とあるチートを持って!   作:黒百合

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一文字でも読んでくださった方に無上の感謝を。
作者は打たれ弱いため、感想は柔らかくお願いします。


序章
ぷろろーぐ


おっぱい。

ある人は言った。

それは神秘のベールに包まれた神々の宝玉だと。

 

ある人は言った。

そこに全てを置いてきた。探し出せ、その秘宝を、と。

 

ある人は言った。

女体最高!!と。

 

ある人は言った。

胸とは。胸ではなくおっぱいである、と。

 

ある人は言った。

おっぱいを求めずして何を求める?

富か?名誉か?

否!!

男として生まれたからには至高のおっぱいを求めずして何とする。と。

 

ある人は言った。

おっぱいに何が詰まってるかだって?

HAHAHAHA!何を今更なことを。

・・・ふっ。

浪漫が詰まってるのさ。

 

ある人は言った。

いや、胸に詰まってるのは脂肪だろ?と。

 

ある人は言った。

そういう夢の無い奴は(はらわた)をぶちまけて死ね、と。

 

ある人は言った。

人体の神秘。言い換えるならそれだね。と。

 

ある人は言った。

あの曲線美。柔らかさ。重量感。すべてにおいてマーベラス、と。

 

ある人は言った。

芸術はおっぱいだ!と。

 

ある人は言った。

小さなおっぱいも大きなおっぱいも等しく皆おっぱい。全てのおっぱいを私は愛そう、と。

 

 

『本当にそれで良いの?』

「ええ、もちろん。」

『男神じゃない女神の私には分からないけど・・・そんなので良いの?』

「はい。」

『・・・ま、まぁ頑張ってね?』

「ありがとうございます。俺、良い嫁さんを探します。」

『別にそんな決意を私に聞かされてもドウ答えれば良いか・・・』

「暗に貴方に嫁になってくれないかな?と。」

『HAHAHA、無理。貴方みたいな変態、好みじゃないから。』

「し、失敬なっ!!

揉むにしても決して無理やりには・・・」

『・・・はぁ。とっとと行って頂戴。気持ち悪いもの。貴方。』

「ふふふふ。これで俺のオリ主ハーレムが・・・ぐふふふふ。」

『本当に気持ち悪い。・・・じゃあね。』

「はい、本当にありがとうございました。」

 

 

こうして1人の男。

オリ主でイケメンな彼が異世界でハーレムを作るべく頑張ってみる物語が始まる。

はっきり言おう。

彼のその夢はかなわないだろう。

なぜならば。

 

『・・・勘違い系オリ主ってところかしら。

あんなの好きになる子が居たら・・・不憫すぎるわ。』

 

この物語は勘違い系の彼が主人公の物語である。

最近の二次創作には転生オリ主の他にままオリジナル主人公が出てくるが、その中でもヒロインに纏わり付く嫌われ者の勘違い系の噛ませ犬オリ主。

この物語は、その噛ませ犬側の彼から見た物語である。

 

果たして彼はまともな主人公となりえることが出来るのか?

気味悪がられずにヒロインに近づくことが出来るのか?

 

さてはて皆様。

「魔法少女リリカル☆なのは」の世界にようこそ。

 

 


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