とある不死の発火能力   作:カレータルト

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ヒーローを彼女は想う

 

 

 

 夢遊病の様にぼけっとしたまま路地裏を抜けて日の当たる場所に出る、それでも私はまだぼーっとしていたらしい。はっと気が付くと道行く人がちらちらとアホを見る目でこちらを見てたけど酷くないかなこれ、あんまりじゃないかな! と思う。だってほら、佐天さん今しがたひどい目に合ったばっかしだしさ。

 

「あっ、初春と約束してたんだ!」

 

 そこまで来て私はやっとこさ初春とクレープ屋に行く約束をしていた事を思い出した、いっけね。そもそも時間に間に合いそうになかったからショートカットの道を通って絡まれちゃったわけだし、これじゃ本末転倒だよね。

 ってどうするかなー、初春時間に厳しいからなー……。ジャッジメントって時間に厳しいんだろうか、ほんの五分遅れただけでも怒るし。時計を見るともう約束の時間からはに十分も遅れてる、こりゃ気が重いなとほほ……。

 

「でも、あの人綺麗だったな」

 

 それでも凄い経験をしたと思う、あの光景は今でもまだ鮮明に覚えている。絶体絶命のピンチに颯爽と現れて悪をやっつけるヒーロー、背丈は私と同じぐらいで細いのに圧倒的な力で次々と男達を薙ぎ倒していく様は何だか映画を見ているみたいだった。

 しっかし凄かったな、そうとしか形容しようがない。人を担いでゴミ箱に叩き込んだりアッパーかまして宙に飛ばしたり、挙句の果てには十六問キックでバタバタと倒していくなんて本当に人間なのかな? 人間じゃなきゃ困るけどさ。

 

「なんか変な格好だったけどさ、うん」

 

今思い出しても妙な格好だった、街を歩いていたら振り返ってしまうぐらい奇抜じゃないかな? 下手すれば膝下まである異様に長い白い髪をお札で束ね、白い服に赤くてだぼついたズボンにはべたべたお札が張られている、どこで買ったんだろあの衣装。

 でもそんなこと気にならないぐらい綺麗な人だった、殆ど背中しか見てなかったけど最後だけ私を撫でてくれた時に顔が見えたから覚えている。凛々しい? 可愛い? どちらともわからないけど笑顔が似合う人だったな、思わず胸がきゅんとしちゃった。女の子だよね? ひょっとして男の子とかじゃないよね? 多分胸があったし。

 

「佐天さん!」

「ん? 初春?」

「こっちですよ! こっち」

 

 どこからか初春の声がする、振り向くといきなり頭をごちんってやられちゃった。予想外に痛くて恨みがましく初春を見たら物凄く怒ったみたいに睨んでた。悪かったよ、もう遅刻しないからさあ……。

 

「心配したんですよ?」

「ごめん初春、急いでたら絡まれてさ」

「えっ!? だ、大丈夫だったんですか?」

 

 今まで怒っていたのが嘘のように心配してくれるあたりやっぱり初春は優しい、優しくしてくれるのは嬉しいんだけど友人としてそこが心配だよ。なんだか騙されやすそうな感じがするし、私がピンチになったら助けに来てくれちゃったりするんだろうか? それはそれで嬉しいんだけどやっぱり危険な場所には来てほしくはないな。友達だしさ、やっぱり心配。

 

「逃げてきたんですか? ジャッジメントに通報したほうがいいんでしょうか……」

「いや? 多分全員路地裏でぶっ倒れてる」

「……えっ?」

「いやー、親切な人が助けてくれてね? 凄いんだよその人」

 

 詳細な事を話したら初春は引いてた、いやもっと詳しく言うとドン引いてた。そりゃそうだよね、多数対一の喧嘩を颯爽と仕掛けたかと思えば千切っては投げ千切っては投げの無双をするわどんだけ屈強な男かと思えば実は私達と同じぐらいの背丈の女の子だったとか普通は信じられんわ。

 

「あの、ひょっとして白昼夢だったとか」

「確かにそう思いたいけど……私は最初から最後まで正気だよ」

「では夢落ちとか」

「そんな事ないって」

「……遅刻の言い訳を作るのが苦しくなったとか?」

「うーいーはーるー……ちょっとは私の事信じてよぉー」

 

