起きたらマ・クベだったんだがジオンはもうダメかもしれない   作:Reppu

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お久しぶりです。遅くなりまして申し訳ありません。


第百八十話:0080/01/15 起きたらマ・クベだったんだが、ジオンはもうダメかもしれない

「私の勝ち、と言うところかな?准将」

 

ソファで寛ぎながら、チェスボードを挟んで座る老年にさしかかっている将軍へ向けてギレン・ザビは口を開いた。反乱発生後、即座に目の前の男に身柄を保護されて以降、ネオ・ジオンを名乗る反乱軍の動向は全て准将の部下を通して彼の耳に伝えられていた。当然、昨夜遅くに中核であるキャスバル・レム・ダイクンを含む戦力が壊滅したこともである。

 

「そのようですな、やはり閣下は運をお持ちでいらっしゃる」

 

「冗談は止せ」

 

手にした駒をもてあそびながらそう返してくるアンリ・シュレッサー准将へ向けて、ギレンは露骨に眉をひそめ言い放つ。

 

「私が本当に強運の持ち主だったならジオン・ダイクンは死んでいないし、父上は公王になどなっていない。そして私は人類史上に残る大虐殺者などではなく、共和国の外務大臣辺りに納まったデギン・ソド・ザビの秘書官あたりで悠々自適に暮らしていたさ」

 

その言葉に肩をふるわせ、笑いを堪えながら准将が応える。

 

「ままならぬものですな」

 

「内側から見ていた准将に言うのもなんだがな、連中にもう少し分別があればこんな事にはならなかったのだ」

 

眉間にしわを寄せながらギレンは鼻を鳴らす。ジオン・ダイクンが急死したあの瞬間、父が指名されたのは必然でありザビ家にとっての不幸であった。ダイクン派はジオンの下でこそ一つに纏まっていたものの、多くは権力の拮抗した政治家達で構成されていたため、明確な指導者を失った瞬間、それぞれが後継者は自分だと主張を始め権力闘争を開始したのだ。そんな彼らの最大の不幸は、政治的な中心人物であったジンバ・ラルと経済的な中心人物のローゼルシア・ダイクンが正面から対立してしまった事だろう。結果として派閥は千々に分かたれ、急速に力を失っていく。そして悪化していた連邦との関係は、サイド3にその弱体化を許せる状況ではなかった。陰鬱な表情で父から告げられたこれからを聞いた時の事を思い出し、ギレンは顔を顰めた。人よりも記憶力に優れた頭脳は彼を大いに助けもしたが、このように忘れたいことまで克明に刻み付いて消えてくれない。それを振り払うようにギレンは皮肉げな表情を浮かべるとアンリ准将へ問うた。

 

「しかし、良かったのかね?」

 

言葉の意味を正確に理解したのだろう。アンリ准将は肩を竦める。アンリ・シュレッサー准将はダイクン派でありそれを隠そうともしない所謂過激派に属すると目されていた。その上軍部に強い影響力を持ちながら、その能力と人脈故に閑職へ送ることもままならない、ザビ派とすれば正に厄介者の代名詞と言える人物であった。そんな人物であるから、ネオ・ジオンの蜂起に呼応しクーデターを起こしたことを誰も疑いもしなかったし、反乱軍の人間はその関係者であるというだけで信頼しきっていた。その全てが最大の敵と定めたギレンの下へ全て提供されているなど夢にも思わずに。ダイクン派と言うべき人間からすれば明確とも言える背信行為をやって見せたアンリ准将の今後は容易な道ではないだろう、ダイクン派は当然として、現体制側からしてもこの大一番で裏切ったという事実は大きい。あれだけ忠誠を誓っていた相手すら裏切った人間が、それ以外の人間を裏切らないと安易に信頼できる人間などいないのだから。

 

「良かったも何も、私は今でもダイクン派ですが?」

 

平然と言い切るアンリ准将へギレンは愉快そうに尋ねた。

 

「ほう?ネオ・ジオンの首魁はあのキャスバル・レム・ダイクンだぞ?貴様ほどの男なら、あれが本物である事は当然知っていたと思うが?」

 

「そうですな」

 

「では何故?」

 

自身でもたどり着いている答えを敢えて本人に言わせるという悪趣味に、アンリ准将は鼻を鳴らしながら答える。

 

「むしろ私が問いたいくらいです。私達はジオン・ダイクンの思想に共感しその下に集ったのであって、彼個人を崇拝したのではない。ましてやただ血縁であるというだけでその家族を神聖視するなど正気の沙汰とは思えません。一体彼らはあの小僧の何処にジオンを見いだしたのでしょうな?」

 

アンリ准将の答えに、今度はギレンが肩をふるわせる番だった。

 

 

 

 

「それで、私は何故まだ生きているのかね?」

 

