とある不死の発火能力   作:カレータルト

8 / 37
最初の部分は斬らせていただきました、その内調整するかも


間章 われずのたまご

 

 

 

 

 

 熱いってどうして感じるんだろうと時々思う、特にこうして痛いぐらいに日差しが眩しい日は噎せ返る様な熱気に体から力が抜けていくようで非常に体の動きが鈍くなる気がする。いっその事暑さなんて感じない体になりたい……そんな馬鹿な考えを抱くぐらいにはその日は熱かった。

 いや、思うだけだよ? 実際ここの科学力をもってすればそんなこと出来ちゃいそうで怖いけどさ。やっぱり人間として寒暖を感じないとつまらないじゃん? まあそりゃ歩くのだるかったりするけど、やっぱり夏に食べるスイカは暑いから美味しいと思うんだよね。

 

「これじゃ辿りつく前にくたばっちゃうよ」

 

 暑い、地面から照り返される熱がますます暑いし蜃気楼も出てる。こんな時間を指定してきた初春を恨んでも罰は当たらないと思うんだよね、まあ頼んだのは私だけどさ……それにしてももうちょいずらすとかあるんじゃないかな?

 まあ向こうに付いたら冷えたエアコンがあるって信じてる、あとはキンキンに冷えた麦茶とか――流石にそれは贅沢し過ぎかな? でもジャッジメントの支部って快適なんだよねー、あそこに住んじゃいたいぐらいだよ。

 

「やっとついたー……っとぉ、初春居るよね?」

 

 そうこうしているうちにやっとこさジャッジメント177支部に到着した、いかにも“潔白”って感じの白亜の建物だから毎度見つけやすいな。まあ警察の存在しない学園都市においては貴重な自衛組織だから分かりにくいよりも分かり易い方がいいけど。

 私が入っていくのは正面入り口――ではなく建物の裏にある関係者入口の方、本来なら当然ジャッジメントしか入れないんだけどそこは御坂さんが色々と手を回してくれたらしい、レベル5って凄いと思う。あんまり考えると自分がレベル0って現実を突きつけられるから程々にしないといけないけど。

 

 まずはドアにつけられているパネルから暗証番号を記入、そして網膜照合を経てやっとこさドアが開くって七面倒くさい事をやらなければジャッジメント支部には入れないようになっている。まあ当然だけどね、そんなほいほい侵入者に入られる様なセキュリティならそっちの方が面倒くさい事になる。

 因みに白井さんはドアをすり抜けて瞬間移動してくる、それでいいのかジャッジメント……いいのかもしれない、ここって癖ある人多いし。癖の一つや二つないとやっていけないのかもしれない、そう考えるとやっぱり不安になってくるがまあ。

 

「初春?」

 

 中に入ると小奇麗な廊下には書類やら機材やらが山となって積み重ねられていて混沌としていた、乱雑に何の配慮も無く積み上げられたそれを見ていると「ジャッジメントって整理する暇もないほど大変なんだな」の感心と「いや、それでもこれは酷すぎないか」とやっぱり不安の念が両方やってきて非常に微妙な気分になる。

 埃が積もってないからちゃんと掃除はやってるんだろうけどね、でもなんだか地震が来たら悲惨な事になりそう。想像しただけでもぶるりと来る悪寒を振りほどいて目的の初春を探す、まあ大体いつものパソコンが大量に置いてある部屋に居るんだろうけど……私が呼んでも来ないってもしかしてやばかったりする?

