[地球軍]
形式番号 GAT-X104
名称 イレイズガンダム
パイロット アスト・サガミ
武装
イーゲルシュテルン×2
高エネルギービームライフル×1
ビームサーベル×2
アンチビームシールド×1
専用装備
高インパルスビーム砲『アータル』×2
イレイズの背中に装備されているビーム兵器で、ストライクの装備の一つアグニのプロトタイプ。威力はアグニに劣るもモビルスーツを破壊するには十分。連射性はこちらの方が優れている。だが燃費はあまり良くない。
腕部実剣『ブルートガング』×2
両腕に装備されている実剣で、普段は腕に収納されているが使用時にはスライドして刃が出てくる。ストライクのアーマーシュナイダーと原理は同じで、ジンの装甲を軽く切り裂き貫通する。
レールガン『タスラム』×2
イレイズの燃費の悪さを考慮して開発された実弾武装。ほぼ完成していたが実戦配備から外される事が決まって放置されていた。威力は高く直撃させればジンを十分撃破できる。ただし装備するためにはアータルを外さなければならない。
[機体説明]
ヘリオポリスで開発されたGATシリーズの集大成として開発された機体。一定の汎用性を持たせながらも、高い火力と機動性をもった機体として設計された。
だが操作性が良いとはいえず、しかもバッテリー消費率が他の5機に比べ高く稼働時間に問題を抱えている。稼働時間の延長策として専用の装備など開発されていたがそれが完成する前に実戦配備から外される事が決定してしまった。
そのため実戦用ではなく研究用として、アークエンジェルに先に運び込まれていた。この機体のデータを見た結果、稼働時間の延長を課題とした機体の開発に着手し「ストライク」が設計された。
G開発計画の集大成として期待されていたが、開発は難航し設計段階から何度も修正が加えられた。結果として現在の技術問題が浮き彫りになってしまった。(ストライク設計時にはすべての機体のデータを1から見直しつつ進められた。)
そして上層部から失敗作の烙印を押され、本来つけられる予定だった名前はつけられず、G開発計画の消し去りたい汚点、そしてコーディネイターを消すという2重の意味を込めイレイズと名づけられた。
形式番号 FX-551
名称 スカイグラスパー改
パイロット ムウ・ラ・フラガ
武装
機銃×4
機関砲×2
ビーム砲×3
対艦ミサイル
[機体説明]
メネラオスからの補給の際に運び込まれたスカイグラスパーの内の1機。予備機としてアークエンジェルに搬入された3号機をムウ・ラ・フラガ用に調整した機体。
ビーム砲を両舷に追加し、推進力を強化している。その分操作が難しくなっているためムウ以外操縦できない機体となっている。
[ザフト軍]
形式番号 ZGMF-515b
名称 シグーディバイド タイプⅠ
パイロット シリル・アルフォード
武装
試作型ビームライフル×1
レーザー重斬刀×1
バルカンシステム内装防盾×1
[機体説明]
シグーの強化型実験機。基になった機体はビーム兵器実装のための実験機だったのだが、砂漠に降りたアークエンジェル隊との戦いに投入された結果、中破の損傷を受けてしまう。
この機体はビーム兵器を実装し、若干の改良は施されていたがガンダムに勝るものではなかった。そのため破壊された機体を基に改良を加えたのが本機である。
ビームサーベルなども装備される予定だったが資材不足や施設等で改修がおこなわれた訳ではないため、未実装に終わっている(ただし使用する為の改良だけは施されていた)
形式番号 ZGMF-515b
名称 シグーディバイドタイプⅡ
パイロット シリル・アルフォード
武装
ビームライフル×1
レーザー重斬刀×1
ビームサーベル×2
試作大口径ビームキャノン×1
[機体説明]
急場しのぎのタイプⅠを完全に改修した機体で見た目はシグーの面影を残しているが中身は完全な別物。背中のウイングバインダーを更に高出力化し、各スラスターも強化されている。これによりガンダムにも劣らない機動性を得た。
火力も試作型のビームキャノンを装備。このビームキャノンは機体とは別にバッテリーが内蔵されており、やや大型化されている。砲身の排熱の為に連続して撃てるのは二発までとなっている。
しかしガンダムに対抗するためとはいえ無理に強化した結果として操作性、整備性は最悪。まともに乗れる者がおらず、完全にシリル・アルフォード専用の機体となってしまった。