博麗さん家と俺   作:doll

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番外編です!
これは光君が主人公の番外編ですね

零「俺はチラチラと出るぞ」
霊「えっと、光のフラグがどうちゃらこうちゃらだって」
あ、霊夢さん勝手に私のメモよまないでください!
霊「はいはい、わかったわよ」

えーっと、多分数話でおわりますので、終われば本編を進めていきます!
それでは!


番外編! 紅魔館と僕バイト日記!

「働け」

 

「へ?」

 

僕のあの大変な日々はこの一言から始まった

 

「あのー…先輩?それはどういういきさつで?」

 

「いや、何か紅魔館がバイト募集中だっていうからさ」

 

零斗先輩は『バイト募集中♪住み込み3日』と書かれたチラシを僕の前でヒラヒラと掲げる

 

「何でやらないといけないんですか?」

 

「最近お金がピンチなのよ」

 

霊夢さんがだんだんと桁が少なくなっている家計簿を僕に見せる

 

「というかなんで僕なんですか!?先輩でも大丈夫でしょう!?」

 

僕が必死にうったえると先輩は真顔で

 

「だって俺、霊夢と離れたくないし。3日執事とかホント勘弁」

 

サラリと恥ずかしい事を言ってみせる先輩は凄いと思う

 

「サラッと恥ずかしい事…言わないでよ…」

 

霊夢さんは顔を赤くしながら先輩の背中をペシッとしばく

 

「というわけで、頑張って稼いできてくれ!」

 

そうして僕は満面の笑みを浮かべた先輩に見送られ、3日間紅魔館でバイトする事となったのです

そうして、現在にいたる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわぁ…話には聞いてたけど…本当に大きいなぁ」

 

僕は今、紅魔館の門の前に立っています

 

「どうしよう…勝手に入っちゃまずいよね」

 

門の前でうろうろしていると、門番をみつけるも

 

「咲夜さん…せめて頭はやめてください…死にます…グゥグゥ」

 

熟睡してらっしゃる!!

 

「どうしよう、起こしていいのかな?」

 

「いいわよ」

 

「うわっ!?」

 

突然後ろから声がしたのでおもわず振り返るとそこにはいかにもメイドって感じの人が立っていた

 

「零斗から話は聞いているわ、半吸血鬼なんですってね。まぁ、とりあえず中へ入って頂戴。

仕事の説明をするから」

 

そう告げると、メイドさんはスタスタと入り口のほうへ歩いていく

 

「あ、待ってください~」

 

光はあわてて追いかけていくが、その横で美鈴の頭にナイフがささっていたのは気づかなかった

 

「ひどいです…シクシク」

 

 

 

 

 

 

 

紅魔館内

 

 

 

 

「真っ赤だ…」

 

館の中は全体が真っ赤で、構造はいかにも高貴な感じのお屋敷で綺麗だなぁ

 

 

「今日は館を案内するだけで終わるかしらね」

 

僕がキョロキョロとあたりを見回しているのを見て、メイドさんはクスリと笑う

それを見て僕は少しはしゃぎすぐたかなと顔をカアァァァと赤くする

 

「とりあえず、自己紹介ね。私はここのメイド長、十六夜 咲夜よ」

 

「あ、僕は」

 

「雨咲 光、でしょ?ちゃんと聞いてるわ。さ、ついてきて。館を案内するわ」

 

うーん…先輩僕に言う前から行くの決めてたんだなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さ、ここが最後の部屋、お嬢様の部屋よ」

 

咲夜さんが『失礼します』といいながら扉を開く

 

「あっ、咲夜まだ駄目だって!」

 

お嬢様?らしき方が慌ててカラフルな飾りのようなものを隠すと

イスにスッと座る

 

「あなたが零斗の言っていた光ね?私はここの館の主、レミリアスカーレッブッ…

よろしくね」

 

!?

 

えっ?今かみましたよね?

レミアリさんはかんだのを何のことやらとばかりに涼しい顔をこちらにむける

後ろで咲夜さんは笑うのを一生懸命こらえていますけど…

 

「咲夜」

 

「何でしょう?お嬢様」

 

「貴方今、笑うのこらえているでしょう」

 

「いえ、そんなことはありませ…プフーッ…」

 

咲夜さんは顔をそむけ、頬を赤くそめてプフッとふきだす

 

「ちょっと!咲夜!そこに直りなさい!」

 

「それでは失礼します!光!行くわよ!」

 

咲夜さんが全力で僕をひっぱって部屋から逃走をする

 

「ちょっ!こらぁー!咲夜ぁ!」

 

バタンっ

 

「あの、いいんですか?」

 

「いいのよ、あとでおやつもっていくから」

 

えぇ…軽いですね。そんな簡単に機嫌直せるものなの?

 

「さーて、それじゃあ今日はもう遅いから料理だけ手伝ってもらおうかしら」

 

「あ、わかりました!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いっぽう門では

 

「なんだか紅魔館の中が楽しそうな気でいっぱいですねぇ。特に咲夜さんが楽しそうです」

 

美鈴は中の気を感じながら、少し笑みを浮かべる

 

「なんだかんだ言って咲夜さんも楽しみにしてたんですね」

 

美鈴は昨日、咲夜さんが「もう、ただでさえ忙しいのに、バイトの指導だなんて…」

とこめかみをおさえてぼやいていたのを思い出す

 

「咲夜さんてたまに面白いんですよねぇ、お嬢様をからかえるの咲夜さんだけですし」

 

美鈴は一人でクスクスと笑う

 

「んー、お嬢様はなにやら忙しそうにしてますねぇ・・・あ、あれの準備ですか。

えーとたしか…」

 

「美鈴!ご飯よ、入ってらっしゃい!」

 

「さめちゃいますよー」

 

美鈴が続きを口に出そうとすると、咲夜さんと光さんが私を呼ぶ

 

「はーい、今行きますー(ま、楽しみにしておきましょうかね)」

 

そう心で思いながら玄関へ走り出す




光「どうも!今回の話の主人公、雨咲 光です!」
主「作者のdollですよー!いやぁ、久しぶりにちゃんとしたあとがきがかけますよ」
光「最近はバタバタと忙しかったですもんね」
主「まぁ、これからテスト期間なんでしばらく無理なんですけど」
光「書いてたらサボってるってことですねww」
主「まぁ、部活ありませんから早く帰れますからね。課題に支障がでないくらいで書きます」
光「それではこれぐらいでいきますか」
主「ですね!それでは!」

次回も!

全「お楽しみに!」光「バイト、頑張ります!」

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