問題児と最強のデビルハンターが異世界からやってくるそうですよ? 作:Neverleave
サブタイ見ての通り、あの人が出ます。
ハァハァ
「…………撒いた種が芽吹いたか」
――コミュニティ〝フォレス・ガロ〟居住区の遥か上空。
異形の森と化したその地区にて開催されたギフトゲームを、密かに見物している一人の男の存在が、そこにあった。全身が青いコートに包まれ、頭部は目を除く全体が包帯で覆われているため表情すら見えない。腰に紐で括りつけられた日本刀らしき一本の剣を携えたその男は……翼も持っていないというのに、まるでそこに見えない足場があるかのように空中で『立って』ゲームを静観していた。
その目はまるで氷。観る者すべてを魅了する魔人と魔獣の決闘に双眼は揺らぐことなく、ただ『見ること』だけを維持し続けている。隠された表情も、驚愕や興奮で動いているような気配はなく、不動のままだ。
だがその瞳には確かに感情はこもっていないが、同時に隙も存在していなかった。生き物としての熱を持たぬというのに、見られてしまえば自身の全てが見透かされてしまうような不気味さが漂う視線。まるで物言わぬ精密機械のように、男はずっとゲーム盤を眺めている。
が、このとき。初めて男の視線はゲームから離れ、彼の後ろへと移った。
「……」
背後には、何もない虚空のみ。
男は沈黙したまま静かに刀の柄へ右手をかけると――次の瞬間、抜刀した。
ダンテの戦い方を『動』の極地とするならば、その一撃はそれと対をなす『静』の極地。光と音を置き去りにした神速の居合は、刀身はおろか身体のこなしすら他者の目には映さず『死』という結果のみを残す必殺の一閃だった。
男の刀は一の字に虚空を斬りつけると、空間が『切断』される。
斬ッ!! と切り開かれた空間に男は無言のまま手を突っ込むと、そこから何かを掴みとった。掴まれた者の驚愕が一瞬伝わり、その手から解放されようと相手は必死にもがく。が、男は顔色一つ変えることなく腕を引っ張り出し、『何か』そのまま空中へ放り投げる。
「――ッ!!」
『何か』はきりもみになりながらも空中で体勢を立て直し、両翼を広げてなんとか滞空する。
現れた『何か』は、まるで金を溶かして作ったような輝く髪をたなびかせ、燃えるような赤いリボンでそれを纏めている。同じく赤いレザージャケットと拘束具を彷彿とさせるロングスカートで着飾る美麗な少女がそこにいた。
とても端正な顔をしており、異性であれば例え大人であろうとも魅了されるであろう妖美な美しさを持つその少女を見ても男は全く動じることなく、凍てついた眼光を放つ。
いとも簡単に次元を斬り裂く一閃を放ったその実力と、どんな相手であろうとも油断することなくその実力を見極めようとするその眼も相まって、少女は一層包帯男への警戒心を強めた。
「いつまで俺を監視しているつもりだ? いい加減目障りなのだが」
「……気づいていたのか」
「あれだけ敵意を向けられでもしていれば、嫌でも察知する」
男も少女も、発した声は極めて静かで平坦な響きだった。だが前者は嫌悪と殺意がその裏に見え隠れし、一方で後者は驚愕と不安を押し殺して平静を装っている。互いが互いを観察し、相手が何者であるのか、いったい何をしようとしているのかを読み合う心理戦が水面下で行われていた。
「……あの魔の眷属は、あなたの仕業か?」
「貴様も同じく鬼種を与えたのだろう。何か不満でもあるのか」
「あんな外法者たちをゲームに招く大馬鹿者がいることにどうして喜ぶことが出来ると思うのだ?」
「面白いことを言うものだ。大方奴らの力試しのつもりでヤツを吸血鬼に変えたのだろうが、あんな小物では満足できるはずもなかろう。こちらがその不足分を修正してやっただけだ」
少女の問いかけにあっさりと肯定の回答を返した男に少女は肩すかしを喰らったような気分だったが、それ以上に驚かされたのはこちらの意図していたことまで見破っていたことだ。
「……なぜそう思う?」
