とある不死の発火能力   作:カレータルト

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ことのはじまり
プロローグだと彼女は言った


 

 

 

 科学が発展した世界では、あまりにも多くの物を取り零しているのだと誰かが言った。

 

 それは例えば事象であったり、現象であったりするし、科学が発展する過程において不必要と認められた事柄は等しくふるい落とされ、時にはそのまま風化したり、また時には再びその価値を認められて世の中に出てきたりもする。だがその絶対数が多い以上は必然的に忘れられる事柄の方が多くなるのは当たり前だろう。

 

 人は忘れる、どれだけ覚えている事を誓おうとも、それでも猛烈な速度で忘れていく。

 好きだったものも興味を失えばそれまでの執着は一体何だったのかと思えるほどに早く忘れていく、それが遊び用具であればいつの間にか押入れの隅で厚い埃を被っているかのように、愛を囁いた恋人が別れればアドレス欄から名前がいつの間にか消えてしまう様に。

 

 仕方がない事だ、人はそうやって忘れてこそ生きられるのだから。忘れなければきっとパンクしてしまうから、記憶ではなくそこに宿る思い出にきっと押しつぶされてしまうのだろうから。

 

 この世にはそうして幻想となってしまったものが集まる地がある、そこには今となっては忘れ去られた妖怪が多数住んでいるという伝説があった。が、その真偽のほどは定かではない、大抵の者は眉唾な情報として認識していた。

 

 その地を、幻想郷と言う。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 日本のどこかに存在する博麗大結界、それは幻想郷と外界を隔てる壁としての役割を担っている、それと同時に幻想が外に影響を与える事を防ぐ役割がある。何せこの幻想郷には忘れ去られたとはいえ一度外界に出れば一国を優に滅ぼしてしまえるだけの能力を持った実力者がごろごろ存在しているのだから。

 

 そう考えた時に真っ先に思い浮かぶ筆頭が紅い館の野心家吸血鬼、姫の為ならば外界へと攻め込みかねない月の軍勢、一旦は逃げたとはいえ再び外へ目を向ける可能性がある山の神とネタに飢えてる天狗たち、そして外に出たら危険極まりない殺戮集団へと化しかねない地底の鬼どもと地霊殿の一味。

 

 あとは花畑の主が居たわねと私は思考の糸を手繰り寄せる、あれなんて本気を出したら一晩で国が無くなりそうだわ。本当に制御が効かないけどあれはあれで大妖怪だから迂闊な真似はしないのが救いね、本人もあまり外界に興味はないみたいだし。

 

 そう考えているとごぅっ、と顔の傍をなにかとんでもない熱量の物体が凄まじい速度で通り抜けるのを感じた。ちりちりと熱の残滓は顔の表面を焼く、危うく髪の毛が燃える所だったのだけどそこのとこ分かっているのかしら、分かってないわよね。

 

「そんなバンバン火の玉出されても困るのだけれども、避けるのも一苦労」

「こんなの序の口、これぐらいでへばられちゃつまらないよ」

「本当、そのエネルギーはどこから出てくるんでしょうね」

「八雲のぉ、折角の殺しあいで物思いに耽る様じゃ“やかれる”よ?」

 

 成程、妬かれると文字通り『焼かれる』を上手い事繋げたつもりか。勢いを止めることなく落下してくる灼熱の火の弾を避け、降りかかる火の粉を払い、巻き上げる熱風から逃れる。かれこれこうした応酬を二・三時間は飽きもせず続けていると言うのにこのハイペースを維持したままなおもごうごうと燃え盛る火炎を吐き出し続ける元人間を私は上空から見つめる。

 

 ああ確かに、これが外に出てしまったら厄介極まりない事この上ない。大抵こういった高火力系能力はエネルギー切れを待つのが一番有効なのにそもそもこの“元”人間はそもそもその概念がぶっ壊れているのだから。

 

