魔法少女まどか☆マギカ~心を写す瞳~   作:エントランス

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最後の辺に新キャラです

多分ここからシリアスな原作の展開に成りそうです



三巡目 知りたく無かった真実

~鉄塊の魔女~

 

これは魔導士と魔法少女の集会の日から(いく)ばくか経ったある日、この日も最近仲間に加わった佐倉杏子と

一緒にみんなで魔女を狩っていた時の悲話

 

 バキィィィィィン

「~~~ッ!!かってぇ!マジかよ。アタシの槍の刃が折れちまった」

 

この日、駅のオブジェで見付けた魔女は正八面体の鉄塊で、表面は毒々しい虹色をしており非常に固く、

生半可な攻撃では表面に傷すらも付かない。

その証拠に杏子の槍も貫けず、槍が途中で折れる位の威力で突撃しても刺さった跡すら無かった。

だがそれは杏子だけではない。

 

「あんたも!?私の剣もだよ。何とか一太刀入れられたけど、もう百本近く折られちゃった」

 

「さやかちゃんはまだいい方だよ。私とほむらちゃん、マミさんはもちろんだけど、クロ君でさえ

薄く傷を入れるくらいしか出来なかったよ」

 

「いや硬いのは勿論だが、それ以上にクナイの刃渡りの長さが足りねぇ」

 

「……今回の魔女は相性最悪ね。私の銃弾じゃ焼け石に水よ」

 

魔女の動き自体は遅く、攻撃もあまりしてこない。

だが全員が攻撃して、まともにダメージが入ったのはさやかだけだった

どうやら魔女の身体は見た目に反して、衝撃や貫通の攻撃には絶対的な防御力があるようだが

斬撃の攻撃にはやや弱い傾向のようだ。

しかしそれでも攻撃が効いたのはその一撃だけ……そして魔法少女として日の浅いさやかではまだ威力の

高い攻撃は負担が大きいようだ。

その証拠に剣を百本も作り出し、魔法を使った彼女のソウルジェムは半分ほど黒く穢れている。

 

この時点で彼らは完全に手詰まりだった、マミとほむらは飛び道具、杏子とまどかは貫通攻撃そして、

唯一ダメージを与えられる刃物の武器を持つクロトとさやかだが、クロトのクナイでは巨体の魔女に

僅かづつしかダメージを与えられず、頼みの綱のさやかはソウルジェムの穢れもかなり溜まっている

 

ここまでの事を考えると、この魔女“グリンデスキューブ”は魔法少女にわざと攻撃させて力を消耗

した所を狙う防御特化型の魔女のようだ

 

そんな強力な魔女を前にして誰もが苦しい表情をする中、さやかだけは違った

薄く笑いながら剣を見つめ、決意した顔になっている。

 

「……私が残りの力を全部使って倒すしかないみたいだね」

 

「っ!!」

 

『力を全部使う』その言葉にほむらは眼を見開く

それはまだみんなには伝えていないほむらだけの秘密だが、そんな事をすればどうなるか真の意味で

理解しているほむらの顔は……恐怖の表情だった

 

「美樹さん!?」

 

「さやかテメェなに言ってやがる!そんなことしたら魔法が」

 

「だってどうしようもないでしょ?今のメンバーじゃ私しかあの魔女を倒せないんだよ」

 

「だからって『止めなさいッ!』…ほむらちゃん?」

 

まどかの言葉を(さえぎ)り怒鳴るように止めたのはほむらだ。

だがその身体は震え、クロト達も初めて見る不安に満ちた顔でさやかを見ている。

 

「貴女一人で勝てる相手じゃない。撤退の準備を!早くこの結界を抜けるわよ」

 

「ほむら?アンタなに言ってんのよ。ここで倒さなきゃ街の人が犠牲に…おまけにこの近くには恭介の

家があるのよ!ほっとけないわ」

 