 

「うーいーはーるー」

「…………」

「初春!」

「…………」

「こっち見ろー!」

 

 部屋に入ると案の定と言うか何と言うか、初春はパソコンの前で指だけ動かす機械と化していた。一心不乱に画面を凝視してガタガタガタガタとキーボードを動かしてるの怖いって、目にはクマも出来ちゃってるし……初春に頼んだのは失敗だったのかな? でもこんなこと調べられそうなの初春しか居ないからなあ。

 肩を揺さぶっているとようやく初春は戻って来たらしく「あれ? 佐天さんいつのまに」とかとぼけてた、結構重傷だよこれ。あ、今ならこの頭の花かざ「巫山戯るなよ凡俗……」何今の声。

 

「なんだか疲れました」

「その様子なら当然だよ初春、なんでこんな無理したのさ」

「んぁ? なにしてたんでしたっけ私」

 

 やばい、これはやばい、自分のやってたことすら思い出せてないって。初春に頼んだことは完全に間違いだったのかもしれない、溜息をつくと申し訳なさそうな顔をされた。

 

「そうでした、藤原妹紅さんについての調査でしたね」

「そうそう」

 

 藤原妹紅、それが私を助けてくれた白いヒーローの名前だった。最近有名な焼き鳥屋の店主だって聞いて驚いたけどあの笑顔を見たら確かに行きたくなるよ、来店するきっかけが料理より店主と話したい人も多いみたいだし名物女将って奴らしい。

 直接会ってお礼がしたかったんだけどその焼鳥屋ってのはどうやら完全ランダムに出没するらしい、規則性を確認するためにツリーダイアグラムの使用申請が通って演算したと噂もあるらしいけどそれでいいのか学園都市。

 

 家を知っている人も居ないみたいだしそれに押しかけるのも気が引ける、どうしようかと思っていた時に情報収集のプロが居るってことを思い出した。初春は普段ぽわぽわしてるけどその手に関しては凄腕なんだよね、だから妹紅さんについて調べてってお願いしたんだけど……。

 

「ごめんね初春、こんなに詰めちゃうほど厄介な事だと思わなくてさ」

「ええっと、ちょっと違うんですよね」

「違う?」

「藤原妹紅について判明したのはですね。体型データ、”レベル2 パイロキネシス”能力保持者、それだけなんです」

「……それだけ?」

「それだけ、私が全力で調べてそれだけでした」

 

 おかしい、私もそう思った。情報が少なすぎるしそれも平凡で差し障りのないものに限られる、それに年齢も書かれていないのが気になる。初春もそこが気になって更に調べていったらしく一応それが隠されている場所は見つけたと、そこまで言って溜息を吐いた。

 

「プロテクトが掛かっていたんですよ」

「プロテクト? ただの一般人に?」

「“ただの一般人”じゃないからですね、それにそのプロテクトもおかしいんです」

「詳しい事はよく分からないけど……」

「簡単に言うと『現在使われているプロテクトどれにも当てはまらないもの』が使われていたんです、それも私が出会ったことの無いぐらい超々高度なものが使われていたんです、恐らくこれを隠しているのは学園都市ではありません」

「学園都市じゃ、ない?」

「間違いないです、それなりに活動をしているならば私の耳にも入る筈ですし無名の新人が作り上げた線も考えにくい。そもそも個人情報を隠すのにこれだけ大掛かりなプロテクトを掛ける必要性は限られる……となるとやっぱり外部の人間がこれを構築したと考えるのが普通です」

「初春がそんなに苦労するなんて初めて見たよ」

「私もびっくりしました、でも――」

 

 そう言うと、初春は少し微笑んで「楽しいんですよ、これ」とあまりにも場違いな発言をした。まさか徹夜続きみたいな顔をしてもうぼけちゃったとかじゃないよね? あんな顔してるのを見ると友人として不安になってくるよ、まあその友人に無理させた張本人だけどさ。

 

「楽しい?」

「パズルみたいなんですよこれ、アルゴリズムを複雑に用いたパズル」

「私には出来そうにないや」

「最近頭を使うって事が無くて……ついつい夢中になって取り組んじゃいました」

 

 成程、それがさっきの惨状の原因なのか。私から見たパソコンの画面は頭が破裂しそうな文字列しか映ってないんだけどこれがパズル? うへーやりたくないなぁこんなの。

 

「丁度さっき第四階層が終わったんですよ」

「第四って……何層もあるのこれが!?」

「流石にどれぐらいあるか分からないけど、なんだか楽しくなってきちゃって」

「無理しないでね?」

「その時は佐天さんが止めてくれればいいんですよ」

「そっか、そうだよね」

 

