マブ艦(仮)   作:グナー

7 / 10
e-3クリアできたよー
轟沈一隻出しちゃったよー
畜生め・・・



本格・開発

1983年 初夏 日本、耀光計画始動

 

これはどういうことかと思ったらアメリカでATSF計画という次世代機の開発プロジェクトが始まったらしい。それに対抗してのことだと思うが第一世代の改造でてんやわんやな工廠や政府に第二世代をすっ飛ばして第三世代開発なんてうまくいくのだろうか?

まぁ原作的には合格点レベルでは成功したらしいがイクリプスで二式開発をしているから必ずしも成功とは言い難いものだったのではないのだろうか?

巌谷さんや所長などは完全に耀光計画に移行する方針らしく今開発中の機体はお蔵入りらしい。

もったいない。せっかく低燃費・低コストを謳い文句にしていた第二世代機を設計段階ならまだしもメインフレームまで作っといて破棄とは。

これは俺にやってもいいということですよね?答えは聞いてない!!

 

というわけで?なし崩しというか勉強のためみたいに第二世代のメインフレームとある程度の材料(鋼材や電子機器などなど)を受領した。

もちろんある程度なら支援もするよ、ププ。みたいな対応がイラッとしたが仕方ない。だったらやってやんよ!!

前回の機械化歩兵装甲も艦これからパクッたし今回も艦これからパクらせていただこう。

 

まずは設計からやり直しだがこれはメインフレームに合わせないともったいない。第一世代と比べたらある程度細身らしいがフレーム段階だとただの鉄の塊たちなんだな、これが。しかし元々開発予定の機体はやっぱり日本の本土運用を考えてか接近戦主体の機動性重視らしい。低コスト・低燃費・機動接近型といえば天龍型かな?とりあえず互換性を高める意味も込めて首から下は同じにしておこう。

日本の十八番(オハコ)になりつつあるMC(マグネット・コーティング)は当然行って機体の許容関節駆動域を広げ運動性を向上、メインフレームもすこし弄ってムーバブル・フレームに更新する。ムーバブル・フレームとは単純に言うと今までの戦術機が外骨格的構造、つまりはあまり激しい動きや接近戦などといった即応性を求められるものにそもそも対応しづらいものがあったが内骨格的構造ならば即応性も上がりよりリアルな人間のように動けるようになる。しかしこの技術は俺も習得してから日も浅いし経験もないしフレームの素材的な耐久力が足りないというナイナイ尽くしの現状、テスト運用として部分的に取り入れるしかない。

 

完全なムーバブル・フレームではなく通常の外骨格的な装甲を必要としてしまった。これにより従来機よりは運動性・即応性がそこそこ上がった程度である。

バッテリーに関してだがこれは従来のものの発展系でありほぼ限界といっていいかもしれない。原作ではどうかは知らないが長時間運用・電力を使用する兵器と相性が悪い。

まぁバッテリー使ってる時点でそんな兵器作ったり衛士を酷使したりはないだろうが。

 

そこで『機動戦士ガンダムSEED』の謎バッテリー技術ですよ奥さん。これは核も使用せずにビームも打てる程度の高出力も備えており各エンジンよりは下の性能という絶妙なポジションのバッテリー。

これは今までのバッテリー開発の延長として作れたものだけど本当に謎バッテリーとしか言いようのない性能を発揮している。だがこれだけの出力があればフィールドモーターシステムも搭載できるだろう。

 

フィールドモーターシステムとは内部構造の簡略化を実現し整備性を極めて高める技術である。構造も電気を流して関節のモーターを動かすという簡単なものだから前線の忙しい整備兵は感涙ものだろう。

『フルメタルパニック』からAS(アーム・スレイブ)技術も採用したかったが操作法の多分化は避けたいものであり断念し従来型を採用。これで駆動・動力・フレームといった内蔵機器に関してはいいだろう。一部未完成技術も含まれるが今後に期待ということで。

 

装甲に関してはまだ一切手を付けられていなかったので新合金で作ることにした。

といってもやっぱり二次元作品から『機動戦士ガンダム00』からEカーボンを採用。スーパーカーボンより強度がありこれをメインフレームに採用できたらムーバブル・フレームも完成したかもしれないが仕方ない。上層部に配合・製作依頼を出してこれは終了。

もともとは宇宙空間での生成がいいのだがさすがにそれは無理なので劣化版になってしまうがそれでもだいぶいいはずだ。

 

しかし艦これの『艦娘』の特徴としてはやはり艤装は外せない。可動兵装担架システムのかわりにバックパックのような艤装を取り付ける。これは単純に言うと『08小隊』に出てきたウェポンラックの小型版である。見た目は艤装だが下部にブースターがついている以外はウェポンラックとして取り扱うことになる。・・・正直14cm単装砲を付けたかったが射撃しずらい点や装弾数や運用法の関係でであるのは邪魔であると判断した。その代わりといってはなんだが『スーパーロボット大戦OG』からスプリットミサイルを採用。近距離だけではなく中距離戦でも猛威をふるってくれるだろう。もちろん従来の装備も格納可能だ。

 

内外の開発は済んだが肝心のヘッド部分がまだだ。ここで天龍型の『天龍』『龍田』の差別化を図る。

まずは『天龍』だが頭のアンテナ?を再現し実際に通信能力の向上、ツインアイを採用するも片目は開閉式の眼帯のようなもので塞ぐ。塞いだ方の目には『コードギアス』のファクトスフィアのような索敵特化用の特殊カメラを使用する。これにより前線の状況を逸早く知り広がった交信域から仲間や司令部へ報告できるという寸法だ。まぁ眼帯解かなきゃただの中二病機体(いたいこ)なのだが。そして側頭部にはバルカンを付けて小型BETA対策も万全の強攻偵察型の機体の完成である。もちろん専用機体装備として6メートルクラスの高周波ブレードを2本腰のブースターに隣接するように装着。外れないのは仕様です。

 

『龍田』の方は頭の輪っかが目を覆うような配置にして輪っか自体をレドームの役割を持たせ索敵性をアップさせる。代わりに範囲は比較的に狭くバルカンも装着不可となった。輪っかを四分割にして展開して広範囲の索敵も可能にしたかったが、レドームの技術は初心者なので仕方ない。首筋あたりから後ろへ向かって3連対小型BETAよう迫撃砲を付けるぐらいしかできない。・・・必要か?当然専用武装は刃渡り3m全長16mの薙刀だ。

 

低燃費はクリアしたが低コストはクリアできなかったな、ほとんどが新技術だしラインもないから設備投資も必要だ。

これお偉いさん方にみせても怒られないよな?・・・不安だから『フルメタルパニック』のAS用のパイロットスーツでも作っておこう。こっちの方がエロくないしサバイバルしやすそうだからな!!

 

 




感想をいただきましたが返信できずすみませんでした。
今週は職場が俺担当の所だけ修羅場ってまして返信できませんでした。
がんばります
不定期更新になるかもです

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