 確かに色々と出鱈目ではある、私も今となってあれは夢じゃないかと思ってしまうぐらい衝撃的だった。でもあの後私を心配してくれたこと、手の温かさ、全部覚えてるんだ。忘れようにもない、忘れる事なんて出来ない。格好良かったなぁ……あの人、名前を聞いておくんだったって今更ながら物凄く後悔してる。

 ……初春の目つきが怖い、なんか知らないけどこっちを睨んできてる。あれ、私何かやっちゃいけないことやっちゃったかな? 全然思い当たる節が無いんだけど。と思ったらぷいっと向こうを向かれちゃった。

 

「とにかく! もう危ない道には行かないで下さいよ?」

「だって遅れそうだったんだもん!」

「遅れないようにしてください!」

「じゃあ、もし遅れそうだったら?」

「それでも、危ない道は通らないでください」

「初春……」

「遅れたって、ちょっと怒るだけですから、だから……危ない事はしないでください」

 

 初春、私のことを心配してくれてるんだね。冷静になったよ、ごめんね。言葉にする代わりにぎゅっと抱きしめる。少し泣いていたのかもしれない、それほど私は心配されているんだ、心配されていたんだ。

 

「でも、そんな人間離れした戦闘をしてた人ってどんな格好でした?」

「白かった」

「白?」

「なんか白い長髪で赤いズボンで、お札がべたべた」

「……どこかで見た事がある気がするんですよねー、それ」

 

 それにしても格好良かったなぁ……もう一度会いたい。

 

 

 

 ◆

 

 

 

「あー……またやっちまった」

 

 学園都市の路地裏を歩きながら頭を抱えていた、思わず大きな声を出しちまったけどまあ近くに誰も居ないしいいだろ。この都市の表向きは日に当たっているがその裏では広く深い闇が蔓延っているのだと知るにはそう時間はかからなかった。確かに紫の言う通り、この都市の深いところは学生なんてものとは程遠い所にある。

 まあ元々幻想郷に定住する前は散々こう言った社会の闇みたいなものに触れていたから別に戸惑う事も無かったけど、私みたいな姿も変わらず居続ける者にとっては表世界ってのはあまりにも肩身が狭すぎるからな。時には鉄砲玉として突撃したり、誰かの協力者として一緒に行動したりはなかなか楽しかったし学ぶ事も多かった気がする。

 そんな事もあって私としては表で焼鳥屋をやって情報収集するよりかは裏で色々とやっていた方が楽だ、立ち振る舞いも分かるしそれにこの学園都市の裏社会は“ぬるい”。主体が何せ子供だから考えが筒抜けだ。

 

「ったく、そこに居るのは分かってるっての」

「ぶべっ!」

 

 音も無く――本人にとってはそのつもりだろうけど気配でバレバレだから意味がないのだが――近寄ってきた奴を裏拳で沈める、それと同時に慌てた様な足音が遠ざかっていくのを見るとやれるようなら多数でリンチするつもりだったんだろうか。

 でも流石に多数に囲まれたらきついと思う、手足縛られたら不死なんて関係なくぼこぼこにされるし。誰かに仕掛ける時のセオリーは「いかに多数対少数に持ち込むか」に尽きると思う、それさえやっちまえばあとは思うままだし。昔もよく大勢にぼこられて酷い目にあった事を思い出す、そう考えるとやっぱり最初の一人を沈めたぐらいで退散するこいつらは“ぬるい”。数で勝っているなら仕掛けてくるのも考慮の内だろうに。

 

「しっかしなぁ……どうも無警戒過ぎる嬢ちゃんが多いよ、ほんと」

 

 さっきも助けてしまった、どうにもここに来てからこういう経験が多い気がする。まあ助けないって選択肢はなかったけどあれだ、こないだ上条に言った事を思い出すと舌の根が乾かないうちに“正義”の真似事をする自分に乾いた笑いしか出ない。かつて自分も“ヒーロー”とやらに憧れた事があった、それは憧れよりもヒーローになって誰かに認めてほしかったのもあるのかもしれない。

 正義の権化、困窮するものを護る存在、そんなものに憧れた時もあった。私がこんな修羅の道に堕ちる発端となったあの月から来た姫、その真逆のような正義になればきっとあいつに立ち向かう力が得られると――そう思っていた。だがそこにあったのは泥沼のような道、ただし濡らすのは人の生き血で踏みしめるものはその屍なのだが。

 

