清める鬼と屍   作:ミスターサー

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書き終えたぁあ!
サーはシリアス苦手です。もしかすると酷い描写になってるかもしれません!

べ、別にゴットイーター『burst』をやりこみしてたわけではなくて


会議

陵とマキナが化け物を倒した翌日、陵は学校に登校していた。

 

陵は昨夜、高遠含むメンバーが搬送された病院に行き、医師に負傷した肩を見せた。

医師の判断によるとしばらく日常生活に少々支障が出るぐらいの怪我で済んだらしい。

また、昨夜の事件は変質者達による暴行、イタズラとして処理された他、重傷二名という程度という新聞の小さな一コマに載る程度の事件に捏造された。

 

(はっきり言って光言宗をなめてた。警察、マスコミの情報操作はお手の物であったとは・・・

一介の仏教宗派だと侮りすぎた)

 

そう思いながら、陵は慣れていない左手で携帯を弄る。

 

 

(そう考えると・・・あの死体に解剖の結果を捏造したり、偽の情報を流したり、下手をしたら情報を流さないという事も・・・いや、それはないか)

 

陵は光言宗の本山に顔を向けた。

 

「友記さんや蝶田さんが居るから大丈夫だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「何故穢れた力を使う者共がこの場に居る!」

 

「然様(さよう)!

我々はこのような穢れた力を持つ者共の話など聞かぬ!空気が腐るわ!」

 

光言宗、本山。一角の会議室でスーツ姿の男が正座をして居た。

 

一人は黒野 友記、もう一人は花塚 蝶田だった。

 

そして、その二人の前には、左右に三人、正面に二人の法衣や袈裟を着た男達が正座をして座っていたのだ。

 

だが二人は今、居心地が悪く。猛士からの命令が無ければ直ぐにでも立ち去りたい気持ちになっていた。

 

それが先程の2つの罵声と否定である。

 

「・・・罵りやらの言葉はそれぐらいにしてもらおうか、クソ頭でっかちが」

 

「なんだと!貴様!誰に者を!」

 

「俺から見て左側に居る二人に対してだ。その穢れた力でそっちの門下を何人救ったと思っていやがる」

 

「誰が、貴様ら鬼に助けを求めた!勝手にやってるのは貴様らの方だ!」

 

「んだとぉ!」

 

蝶田は立ち上がろうとするが、黒野に手を目の前に出され、止められた。

 

「蝶田、止めろ。今回は、こちらの無理を言って多忙な時間を割いてもらい、議会する時間を作ってもらったんだ」

 

「っ!」

 

蝶田はドスリと胡座を作り、右手で握りこぶしを作った。

 

「ほう、裏切りの門下は場をわきまえておるな。感心感心」

 

と先程、罵声を浴びせた男が黒野に声をかけた。

 

「えぇ、初めから罵声やらの声を掛けてくる輩とは違い、良い教育を受けたもので」

 

シレッと黒野は思ったことを言う。

 

「それぐらいにしてもらおうか」

 

と中央手前の烏帽子を被った男が言った。

烏帽子を被った男、光言宗、権大僧正、紫央時花。僧階ではナンバー2の力や権限を持つ男だ。

 

「申し訳ありません。

我が同胞の蝶田は、やや血の気の多い者でして、見苦しい所を御見せになりました」

 

「構わぬ、私達の方こそ見苦しく、吐き気を催す言葉をかけた。申し訳ない」

 

両者は軽く頭を下げ、再び顔を向けて話そうとする。

 

「さて、元光言宗の黒野よ。今回、宗家の高峰を通じて開いた緊急の議会らしいな」

 

「・・・は、宗家の高峰様に無理を言い、頼みこんだ。この議会。我々、猛士から注意と協力を御願いして頂きたたく呼ばせていただきました」

 

「注意、とな?」

 

「はい、実は我々の組織にて屍化した死体を回収した事から始まります」

 

「待て。何故、屍化した死体を手に入れる事が出来たのだ」

 

「それについては後程、書状にて各僧正にお送り致します」

 

「ッ!今、この場では言えんのか!」

 

「その通りです。皆様は我々したっぱとは違い、お急ぎの要件ばかり有ります。

そこを踏まえて、失礼ながら書状を送らせていただきます」

 

「それで通用すると思うか!」

 

しかし、なお左側の僧正が噛み付いてくる。

 

「るっせーな!!黙って聞けよ!テメェはちょいちょい口を挟まないと気が済まない奴か!かまってほしいなら自身の屍姫でも作ってかまってもらえ!