ほむらのまさかの撤退宣言にさやかは焦っている

そう、この魔女の結界は上条家から100mも離れていない、その為さやかはこの結界を見付けた時は

眼を疑ったものだ。

もしこのままほっとけば、退院したばかりの恭介が何かの弾みで魔女の結界に誘われて殺されるかもしれない

だからさやかは撤退する訳にはいかない。

ここで自分が今引けば恭介が…想い人が常に命の危機に晒されるからだ。

 

さやかは何故ほむらが、そんなに自分を戦わせないようにするのか分からない

だから、おそらく魔法がもう使えない事を心配しているのかと思ったさやかは安心させようとした。

 

「それに魔法ならみんながグリーフシードをくれれば、また使えるように──」

 

「そういう事を言っているんじゃない!お願いだからここは引いて!!」

 

だが、逆にほむらは更に必死でさやかを撤退させようと説得してきた

 

「ちょっ、どうしたのよ!?」

 

「……さやか、ほむらがこんなに必死なのは初めてだ。何か理由があるのかもしれねぇ

…それに俺も何かイヤな予感がするんだ。ここは素直に撤退した方がいい気がする」

 

何かに必死なほむらを見て、流石におかしいと思ったクロトは先程から感じている寒気のような感覚が

勘違いでは無い気がして、ほむらの意見に賛成した。

 

「……だけど──でもッ!」

 

「さやかちゃん!?」

しかし二人の説得でも納得出来なかったさやかの脚は───魔女の方に向け走り始めた。

 

「ま、()って!取り返しの付かない事になる。行っちゃダメよっ!!」

 

ほむらはさやかを止めようとさやかに手を伸ばす。

だが、ほむらは元々肉体強化の魔法は使い慣れている訳ではなく、接近戦を主とするさやかの強化に

ついてはいけない。

その為さやかは、あっという間にほむらの手の届かない場所まで行ってしまった。

 

そして誰も聞こえない距離まで来るとさやかは走りながら(ささや)

 

「……アンタの言っている事も分からない訳じゃないの……なんでか知らないけどこれ以上力を

使い過ぎると不味いって頭の中で警告してんのよ…でも…私にも譲れない時があるんだよ

……私はやっぱり恭介の事…護りたい───だから」

 

さやかは魔女の目の前まで到着し膝を折って高く…高く跳躍して剣を振りかぶる

 

「だからッ!(たと)えどんな危険があっても私の全力でコイツを倒すッ!!!くらえェェェェェ!!」

 

 

───瞬間…さやかの身体から大量の魔力が吹き出し

       剣に吸い込まれ剣が海を思わせるような三ツ又の大剣に変化する

 

そして…振り降ろした。

 

 

 

 

 

 

蒼海王の槍剣(ポセイドン)!!』

 

 

 

 

 ザァ…────…ン

 

───それは海の音を思わせるような斬音だった───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……真っ二つに切り裂かれた魔女は音を立てずグリーフシードを残し闇へと溶けるように消えていった

魔女が倒された事で結界は揺らぎ、元の空間───駅のホームへと戻る

しかし…いや。やはりとでもいうのか『魔女を倒した』その代償がさやかを襲う。

 

「───ぐうううぅぅッ!!い…たいっ…これ…は」

 

「おいッ!さやかどうした!?」

 

「美樹さんしっかりして!」

 

結界が解かれた直後、さやかは突然訪れた激痛に耐えきれず地面をのたうち回る。

それを心配した全員がさやかの元に駆けつけクロトとマミが声を掛けるが、さやかには届かない。

そして……ほむらは急いでさやかのソウルジェムを確認した…その色は……

 

「!!…(ひど)い」

 

透明感のある水色だった宝石は、ほぼドス黒い穢れに侵されている。

 

「みんな早くさっき倒した魔女のグリーフシードを探してっ!!早く…早く穢れを取らないと」

 

ほむらは激痛で倒れているさやかを囲っている全員に震える声でそう呼び掛けた。

だがクロトは、ほむらの言葉が気になりさやかの手にあるソウルジェムを見る。

 

