…」

 

魔理沙がやり返そうとすると目の前には大量の雪玉が目の前にせまっていた

勿論全然追尾機能つきであろう

「…卑怯だろー!!」

 

魔理沙脱落

 

「さーて、どうするかね…」

 

俺の目の前には雪玉がうまくつくれず半泣きのレミリアが…

 

「な、なんで固まらないのよー!冷たいし…うー」

 

攻撃すべきかと迷っていると、横から霊夢の追尾がた雪玉がレミリアに炸裂した

 

「うっし!二人目!」

 

と霊夢はガッツポーズとともに次の犠牲者に向かって走っていった…

 

レミリア脱落

 

「うおっ、ちょっとフランこれはずるくない!?」

 

光はぎゃーぎゃーと叫びながら、フランの超巨大雪玉から逃げていた

 

「あー、すばしっこいなぁ、そーれ!」

 

 

「いやぁー!!無理無理!」

 

光脱落

 

 

「次はあんたよ!咲夜!」

 

「もう…しょうがないわね!」

 

霊夢が追尾がた雪玉を投げると

咲夜も負けじと雪玉を的確になげ相殺させる

 

時に咲夜は雪玉を時間を止めてありもしないところから霊夢に向かって投げるからこっちもこっちで中々ずるい

霊夢は驚くこともなく簡単によける

これは中々勝負はきまらないかと思っていたが

突然巨大な雪玉が二人に向かって落ちてくる

 

それはフランが凌にむかって投げた雪玉だった

 

「もー!全然あたらないよー!」

 

「あ…わりぃ。霊夢、咲夜」

 

そのまま二人は避ける暇もないまま巨大雪玉に潰される

 

霊夢、咲夜脱落

 

「なんで狙いが凌から俺に変わってんの!?」

 

絶賛逃亡中

 

「凌が零斗のほうへいくからだよー」

 

「ちよっ、巻き添えとか勘弁なんだけど!」

 

文句を言うべくとなりを見ると…

 

「…いねーじゃねぇかぁぁ!!」

 

そのまま逃亡を続けるもののやはり距離は縮まってくる

 

「これで!そー…うひゃあ!?」

 

フランが大玉を俺に投げつけようとした瞬間

フランのとなりにスキマ?みたいなものがぱかりとあいてそこから雪が雪崩みたいなドサドサと出てきた

 

フラン脱落

 

「ふぃーおわったおわった」

 

そこからでてきたのは、湯気をたてていかにも風呂上がりの凌

 

「ちょっ、お前何してたんだよ…」

 

「風呂はいってた…入る?」

 

「入るけども!」

 

 

 

かぽーん

 

 

「あーしみるー」

 

「おっさんみたいだぞ」

 

絶賛入浴中

 

「ふぅん…スキマの中が温泉って…何かいいな」

 

「温泉だけじゃないけどな、でもここは自分でも落ち着くな…さーて、そろそろ帰るかね。文も妹紅も待ってる。」

 

「そうか…んじゃあ俺はおいとまさせてもらうかな。」

 

俺は湯船から上がると能力でタオルを取り出し、服を着る

 

「じゃあな、どうせこのスキマでかえれるんだろ?

風呂ありがとな。また会おう」

 

凌は湯船に浸かったまま手を振ると

 

「あぁ、またな。今度はこっちにも来てくれ。歓迎するよ」

 

「かならず伺うよ」

 

と零斗ははにかむとスキマの出口からひらりと外へ出て霊夢達の救出に向かう

 

 

取り残された凌は上げた手を湯船に戻すと

 

「さて…何の用だ?こちらの紫さん?」

 

凌が問いかけると端のほうからタオルを巻いた紫があらわれる

 

「あらあら…気づかれてたのね」

 

「まぁな…で?何の用だ」

 

「いえ、特に用はないわ。ただ此処が気になっただけ」

 

「そうか…なら俺から質問しようか」

 

「……」

 

「お前、何を知っている?」

 

「なんのことかしら」

 

「『あいつ』はいったいなにもんだ?お前は知ってるんだろ?だから…」

 

「それは…いつかわかる時がくるわ…。それじゃあ、ご機嫌よう」

 

そう言うや否や紫はゆらりとすがたを消した

 

「いつかわかる時がくる…ね。つまりもう時間はないわけだ。」

 

凌はスキマを自分の時代に繋げる

 

「さて、あいつは乗り越えられるかね…」

 

そう呟くと同時に凌はスキマの外へ出て行った

 

 

 

 

ちなみに霊夢はこれのせいで風邪をひきましたww




おわった…

まさか雪合戦になるとは最初は考えてなかったわ…
でも本編の展開みたいなのをちょっと出せたし結果オーライ!
ペペさん、コラボありがとうございました!
またいつか機会があればしましょうね!
ありがとうございました


霊夢風邪回は異変が終わってからで…w

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