「どうした妖怪の賢者、もう息切れかい?」

「流石に不老不死じゃないので体力ゲージはありますわ、買いかぶり過ぎよ」

「そうかいそうかい、だがゲージが赤くなっても付き合っては貰うがね」

 

 ぼっ ぼっ ぼぉっ

 

 下から焼ける音がしたのを皮切りに火柱が勢いよく立ち上り、周囲を赤く染め上げてゆく。流石にこれでは避けられる気がしないので咄嗟に隙間から盾替わりの墓石を出して防御しなければならない。同時に火球が凄まじい勢いで飛んでくるのを確認したのでまた後方に退避する、そこに設置されたように火柱、そして

 

「お前も紅に染まりな!」

 

 この無茶苦茶な攻撃を仕掛けてくる張本人、藤原妹紅が突撃を仕掛けてきた。

 まるで爆発をブーストに使っているように……ああ、あれは完全にブーストに使って推進力を得ている、見れば見るほど無茶苦茶だ。いつもいつも予想もつかない攻撃を仕掛けてくるから私はこいつと戦いたくはなかった。

 

 あれにぶちあたればこの妖怪の身体といえどただでは済まないだろう、おまけに向こうは私を射程距離に収めたらその瞬間また追加攻撃をしてくるに違いないから猶予はない。

 

「全く、少しは自分の体を顧みなさいな」

「その台詞は死んでから言うんだね」

「生憎私はまだ死にたくないもので」

「じゃあ今殺してやろうか、慣れればいいもんだよ」

「冗談っ……!」

 

 妹紅の顔が緩む、恐らくもう勝利を確信しているのだろう。確かにこの攻撃が決まれば私の負けだ、盾は全て意味を成さず私の体はぼろ雑巾のように地べたを跳ね回る無様で無残な最期を遂げる事になるだろう。まあそれもこれも、攻撃が決まればの話なのだが。

 

 あらかじめ空間に組み上げて構築しておいた結界を発動する、ぎゅぃんと機械の駆動音がして妹紅の進行方向に正方形状の空間が構築された。ここまで来たらもう向こうとしてもこちらの意図が汲み取れたらしく今までの笑みとはどこへやら、俄かに慌てはじめる。

 

「ちょ、待て紫! それはまずい!」

「勝利の為ならば手段は選ばずと言うでしょう?」

 

 結界が構築し終わりぎゅいんっと心地よい音ど共に透過性の箱が何もない空間に突如として構築された。この結界は内部の攻撃を全部残さず跳ね返す特性を持った結界を四重、そして中には見るからに爆発系の術を今まさに放とうとしていた妹紅。

 

「死ぬって! それ私死んじゃうって!」

「どうせ死なないのは知ってますから」

「うわ あ あぁぁぁ!」

 

 結果、結界は大爆発を起こし凄まじい衝撃と共に大音響が響き渡る。ぼぅんっとくぐもった破裂音が鼓膜に響く、耳栓をしておけばよかったと今更ながら後悔するがそれでは張り合いがないのかもしれない。

 

 煙がゆっくりと晴れてきて後に残ったのはあれだけ入念に張った多重結界が跡形も無く破壊されつくした跡だった。えげつない威力だ、言葉の通り妹紅は肉片すら残さず消滅してしまった。

 

「至近距離で喰らったら流石に死ぬわよ、これ」

「“殺すつもりで来い”って言ったのはそっちじゃないか」

「でも本当にその勢いで来るとは思ってなくて」

「こっちはいつも殺し合ってるからねえ」

 

 ずいっと、いつのまにやら復活した妹紅が私の後ろに立つ。振り返ると「降参だよ」と両手をあげて白旗を振った。

 

 毎晩こんなハードな戦いをしているのだろうか、よく体力が持つものだ。やっぱり若いうちに蓬莱人になると体力も若いままなのだろうか、ならばあの薬師は……なんだか弓が飛んできそうなのでやめておこう。世の中には知ろうとしない方がいい事なんて山ほどある。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 藤原妹紅と言うのは蓬莱人だ、蓬莱人と言うのは簡単に言ってしまえば死なない人間だ。

