機動戦士ガンダムSEED ZIPANGU BYROADS   作:後藤陸将

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明けましておめでとうございます。
今年も拙作をよろしくお願いします。


PHASE-X2 再会

 貨客船大瑠璃丸の船底ハッチが開き、一台の脱出艇が離脱する。脱出艇の外壁には一人の男がしがみついていた。男はヘルメットに搭載された通信機でMSにのる仲間との連絡を取る。

『カナード。作戦目的を達成しました。すぐに離脱しましょう。準備はできていますか』

『貴様に言われるまでも無い!!貴様とてついさきほどまでモタモタとしていたくせに!!』

『仕方が無いじゃありませんか。目撃者は黙らせないといけませんからねぇ…………副長がこっちまで来るなんて僕にも予想できませんでしたし』

『最初から艦橋にいたゴミ共を一網打尽にすればよかったんだ。貴様の甘さが無ければことはもっとスムーズに運んだはずだ』

カナードと呼ばれた長髪の男が不愉快そうに吐き捨てる。そしてカナードはMSを操作し、脱出艇を抱えた。

『こいつを連れて帰ればいいんだな……全く、あのクソ坊主。こんな面倒なことしなくてもいいだろうが』

『口には気をつけてくださいよ、カナードさん。導師はこの混沌に支配された世界を正すべく活動しておられるのですから』

脱出艇にしがみついている男――プレアが若干キツイ口調でカナードを窘めた。しかし、カナードはプレアの言葉など意にも介さない。

『フン……俺はあの胡散臭い坊主が言ってる救世なんざ全く信じていない。俺があいつに協力しているのは俺自身の目的のためだ。あくまで、俺は自分の目的のために動くという条件で俺はお前たちに協力しているんだ。お前もあのクソ坊主から聞いているはずだが?』

『……確かにそれは聞いています。しかし、導師の前では口調だけでも改めてくださいね。僕は物分かりがいい方ですから気にしませんが、我々の中には導師に対する暴言を看過できない性分の人もいますからね』

『知らん。つっかかってくるなら、潰すだけだ』

カナードはそう言い残すと、脱出艇を抱えた自らの機体を往路に使ったコンテナに向かわせた。

 

 

 

 C.E.71 6月2日 大日本帝国 防衛省 第一会議室

 

 第一会議室は防衛省庁舎の上階にある最大規模の会議室、第一会議室で始まろうとしていた。そこに出席していたのは何れも防衛省の上級幹部や情報局の官僚、内閣府から派遣された者などの高級官僚ばかりだ。その中でも、上座に座る一人の男が口火を切った。

「…………時間が惜しい。第一報を聞いて駆けつけたため、未だに出席者の半分以上が今回の事件の全貌を掴みきれてはおらんだろうから、早急に事件の概要を説明して欲しい」

男――大日本帝国防衛大臣、吉岡哲司は前置きは無用だという意志を示した。そして吉岡の言葉を聞いて、一人の男が立ち上がった。

 

「宇宙軍情報管理部の小早川時彦少佐であります。本官から本件の現場検証にて得られた情報を報告します」

小早川が手元の端末を操作し、会議室の正面スクリーンに映像を映し出す。そこに映し出されたのは大日本帝国がオーブから譲渡された軌道上ステーション、アメノミハシラの映像だった。

「これはアメノミハシラに設置されていた外部監視カメラが収めた映像です。時刻は12時50分、画面右端に見える点滅する光が扶桑運輸の貨客船、大瑠璃丸です」

画面右端に見える光点が次第に近づき、その正体がはっきりしてきた。楕円に近い形状をした船だ。あるいは、甲虫のような印象を受ける。

そして船はアメノミハシラの桟橋とのドッキング体勢に入る。別に珍しくもない、ごくごく当たり前の風景だ。そのはずだった。

突然、減速をしていたはずの船体が加速を始めた。制動をかけるために進行方向にむいていたスラスターから光は消え、進行方向と反対に向けられたスラスターに光が灯る。そして加速を始めた船体はそのまま桟橋に激突する。

桟橋に激突した大瑠璃丸はいまだ止まる気配を見せない。軌道ステーションは各部に設置された姿勢制御スラスターを全開にし、静止軌道の維持を図る。しかし、予想以上の衝撃であったために、姿勢制御スラスターの出力だけでは軌道をそれつつあるステーションを元の軌道に戻すことは難しい。

 

 この時、アメノミハシラの軌道や姿勢制御を管制するメインコンピューターは瞬時にこのままではアメノミハシラは墜落すると判断、墜落回避のために取りうる最善手を管制室のオペレーターに提示する。オペレーターはコンピューターが弾き出したアメノミハシラの墜落回避の方法を知り、一瞬硬直する。