「私もまったく同感だとも。だが私の雇用主は違う考えらしくてね」

 

殺されないと解ったせいか、非常になめた態度を取ってくる金髪坊やに俺はそう言い返した。ルウムでの戦いから早くも一週間が経過した。極秘裏に捕まえたこの坊やをサイド3に運び込んだり、全員から放置されてソロモンの片隅で小さくなってたユーリ少将をやっぱりサイド3に運んだり、グラナダへ先鋒として送り込まれたりと多忙な日々を送っていた筈なんだが、正直ケープタウンのあてがわれた士官室で説教されていた記憶しか無い。てか酷いんだぜ?会う人全員開口一番反省しろって説教してくんの。あんまり言われるもんだから、グラナダでキシリア様に呼ばれたときは部屋で反省のポーズして待ってたんだけど、そしたらグーで殴られた。グーである。アムロ少年ですらビンタだったのに。

俺の言葉を聞いて金髪坊やは不快そうに眉をひそめつつ、大きく溜息を吐き口を開いた。

 

「つまり大々的に罪人として裁いて殺すと言ったところか。この後は吊るし上げられて銃殺、いや、絞首刑かな?」

 

残念、違います。

 

「そんな綺麗な終わり方など君はもう出来んよ」

 

そう言いながら俺は雇用主たる、陰険眉なし総帥との会話を思い返す。

 

「私は反対です」

 

言い切る俺に、ギレン総帥は閉じていた目を片方だけ僅かに開きながら落ち着いた口調で返してきた。

 

「ほう?意外だな。貴様はむしろ助命を請うてくるかと思っていたが」

 

そう言いつつ総帥は手元の資料へと目を落とす。そこには反乱に加わった者達、特に指導者側だった者の表向きの処遇と、これからの本当の処遇についてが記されていた。

 

「他の者達はいいのです。どれ程の力を持っていても、それは一個人の範疇に収まるものだ。だが、彼だけは違う。あれは組織を生み出す力を持っている」

 

確かにアムロ少年やララァ・スン少尉は隔絶、いや、最早理不尽な強さを持っている。だがそれは国家という組織にとってすればあまりにも小さい力だ。生身の人間である以上、生理的束縛から逃れることは叶わないし、何より力の根源であるMSもMAも彼らは個人で維持出来ない。彼らの力とは使われる側での力であり、そういった者の対処は非常に簡単だ。彼らに力を与える人間を排除してしまえばいい。だが、キャスバル・レム・ダイクンは違う。何故なら彼の周りには、彼を中心に人が集まるからだ。その力の怖さは原作を少しでも見れば理解できる。あれだけ人を裏切り、放り投げ、唐突に行方をくらませても、いつの間にか彼は組織の長へと上り詰め、個人の趣味でそれを振り回す。しかもそれが武装勢力なのだから始末が悪い。最早生きたテロ組織製造機である。

 

「成程、貴様の意見は理解した。だが大佐。忘れているかもしれないが、これはジオン公国総帥である私の決定であり、君はその部下だ」

 

つまり俺の意見なんて聞いてねえよって訳ですね。

 

「解りません。何故そこまで彼に温情を与えるのですか?」

 

「貴様こそ随分と頑なではないか。ここで私が意見を翻したとして、ガルマとの約束はどうするつもりだ?」

 

そんときゃ頭を下げて殴られるさ。

 

「私一人の信念のために、未来に禍根は残せません」

 

それはアンタだって一緒だろう?そう睨み付ければ口角を吊り上げる総帥。俺、そんなに面白いこと言いましたかね?

 

「とても人類の半分を殺した男とその部下の会話ではないな。いいだろう、では貴様の呑み込みやすい理由を用意してやろう」

 

そう言って机から取り出した書類をこちらへ放ってくる。黙って拾い上げて目を通した俺は絶句した。

 

「流石の貴様もそれは知らなかったようだな?」

 

「…総帥もお人が悪いですな」

 

言い返す俺に総帥は目に見えて笑いながら口を開いた。

 

「知らなかったかね?私はザビ家の男だよ」

 

総帥のあんな笑顔は、今生二度と見ないだろう。そんな事を思いつつ、懐からあの時渡された書類を取り出し、金髪坊やの座る机へと置く。訝しげにしていた彼に顎をしゃくって読むように促せば、彼も驚愕の表情を浮かべた。俺もこんな顔してたんかな?