アンタの仕事に支障を出さない為に書状を送るって言ってんだろうが!!んな事を解らねぇってんならその地位を棄てやがれ!まだ、お前さんよりマシな人間に就かせた方が良いぞ!」

 

「ちょ!黒野!?」

 

「貴様ぁ!」

 

「止さぬか!」

 

黒野は先程から噛み付いてくる僧正に一喝を入れた。しかし蝶田はその発言に対して心配した。

また反論しようとする僧正は紫央により、止められ無理矢理黙らせた。

 

「権大僧正!ですが!」

 

「今のはコチラ側の否だ。黒野よ、申し訳ない」

 

「いえ、申し訳ありません。コチラも少々、気を立ててしまいました」

 

「いや、マジ勘弁してくれ」と蝶田は呟き、黒野の背中を睨み付けた。

 

「悪いな。さて、とある屍化した死体を検視したのですが、奇妙な事に我々の戦鬼と同様な力を持つ事が出来る『鬼の鎧』と呼ばれる物が人体の一部に埋め込まれていたらしいです」

 

「『鬼の鎧』?」

 

「当時の猛士内最大の秘術の集大成と呼ばれる鎧です。

 

その鎧は、鬼、戦鬼になれない力なき者に戦鬼同様の力を与えるという秘術中の秘術と言える鎧でした」

 

「それが屍化した死体の内側に縫い込まれていたと」

 

「はい」

 

ざわざわっと六人は騒ぎ初め、議題の重大さを改めて認識した。

「内通者とかが居るのか?」

 

と右側で、髭を蓄えた僧正の高峰が聞く。

 

「コチラも原因は解りません、しかし内通者というのが濃いと思われます。

存在を知るものは技術者や戦鬼の一握りですので」

 

「その内通者が屍と手を組んだというのか?馬鹿馬鹿しい、ありえん」

 

「いや、ありえんというのはない。どんな可能性は有る」

 

「だが」

 

ざわざわと不安感を与える空気が会議室に流れ込み、黒野達をそっちのけで話が進む。

 

「やっぱ、時期(じき)尚早(しょうそう)だったんじゃないか?」

 

と蝶田は語るが、黒野は

 

「いや、内密にするよりも協力関係を結ぶ方が任務に支障が出ない。それに上から協力を請えと言われている分、即座に切り出した方が良い」

 

「だがデメリットも有るだろ。協力すると思うか?」

 

「思う。まぁ見てな」

 

 

黒野は横目で騒いでいる連中を見ているとチリリィィンと紫央の背後から鐘が鳴る音が辺りを包んだ。

 

「静まれ、皆の衆。これでは話が進まないではないか」

 

そこに座っていたのは僧衣と袈裟、そして眉の上には福堂の刺青が施され、妙な布を被った優男が居た。

 

神生(かみう) 真世(しんぜ)。

光言宗のトップの地位を持つ大僧正どある。

 

「さて、目の前でつまらぬ言い争いをさせてすまぬな。

黒野 友記よ。花塚 蝶田よ」

 

「いいえ、コチラも頭が冷えました」

 

「同じく」

 

「フフフ、そうか」

 

黒野と蝶田は頭を下げた。

 

「協力と言っていたが、理由は?」

 

「はい。先程、鬼の鎧を内側に縫い込んだ屍を検視したと言いましたが。我々、猛士は過去の例を上げ、化身忍者と呼ぶことにしました」

 

「化身忍者?」

 

「江戸時代、徳川三代目に忍者達は謀反を起こそうとしたのです。その時、当時の過激派の猛士が鬼の鎧を縫い込むという禁術を行いました。その時に生まれた負の遺産が化身忍者なのです。

屍との違いですが、知性が有り、欲求を満たすために人を壊す為に動きます。

屍より身体の再生力はあり、力は凶悪、動物特有の力を持っております」

 

「呪い憑きの呪いは付属されるか?」

 

「そこまでは解りません。しかし戦鬼と同等、動物の力を入れた肉体を持つとしたら・・・恐ろしい者かと」

 

「・・・ふむ、解った。関係を結ぶのには私一人だけで決められぬ。

しかし、その間に化身忍者が現れたら厄介」

 

「確かに。私達、三名だけでは難しい問題です。

しかし今、受けている任務に人手が入るようになりまして、その私以下九名の者達に自由に動けるよう計らいをお願いいたします」

 

 

「・・・ふむ。

猛士の人員を増やす事は許そう。しかし、その任を受けるに当たっては監視が任務に同行するか、我々に報告してから受けてもらうが?」

 

「寛大な処置、誠に感謝いたします。任務に関しては一週間の随時を入れて報告いたします」

 

「そうか・・・」

 

ペコリと黒野達は頭を下げると真世は黒野、特に蝶田をよく見ていた。

 

