時は平安、人の営みと魑魅魍魎が隣り合わせに息をひそめる雅な時代のこと。
平安京は桜の木の下に、法術を操る老法師が現れるという。女童と鷲、それに蛇を連れたこの法師は、法力をもって人々の悩みを立ちどころに解決してしまうともっぱらの噂である。
だがある日、その法師の解決したはずの怪異(あやかし)について、安倍晴明に相談が持ち寄られ──

希代の陰陽師、安倍晴明と、その友である笛の名手、源博雅。
二人の前に現れたのは、桜法師と呼ばれる陰陽師だった。

※この作品は夢枕獏氏の小説『陰陽師』の二次創作です。
※こんなあらすじですが、別に敵対する訳ではないのであしからず。
  桜法師・上()
  桜法師・下2019年03月23日(土) 22:21()
  続、むしめづる姫・上2019年03月26日(火) 23:08
  続、むしめづる姫・下()
X(Twitter)  ▲ページの一番上に飛ぶ