コンピューターは桟橋を切り離すべきという結論を出していたのだ。オペレーターは自身の独断で決断するには責任が大きすぎると判断し、アメノミハシラの最高責任者である大日本帝国宇宙軍アメノミハシラ警備府の司令官、望月雄峰少将に指示を仰ぐ。

望月はコンピューターの弾き出した結論を信じ、桟橋の切り離しを了承した。そして桟橋はアメノミハシラから切り離され、桟橋は大瑠璃丸ごと地球の重力に引かれて墜落していった。

しかし、アメノミハシラの桟橋は全部で6基、どれも馬鹿にならないサイズだ。更に大瑠璃丸まで落下している。これほどの大きさの物体が地表に落ちれば大気圏で燃え尽きなかった破片が地上に甚大な被害を与える可能性もある。

望月も当然それに気づいており、桟橋の切り離し後、桟橋とアメノミハシラが十分に距離を取れたらすぐに桟橋ごと大瑠璃丸を撃沈しようと考えた。しかし、アメノミハシラに設置されている6門の要塞砲――――かの海皇(ポセイドン)作戦にてザフトの大量破壊兵器、ジェネシスを崩壊させた特型20口径330cm要塞砲、通称デラック砲の射角は姿勢制御のためにとれない。

かといって、アメノミハシラ付近を遊弋している巡洋艦や駆逐艦の砲では威力不足だ。そのため、望月は桟橋の破壊のために奥の手を切ることにした。

 

 早期の姿勢制御が功を奏し、元の軌道に戻ろうとしていたアメノミハシラが再度軌道をそれて高度を下げ始める。これでデラック砲は射角を確保することができた。アメノミハシラに設置されたデラック砲の内、2門がゆっくりと旋回し、桟橋と大瑠璃丸に狙いを定める。

そして巨砲から吐き出された紅い奔流が落下しつつあった桟橋に命中、桟橋を破砕する。続いて第2射が放たれ、こちらも寸分違わず大瑠璃丸を射抜いた。有事の際には簡単な改造で空母に改装できるつくりになっている大瑠璃丸であっても、ジェネシスを撃ちぬく要塞砲に耐えられるわけが無い。大瑠璃丸は乗客乗員300名以上と共に宙の藻屑となった。

 

 

 

 一方、軌道をずれ、墜落する軌道を取りつつあったアメノミハシラだが、なんとそこから持ち直し、再度高度をあげて静止軌道へと戻ることに成功したのである。

通常、同時に6隻の空母クラスの巨艦が着岸できる世界最大の静止軌道ステーションとなれば、通常であれば僅かにでも静止軌道から外れてしまえば回復はできず、そのまま地球の重力に引かれて墜落することは免れない。

しかしアメノミハシラは日本の接収後に大改装を受け、最新鋭の設備が新たに設けられていた。まず、先にあげた要塞砲であるデラック砲。そして小惑星にも匹敵する大きさの衛星の姿勢制御に必要となる膨大な推力を提供するマキシマオーバードライブだ。

 

 元々、日本がアメノミハシラを接収した時点ではアメノミハシラは未完成と言ってもいい状態だった。その原因は姿勢制御に使われるスラスターの問題にある。これほど巨大な物体を衛星の静止軌道上で運用するとなると、日々の細かい位置調整のために、またはなんらかの衝撃が加わったときに姿勢と軌道を適切な状態に保持するために膨大な推力を提供する機関が必要だった。

日本による接収前のアメノミハシラは自身の質量を支えるだけの推力を賄えるスラスターを用意できておらず、宇宙戦艦用の加速ブースターを改造した即席スラスターを各部に設置、一月ごとにそれを使い捨てることで何とか姿勢を制御していたという。そこで日本はマキシマオーバードライブをスラスターに採用した。マキシマオーバードライブの膨大な出力はアメノミハシラという巨大な物体の姿勢制御をある程度は可能にした。

しかし、それだけでは無い。日本はさらにアメノミハシラに最新鋭の技術を投入していたのである。それが、物理学博士号を取得している城南大学の若き天才学生が発明した反陽子浮遊システム、リパルサーリフトである。

 

 実は、マキシマオーバードライブは確かに膨大な推力が得られるが、細かい出力の調整が難しいピーキーな特性があるのだ。戦艦ほどの大きさの物体を動かすのであれば、まだコンピューターによる補正と操舵士、機関士の腕次第では全く問題なく運用できた。

しかし、アメノミハシラレベルの大きさの物体を重力の影響も濃く受ける宙域で制御するとなれば、マキシマオーバードライブによる制御は困難を極める。コンピューターの補正があれば姿勢制御は不可能ではないが、細かい軌道の修正を繰り返す必要があるため、一度アメノミハシラが軌道を外れて姿勢を崩したら、その復元にはおよそ数ヶ月はかかるとされている。