「ふむ」

 

「なにか、蝶田に」

 

「いや、なに。実力試験をしといた方が良いと思ってな」

 

「実力試験?」

 

「この会議は我々、光言宗と猛士との協力関係を結ぶのに良い機会だが、あいにく戦鬼の実力はまだ知らぬ、そこで実力試験をしたい」

 

「つまり手を組みたければ実力試験を受けろと?」

 

「そうだが、どうする」

 

「相手は?」

 

「高峰の屍姫、剣姫(つるぎひめ)の名を持つ者だ」

 

「ッ!最強の屍姫!轟旗(とどろき) 神佳(かみか)ですか!」

 

「そうだが。どうだろう、実力試験を受けてくれるか」

 

黒野は迷う。

ヘタに断れば、猛士との協力関係を結ぶ事は出来ず、猛士の名の価値を下げてしまううえに、格下の組織として見られる事も有る。

 

黒野は時間を貰おうと口を開こうとするが

 

「構わねぇ、最強だが剣姫とか知らねぇが、やるぞ」

 

「蝶田!?」

 

「仕方ねぇだろ、奴さんは俺等の実力を計りたい知りたいってんだ。

ウダウダ考える必要はねぇ」

 

「・・・では決まりだな」

 

「な、待ってください!せめて、こちらから戦う者を推薦してから!」

 

「んなもん必要ねぇ。俺が承けたんだ。最強との勝負やその先の責任まで取る」

 

「蝶田!」

 

「ならば今週の日曜日で良いな」

 

「獲物は?」

 

「獲物はなんでも良し。

ルールは金的、喉仏の攻撃は一切無し」

 

「あい、分かった。そのルールを呑む」

 

「・・・」

 

黒野はトントン拍子に進む企画に頭を悩ませながら、苦い顔をした。

 

 

 

 

 

 

 

「安心しきっていた僕が馬鹿でした」

 

夕方、陵が在住のマンションの一室、リビングにて陵は黒野達を見て、頭を抱えていた。

 

「仕方ねぇだろ、あの場合は即断するしかなかったんだ」

 

「即断する必要はなかったぞ」と黒野は言葉を入れる

 

「そうか?どちらにしても承けただろ、黒野」

 

「・・・そうだな、だが対策法を多く作らなければ勝てない」

 

「対策法、単純だ。闘(や)って勝つ」

 

黒野は本格的に頭が痛くなったのか。

台所にむかい、料理を作り始める。

 

「蝶田さん、本気で言ってますか?」

 

陵は蝶田に向かってそう言うと「おう」と蝶田は返す。

 

「・・・相手は、剣を取ればどの屍姫より強く、どんな強固な物も存在しない物を切り裂く最強の屍姫。

簡単には勝たせてもらえない相手です!」

 

バンッ!と陵は片手でテーブルを叩き、蝶田を叱るように言う。

 

「承けた物は、もう取り返せないだろ?

女々しい奴だな、お前」

 

「あーぁああ!もぉお!」

 

陵は椅子から立ち上がり、電話台から紙を乱暴に三枚引きちぎり、胸ポケットに有ったボールペンでガリガリと紙に書き込む。

 

「で、獲物はなににしますか!」

 

「剣、かな。シミター的な」

 

「なんで剣んンンン!?」

 

「相手の土俵に入っての勝負を挑みたいからな」

 

蝶田は椅子にふんぞりながら座り、腕を組んでドヤ顔で答える。

 

「どうせ、戦鬼にもならねぇって言うんだろ?」

 

と、台所から大皿に握り飯を積み上げてきた黒野がリビングに戻って来て、問いた。

 

「うん、そうだ」

 

「な・ん・で・や!」

 

バンとテーブルを再び叩き、大声で蝶田の発言にツッコむ陵。

 

「ん~、インパクトを与えるのが目的かな」

 

「インパクト?」

 

黒野は大皿をテーブルに置きながら、蝶田に聞き返す。

 

「戦鬼になれなくても同等に闘える実力は有るって意味合いと協力しなかったら酷い目に合うっていう意思表示を与えるのが目的」

 

「確かにインパクトある意思表示にはなるが」

 

「でも逆に、それで負けたら戦鬼にならなければ弱い輩という意味になります。

そのデメリットは避けたいです」

 

「確かに、陵の言う通りだ」

 

「大丈夫、大丈夫。粘るしさ」

 

「ダメだ、この人。なんとかしてください、黒野さん」

 

「手遅れです、諦めてください」

 

「お前等酷くね!?」

 

「「一番頭が酷いのは、お前(アナタ)だ(です)!」」

 

