博麗さん家と俺   作:doll

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久しぶりの零斗君のお話です!
本当はペペさんとのコラボを筆記する予定でしたが、ペペさんが少し活動停止をしていらっしゃるので先に本編を進めたいと思います

ps.154人までお気に入り数が増えました!ひゃっほう!


第24話 出発

「で?これからどうするんだ、魔理沙達は何か発見したのか?」

 

「いや、まだ何も見つけてないぜ」

 

「そうねぇ…いつも冬になるとあの氷妖精が飛び回っているはずなのに、行くときに見かけなかったぐらいかしら」

 

氷妖精…チルノのことか

いなかった?冬なんだからあいつの力も倍増しているんだろうか…

 

 

「とりあえず用意ぐらいはさせてもらうわよ、まだ情報もないなら急ぐ必要もないんでしょ?」

 

「そうだな、俺も用意してくる。光はそこで待ってろ」

 

「はい、わかりましたー」

 

零斗はじぶんの部屋からスペルカードを取り出し

一応里で買っておいた上着をはおる

 

「零斗ーちょっといい?」

 

俺が振り向くと襖をちょっと開けて覗き込んでいる霊夢がいた

 

「?いいけど…どうしたんだ?」

 

俺が訪ねると霊夢は襖をガラっとあけて中に入ってくる

 

ちゃんと閉めないとさぶいんだけど…w

 

「やっと注文してたのが仕上がってね、はい」

 

霊夢から渡されたのは服、上は霊夢の昔の巫女服みたいなやつで、下は青緑色の袴

霊夢曰く、神主の服らしい

知り合いに頼んで作ってもらったそうだ

 

「おぉ…凄い出来だな。霊夢が俺のために用意してくれたのか?」

 

と俺が服を目の前で掲げながら尋ねると

 

霊夢はえっ?と顔を真っ赤にして

 

「…そうよ」

と小さく呟いた

 

やべっ、凄くきゅんきゅんくる

かわいいです

 

霊夢が俺のために用意してくれるなんて…冗談抜きで本当に嬉しい

これは大事に使わなくては…

 

「霊夢、ありがとうな!」

 

「…どういたしまして。どうせなんだから今きていったら?スペアもいっぱいあるから」

 

「あるならきていってみようかな、じゃあ着替えるから…って俺こういう服の着方しらないんだった…」

 

俺がorzの格好でへこんでいると、霊夢はハァ…とため息をはいて

 

「手伝ってあげるわよ、一回で覚えてよね」

 

と、どうやら手伝ってくれるらしいが、どうも裸みられるのはなぁ…

 

「大丈夫よ、零斗体付き女っぽいし」

 

「ぐはっ…」

 

俺のコンプレックスを真顔で…

きにしてんだぞっ

 

しばらくお待ちください

 

「これでいいわよ」

 

「おぉ、すごいなこれ。着心地抜群」

 

スベスベして、むれにくい

これは現代の技術を中々再現できているな

しかしこれが手作りとはにわかに信じがたいものだ

 

 

「さて、用意も出来たし魔理沙達のところにいきましょうか」

 

「そうだな…って霊夢お前寒くないの?」

 

霊夢の服はやはりいつもの腋が丸出しの巫女服

 

「風よけの結界をはってあるから大丈夫よ」

 

「そうなのか…?」

 

少年、少女移動中

 

 

「よーし!じゃあ行くぜ!」

 

魔理沙が張り切った様子で叫ぶが、そんな元気なのお前だけ…

 

「おー!」

 

あ、いたわ。光も元気だよなぁ

 

「へっくし!」

 

俺の隣にはブルブル震えてる意地っ張りがいるってのに

 

「ほら、さぶいんじゃねーか」

 

「さ、さぶくなんか…へっくしゅ!」

 

そんなくしゃみしながら言わても説得感ないぞ…

 

「ったく…」

 

俺は着ていた上着を脱ぐと霊夢にかけてやる

 

「!……ありがと」

 

「いいってことよ」

 

あと、こっそり霊夢の周りの寒さを能力を使ってなくしておいた

霊夢にはがんばって貰わないといけないからな

 

「あれ?寒くなくなった」

 

「上着きてるからだろ」

 

霊夢はジト目でこちらを見るが目線をそらし口笛をふいて誤魔化す

 

「…お節介焼き」

 

「誰のことやら」

 

 

 

 

そして異変を解決するために全員が一斉に飛び立つ

 

さて、行き先は誰にもわからない

結末も誰にも…

 




はーい
かけました

服はまた設定にかいときます
それでは耳鼻科にいってまいりまーす

次回もお楽しみに!

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