「穢れ?──ッ!こ、これは」

 

「クロ君これって……グリーフシード…」

 

「なっ!?さやかアンタ何でそんな物を!」

 

「あ、あぁ……もう…ダメ…」

 

……遅かったようだ…

既にさやかのソウルジェムはその姿を変え────グリーフシードに変化していた

 

「あ、ああ…ウグゥゥゥアアアアッ!!」バキャッ

 

「美樹……さん?」

 

グリーフシードは砕け散り、中から真っ黒な塊の呪いが解放される。

その光景をマミはただ呆然と立ち尽くし見ている事しか出来なかった。

 

「魔女が…産まれる」

 

それは急速に周囲の風景を歪めていく

駅のホームは巨大なライブの会場のような場所に形成され

スポットライトが舞台を醜く照らし、使い魔が生成されていく。

車輪のような物、女子高生の制服を着た人型、そしてヴァイオリンの奏者

次々と使い魔が産まれる中、中央の舞台がせり上がり二本の剣を持ち魚の脚をした

三つ眼の巨大な魔女がその姿を現す。

 

──────人魚の魔女の結界が完成した──────

 

『キシュアアアアアアアアァァァァァ』

 

 

「………なんだよ…これ…」

 

杏子は“さやかだった者”を腕に抱き締めながら魔女を見つめ呟く

 

「なんで…?なんでさやかちゃんのソウルジェムがグリーフシードに?…ねぇ…なんで

───ほむらちゃん」

 

目の前で起こった理解出来ない現象にまどかは心の底から怖くなって…

何故こうなったのか知りたくて(すが)るようにほむらの肩を掴み揺すった。

ほむらは顔を(うつむ)かせ──語る

 

「……美樹さやかは最後の力を──全ての魔力をあの剣に込めて放ってしまった…そして

彼女の魂は穢れに侵され……魔法少女から魔女になった。」

 

「え?…なに言ってるの…あの魔女が…さやかちゃん?」

 

「嘘だろ…」

 

「…………」

 

全員がほむらの言葉に驚愕の表情を浮かべる。

しかし、その中でクロトだけは違った。

 

「……それがお前が隠していた秘密か?」

 

「っ!クロト気付いていたの!?」

 

「あの工場で話しているお前の顔を見た時からな…。あの顔は恐ろしい事を口にするのが怖くて

言い出せずに必死に耐えている顔だった。だから黙ってたんだろ?俺達にそんな思いをさせない為に…」

 

「ほむらちゃん…そうなの?」

 

「……うん」

 

「───…バカ野郎がッ」

 

「……だって…そんな事言ったらあなた達が──」

 

「オイ!話は後にしな 。…来るよ」

 

ほむらはもう隠しようが無いと思い理由を言おうとするが、それは杏子によって遮られる。

見ればさやか…いや魔女は剣を指揮棒のように振るうと使い魔達が襲ってきた。

四人は戦闘体勢になり、杏子は転がって来る車輪の使い魔の攻撃をいなしながら前に進む。

 

  ガギッガギッギギン

「クッ、ハアァッ、ヤァッ!…チッおいバカさやか!テメェいい加減に眼を覚ましやがれッ!!アタシ達

仲間だろーが!」

 

「さやかちゃん。もう止めて!私達を忘れたの!?さやかちゃんは本当はこんな事はしたくないハズだよ…

お願い……。やめてッ!!」

 

まどかは迫り来る車輪をギリギリで避けながら、必死に魔女になったさやかに呼び掛ける。

しかし攻撃の手は緩まらず、更に激しさを増す。

クロトは何か手はないかと思い。ガバメントを撃ち戦っているほむらに聞いた。

 

「ほむら。なんとかならねぇのか!?」

 

「無理よ!!一度魔女になってしまった者を元に戻す方法なんて知らないわ!それにそんな方法が

あったなら魔女なんて産まれないわよ!」

 