「あーん、みんなが苛めるぅう!」

 

黒野は握り飯に手をつけ始め、食べると蝶田に次の質問をかける。

 

「で、さ。正直に言うが、勝てんのか?」

 

「おいおい、勝つ、負けるってのは関係ないだろ」

 

「まぁ、確かにそうだが」

 

「いただきます」と蝶田は一礼しながら呟き、おにぎりに手を伸ばす。

 

「まぁ、互角に闘えるように相手はルールを縛ってないしな」

 

「・・・あ」

 

黒野は「獲物はなんでも良し。ルールは金的、喉仏の攻撃は一切無し」

の言葉を思い出した。

 

「骨を砕くことも有りってわけだ。

それに骨を砕けば、数秒は稼げるはずだろ。体勢も直せる」

 

「ですが、屍の肉体の再生は舐めない方が良いですよ?

斬れた顔も十秒弱でくっつきますし・・・」

 

と、前夜に屍みたいな者と戦った体験者、陵は語りながらお茶の入ったペットボトルを頭数に揃えて出した。

 

「マジか!?俺は骨さえ折ればイけると思ってたんだが!?」

 

「おいおい、正気か。

その屍姫は僧兵の生命力、霊気(ルン)と呼ぶ物を吸い取って驚愕な再生能力を得ているんだ」

 

「というより、陵。普通、頭を斬られたりしたら屍は死ぬからな」と黒野は呆れながら言うが「いや、先日の屍ぽい奴がずれた頭をくっ付けたんですよ」と、陵は答えを返した。

 

「ダァアア!今、そんなことはどうでも良い!どうすれば、いいんだよ!!?

骨さえ折れば行けると思ったのに無理じゃぁ、意味ねぇよ!」

 

「確かに―」

 

「そうだが―」

 

「「元を考えりゃぁ、オメェが考えずにウンとか頷いたのが悪いんだろうが!!」」

 

「ごめんなさぁいぃい!」

 

 

 

二人は、その言葉を聞いてから、おもいっきりタメ息を吐き出して先程の三枚の紙に色々と書き出す。

 

「なにしてんの?」

 

「作戦だよ」

 

「と、いうより僕らも戦いますよ」

 

「え?でも一人じゃなかった?」

 

「せっかく三人揃ったんだ。三対三をやろうじゃないか」

 

と何故か突然、黒野は黒い笑みを出して陵に向けて笑い始めた。

 

「ふぁ?!」

 

しかし、それに驚いたのは陵ではなく、蝶田だった。

 

「そうですねー。

アッチが提案したんですし、ストレ、けほん。

妥協案出してもイイデスヨネー。」

 

そして、にぱーと陵も黒い笑みを浮かべ始めた。

 

「陵ぉお!?いまストレスって言わなかった!?ストレスって!!」

 

「ソウダロウ、ソウダロウ。

三対三ノばとるハ、イイヨネー」

 

「黒野、陵!ちょっと待ってぇ!真面目な二人がボケに走らないでくれよぉ!」

 

「「じゃあ今から殴りこ、けほん」」

 

「隠せてねぇからぁ!殴りこみって言いかけたからぁ!」

 

「ちなみに蝶田、俺は私念で提案した訳じゃないからな。

けして、あの穢れた輩とかの言葉にやたらと反応してムカついたわけじゃないから」

 

「気にしてるぅう!

気にしてるよねぇえ!?」

 

「じゃあ殴りこみっていつにします?」

 

「陵!殴りこみって言っちゃうのね!隠さないのね!

明日にしようよ!ね!明日の朝に会いに行こうぜ!」

 

「「ちっ、つまんねぇ」」

 

蝶田は長い付き合いの中で今更だが思った。この二人の思考や腹黒さ、ボケを混ぜてはいけない、と。

 

ちなみにその翌日、なんか休日だからか街中を歩く大僧正を蝶田が発見して、夕方の「三対三」の話を言うと

 

「解った、聞き入れよう」

 

と二言で了承し、去っていった。

 

「今更だけど・・・大丈夫なんだろうか」

 

蝶田は、今更やらかしてしまったと後悔したのだった。




オマケ
ある日の陵

陵「・・・」

『呪術闘士TSUYUDAKU(ツユダク)キィイック!』

陵「・・・ふむ、これはこれで可愛い」

黒野「陵、なにしてんの?」

陵「あ、黒野さん。ちまたで有名なアニメを観てます」

黒野「ほー、ちょっと意外だな。それらの事には興味ないと思ったのに」

陵「そうですか?あ、ちょっとこのキャラのキーホルダーを買ってきますね」

黒野「予想外にハマってる!?」

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