尚、諸外国はまだマキシマオーバードライブの理論から手探りで研究を始めたばかりで、大西洋連邦ですら莫大な予算をかけてテスト用エンジンの作成にこぎつけた段階にしかないため、諸外国はまだこの特性について掴んでいなかった。

一度軌道を外れたり、姿勢が崩れるだけで数ヶ月運用に支障をきたしかねない軌道ステーションなど大問題だ。オーブ側のプランではともかく多数のスラスターを設置することで問題の解決を図っていたらしいが。

そもそも、デラック砲は一射撃つだけでかなりのエネルギーを必要とする。一射を撃つだけであれば問題はないが、二射を連続して撃つとなるとマキシマオーバードライブであっても一時的にエネルギー切れを起こしかねない。

つまり、デラック砲2連射後のアメノミハシラはマキシマオーバードライブの大出力を利用して静止軌道に戻ることは不可能なのである。

 

 そして一方のリパルサーリフトは一定の出力を長時間維持することができ、その出力の細かい設定も可能、さらにこれまでのスラスター方式の移動とは違い、要塞外にスラスターを多数設置する必要は無いという大きなメリットがあった。推進力機関として見れば出力は不足していたが、揚力発生機関として見れば、この技術はとても優れていたのである。

そこで日本はアメノミハシラの姿勢維持、軌道修正機関としてマキシマオーバードライブとリパルサーリフトを併用して使用することを決定した。大出力が必要なときはマキシマオーバードライブを、細かな調整をするときはリパルサーリフトと使い分けることで如何なる状況でも迅速に対処できるようになったのだ。

余談になるが、このリパルサーリフトを発明した若き天才科学者は在学中でありながら防衛省特殊技術研究開発本部(ヨコハマ)に強引に招聘され、リパルサーリフトの早急な実用化のために協力させられたのだという。そして更に不幸なことに、彼は横浜の魔女に目を付けられて徹底的にこき使われたらしい。

彼女から利用価値があると判断されるということは十分に優秀な証であるが、そんなことはこき使われる側には関係ない。実はその魔女にささやかな尊敬の念を抱いていた彼だが、一年近い共同開発に携わり、当初の尊敬の念を完全に喪失し、畏怖の念を抱くようになったそうな。そして彼は二度とあの魔女と関わらないと誓ったらしい。

しかし、そんなことは魔女には関係ないことだ。数年後、大学を卒業した彼は気がついたら防衛省特殊技術研究開発本部(ヨコハマ)に就職することが決定していたという現象に遭遇することになる。そこで彼は悟るのだ。魔女からは永遠に逃げられないと…………

 

 

 

 さて、将来魔女の犠牲になる哀れな青年の話はこのあたりにして、大瑠璃丸撃沈後のアメノミハシラの話に戻ろう。

強引に軌道をずらして射角をとったアメノミハシラは、危険な高度まで下がりながらも、マキシマオーバードライブは一時的に使用不可な状態に陥った。そこで望月は軍機に指定されていたリパルサーリフトの使用を決断したのだ。

リパルサーリフトはこれからの兵器の未来を変える可能性を秘めた技術としてこの段階では秘匿されていた。アメノミハシラには試験的に導入されていたにすぎない。しかし、ここで使用すればまず間違いなくこの技術について各国に感づかれる。望月はアメノミハシラの喪失と桟橋と大瑠璃丸の落下による国益の損失とリパルサーリフトが各国の諜報部に感づかれる危険性を秤にかけてリパルサーリフトの秘密の漏洩を選んだのだ。

そしてリパルサーリフトを起動したアメノミハシラは高度をゆっくりとあげて静止軌道へと戻っていき、デラック砲の直撃を受けた桟橋と大瑠璃丸は破砕され、その欠片が大気圏へと降り注いでいく。

北半球に紅い流星が降り注ぐ。これらの流星は大気圏との摩擦熱で欠片が燃え尽きた際に放たれた末期の光だ。実際には流星の派手さのわりには大瑠璃丸及び桟橋の欠片による被害は微々たるものであった。

地球に降り注ぐ紅い流星群を映してアメノミハシラが捉えた映像は終了した。

 

 

 映像が終了しても、会議の出席者の表情は浮かない。それほどまでに今回アメノミハシラを襲った事件の一部始終は衝撃的であったのだ。

「ごらんのように、アメノミハシラは秘匿技術を漏洩することと引き換えに地上の被害を軽減することに成功しました。しかし、今回アメノミハシラが受けた被害は決して無視できるものではありません。桟橋が一基喪失、更に大瑠璃丸との激突の衝撃で四散したデブリが健在な残りの桟橋の内3基に衝突したとの報告が入っています。現場の整備班による見立てでは、損傷した3基の桟橋の内、1基は修復に2ヶ月、一基は半年かかるということです……更に悪いことに、損傷が浅い桟橋2基が宇宙軍アメノミハシラ警備府の軍用のもので、しばらくアメノミハシラ警備府につけられる艦は1隻だけとなります」

