メンドクサイです。
やっぱり家でゲームしたり小説書いてるほうが落ち着く。
恋愛はいまのところ片思い(?)です。
それではごゆっくり
『ねえ、膝枕してくれるかしら。』
『・・・え?俺がですか?』
『ええ、最近寝不足でね。』
『・・・まあ、構いませんが。』
『よいしょっと。・・・やっぱりここは気持ちいわね。お母様にしてもらったのとは少し違うけど。』
『まあ、男ですから。硬いでしょう?』
『それでも気持ちいいわ。・・・頭撫でてくれるかしら。』
『はいはい。』
『・・・んっ。』
『おっと、痛かったですか?』
『そうじゃないわ。少し変な感じがして。・・・眠くなってきたわ。』
『構いませんよ。』
『なら甘えさせてもらうわね。・・・・・。』
『ふう・・・寝ましたか・・・あの方が死んでしまって、疲れてましたか。』
『おやすみ。幽々子。』
「・・・うー・・・ふあああ~。」
あー疲れた。頭痛いな。すこしボーっとする。うーん。
「んー?」
なんか抱きしめてるな。柔らかい・・・え?
「あ・・・・。」
「んぅ・・・。」
目の前に幽々子の顔がある。なぜ?
あー昨日幽々子が酔ってそれで抱きつかれて・・・
「ってこの状態やばいじゃん。」
妖夢に見られたら殺されるかもしれない。いや、間違いなく殺される。
「おい幽々子おきろって!」
「うーん、あと10分・・・」
だー!そんなこといってる場合じゃないって!早く起きろ!
「おはようございます。幽々子さ・・・ま・・・」
あ、死んだな俺。
「・・・俊也さん、私はあなたを誠実な人だと思っていましたが・・・勘違いのようでしたね。」
「いや、あのなあ妖夢・・・」
「幽々子様に手をだす不届き者は・・・斬る!」
ーーーああ。ここで俺は死ぬのか。どうせならもうちょいましな死に方がよかった。
「そこまでよ、妖夢。」
その声で妖夢の動きが止まる。おお、助かった。
「で、ですが幽々子様・・・」
「彼は悪くないわ。いい加減その思い込みをやめなさい。」
「・・・すみません。」
「とりあえず朝食を作って頂戴。お腹すいたわ。」
「は、はい。わかりました。」
とりあえず死ぬのは免れたらしい。だが・・・
「幽々子。いい加減離れてくれないか?」
「あら。嫌なのかしら。」
「・・・妖夢に勘違いされて殺されんのはいやなんだ。」
「そう。分かったわ。」
やっと離れてくれた。・・・心臓がやばい。破裂しそう。
「どうしたのかしら?顔を真っ赤にして。」
ニヤニヤしてやがる。分かってるんだろう。
「若いわねえ~。」
「うるさい。俺はもう帰るぞ。」
「あら。朝食ぐらいは食べていきなさいな。」
「ひどい朝食になってそうだからやめとくよ。」
「大丈夫よ。ほら、来なさい。」
むう・・・逃げたいのに逃げられん。
「はあ・・・」
とっても疲れた。
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その後、朝食をとった。案外普通の朝食。とてもおいしかった。
「さて、俺は帰るからな。仕事がある。」
「ええ、またいらっしゃい。」
「はいはい。」
とりあえず早く帰って仕事しなければ。
しかし・・・
「////////」
好きな人に抱きつかれるというのは・・・恥ずかしい。
思い出すだけで顔が真っ赤になる。
「はあ・・・」
「あらあら、顔を真っ赤にして。そんなに幽々子に抱きつかれたのが恥ずかしいのかしら。」
「・・・いつからいた。紫。」
スキマから上半身だけだして、口元を扇子で隠してやがる。
絶対笑ってるな。
「幽々子様に手を出す不届き者、からかしら。」
こいつ、絶対あのシーンをみて爆笑してたな。
この覗き魔め。
「感情くらい隠しなさい。」
「今こうして笑ってるお前に言われたくない。」
「扇子で隠してるじゃない。」
笑ってるところを否定しないのかよ。
「で?何の用だ。」
「別に。お話したかったからきただけよ。」
この愉快犯は・・・すこし懲らしめようか。
「ん・・・?」
ポケットに紙があるな。どれどれ・・・
ーー紫様を連れ戻してください。藍ーー
おっと、依頼か。なら実行せねば。
「紫、一回帰ろうか。」
「いやよ。」
む・・・なら強制的に送りますか。
禁符「絶対的支配」
「なっ!!!」
これで紫の動きを封じる。
さらに~♪
「藍さんが心配してるから帰ろうか♪」
「え、ちょっとまっ・・・いやああああああああああああああ。」
スキマを開いてそこに紫を落とした。落とした場所はもちろんマヨヒガ。
さてさて、どうなったかな。
俺はスキマに耳を傾ける。
『あ!紫様どこ行ってたんですか!?』
『え、ちょっと宴会に・・・』
『また宴会ですか!最近多すぎです!少しあちらでお話しましょう!』
『え!藍!まって!謝るからああああああああああ!』
・・・よし、仕事完了。
紫、ドンマイ。自業自得だ。
「さて、帰りますか。」
俺は冥界と幻想郷の結界を越えるべく空を飛んだ。
(また今度来るかな)
紫はその後、一ヶ月禁酒を言い渡された。
紫ドンマイ。
次回はちょっと遅くなると思います。
なるべく早く出せるようがんばります。
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