「正義の反対はまた他の正義、自らの正義を押し通したいならばそれを倒す他ならない。全く神様ってのはどうしてこう嫌な趣味を持ってんのかねえ」

 

 自分が正しいと思う事を貫くならばその他を倒す他ない、自分が護りたいと思う者があるのならば誰かを傷つける他ない。誰かに“正義”と呼ばれるならば他の誰かに“悪”と呼ばれるしか方法がない。誰一人傷つけずなんて甘い事をするには私は力が無くて、だれも救わないならばそれは正義ですらない。

 本当に、神様ってのは意地が悪い。まあ幻想郷にも結構な数神は居るのだがね、秋の神様とか厄神様はともかく山の二柱なんてのは何考えてるのか分からない。いつも何考えてるのか分からない笑みを作ってるしあれは絶対近づきたくない方の性格をしているに違いない。

 

 あ、ここってどこかに煙草売られてないかな、特に最近酒を飲みたくなってきたんだけど。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 路地裏を抜けた妹紅は溜息をつく、穏やかな昼下がりには似合わぬアンニュイな感情を露わとする。周りに人の気配はなく妹紅ただ一人がその空間に存在していた。嫌な事を思い出した事でテンションはだだ下がりになっている事は想像に難くない、人助けをしたにも拘らずその心境は複雑なものとなっていた。

 「ヒーローは全てを救わない」と考え正義を忌避する蓬莱人、確かにその過去を見るとそれは暗闇の様に先の見通せぬ闇が多い。世の中の光を浴びる事が出来なくなり、薄暗い世界に身を落としてからの経験はお世辞にも良かったとは言えず、それが彼女の思考を屈折させていた。

 だが彼女は一つ間違えている、彼女は確かに人を傷つけるがその結果として多大な感謝の意を持たれている事に。今助けた佐天涙子たる少女、彼女もまた名前を知らないが「強大な力によって助けられた」経験は強く印象になり、その姿はヒーローとして残った。それと同様に過去藤原妹紅が助けた者が、その子孫が、今も尚彼女を覚え続けている事を本人だけが知らないのだ。

 

「おっ、藤原じゃん」

「……げっ、黄泉川先生か」

 

 まあそんな些末事は置いておいて、意気消沈する妹紅に颯爽と現れた美人が溌剌とした笑顔を隠さずに話しかける。出るところが出て引っ込むところが引っ込んみ見事な流線型の体型に妹紅と対局な長い黒髪、そしてきりっと凛々しい顔つきは如何にもな美人。

 黄泉川愛穂、学園都市において警備員の役割を持つアンチスキルの一人であり教員のうち一人である。その戦闘力は「レベル3」までなら防具ありとはいえ相手が出来るほどで相当なものだ。

 

「なんか用かい、先生」

「いやぁ? 妹紅がアンニュイな表情をしていたから先生として気になっただけで決して他意はないじゃん」

「絶対嘘だろそれ、こっちに何かあったのか面白がって聞こうとしてるだけだろ」

「そんなことはないじゃん、私を信じるじゃんよ」

 

 笑顔で積極的に妹紅に絡んでいく黄泉川に比べて妹紅の表情は硬い、と言うより若干引いている。アンチスキルとしての一面だけではなく多くの学生や不良達と関わってきた黄泉川はぐいぐいと妹紅の内面に押し入ってくる、それもただ無理矢理ではなくまるで勝手知ったる長年の友人のような気楽さで侵入してくる、そこに妹紅は苦手意識を持っていた。

 そもそもなぜ黄泉川と妹紅が知り合いなのかと言えば妹紅が経営する焼鳥屋の常連であるからでそれなりに親しくはしている――妹紅的には店主と客の関係で。

 

「そもそもなんで黄泉川先生がここに居るのさ」

「いやぁ、ね?」

 

 あくまで嫌いではなく苦手だが――隙あらばこちらの裏を探ろうとするその目付き、言葉の端々に潜む自分をどこか可愛がっている様子、そしてやりすぎれば馴れ馴れしいと思われても仕方がないけれどそう思わせない絶妙な距離を置いた積極さ。

 そのどれをとっても「嫌いだ」とそう言えない所がどうにも妹紅が心の中で眉を潜める原因となっていた、いっその事割り切ってしまえばいいのに嫌いと言えないぐらいには藤原妹紅はお人よしで、黄泉川はそれを重々分かっていた。