 

 そう、死なないのだ。何をしても死なない、首を切っても血抜きしても挽肉にしても磨り潰しても溺れさせても餓死させても嬲り殺しても死なない。死んでいるのかもしれないがちゃんと生き返るのでつまりは死んでいない。表現がオーバーだと思われるかもしれないがこれぐらい言わないとその化け物具合は分からないだろう。

 

「ほら、お茶だ。まあ客人と言うのには随分あんたは無遠慮だけどね」 

「ありがとう、あの灼熱地獄は喉が渇いたわ……」

「喉が渇く、か」

「どうしたの? そんな考えて」

「いや、今度は輝夜を喉からからにしてやろうかなと」

 

 笑いながらなんというえげつない真似を言い出すのだ、それともこれが蓬莱人同士のやる事なのだろうか。ちなみに輝夜と言うのは妹紅の蓬莱人になったきっかけとなった人物でこれまた蓬莱人、色々と因縁がある様で暇さえあれば夜ごとに殺し合いをする仲だ。

 

 ここまでに蓬莱人は二人出てきたが幻想郷で確認されている蓬莱人はこの二人と輝夜の付き人である永琳という薬師で打ち止めとなる、そんなごろごろと蓬莱人が居て堪るものか、一人ですら驚天動地なのに。

 

「いきなりお前が殺し合いを要求してきたときには驚いたよ、勝ったら言う事を聞けだなんて」

「ちょっと蓬莱人の戦いに興味があってね、てっきり手加減してくれると思ったもので」

「生憎私は手を抜くって事が苦手でねえ」

「今ので実感しましたわ、もう二度と言わない」

「それがいい、死ぬ奴は蓬莱人にはついていけないよ」

「ほんと、無茶苦茶ですわ」

「なにを今更、それよかあの八雲が私に頼みごとねえ」

 

 ああ、自己紹介が遅れていました。私は八雲紫、この幻想郷の統治者ですわ。妹紅への頼みごとの内容からして恐らくこれから出てこれる機会は少ないのですが。

 

「ん? 誰と話しているんだい?」 

「自己紹介の練習」

「鏡にでもやってなよ……で、本題は?」

「妹紅さん」

「おう」

「貴方にはこれから学園都市に行ってもらいたいと思います」

「……学園都市?」

 

 私は妹紅に学園都市についてざっとした説明をする、まあそもそも私自体あまり外に対して干渉したくないので説明したのは表面、つまり表だって宣伝されていることをざっととそこでは学生を対象とした能力開発を主に行っている事、その中にはあまり表立たせられない事も含められていることに留まるが。

 

 妹紅は静かに聞いていたが能力開発が行われていると言う場面で多少興味があるかのようにぴくりと反応を見せた、おそらく過去の自分が文字通り”死ぬほどの”努力をして手に入れた発火能力と似たものを感じたのかもしれないし、違うのかもしれない。ただ最終的に話し終えた時の妹紅の反応を見る限りでは別に何とも思っていない、つまりは興味も持ってないし嫌っても居ない、といった風だった。

 

「ふむふむ、外では科学の力が発生していつの間にか妙な都市が出来たと」

「ええ、そこでは子供を教育する学校が底辺から頂点まで多数集中し正に文字通り学園都市」

「まあいいんじゃないか? 外にはとんでもなく小さな国もあるぐらいだし」

「いえ、どうにもその学園都市でやっていることがキナ臭い」

「キナ臭い?」

「どうやらその学園では能力開発を行っている、そうらしいのです」

「なんだ、八雲の紫にしてはやけに慎重じゃないか」

「流石にこれは外界の事、下手に手出しするわけにもいきませんしその道理も無い」

「なるほどね、手出しできないと」

「外界とは既に一線を引いたので」

「だから私に白羽の矢が立ったと」

 