「チッ…そうだよな──楽にしてやるしか…ないのか…」

 

「クロト…貴方。──ッ!まどか危ない!!」

  ズガガガガァン

 

ほむらがまどかを見ると車輪の使い魔の大群がまどかに殺到しているのが見えた。

しかし自分の親友に攻撃出来ないまどかは避ける事しか出来ないが流石にその大群を避ける事は出来ない。

なのでほむらは盾に手を伸ばし、両手に拳銃を構えて写輪眼で瞬時に狙いを付け、連射して発砲した。

そしてその銃弾は正確に使い魔を射抜きまどかは難を逃れた。

 

「あ、ありがとう」

 

「…まどか。つらいのは分かるけど戦わないと死ぬわよ」

 

「でも…でも、さやかちゃんと戦うなんて『ザンッ』…え?」

 

まどかが魔女と戦う事に苦悩していると急に斬撃の音が聞こえ───魔女の首がずり落ちた。

 

「魔女が……まさかッ!」

 

ほむらはソレをした本人───クロトの方を見た。

……そこには何かを投げたような体勢で眼を閉じ涙を流して立っているクロトの姿があった。

 

「クロ…君?…何で…」

 

「……………」

 

しかし、クロトは何も言わない…。

そんな物言わないクロトに杏子は足早に詰め寄りクロトの胸ぐらを掴んだ。

 

「テメェ…何であの魔女を…さやかを殺しやがったっ!!友達なんだろ!?なら何とかアイツを人間に

戻そうとは思わ『思わない訳ねぇだろがッ!!』──ッ…」

 

杏子は突然叫ぶクロトに気圧される。

そしてクロトは眼を開け真っ直ぐ杏子を見つめた。

…一瞬だけ瞳を変化させて

 

 ───シャァン───

「…お前はアイツがまた人間に戻れると本気で思ってたのか?俺達は何体も魔女を倒してきたが一回でも

魔女に人間らしさを感じたか?」

 

「そ、それは…」

 

「それに一度壊れた魂を…ソウルジェムをどうやって直すつもりだ……俺達は神様じゃねぇんだよ

出来るわけねぇーだろッ!」

 

「……ッ……」

 

突きつけられる現実に今度は杏子が何も言えなくなってしまった。

本当は杏子にも分かっていたのだ。もう、さやかを救う手立ては無いと…ただ納得出来なかった。

こんな終わり方をしたく無いと…させたくないと心の中で思っていたから…。

 

「……あのまま、魔女に成ったさやかをほっとけば、きっと魔女になったさやかは誰かを襲う。それは恭介も例外じゃない。自分の好きな奴を自分で殺すなんて…そんなのをアイツが望む訳ねぇだろ。だからせめて俺がアイツを止めてやらないと駄目だと思ったんだ…友達だから…───頼む……分かってくれ」

 

杏子がクロトの震えている手を見ると…握り締めた手から血が…

 

「……わりぃ」

 

血を見た杏子は頭が冷えたのか、クロトの胸ぐらを離し謝った。

そして魔女を倒した事で結界は再び駅のホームへと戻りグリーフシードがまどかの前に落ちる。

まどかは膝から崩れ落ちソレを大事そうに両手で包むと胸に抱き締め…泣いた。

 

「さやか…ちゃん…う゛ぅ」

 

「……スマン…まどか」

 

「クロトのせいじゃない。貴方はあの子を救ったのよ」

 

「さやか…。チクショウ…こんなことって」

 

クロトはまどかの肩にソッと手を置くと救えなかった事を謝り、ほむらは首を振ってさやかは救われたと

言ってクロトを諭す。杏子も悔しそうに顔をしかめ、拳を握り壁を殴った。

……全員がさやかの死を悲しむ中……

 

 

 

 

   ガウ゛ゥン

 

 

一発の銃声がホームに響き渡る。

 

  パッキィィン

 

「───あっ」ドサッ

 