「貴様の施した悪趣味な強化を見ればすぐわかる。あの男は確かに以前よりも数段強くなっていたものの、ヤツらと対峙するにはよくて対等、いやそれ以下ほどしか行われていない。〝ノーネーム〟を潰すつもりで実行したというのならばいくら弱体化した貴様といえどあれよりもっとましなものができようというのに、それをしなかったということは別に目的があるということだ。そうだろう? 元魔王にして〝ノーネーム〟の一員、レティシア=ドラクレア」
――ゾクッ! と。
背筋を走る言いようのない悪寒にレティシアは身を大きく震わせる。
「……驚いたな。私の名まで知っているとは」
「その強靭な力。吸血鬼という種族。外見。いくらでも判断材料はある」
まさか己の名までこうして露呈しているなどということまで、レティシアは予想することもできていなかったのだろう。
いや、レティシアは箱庭の世界では名の知れた存在ではあることから、外見などを言伝で誰かから聞いていた可能性もある。だが、この男はその情報だけでなく己で知覚した情報とを絡み合わせ、そこから推理しているのだ。敵の力を見極める能力と知能が突出していることの何よりの証拠だろう。そして、レティシアほどの実力者の力を瞬時に見抜くことができるということはすなわち、この男もまた凄まじい力を持つ存在であるということも裏打ちされていた。
さらに、さらりと流すように男は発言こそしていたが、爆弾発言を投下するそのタイミングは実に的確であり、こちらに平静を取り戻させる機会を一切与えない卓越した話術が発揮されている。
『空間をも切断する驚異的な力』、『遥か遠方より気配を絶って監視していた自分を発見する知覚能力』、『箱庭の貴族たるウサギの聴覚にすら引っかからない隠密能力』、『決して隙を見せずこちらを圧倒し続ける精神力』、『心理戦において常に優勢を保つ知力』……この短時間で、これほどの実力を相手は見せつけ、なおかつ手札を何もレティシアには晒さない。
それはもはや、脅威以外の何者でもありはしない。本当にその双眼は見る者すべてを見透かすのではないかと思えてくるほど、この男の冷徹な視線が少女には恐ろしく感じられた。
(本当にこやつ……何者だ……?)
レティシア=ドラクレアは戦慄する。
彼女は彼が告げた通り、〝ノーネーム〟の新参者を試す目的でガルドを吸血鬼へと変貌させた。この下級層においてこそ全戦全勝の成績を誇るものの、〝フォレス・ガロ〟の実力はハッキリ言って全く高くない。狡猾な戦術と卑怯な手段をためらうことなく使うことで周囲の弱小コミュニティを吸収してきたようだが、彼本人とその戦闘員の力はお世辞にも立派とは言えたものではなかった。
彼女本人に与えられた時間がごくわずかしかなかったこと、偶然にも〝ノーネーム〟が彼らと衝突することとなったからこそ、こんな手段を取ることとなったのだが……それでもガルドが、新参者の力試しに十分な試金石になり得たとは思えない。
しかし、そこで予期せぬ介入が行われた。彼女がガルドに鬼種を授けたその後……いつやってきたのか、正確な時間こそわからないものの、突如としてやってきた青いコートの男。彼は上級にカテゴライズされる魔の眷属の力をガルドに与えたのである。それだけではなく、彼が発する魔の瘴気によって館は魔界とひどく強い結びつきを持ってしまい、下級眷属すらゲームに呼び寄せてしまったのだ。
結果として、ゲームはレティシアが想定していたものとは大きくかけ離れたものとなってしまう。下手をすれば鬼種を植え付けられたガルドよりも手強いのではないかと思えるような巨大蜘蛛、大地を軽々と吹き飛ばす爆弾を抱えた眷属、銀髪の大男を執拗に狙った有象無象の集団……さらには、ガルド本人がレティシアですら倒せるかどうかというところまで急激に強化されてしまっていた。
あの魔の眷属たちを従えるこの者はいったい何者なのか。
魔界からやってきた新たな刺客か?
それとも魔に魅せられ、箱庭の世界の平和を脅かそうなどと考える愚かな住人か?