 理解が早くて助かる、藤原妹紅は戦闘中こそあんなに狂戦士のような戦いを繰り広げるがそれ以外で言えば幻想郷の中で珍しい常識人の考え方が出来る方だ、恐らく彼女の周囲も影響を与えているのだろうがその方が私としても相談がしやすい。

 

 ふむふむと一考していて妹紅だが「別に私じゃなくても良かったんじゃないか? それ」とふと思いついたように切り替えしてきた。

 

「私よか適任はいるだろう」

「ところがそうでもないのですよ」

「思いつかないね」

「まず第一に死なない」

「死なない? それって実は結構危険な任務だったりするのかい?」

「だったらなんだと?」

「いやね、勘違いしないでほしいんだけどこっちとしてもあんまり死にたくないんだよね、体力無駄に使うし」

「そこのところは分かっていますわ、保険の意味合いです」

「保険、ねえ」

「何が起こるか分かりませんもの、死なないと言うのは大きなメリットですわ」

 

 まあ死を怖れないのも居るがそれは論外だ、死んだらそれまでだし。そう考えるとそもそも死と言う概念が無い蓬莱人は非常に使いやすい、そこら辺を気にせず多少無茶な調査も断行できるだろう。

 

 まあ綺麗な言葉で覆い隠しているがこの千年は生きている蓬莱人の事だ、その裏に隠された算段なんて言わずともわかるだろう。

 

「第二に貴方の能力が丁度良い」

「私の能力が?」

「その発火能力です、外界ではパイロキネシスたる呼称で広く定着しています」

「へえ、まあこっちは修行でつけたものだがね」

「それでもカモフラージュできるので構いません、なにせ学園都市は能力者が大量に居るのでそちらの方が好都合」

「でも能力って言ったら多種多様在りそうだけど」

「流石に何でも破壊する能力だの無重力だの死を操るだのそんなラスボスじみた能力はありません」

「案外狭いのな」

「ええ、その意味でも普通極まりない貴方の能力は有用」

 

 特に目を引く能力でもないのは好都合だ、その強さを除けばだが。少なくとも妹紅程の強さを持った発火能力者はちらと見るうちでは確認できなかった。と言うより炎の壁だの爆発だの灼熱地獄だの出来る奴が居たらそれこそ世紀末だ。

 

 外の能力者は修行では無い物の素質さえあればその強化が出来るという点でも妹紅の話に違和感が出ないだろうとも想定できてますますよい。

 

「三つ目、貴方は暇だから」

「おい」

「違うんですか?」

「私もやる事だってある」

「例えば?」

「人里に手伝いに行ったり、殺し合ったり、竹切ったり、殺し合ったり、道案内したり」 

「他には」

「……ない」

 

 完全論破した瞬間だった、手伝いなんて誰にもできるし道案内はてゐがやる、多少性格に難ありだが。多分当人もそれを分かっているから何も言えなのだろう。

 

 そう、この幻想郷内で唯一特に定職を持たずふらふらと風来坊のような生活をしても問題なさそうなのが妹紅なのだ。幻想郷に流れ着くまでに旅をし続けていたのだと前に話していたそうだから別の地でも十分生きて行けるだけのタフネスは期待できるだろう事も評価が高い。そもそも輝夜を探して随分ハードな事をやってきたみたいだし。

 

「そして一番大事な事」

「なんだよ、そんなにあるのかよ」

「貴方には正義の心がある」

「正義の心?」

「ええ、正しいと思ったことをやり遂げる精神、他人を思いやる事の出来る精神」

「普通の事じゃないか?」

「…本当に幻想郷内でそう言える?」

「えー…あー…まあ、確かにな」

 

 隙あらば信仰を稼ぎに来たり禁忌の地底にどでかい穴ぶち開けたり怨霊なんてくそくらえだとばかりに金稼ぎに来たり山を丸裸にして土砂崩れ起こしたり天候が嫌だから赤い霧流したり、私の友人なんて桜の木を咲かせたいから幻想郷中の春を全部根こそぎ奪ってしまったなんて武勇伝を持っているぐらいだし、幻想郷には本当に自分の事しか考えていない奴が多すぎる。

