東方なんでも記   作:投稿人的な何か

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早めにできたので早めに投稿します。
今回少し短めです。
それではごゆっくり


第4記 八雲紫との出会い

「ふいー。いいお湯だった。」

 

俺は霊夢との修行後、飯を食わせてもらい、風呂まで入れてくれた。

まあ作ったのも入れたのも俺だが。

それにしても、霊夢が料理を食べたとき

 

「・・・おいしいわ・・・!!!」

 

といって女の子らしくない食い方をしていたのがびっくりした。

まあ作った料理をうまいといってくれるのはうれしいものである。

さてと・・・

 

「スペルカード・・・ねえ。」

 

霊夢との修行が終わったあと

 

「あなたは能力もあって弾幕もつくれる。つまり弾幕バトルにも巻き込まれることになるわ。そうなっても大丈夫なように鍛えること、それからスペルカードを作っておきなさい。」

 

といわれたのだ。

 

「作るって言っても・・・どういう風にすればいいん・・・だ・・・?」

 

悩んでいて前を見たとき・・・そこには金髪の美人がいた。しかしなぜか上半身だけ亀裂みたいなものからでてきている。

・・・・・・・・

・・・・えっ?

 

「あの・・・どちらさまですか・・・?」

 

おれはおそるおそる話しかけてみる。だっていきなりめのまえに美人が現れたらうろたえますよ普通。

 

「はじめまして、鈴本俊也君。私の名前は八雲 紫。ここ、幻想郷を管理している妖怪よ♪」

 

「なぜ俺の名前を知っているんですか?」

 

「いったでしょ?私は幻想の管理者。何だって知ってるわ。」

 

「そうですか・・・それで八雲さんはなぜここに?」

 

「私のことは紫でいいわ。そうねえ暇だったから。」

 

「はあ・・・それでその亀裂みたいなものは何ですか?」

 

「ああ、これ?これはスキマ。境界の入り口みたいなものよ。ちなみに私の能力は境界を操る程度の能力よ。」

 

ーーーコピー「境界を操る程度の能力」

 

「あ・・・」

 

「どうかしたのかしら?」

 

「い、いえ、なんでもないです。」

 

「そう・・・能力がコピーささったのでしょ。」

 

「わかってますか・・・すみません。」

 

「別に謝ることではないわ。そういう能力だもの。仕方ないわ。」

 

うーん。便利だがあまりいい気持ちになれない能力だな・・・

 

「・・・あら、スペルカードじゃない。まだ決めてないのかしら?」

 

「ええ・・・どういう風にすればいいのか悩んでいまして。」

 

「そうねえ・・・スペルカードはあらかじめ力をカードに入れておいて爆発的威力を出すものだしね。」

 

「そうなのですか?」

 

「そうじゃなかったスペかの意味がないじゃない。」

 

「たしかに・・・」

 

「たとえば弾幕の威力を上げる、自分の能力をフルに扱えるようになる、苦手なことから身を守るなどがあるけど・・・能力が使えるほうがいいんじゃないかしら。せっかくチート的能力があるのだし。」

 

「なるほど・・・ありがとうございます。」

 

「ああ、それから人が殺せるような威力はだめよ?」

 

「分かっていますよ。」

 

ふむ・・・自分の能力をフルに使えるスペか・・・よし

 

「だいたい思いつきました。ありがとうございます。」

 

「そう?それならよかったわ。」

 

「・・・これを教えにきたのですか?」

 

「暇だからよ。」

 

「そうですか。・・・おっと、もうこんな時間か。明日早いので寝ます。」

 

「そう。それじゃあ私も帰ろうかしら。」

 

うーん、ねむい。明日の朝食なににしようかな。

 

「ああ。それと・・・」

 

唐突に紫さんが口を開いた。なんだろうと思って聞いていると

 

「あなたは何をしに幻想郷にきたのかしら?」

 

「・・・え?」

 

何をしに・・・・?

 

「いえ、特にないです。もとより迷い込んだ身ですから。」

 

「・・・そう。」

 

ん?なんだ?紫さんの表情がなんだかへんだな。

 

「ならいいわ。幻想郷はあなたを受け入れます。おやすみなさい。」

 

そんな表情は一瞬で消え、澄ました顔になった。

 

「え、ええ。おやすみなさい。」

 

そう返すとにっこりとした笑顔をみせ、スキマに入っていった。

 

「さて・・・俺も寝るかな。」

 

俺は布団を準備し中に入り込んだ。

あ~いい寝心地だ。

そう思っていると目蓋がどんどん重くなっていき・・・

 

 

 

 

 

 

博霊神社から帰ってきた紫は動揺していた。

彼の雰囲気、能力、間違いない。

彼は・・・彼はやはりーーー

 

「紫様、食事の準備ができました。」

 

「・・・分かったわ藍、すぐに行くわ。」

 

いまは・・・考えないでおきましょう。それよりごはんね♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、紫さんです。
紫さんは俊也についていろいろ知っています。まあそのうち分かります。

魔理沙は次回・・・かな?
次回は俊也のスペカ実践です。

感想、アドバイス、評価、誤字、脱字などがあったらよろしくです。


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