 

「ここらで乱闘があったらしいじゃん」

「ほほぉ?」

「どうやら結構な男が叩きのめされてて結構荒れているらしいじゃん」

「……へ、へぇ……」

「話を聞こうにも相当手酷くやられていて相当な手練れがやったって意見が出てるじゃん」

「…………」

「いやー、でも誰がやったか分からないじゃん? 意識を取り戻したのに聞いたら小さい少女一人だったとか妙な服装をしていたとか、あっという間に手も足も出ずにやられたとか言ってたけどそんな荒唐無稽な事する奴は本当に居るのか分からないじゃん」

 

 沈黙、妹紅は完全に下を向き表情を隠しているがその頬には一筋の汗が流れている。対して黄泉川はにやにやとしながらそんな妹紅を観察していたがやがてぽんっと軽く肩に手を掛けた、びくっと反応を見てさらににんまりと笑顔を作るあたり良い性格をしている。

 

「ちょっと事情聴きたいから来てくれるじゃん?」

「……はい」

 

 言い訳は聞かない、妹紅は暗にそう言っているのを誤魔化せる性格ではなかった。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 最近面白い奴を見つけた、焼鳥屋の女将をやってる子じゃん。

 

 小萌先生に「最近噂の焼鳥屋がある」って聞いて興味を持ってたけどまあ焼鳥ならどこでも食えるし美味いお店も知ってるか特に期待はしてなかったと思う、精々美味しいといいなってその程度の認識。学園都市なら結構うまい店もあるのになんでか知らないけど大人気らしいけど特に興味は持ってなかったけど利いてみたら店主が面白い奴らしいじゃん。

 

 最近近くに出没したって言うから記念に小萌先生と落ち合って屋台に行くと運よくカウンター席が二つ開いてたから座る事が出来た、後々分かったけどあの席激レアであの時はよく座れたらしい、運命を感じるじゃん。

 噂の女将はさてどんな感じかって見てみたら驚いた、まさかの美少女じゃん。後でファンクラブがあるって知ったけどそれも納得の可愛さ、まあ本人はそんなのあるって知らないらしいけどそこは妹紅らしい。暫く黙っておくつもりだけどばれたらばれたで……面白いじゃん?

 

 ぱっと見、美少女と思ったけど話してみるとこれが面白いじゃん。普段話されることが多いのについつい色々と話し込んじゃって新鮮な経験が出来たし聞き上手だから気持ちよく話せた、ここで女将に一目惚れして名前を聞いたら藤原妹紅って妙な名前を教えてもらったじゃん。

 まあ妙って言えば女将全部が妙、着ている物から装飾品……あれは装飾って呼べるか分からないけど、それに立ち振る舞いまで妙の感じだったけどそこに全然違和感を覚えないあたりやっぱり面白いやつじゃん、俄然やる気が出てばんばん話しかけたじゃん。

 

 そうやってかまを掛けたり冗談を言ってみるとますます面白い、きわどい冗談にも平然と返すしかまをかけてもそれとなくかわす、そいつに相応しい言葉をぱっぱと出して気分を良くする。一目見ればまあ「気の良い」「元気な」「人見知りしない」って思わせる性格じゃん。

 ――でも、あれの本質はそんなのとは全然違う。隣でやっぱりそれとなく話していた小萌先生も気づいていたが……向こうの方が私より早めに気づいたみたいで顔を険しくしていた理由に後から私が気づくあたり流石とは思ったけじゃん。

 

 あれは決して自分の心を開いてない目だ、ある程度のラインまでは人を普通に入れるけどそれ以上になると吃驚するぐらい硬いプロテクトが掛かってる。多分あれは自分ですら入れてない、それぐらい深い”何か”を抱えている、多分小萌先生が険しい顔をしていたのはそれが原因じゃん。

 自分ですら入れない、厳重に封をされた心の奥底、絶対あれは良いものじゃないい、賭けても良い。恐らくあれを放っておいたら自分の心が蝕まれる――だからこそ無意識にそれを封印した、一体何が隠されているじゃん? あの中学生と同じような体に一体何があるじゃん?