 私たち親友だもんね、でもそれと初春が自主的に止まるのはまた違う事だと思うんだよ。多分私の心配している視線には全然気づいてない初春がまたパソコンに向かう、指が“Enter”の矢印に向かったと思えばタンッと心地よい音と共に画面に別の文字列が表示された。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 その時、悟られまいとした驚愕と感嘆の感情をそれでも紫様は見逃してはくれなかった。恐らくは紫様の髪を梳く指に震えが走ったからだろうが感情を表にしてしまうなんてな、私もまだまだと言う事だ。

 

「何があったの?」

「私の構築した防護壁がまた破られました」

「あら速いわね、もしかして手を抜いた?」

「言われたままの事をしたまでです――『全力を尽くせ』と」

「そう」

 

 私が紫様に命ぜられた事はたった一つ、それだけで十分すぎる。私はその命令を十分遂行可能な厚く高く硬い防壁を作った、周辺には私が仕込んだ式を配置し迎撃システムを配備し完全な『城』を構築した。恐らく現在の人間では突破不可能な、「やりすぎたか」と苦笑するほどのそれを――突破された。

 

「状況は?」

「第一防壁に着手されたのが5日前、7時間で突破されました」

「あら速い、手練れね」

「驚きました、第二防壁及び第三防壁はそれぞれ一日半づつ足止めを行いました」

「足止め、ねえ」

「私としては一層のみで十分すぎるほどのブツを拵えたつもりでしたが……力不足でした」

「いいわ、貴方の力は私のものでもあるもの」

 

 一層だけでも国家レベルの人間を通さない程の結界――それを容易く突破された、それだけでも衝撃を感じるに十分すぎるのにその後も次々と破られていく結界。無論階層が進むごとにその強度は加速度的に増大するのだがそれでも驚きだ。

 髪梳きを中断していた事をやっと思い出しで再開する「よっぽどなのね、それ」と紫様が嬉しそうに、とても嬉しそうに笑った。私はそんな紫様の顔を見るのが好きだ。

 

「あなたが命令を中断するなんてねえ」

「申し訳ありません」

「いいのよ、興味が出たんでしょう?」

「……若干は」

「本当によっぽどなのねえ」

 

 紫様は分かっているのだろう、私の九つに分かれた尾がゆらゆらと忙しなさげに揺れている事に。そしてその意味すら知りつくしているのだろう、私の顔に浮かぶ獰猛な笑みの意味すらも。

 

「まだよ、でもそう遠くないうちに貴方が向こうに行く機会が出来るわ」

「妹紅が失敗すると?」

「力を出し過ぎてるのよ、あれは」

「能力出力――向こうで言うAIM拡散力場の最大値は未だ微小範囲にとどまっていますが」

「あれの驚異的な所は能力だけじゃないのも知ってるでしょ?」

「無論」

 

 あれ――そう紫様は蓬莱人の事を言う、まあ確かに“あれ”についてはそう言うのが正しいのだろう。最早人でもなくなり、妖怪にもなれなかった怪物はそう言う他正しい表現は無いのだから。

 しかし妹紅の奴め、向こうで思いっきりやっているらしいな。まだ死人が出てないだけ抑えているのか、それとも別の理由で死者が出ていないだけなのかは分からんが。

 

「詳しい事を話さなかったのは私の不備だけどね、理解できるとも思えないし」

「頭は人間ですからね、地は悪くないようですがやはり人に留まります」

「それにしたってやり過ぎよ、蓬莱人の身体能力は手加減したって厳しいレベルなのに」

「本気になればあの風見幽香ともやりあえますからね」

「“体を幾らぶっ壊しても問題ない”ってのは大きいわね」

 

 幽香も “壊しがいがない”って苦笑いしていたぞ、まあそもそも蓬莱人に壊れるとの表現が当てはまるかもわからんがな。しかしあれと術なしの肉体でやりあえるだけでも風見幽香は大概だ、真似しようとも思わんが。

 

