零「おいおい!」
「へぇ~……霊夢に兄貴がいたのか」
いまは博麗神社の居間で机を囲み座っている。
うん、茶がうまい。
「まぁ血はつながってないけど、零兄は私のお兄ちゃんみたいなもんよ。小さいころ面倒みてくれたし」
「ま、霊夢は小さいころはやんちゃで大変だったな」
「零兄!!」
俺がおふざけで霊夢のことをいうと、霊夢が真っ赤で反発してくる。おぉ、可愛い可愛い。
「へぇ~、今じゃ考えつかんな。」
魔理沙はたいそう驚いたようで、目をまん丸にしている
「ま、今も昔も霊夢は俺の可愛い妹さ」
「これがシスコンとかいう奴なのかねぇ……」
魔理沙が目を細める。
ちなみに霊夢は俺の隣で座ってる。いわゆるひっついてるのさ。
「霊夢、近いぞ?」
「いいじゃない、久しぶりなんだし」
「あー、見せなくていいぞ。シスコンぶりはさ」
魔理沙がそうつぶやきながら袋をあさる。
「ほら茸、これで今日は三人で宴会でもしないか?」
魔理沙の袋から出てきたのは今の季節じゃ考えられない
マツタケやシイタケ、エリンギ、なめこまである。
「なんだ、お前の袋は季節関係なく茸が出せるのか」
「そんな袋があったらほしいくらいだぜ?まぁ魔法の森でとってきたのと、マツタケは大事に保管しておいたのを持ってきたのさ。冬に秋の感覚に戻れるってな」
へぇ……しかし何か色のおかしい茸があるのはどう反応したらいいんだ?
「あ、毒茸あるかもだけど気にしなくてもいいぜ?」
「気にするよ!!」
なんとシレッと可愛い顔しといて怖いこといってるんだよ。
「はい、回収」
俺は知らない茸だけ回収した。
「あー……笑い茸とかあったのにな……ベニテングタケとか……」
「それ毒茸だぞ!?」
「ちょっと……魔理沙?」
霊夢がどこからか札を取り出す。
「わー!!すまんすまん!冗談だって!いれてないぜ。笑い茸は本当だけどな」
よし、捨てよう。いや、
「燃やしてやる。火じゃ足りないか。激火」
ボッと激しく茸は燃える。うん、ちゃんと能力は劣ってないな
「へぇ……能力もちか?魔法でも使えるのか?」
机に身を乗り出して魔理沙が興味心身で聞いてくる。近い。
「ちょっ、そんなにのりだしたら……」
ビンゴ、机がこちらのほうに傾く。
「うわぁ!?」 「ぐえっ」
机がひっくりかえって魔理沙が俺の上に倒れる。
ま、逆壁ドンってやつさ。
何で落ち着いてるかって?逆だよ、逆。
パニくりすぎて頭が真っ白なのさ。(ドヤ)
俺の上の魔理沙は顔を真っ赤にしてうずくまってる。
う~ん、どいてはくれないだろうか?
「ちょっ、ちょっと!!そんな羨ましい・・違った!魔理沙!零兄から離れなさーい!」
霊夢が魔理沙を引き剥がしそのまま俺の胸にダイブしてきた。
「おい……霊夢?」
「いいじゃない。」
引き剥がされた魔理沙は顔を抑えてうずくまってる。どうしたのだろうか?
魔理沙side
「~~~~~~っ」
おそらく私の顔は真っ赤なんだろうな。
あぁ~恥ずかしすぎるぜ…。しかもドキドキがとまらない……
でも……零斗って以外にしっかりしてるんだな。体。
はっ、何考えてんだ!
でも……ああして素直に甘えられる霊夢が少し羨ましいぜ……
……うだうだ考えてもしょうがないぜ。
こうなりゃもっかい零斗の胸にダイブだぜ!!
こうして博麗神社では、二人の少女に抱きつかれる男の姿が発見されるのでした。
はーい!今回のゲストは霊夢さん
霊「どうも」
零「おい!主!上はどうなってるのかな??」
あぁ、恋愛フラグですよ?(キッパリ)
零「魔理沙が!?」
霊「(チッ・・おもわぬ敵が現れたわ)」
零「まぁこれはおいとくか・・いちいち突っ込んでいられないしな・・。」
今回はパソコンで毒キノコの名前探したんですよ!中々思いつかなくて。
零「あぁ、あの一言のために30分は格闘してたな」
霊「そんなにかかったの?」
えぇ、動画でしたからね
ま、グダグダと続いてたら大変ですので、ここらできらせていただきます
それでは次回も!
全「お楽しみにー」霊「次回も見なさいよ?」