 

 そんな中で普通の考えを未だ持てる妹紅、あれこいつ幻想郷で一番ベストな性格をもっているんじゃないかしら。まあここでは自分勝手が基準だから妹紅が異常なのかもしれないけど。

 

「もしかしたら妹紅の助けを待っている人が居るかもしれないのよ」

「そうか…それを聞いたら俄然やる気が出て来たぞ」

「その心意気よ妹紅、頑張りなさい」

「で、いつ行くんだ?」

「今」

「……へ?」

 

 その瞬間、足元に隙間が開いて妹紅は隙間にボッシュート。「騙したなぁぁぁ!」とか恨みの声が聞こえてくるが言っただろう。この幻想郷では妹紅の方が異常なのだ、私は幻想郷基準で言えば普通の方。

 

「ま、協力は惜しまないつもりだからイーブンよね」

 

 誰に聞かれる訳でもなくそう呟く、もしかしたら藍は聞いているのかもしれないが。

 どうにも気になるのだ、学園都市内で起こっていることが。

 これが私の杞憂ならいいが――――。

 

 

 

 




始めました

P.S.システムをよく理解しておらず一回ミスりました

====人物紹介のコーナー====

☆藤原妹紅
 本作の主人公 過去に蓬莱の薬を飲んだ影響で死なない人間である蓬莱人となる。
 元ネタは『竹取物語』で蓬莱の玉の枝を持って来いと言われた車持皇子の元となった人物である藤原不比等の娘。父親を誑かした元凶である輝夜姫こと蓬莱山輝夜を殺す為に蓬莱人になる。
 輝夜を殺す際の力になる様に発火の術を修得しているほか色々と人間離れしている。

★蓬莱山輝夜
 夜な夜な妹紅と殺し合いをするぐらい仲が良いお姫様、その正体は月に住む月人である。
 『竹取物語』の主人公である輝夜姫その人である。蓬莱の薬を飲んだ罪で地上へと流されたと言うのが竹取物語の開始となる。
 本作では出番がないが妹紅が居ないので暇つぶしの手段が無く退屈しているそうな。

★八意永琳
 月の薬師で蓬莱山輝夜の付き人、蓬莱の薬を作った張本人。輝夜が永琳に薬を作らせて服用し、同様に彼女もまた蓬莱の薬を服用したことで蓬莱人となる。
 『竹取物語』で輝夜を迎えに来た月の使いに紛れて同胞を皆殺しにして輝夜と逃亡し幻想郷へと逃げ込んだ。
 本作ではやはり出番はないが輝夜の暇つぶしに付き合わされている。

★上白沢慧音
 里に住む寺小屋の教師で妖怪”白澤”との半人半妖、幻想郷では貴重な常識人だけど頭突きは猛烈に痛い。
 妹紅とは友人で何かと死生観がおかしい妹紅の世話に手を焼くのが最近の楽しみ。いずれ妹紅とは別れなくてはならない事に心を痛めるぐらいは優しい。

☆八雲紫
 幻想郷を創り上げた妖怪の賢者、ものっそい頭がいいし妖力も豊富。特技は他人をおちょくる事と演算と結界とか色々。ふざけているように見えるが幻想郷への愛は本物で手出しされると物凄くキレる、海が割れたりする。
 今回は幻想郷内の視点として合間合間で出てくる予定。
 
★八雲藍
 八雲紫の式で八雲家の一員、ちなみに八雲家は彼女と紫の二人しか居ない。
 妖怪の種類としては妖獣、九尾の狐なので相当強い。特技は紫程とは言わないまでも演算と式を操る事。きっと能力を持ったら演算速度がやばいのでチートになりそう。
 実は紫の方が藍より頭半個分でかいのである。

====ここまで====



おわり

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