「そんなわけで近いうちにあなたにフォローお願いすると思うわ、準備しておいて」

「御意、白衣はマーガトロイドに作らせましょうか」

「あなたもつくれるでしょ? あれぐらい」

「やはり一流が作るものでないと、それに珍しい衣装を作るので彼女も喜ぶでしょう」

 

 あの職人であれば完璧な物を作るだろうから問題はあるまい、腕は紫様も保証していた。どこかの阿呆のように無駄に装飾する事も無いだろうしな、それに久々に向こうの方にも足を延ばしたかったから良い機会だろう。

 

「それにしても第四防壁が破られるってね、防壁は何十作ってあるの?」

「しめて八百八十八層です」

「……えぐいわね、あなた」

「それほどでも」

 

 やれと言われたことを迅速に行ったのだ、本来なら更に八千程追加したかったのだがまあ良いだろう。そう言えば防壁を作るのは久しぶりなのでついつい遊び心で超難易度パズルのようにしてしまったが……それが原因だろうか?

 しかし、私の構築した式が破られるとはこれはこれは――こうでなくてはならないだろう。

 

「藍、何を考えているの?」

「紫様、やはり人間は――良いですね」

「そうねえ、面白いわね」

 

 人間は良い、極々稀だがこちらの思惑を超えた事をする。私が万の策を講じてそれの対策を考えようと万と一つ目の策を持ってそれを乗り越えてくる、全く素晴らしい事だ。百年前であろうと千年前であろうと変わらない、目まぐるしい変化と共にあってそこだけは変わらない。

 これだから人間は面白いのだ、私の退屈を癒す存在は人間でなくてはならぬ――無論紫様の傍にいる事が出来ればそれで満足ではあるのだが。

 

「蓬莱人ねえ」

「はい」

「あの月人はどうしているのかしら」

「この前見た時は暇をしておりました」

「やっぱりねえ、暇つぶしの道具でも渡しておこうかしら?」

 

 妹紅の他二人の蓬莱人、あれが憎しみ抜いた蓬莱山輝夜とその付き人である天才八意永琳の両者は気になる事を言っていた事を思い出す。

 “人選ミス“――あれはいったいどういった意味だったのだろうか? 今回の様に力を使いすぎることを示唆していたのだろうか? 分からない、少なくとも私達よりも妹紅に近い――当然妹紅にとっては不愉快極まりないだろうが現在彼女に一番近いのはあの二人、それが言う言葉なのだから間違いはないだろう。

 

 月を見上げると煌々と太陽の光を反射して光り輝いている、今もあの二人は私達と同じように空を見上げて月を見つめているのだろうか?

 まあ良い、考えても分からない事を知るのは無駄だ。ともかく私は紫様の命令に従い妹紅のバックアップの為の準備を行うとしよう――。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 竹林に存在する永遠亭、その中の一室に二つの影があった。

 一つは月の姫君にして過去に禁薬である蓬莱の薬を作らせ服用したことによって月から追放された永遠の罪人、蓬莱山輝夜が退屈そうに――いや実際「退屈ねえ」と言いながら背後にある影に意味のない言葉を投げかけていた。

 もう一つはその姫の付き人にして月の賢者、蓬莱の薬を実際に精製し自らもその毒を服用した薬師にして天才、八意永琳が適当な相槌を打ちながらその意味のない言葉と同じような色のない返事を返していた。

 

「まったく、本来ならば妹紅と逢瀬と洒落こむのにねえ」

「姫様、その逢瀬の度に衣服を燃やし尽くされるのはどうかと思いますけど」

「激しい恋ってやつよ」

「そうですか」

 

 何を考えているか分からない無表情の永琳と、笑顔であるが故それ以上に何を考えているか計り知れない輝夜はともに月を見ていた。自らが追放されて逃げ出した場所、向こうに戻っても“何もない”から逃げ出したのだと――まあそれは当人ではないので定かではないが。

 

「学園都市ねえ、永琳行ってみる?」

「色々と無理があるでしょう」

「年齢的に?」

「私が行けばあの程度の研究、全て数日のうちに終わらせてしまうので」

 