 

 そんな事が気になって色々と絡んだらまた面白い事が分かった、と言うよりつながったと言う方が正しいかもしれないじゃん。

 妹紅は強い、聞いてみると「数人が一斉に襲い掛かっても全然歯が立たずにやられた」とかの証言が手酷くやられたスキルアウトから聞く事が驚くほど増えた。外見や服装の証言からあれは間違いなく妹紅だろ「お札」とか「白い長髪」とかこの広い学園都市でもそんなの持ってるのは少数じゃん。

 しかしあんなに華奢で細い腕や足のどこにそんな力がある? 武道を齧ってるからますます気になった。あわよくば一度戦ってみたいじゃん、それとなく誘ってみたらやんわりと笑顔で断られたけど。

 

 ……実に気になる、どれぐらい入りこもうと決して開こうとしない心が、その身に隠した戦闘能力が、そしてその正体が。学園都市のネットワークに紹介してみたら確かに「藤原妹紅」って名前はあるけど詳しい事は全然乗ってなかった。隠されてる? もしくは過去が無い? どこで生まれてなんで学園都市で焼鳥屋なんてしている? 分からないことだらけじゃん。

 それに能力の事――本人は「発火能力のレベル2」なんて言ってたけど能力を使う所を見てないからそれすらどうだか分からない、その道の専門家である小萌先生にその内見てもらう予定じゃん。

 

 楽しみじゃん、こんな事を考えてしまうなんて教員としておかしいと思うけど。それでもその好奇心を揺さぶってきた妹紅、決して察せないそのブラックボックスの中身、暴いてやろうじゃん。

 

 

 

 




そう言えば妹紅の能力について詳細は知らなかったからちょいちょい調べてみた。
・蓬莱の薬による不老不死、不変の為怪我も病気も無く薬も毒も効かない
・『肉体』ではなく『魂』が不滅なため好きな場所に肉体を生成できる
・1000年にも渡る放浪と妖怪退治の経験から妖術を使いこなす
・軽い妖怪なら難なくあしらえ、蓬莱人だから魂の扱いに特化している
……すまない、「チートにはならない」とか言ったけどこれはどうだか分からぬ。

====幻想郷人物紹介====

★秋静葉 秋穣子
 秋の神様、色々と影が薄かったり穣子は誤植が在ったり脚がガイルってたり人気投票で最下位取ったりサンドしたりで実は色々とネタ塗れな神様。農家の熱い(誤字に非ず)信仰を注がれている。
 静葉は「寂しさと終焉」 穣子は「豊かさと実り」の象徴である為胸が(ry 
 よく雪女と戦って無様に負けたり(ry 秋が短いのはその所為とか
 尚、ここに書いてあることの半分ぐらいはフィクションです。

★鍵山雛
 厄神、廻ってる グリーン おお厄い厄い
 なぜか巨乳に書かれることが(ry 色々と溜め込むからと思われる。
 モチーフは流し雛で川に流されたものがくるくる回る事から回転キャラとなっている、スカートには「厄」の文字があるが自分でアップリケしたのだろうか?
 厄神だから黒いよとか女神様だから白いよとかで人によって立ち位置が結構違う神様。

★八坂神奈子
 注連縄とか御柱とかで大変ごつい神様、ガンキャノンでもあるが砲撃は出来ない、霊力は出るけど実弾ではない、ミサエって言うな。
 元ネタは建御名方神の妻神である八坂刀売神だったり胸に神器を持っていたりと大変おえらい神様、神様の名前は大抵長くて読み辛いくて書きづらいけど瓊瓊杵尊とかよりはまし。
 乾を創造する程度の能力を持っているがこの「乾」とは「天」の事、そこから風神の役割を持っているのだとか調べてみると面白い。
 男らしかったり女々しかったり黒かったりこちらも大変人によって扱いが違う。

★洩矢諏訪子
 ロリ枠、土着神の頂点にしてただの蛙、蛙なので蛇に飲まれたりする。
 八坂神奈子と共に幻想郷に来た神様でトラブルメーカーだったりする。色々黒いけどそこが良いと言う紳士が多く居るらしい。
 坤を創造する程度の能力を持っておりこの「坤」とはつまり「地」の事でありかなこの対極をなす、もともとこの二人は領土争いだかでやばい戦いを繰り広げた神様である。
 やっぱり人によってロリ枠だったり黒い枠だったりするが神様は中々安定しない特徴でもあるのだろうか。

====ここまで====

今回は前回の反動で書く事多くなった気がする。
調べたら小萌先生の専門なのは発火能力だそうで、予想外に妹紅とマッチするらしい。

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