それを知るために遥か彼方からレティシアは彼を監視していたのだが……その結果は、ご覧の有様だ。
嫌な汗が背中を伝う中、努めて平静であろうとレティシアは口を動かす。
「……どこの馬の骨ともわからぬ輩にそんなことをしてもらう義理も何もないぞ。箱庭の世界でも忌み嫌われる闇の種族を呼び寄せおって……奴らがまたここから出現することとなればどうするつもりだ!?」
「……お前は何を言っている? 俺こそそいつらをどうこうする理由も何もありはしないぞ。出てくるというのならば好きにさせてやればいい、邪魔をするなら別だがな」
「なっ……!?」
「俺がガルドを強くする伝手がそれしかなかったのでな。しかしあいつらを相手取るのならばそうするしかあるまい、何せあの男がいるのだ。その目的を達するための手段が魔の眷属のみだったというだけだ」
今度こそ、レティシアは絶句するしかなかった。
彼女がこの男のしでかしたことで、〝ノーネーム〟の新参者が死んでしまうということも確かに恐れてはいる。だが真に危惧していることは、『開かれた時空の歪みから、魔の眷属がこちらへと侵略してくる』ということだった。
彼らをひとたび箱庭の世界へと侵入することを許せばどうなるのか。そんなものは数千年前に勃発した〝戦争〟で嫌というほど理解している。この世界に蔓延る魔の眷属を殲滅し、次元を閉じることで勝利という結果を残したものの、その過程でいったいどれほどの血を流したかなど、到底わからない。しかもその勝利すら、魔剣士スパーダという予期せぬ助力を得ることが出来たからこそなんとか掴みとれたものであり、彼がもしあのまま魔の眷属として進軍に加わっていれば、今と真逆の未来を辿っていたであろうことは想像に難くないのだ。
それほどまでに魔の眷属とは邪悪であり、手に負えないほど強大な存在なのだ。そんなものが数千年の時を越え、下級層で行われたこんな小さなゲームを発端として再来する……もはやタチの悪い冗談ですらない。
しかし目の前の男は。自身がしでかした愚行がもたらすであろうことを理解したうえで、あろうことか実行に移したというのだ。
しかも、『そんなことなどどうでもいい』と。
数多の犠牲を経て、ようやく掴みとることが出来た平和を、下らないと吐き捨てて。
「貴様……いったい何を企んでいる!? 奴らが再来すれば貴様とてただでは済まん、それくらいわかっているはずだろう!! そうまでしていったい何がしたい、〝ノーネーム〟に何をしようとしているのだ!?」
腹の底から湧き上がる激怒を抑えることなく、口をわななかせ叫ぶレティシア。
怒声を真っ向から浴びせられる男はしかし、先ほどまでの平静を欠くことはない。大気が震え、野生の動物がその場にいようものなら生命の危機を感じてすぐさま逃げ出すほどの怒りを目の前にしても、男がその態度を崩すことはなかった。
「力だ」
ボソリと。小さく、しかしやけにハッキリと聞こえる低い声で、男はレティシアから投げつけられた疑問に平然と答える。
「……は?」
レティシアは思わず素っ頓狂な声を出してしまう。
「――異世界からやってきたという人間は素晴らしいギフトを持つと聞いたのでな。俺が手にするに値するものかどうか、試してみたくなった……結果はあのザマではあるが、使い手が未熟なだけだ、力そのものは文句ない。このままゲームを勝ち進むことができれば、俺が奪う……あとはあの十六夜という少年だけがまだ未知数だ、それは次に回すとしよう」
相変わらず感情の起伏のない言葉の羅列に、しかしレティシアは耳を疑ってしまった。
――今のは、自分の聞き間違いだったのだろうか?
「……なに、を……言っている……?」
「俺の言葉の意味がわからぬほど愚鈍でもあるまい。要は貴様と同じ、『品定め』だ。もっともそちらが知りたいのは〝ノーネーム〟にとって利となるか、ということだろうがな……俺にとってはあの程度の者も下せぬようであるならば無益に等しい。手に入れたとしても到底満足などできんからな」
理解などできぬ男の弁が、右から左へと流れていく。
――こいつは、そんなくだらない理由で、魔の眷属を召喚したというのか?
――こいつは、そんなくだらないことをするために、〝フォレス・ガロ〟を死の魔境へと変貌させたというのか?
――こいつは、そんなくだらない理屈で、〝ノーネーム〟の者達を死地へ追いやろうとしたのか?
……ふざけるな……ッ
「…………一つ…………聞きたい…………ッ!!」
「何だ?」
尋常ではない憎悪と憤怒の念が込められた赤い眼と、熱と底の見えぬ果てしない闇が広がる青い瞳とが視線を合わせる。今にも跳びかからんとするような怒気を発しているというのに、この男は腰にある刀の柄すら手にかけはしなかった。
それだけでわかる。彼は、かつて魔王と謳われた彼女を
武器がなくとも。こちらが後手に回ろうとも。
情け容赦ない決死の一撃が、次の瞬間に飛来しようとも。
全て粉砕し、少女の何もかもを踏み潰すことができる。
そう言外に言っているのだと、わかってしまう。
だが、それでもここで退くことなどできなかった。退くことなど、許されなかった。
「……もし……彼女らがお前の見込み通りではなく、ここで躓いてしまうようなものだったなら……貴様は、どうしていた……!?」
答えなど、聞くまでもない。
わかっている。この男の態度と発言をかんがみれば、そんなものはたった一つしか回答はなかった。
それでも、問わずにはいられなかった。その疑問を、この口で投げかけ。そしてこの耳で、しかとその答えを聞かずにはいられなかった。
確かに、レティシアとて下手をすれば命を落としかねない施しをこのギフトゲームに行っていた。それでもそれは、真に〝ノーネーム〟の行く末を思って実行に移した苦渋の決断だったのだ。
これからかつての仲間を助け、そして彼らに助けられ、共にコミュニティを引っ張っていくであろう未来の恩人に強いてしまう苦行。彼女は断腸の思いでそれをやった。
だが、この男は?