 それはそれでつまらないでしょう? とばかりに小首をかしげる、傲慢とも取られそうな言葉だが実際彼女が行ってしまえば全て三日のうちに終わってしまう研究だった、“数日”と言うのは彼女なりの謙遜である事を輝夜は良く分かっていた。

 

「……って向こうでなにやってるか知ってるの、永琳は」

「はい、八雲の賢者から聞きました」

「向こうは何と?」

「『人間って面白い事やってるのねえ』とだけ」

「ああ」

 

 察しる、もう八雲の方は“終わらせてしまった”のだと。その様子から暇つぶしにすらならなかったことを理解した永琳はふっと笑った――様な気がした、それが演技であるかは誰にも分からないのである。

 

「まあ、もこたんも久々の外界だし面白おかしくやってるんじゃない?」

「そうだといいのですが」

「あら珍しい、永琳がそんな事言うなんて」

「どうせ結果は分かりきっているのでしょう?」

「まあねえ」

 

 妹紅が、学園都市たる場所に行ったと紫に知らせられたのは二週間ほど前である。

 いつもの様に夜の殺し合い――蓬莱人流の逢瀬に行くと妹紅はおらず代わりに隙間からにゅるんと顔を出した紫が楽しげに笑っていた、次に伝えられたのは簡潔な事で「しばらく妹紅とは会えない」とだけ。

まあどうせ“しばらく”といっても永い年月を生きてきた蓬莱人にとっては“ほんのちょっと”と差異は無いが暇潰しの手段が減った事は痛かった。夜になったら寝ればいいのだが寝れない、毎晩のように燃やし潰し刺され引き千切り殺し殺されたあの経験が思い出されては体が疼く。

 

「重症ねえ、私も」

「少なくとも彼女がいれば姫の暇潰しは可能です」

「そして妹紅は死ぬ事はない――全く可愛いんだから、あの子」

「はい」

 

 月が陰る、それは雲が月光をを遮り朧月となるからだ。僅かにまた暗くなった部屋の中でくすくすと、淫靡な笑い声が響いた。

 

「ねえ永琳? 妹紅って“普通”だと思う?」

 

 唐突に、笑いながら輝夜は聞く。その顔は今にも裂けそうな程の満面の笑みが浮かんでいた。

 永琳は一瞬だけ「何を聞いているのか」と疑わしげに黙って――さも当然の様に答えを提じた。

 

「少なくとも、私達よりは“人間とは遠い”と思われますが」

「そうよねえ、紫は“まともな精神を持っている”とか言ったけど――完全見込み違いよねえ」

 

 おかしくてたまらないといった風に輝夜は笑う、その意図を理解しきれるものはこの世に永琳しか存在しない。妹紅が異常であることを知る者もこの世に輝夜と永琳しか存在せず――いやもう一人、もしかしたら彼女の“理解者”を自称する上白沢慧音はそれを知っているかもしれないと思い当たった。

 

 

 

 笑い声が、月夜に響く。

 くすくすと耐える様に、それでいて遠慮をしない笑い声の他には何も聞こえる事はない。

 

「人選ミスよ、少なくともあれは化物――人の身にして人の精神を超越してしまった怪物、全く可愛いんだから」

 

 その意図は、まだ誰も分からない。

 




八雲藍介入フラグ――まあ実際入ってきたらまずいのであくまでも一時のサポート
基本的に学園都市に入るのは妹紅ただ一人だけのつもりです、あとからごちゃごちゃ入ってきたりはないつもり。

====幻想郷人物紹介====

★アリス・マーガトロイド
魔法使いにして人形遣い、可愛い
紅茶とかお菓子とか作るの上手そうだから英国人と思わせておいて料理も上手そうだからそうじゃない、可愛い
将来的には自立人形を作るのが夢、可愛い
手先が器用で人形劇とかやってる、可愛い
旧作「東方怪綺談」のExボスにしてロリメイドだったり縛られてたりしたのはどうなんですかと聞くと「別人です」と良い笑顔をして言われそう。

====ここまで====

ペース落ちますけど一週間に一度か二度は投稿したい、登校じゃなくて投稿したい。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。