「はい、出来たわよ」
「あぁ、ありがとう霊夢」
全員の治療が終わると同時に霊夢が立ち上がり、咲夜に話しかける
「さて、アンタの主人とやらの所までつれていってもらいましょうか」
「うぅ……わかりました。すいませんお嬢様」
この世界のルールは、弾幕勝負で勝ったもののお願いを聞かなくてはいかないのだ
だからよく賭け事でも弾幕勝負は使われる。
咲夜もそれをよくわかっているみたいだ。
「それではこちらへ、お嬢様の所までご案内します」
咲夜はしぶしぶといった感じで歩き出す
「それじゃあ頑張ってね、私はここの片付けがあるから」
「おう!じゃあなーパチュリー。また遊びにくるぜ!」
どうやらパチュリーはついてこないらしい、しかもここの片付け…多分こあが全部やらされるのだろう。「ひぃぃ~!!」
なぜか今こあの悲鳴が聞こえたような気がするが、多分気のせいだろう。
しばらく歩いていくと、いかにも高貴な人の部屋という感じの扉が現れる
「ここがお嬢様の部屋です。くれぐれも粗相のないように……」
「弾幕勝負に粗相も何もないわよ」
霊夢が咲夜の言葉に耳も貸さずに扉をあける
本当適当な奴だなぁ、もう。
扉を開けた先には、椅子に座り、いかにもカリスマオーラを放つ幼j……ゲフンゲフン
この館の主らしき人が座っていた(まぁ、レミリアなのだが)
「ようこそ、よくきたわね。博麗の巫女」
レミリアはこちらに怪しい笑みを浮かべる
「私はレミリア・スカーレット。この館の主人よ」
「博麗 霊夢、単刀直入に言うわ。この赤い霧をとめてもらえるかしら?」
霊夢がたずねると、レミリアはゲラゲラといかにも吸血鬼らしからぬ野蛮な笑い声を上げた
「この霧を止めてですって?自分で出した霧をはいそうですかと止める馬鹿がどこにいるのかしら?私はあの憎くき太陽の光を遮断するためにあの霧を出したのよ?止めるわけないじゃない」
「そう…。なら…」
霊夢はお払い棒をレミリアに突きつける
「力付くで止めさせるわ!」
するとレミリアは外へ出る、そして
「こんなに月も赤いから……」
背中の吸血鬼の象徴ともいえる蝙蝠の翼を広げ
「本気でいくわよ」
こうして、レミリアとの弾幕勝負が始まる
え?俺?観戦だが何か?
し・ば・ら・くして
「なっ……人間風情がここまで!?」
レミリアが結構おされてきたな(レミリアと霊夢の戦いはカットされました)
「さぁ!とど……!?」
霊夢がとどめをさそうとスペカを掲げた瞬間、俺の横の壁がドガァァァン!という音と共に爆発した。
「!?・・グハッ!」
そのまま爆風に飛ばされた俺は背中に大きな衝撃を受けつつ、地面に激突する
その爆発した壁から出てきたのは、少しレミリアに似た風格を持つ少女
それを見たレミリアは、一気に顔を険しくし、少女の名前を呼ぶ
「何故出てきた!フラン!」
はい!今回は前書きがありません!
零「今回からなくすことにしたみたいだ」
ゲストもいません!
零「まぁ今は無理だよな…ていうかレミリア戦カット!?」
あはは…
零「はぁ…フラン戦に期待だ」
本当は今回で一気にフランちゃんと戦おうと思ったんですけど
あまりつめすぎると内容が薄くなりそうだったので
零「まぁいいとするか」
はい!それでは次回も
全「お楽しみにー!」零「次回、俺大ピンチ!?」