 

「…これが事実であるという保証が何処にある?」

 

「何処にもないよ。私自身が確かめた訳でもないからね。だが」

 

「だが?」

 

「状況証拠くらいは口にしてやれる。例えばだ、君はドン・テアボロに保護されている時、暗殺者に命を狙われたな?」

 

黙って続きを促すキャスバルに俺は言葉を続ける。

 

「その襲撃で後見であったジンバ・ラルは死亡し、庇護者であったテアボロ氏は負傷。君たちは地球での居場所を失い再び宇宙へと逃亡する、より接触のしやすいルウムへね。だが変だとは思わないか?」

 

「変とは?」

 

「簡単なことだよ、当時の君は何歳だ?確かに君は優秀で利発な人物だが、一つのサイドを文字通り掌握している一族に本気で命を狙われて生存出来るほど希有な才覚を持っていたと自負しているかね?」

 

襲撃者は銃器で武装していた、それはジンバ翁の死因やテアボロ氏の負傷原因からも間違いない。ここで疑問だ、サイド3を掌握しているザビ家の手駒には当然軍事力も存在し、その中には暗殺だって行える部隊が当然存在する。彼らが本気でジオンの遺児達を邪魔な障害だと排除しようと考えたなら、これらを使わないどころか、肝心のターゲットを狙う人間に火器を持たせず、しかも単独で事に当たらせるなどという杜撰な計画を立てるだろうか?

 

「では、あれはなんだったというのだ!?私の妄想とでも言いたいのか!」

 

「いや、襲撃はあったんだろうさ。だが、恐らく手配した人物が異なる」

 

ジンバ・ラルの動向を監視出来る程度には情報収集能力があり、非正規の武器弾薬を調達できる程度の権力を持ち、かつ正規軍を動かせない程度の立場しか持たない存在。

 

「あれは恐らく、君たちをジンバ・ラルの手から奪いたかった別のダイクン派の仕業だろうね」

 

そして、その最有力候補がローゼルシアの派閥だ。それを裏付けるかのように、キャスバル達が地球にいる間はしっかりと生かしていたアストライア様を、彼らがルウムに移った途端、用済みとばかりに処分している。まあ尤も、それは俺の知る歴史の話な訳だが。

 

「それが、それがどう母の生存に繋がると言うのだ!?」

 

「君が思っている以上に権力者と言う連中の力は強大だと言うことだよ。相手の派閥の弱点付近に間者を潜り込ませるなんて大昔から使われる手じゃないか。例えば、病気療養する女性の主治医とお付きのメイドとかね?」

 

まあ、この場合相手がアストライア様であった事も状況を助けたことは想像に難くない。悲劇の国家指導者の本当の妻にして遺児の母、それを飼い殺しあまつさえ道具として使い潰そうなどとする者を見れば、それを救おうとする者とどちらに付きたいかと聞かれて前者を選ぶ者は少ない。更に後者が現在の支配者であるならば、最早皆無と言って差し支えあるまい。

 

「これでは…道化じゃないか」

 

うつむきそう呟くキャスバル。そんな彼に、俺は再び胸元から今度は二枚のチケットを取り出して差し出す。

 

「ご愁傷様というヤツだ。さて、落ち込んでいるところに悪いが、ここで君には今後の人生を決めて貰う。と言ってもあまり楽しくない事は決まっているのだがね」

 

チケットを振って意識をこちらへと向けさせると、俺はそれを机に置き指を一本立てた。

 

「一つは私達の提案を拒否してここで一生を過ごす。ああ、食事くらいは出るようだがそれ以外は期待するなよ?何せ我が国の温情は無限ではないからね。限られたリソースはより友好的な人間に振り分けるべきだろう?」

 

言いながら俺は、立てた人差し指で今度は机の上のチケットを叩いてみせる。

 

「二つ目は、キャスバルも、エドワウも、シャアという名前も捨てて、家族と密やかに暮らす、君の傑出した才能が世界を動かすことは二度と無く、君を祭り上げていた連中の思うような国家指導者としての地位は永劫に訪れない。火星という文字通り辺境で余生を過ごすだけの人生だ。さあ、好きな方を選びたまえ」

 

俺の言葉に唖然とした彼はしばし沈黙し、答えを告げてきた。その答えに俺は大きな溜息で応えると、用事は以上だと告げて部屋を出ることにする。だが、部屋を出る間際、伝え忘れたことがある事に気がつき、首を捻って俯く彼に告げた。

 

「ああそうだ、忘れるところだったよ。君がこれからをどう選んでも絶対に一緒に居ると言って聞かない難儀な娘が居てね。そのチケットは君と妹さんの分だから、彼女の分はサービスしておいてやろう。だがその先は君が何とかしたまえ、男だろう?」

 

言いたいことを言い切った俺は、今度こそ振り返らずに部屋を出て歩き出す。まったく、こんな疲れる事二度とやらんからな!取敢えずは溜まりにたまった休暇の申請をどうするべきか悩んでいると、ポケットの端末が震える。戦争が終わり、ミノフスキー粒子の影響が大幅に改善されたサイド3ことジオン共和国ではこうした携帯端末が再び当たり前のように使えるようになっている。