硝子玉が砕ける様な音がすると、杏子は悲鳴を上げること無く倒れた。

 

「杏子ちゃん!?」

 

「佐倉杏子のソウルジェムを!?」

 

「今のは…まさかッ!」

 

クロトは信じられないといった顔でその人物を見る。

 

「何故だ…何故アンタが…どういう事だッ!!────マミさん!!!」

 

「…………」スッ

 

しかし撃った本人マミは顔を(うつむ)かせ、何も応えずに手をクロト達の方に向ける。

 

 シュルルルルルル

 

「「「!!?」」」

 

すると地面からリボンが飛び出し三人を拘束してしまった。

 

「くっ!魔力が縛られている…動けねぇ」

 

「マミさん!?な、なにするんですか!?」

 

マミは俯かせていた顔を上げると──泣いていた。…怯えて泣きながら銃をクロトに向けて構え、引き金に指を掛ける。

 

「巴マミ…貴女まさか!!」

 

「……魔法少女が魔女なら…」

 

その銃口はクロトのソウルジェムに…

 

「みんな死ぬしかないじゃないッッ!!」

 

「マミさん止めて!」

「貴方も───私もっ!!」

 

「うっうぅぅぅぅ!」

──くっダメ盾まで手が届かない!!このままじゃクロトがッ!……誰か…誰でもいいから彼を……助けて

 

クロトを助けようとほむらは盾に手を伸ばすが届かず、神に祈るように眼をグッと(つむ)った。

 

「ッ!…………ここまでかよ」

 

 グググッ

 

───指が引き金を引いていく───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『その方々に危害を加える事は私が赦しません』

 ガッ───パキィィン

 

 

 

 

「───ッ…」

 チュィン

 

「……え?」

 

───銃弾はクロトには当たらず横にズレ、地面にめり込んだ。

ほむらが小さく声を上げる中、クロトは見た。

マミが引き金を引く瞬間、マミの背後から大きな影が凄まじい速度で飛び出し、マミの髪飾りのソウルジェムを奪い取ると闇の中で白く光る牙がソウルジェムを咬み砕いたのを。

 

そしてソレはゆっくりとうねるようにして、拘束の解けたクロトの目の前まで来ると話し掛ける。

 

『お怪我はありませんか?クロト坊っちゃん』

 

「お、お前……は?」

 

暗闇に紛れていたその姿がホームの照明で照らされる。

 

それは全長が眼で見えないほどの美しい巨大な大蛇だった。

 

「へっ蛇!?」

 

まどかがその姿にぎょっとするのも無理もないだろう。

鱗は妖しく美しい光沢のある薄紫色で、長さもホームの屋根から延びているがまだまだ余裕がありそうだ。

太さも電柱の様に太く人を一瞬で一飲み出来るだろう。

大蛇はクロトが無事なのを確認すると今度はまどかの方に顔を向ける。

 

『まどかお嬢様も御無事で良かった』

 

「え?何で私の名前…」

 

「…その声、そのしゃべり方、そしてクロト達の呼び方───っ!!貴方は…まさかッ!?」

 

『ほむら様……遅れて申し訳ありません…』

 

 

大蛇は申し訳なさそうに、ほむらに(こうべ)を垂れ謝った。

 

 

 

 

『パンデモニウム改め、幻蛇の青大将。名称は“アオダ”です。遅れながら推参(すいさん)(いた)しました』

 

 

 

「「「…………」」」 

 

最早、元の面影すら無くなった協力者に三人はただ口を開けて茫然とするしかなかった。

 

 

 

 

 




さやか最強魔法「ポセイドン」

全身から魔力を放ち、手に持った剣に集約させ三ツ又に変化した剣で、敵を一刀両断する奥義
その正体は三つの剣先から超高噴射の水圧で切り裂くウォーターカッター。
例え一刀目で斬れなくても、二刀目、三刀目で確実に斬るこの技は防御の上から斬る為、事実上防御不可能。



という事で新キャラは、アオダさんでした~♪

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