この男は〝ノーネーム〟のためではない。私利私欲のためにさらなる地獄を彼らに用意し、何度も死の淵へと彼女らを追い込んだ。
果たしてどうするつもりだった? 有益と見込めば彼らからすべてを奪うつもりだった彼は、無益とみなせばどうするつもりだったのだ?
マグマのように沸々とこみあげる激昂を、これでもかというほどに抑え込み、ゆっくりと言葉を紡ぐレティシア。口を動かし終えた後でさえ、衝動に駆られるまま叫んでしまいたい気持ちを堪えるので彼女は精いっぱいだった。
問われた男は、しばし沈黙する。
自己抑制を余儀なくされたレティシアにとって、たった数秒間ほどであろうこの時間は無限にも等しい静寂だった。
やがて男は呆れたようにため息を小さく漏らし――
「――ゴミを、俺が気に掛けるとでも?」
そのただ一言で。レティシアの中で何かが切れた。
彼女を押さえつけていた最後の鎖は呆気なく打ち砕かれ、音を立てて崩れ落ちる。
「きっ――――さまァァァァァァァァァァァァァァああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
怒号。そして闇。
精神の抑制が決壊したレティシアは躊躇いもなくギフトを発動させ、男へ襲い掛かった。
ギフト・『龍の遺影』。彼女の意思で影は蠢き、眼前に立つ悪魔を食い殺そうと迫る。
文字通り四方八方から襲撃する影を目の前にしても男は眉ひとつ動かさず、迎撃の気配すら見せはしない。しかし、レティシアは構うことなく必殺の一撃を男目がけて放った。
ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾッ!! と。目にも止まらぬ速度で動く巨大な影は男がいた空間を飲みこみ、黒色に塗りつぶす。
しかしその様子を見てもレティシアは決して喜ばす、むしろ一層苦々しく表情を歪めた。
(手ごたえが、ない……ッ!!)
外れた。
なぜ。いったいどうやって。
影から伝わる感触と、それが知らせる事実を理解することができずレティシアは混乱する。だがすでに彼女の心は男に対する憎悪でどす黒く染まり切り、包帯の男を八つ裂きにすることしか頭にはなかった。
獲物がどこへ消えたのか。ルビーのように赤い双眼が青いコートを躍起になって探していた。
そのとき。
――キャハハハハハハハハハハハハ――
どこからか聞こえてくる、不気味な笑い声。
耳障りな甲高いその声は、まるで隔たりのある場所から響いてきたかのように不安定でか細いものだった。
――キャハハハハハハハハハハハ――
――キャハハハハハハハハハハハ――
――キャハハハハハハハハハハハ――
二、三……と。その声の数は増え、やがてハッキリと聞こえてくるようになっていく。
まるで。別の世界から、こちらへと徐々に近づいているかのように。
「ッ!!」
その瞬間、突如として彼女のいる空間を中心にして薄赤い膜が球状に展開された。
そこには数々の怨念が押し込められたようなおぞましい無数の人面が浮かび上がっており、レティシアに向かって呪詛を放っている。
悪魔の結界。それが出現すると同時に、声の主はその姿を現した。
それは、ボロボロの薄汚れた漆黒のコートを翻していた。
コートの裾からは、握っただけで折れてしまいそうなほど細く白い腕。しかしその宋湾に握られている鋏は人間など簡単に切断できてしまいそうな巨大さを誇り、顔と思われる部位には不気味な仮面が浮遊していた。
下級悪魔『シン・シザース』。仮面を依代として現世へと出現した黒い死神たちは、金髪の美少女を取り囲むように並び、鋏を忙しなくかき鳴らす。
「くっ……!!」
レティシアは、出現した死神たちなど気にもかけない。
それ以上に彼女の胸を掻き毟るのは、黒ではなく青いコート。
だが、どれだけ辺りを見渡そうともそれは見つからず、魔力を追おうとしてもそれは残りかすしか存在しなかった。
気配はない。姿もない。
あの男は、もうここにはいない。
「――あああああああああああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
ギフトゲーム〝ハンティング〟が行われる、〝フォレス・ガロ〟居住区上空。
悪魔が作り出す赤い結界の中で、一人の少女の咆哮と死神たちの笑い声が、虚しく響いた。
……はい、というわけで初のSecret Missionというわけです。
元はこれ、次に書く文章の頭に乗っけるつもりだったんですが……こりゃダメだ、長すぎるだろ。
ということで急遽分離させることとなりました。
戦闘回の続きを期待していた皆様には謝罪するしかないです(´・ω・)
……でもあの人登場して嬉しかったでしょ?(^言^)
しかしなんか原作とレティシアのキャラが違うような気がする。仲間を第一とする彼女だけど、ここまで怒りやすかったかな?
違和感感じる読者もいるかもしれませんが、そこは鬼いちゃんだからとお許しください。作者の技量ェ……
続きはもうちょっと待って。ごめんなさい、そして次回にご期待くださいませ<m(__)m>