そう、ジオン共和国だ。

反乱鎮圧から3日後、久しぶりに国民の前に姿を現わしたデギン公王とギレン総帥は唐突に語り出した。曰く、連邦より独立を勝ち得たことで、公国という存在は一応の役目を終えたと考えること、そしてそれに続く反乱によって、一部の優秀だとされる人物に全権を委ねるという政治構造が如何に歪で危険な思想であるかと言うこと。そしてその最後に特大の爆弾をぶっ込んできた。

 

「故に私、ギレン・ザビは総帥の座を永久に放棄するとともに、ここにジオン公国の解体を宣言するものである。これより我が国はジオン共和国として共和国議会主導の下、国家を運営していくものとする」

 

言い放ったギレン総帥とそれを横で黙って聞いていたデギン公王の晴れやかな笑顔は翌日の朝刊どころかその日の夕刊から週刊誌の表紙を総なめにしていた。暫く町中にあの顔があふれかえり、ある意味ちょっとしたホラーだった。

 

「はい、如何しましたでしょうか、総帥?」

 

そんなことを考えながら連絡してきた相手にそう俺は口にした。

 

『…謀ってくれたな?大佐』

 

「何の事でしょうか?」

 

『貴様が議会を唆したのだろう?ダルシアはとっくに吐いたぞ?』

 

野郎!堕ちるのがはええよ!叫びたいのを懸命に堪えて俺は努めて冷静に口を開く。

 

「仕方ないでしょう。これから大変になるという時に、優秀な人間が国政から逃げだそうとしているのです、有権者としては見過ごすわけにはまいりません」

 

そう、あの宣言であのハゲジジイとこの眉無しはいきなり公職から逃げだそうとしていやがったのである。突然丸投げされそうになって、ダルシア・バハロ首相が泣きそうになっていたから、総帥が辞めるって言ったのは総帥って役職でしょ?じゃあ議会で首相に推薦しちゃえば?え?デギン公王?旧体制の国家じゃ首相と大統領の併設なんて普通だったヨ?って教えたら嬉々として二人にその役職を押しつけた。ちなみに本人は副首相として月面都市との交渉で忙しく飛び回っている。

 

『ほほう、そうか。では、その上でこれはなんの冗談だ?』

 

「それは!?」

 

決して大きくない端末であるが、そこに映された映像のギレン総帥もとい首相が手にしていたのは、間違いなく2日前に総司令部へ提出した俺の辞表だった。

 

「馬鹿な!何故貴方がそれを!?」

 

『くっくっく、少しばかり情報収集に手を抜いたな?辞意は表明したがまだ正式な手続きは履行されていない。つまり私はまだジオン軍総司令であり貴様の上司と言うわけだ』

 

言いながらゆっくりと辞表を細切れにしていく陰険眉なし。畜生!神も仏もないとはこのことか!?

 

『貴様にはまだまだ働いて貰わねばならん、人に押しつけたのだ、自分だけ逃げられると思うなよ?取敢えず今後は私の秘書官として―』

 

そうゲンドースタイルをキメつつ笑ってない目でそう告げてくるギレン首相の声がけたたましい音と共に遮られる。

 

『お待ちください兄上。ヤツの外交手腕は今後の共和国外務省になくてはならないものです。秘書は既にセシリア嬢がいるのですから、これは私に頂きたい』

 

『待ってくれ!唯でさえ軍は予算が削られるんだ!この上優秀な将まで持って行かれては話にならん!ヤツは国防省が貰うぞ!大体兄貴もキシリアも戦中に部下にしただろう!なら今度は俺の番の筈だ!』

 

『そうは行きません。地球での統治は未だ盤石とは言い難い、ここで現地からの信頼も厚く、地球文化に精通した大佐を引き抜くなど、共和国の屋台骨を切り倒す所業です。ここは資源管理省預かりとさせて頂きたい』

 

入ってきた長女やら三男やら末弟やらがまくし立てて明らかにカオスとなる通話、こっちを放り出して交渉という名の取り合いをはじめる兄妹を見て、俺はそっと通信を終了し、天井を見上げた。人生とは実にままならんものである。そんな事を考えていたら、ふと、一つの言葉が頭をよぎる。

 

「…起きたら、マ・クベだったんだが、ジオンはもう駄目かもしれない」

 

呟きは空気に溶けて霧散する、俺は苦笑すると再び通路を歩き出した。骨董市へ行ける日は当分先になりそうである。

 

 




以上を持ちまして、起きたらマ(略)は完結となります。
大変長い間お付き合い頂き有り難うございました。
皆様に応援頂き、何とか完結まで来る事が出来ました。
それでは、また何か思いついた時にお会いしましょう。
さようなら。

ADMIRAL様よりイラストを送って頂きました。
秘書官なシーマ様!

【挿絵表示】


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