「損傷のない民間用桟橋を暫く回してもらうことはできないのか?」

吉岡が小早川に尋ねる。

「現在稼動している桟橋は軍用1基、民間用2基です。アメノミハシラは軍用区画と民間区画を明確に区別して運用しておりますので、民間用を軍用に回すとなると、軍の関係者と民間人が軍の運用区画で入り混じることになりかねません。機密保持の観点からするとデメリットが大きいかと。また、民間の物流にも影響を及ぼしかねません。深宇宙開発(ネオフロンティア)計画を本格的に始動したばかりである今の時期に物流が乱れることは国家の成長戦略に与える悪影響が大きすぎると考えます」

「……しかし、アメノミハシラ警備府は我が国の本土上空防衛の要だ。ここに戦力がおけなくなることは拙い」

「宇宙軍では、暫くの間アメノミハシラの周辺宙域に巡洋艦と駆逐艦を1週間ごとに交代で遊弋させることを検討しています」

毎週小規模な艦隊を派遣し続けるというのもやっかいだが、背に腹はかえられない。吉岡も不承不承ながらも頷いた。

 

「しかし、大瑠璃丸が桟橋に突っ込んだ原因は一体……」

軍令部書記官の日野垣真人が疑問を呈する。そして彼の疑問に答えるために小早川の隣に座っていた情報管理部の江森久美大佐が起立する。

「大瑠璃丸はデラック砲によって破砕されたため、航行記録を収めたレコーダーの回収は不可能です。しかし、さきほど海上保安庁からの連絡があり、地上に落下した脱出艇から大瑠璃丸の唯一の生存者を救出したとの報告がありました。生存者の名は大瑠璃丸副長、市倉大輔さんです。彼が目覚めれば、詳しい状況が把握できると思います」

「今すぐに話を聞くことはできないのか?」

「彼は腹部に銃撃によるものと思われる傷がありました。発見時には失血で危険な状態にあり、現在は那覇の海軍病院で手術中とのことです。彼の話の重要性は把握していますが、市倉副長が再び目を覚ますかどうかも怪しい状態なのです」

唯一の生存者にして唯一の希望の現状を聞いた出席者達は一様に険しい表情を浮かべる。

「……結局、彼が目覚めるまでは調査の進展は望めないということか」

吉岡が苛立ちを顕にしながら呟いた。

 

 

 

 

 

 

「降りろ」

武装した集団に取り囲まれながらキラとラクスは脱出艇の外に出た。大瑠璃丸から拉致されておよそ数時間といったところだろうか。降ろされた場所はどこかのコロニーの湾港部といったところらしい。

周囲を取り囲んでこちらに……正確には自分に銃口を向けている男達はその立ち振る舞いから、おそらく元軍人だろうとキラは当たりをつける。自分だけであれば大立ち回りを演じてもよかったかもしれないが、この場にはラクスもいる。彼女に銃口が向くことは避けなければならない。

「ついてきてください」

ラクスにプレアと呼ばれていた青年がキラとラクスについてくるように促す。反抗することもできない二人はただ歩みを進めることしかできなかった。

 

 

「導師、入ります」

プレアに連れられて辿りついた湾港部の外れのあたりにある扉だ。どうやらこの奥に導師とやらはいるらしい。そしてドアが開く。

シンプルな造りだとキラは思った。普段は使用されていない小規模な会議室といった印象を受ける。そして部屋の奥、二人の護衛に左右を固めさせているのは黒髪の男だった。

「導師、ラクス・クライン様とキラ・ヤマト様をお連れしました」

プレアの声を聞いた男はプレアの方を向いた。

「ありがとうございます、プレア。よくやってくれました」

「光栄です。それでは、自分はこれで失礼します」

プレア破顔して喜びを顕にし、そのまま退室した。

 

「ラクス様、キラ様。どうぞおかけになってください」

まるで二人の位置を探るかのように顔を左右にゆっくりと振りながら、男はキラとラクスに着席するように促す。その振舞いや閉じている瞳から彼は盲目であることをキラは理解した。

 

「……お久しぶりですね、ラクス様」

マルキオが笑みを浮かべながらラクスに話しかける。盲目のために気がついていないのだろう。彼はキラの方を向きながら話しかけていた。しかし、ラクスは気にも留めずに彼に声をかけた。

「お久しぶりです、マルキオ導師」

ラクスの顔は、いままでキラが見た事がないほどに険しい表情を浮かべていた。




今回のネタ元
小早川
日野垣
江森

共にゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃より



魔女の犠牲となった某天才君

ウルトラマンガイアより

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