空の碧は全てを呑みこみ、それでも運命の歯車は止まらない   作:白山羊クーエン

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銀 ―イン―

 

 

 東通りでの聞き込みは空振りに終わった。それも当然、共和国の流れを汲むこの区域でも、銀というたった一文字で何かを考え付ける者はいなかったのだ。

 あくまで可能性、しかも低いそれであったとはいえ期待がなかったわけでもない。

 

 初動は完全に失敗、というわけではなく、東通りには困った時のスペシャリスト集団が存在している。それは遊撃士協会、つまりは特務支援課の四人は銀について遊撃士に情報を求めたのである。もちろん脅迫状の件は伏せ、ただそこから導き出されるものを出してもらう。

 何かあれば儲けもの程度の認識であったそれは、得てして想定外の結果をもたらすこともある。

 

 ギルドを訪ねるといつものとおり受付にはミシェルがいる。掲示板に貼られているスケジュールによると、レミフェリア公国に出張しているアリオス以外はなんとか話が聞けそうであった。

 とりあえずミシェルに意見を請うと、スプーンやフォークなどの銀製品から宝飾の話に派生してしまって大変な眼にあった。

 

 次に訪ねるのはエステル・ヨシュアのコンビ。自宅にいるらしく、ギルド隣のアカシア荘に足を向けた。階段を上って左手にある部屋、それがブライトコンビの部屋である。ノックをして訪ねると家主は丸テーブルを囲んで椅子に座っていた。内装はシンプルな木の原色で、最低限の家具と衣装棚、活けられた花などが飾られている。

「いらっしゃい!」

「こんにちは、どうしたんだい?」

 突然の来訪にも笑顔で応える二人、休憩中らしいのでロイドらは簡潔に要点を述べた。

 

「銀、ねぇ……」

「ふむ……」

 二人は記憶の中からそれらしい言葉を見つけようと考え出す。

 くるくるとポーズを変えて唸るエステルと、じっと固まって黙考するヨシュア。しかし口を開いたのは同時、また言葉も同時だった。

 

「――レーヴェ」

 

「レーヴェ?」

 しかしそれは思わず出た言葉らしく、エステルは苦笑しながら手を振った。

「ううんごめん、関係ないことだとは思うんだけど、私たちにはそのイメージが強くて」

「誰かのお名前ですか?」

「うん、ヨシュアのお兄さん」

「僕たちの、でしょ?」

 ヨシュアが言い直し、エステルは頷いた。何でもアッシュブロンドの髪の剣士だったらしい。過去形の言い方に気づいたロイドはそれ以上聞くことをしなかった。

「でも後は幻属性ってイメージくらい……あ、アルカンシェルの次の公演に銀が入ってたかも!?」

「金の太陽 銀の月、だね」

 エステルの言葉に一瞬反応しそうになるもなんとか笑って誤魔化したエリィは、ふと前から疑問に思っていたことを口にした。

「お二人は兄妹なんですか?」

「はい、義理ですけどね」

 確かに彼の人の話題の時にエステルはヨシュアの兄だと言っていた。血が繋がっていないのならば納得である。

「僕たちはクロスベルに来て日が浅いから、もしかしたらアリオスさんやスコットさんが知っているかもしれないね」

「あぁ、元より聞くつもりだよ」

 二人から有力な情報は得られなかったが、代わりに少しだけ打ち解けたような気がする。それはそれでいい時間だったと言えた。

 

 二人に礼を言ってアカシア荘を出る。すると狙ったかのようにギルドに入っていく遊撃士の姿が見えた。

「………………」

「ティオちゃん」

 固まるティオをエリィが呼ぶ。そこには何かしらのメッセージが込められていて、ティオはゆっくりと動き出した。

 

 

「まさかっ、ティオちゃんのほうから来てくれるなんてっ!?」

「…………はぁ」

 器用にくるくると回転するエオリアを見てティオはげんなりしているが、忙しい遊撃士にせっかく会うことができたのだ。ここで聞き逃すわけにはいかない。

「銀、アルカンシェル?」

「……………」

 エオリアはすぐにその名を出した。流石に有名な劇団である。しかしリンのほうは何か難しい顔をしていた。

「リンさん?」

 ロイドは問う。するとリンは静かに息を吐いて、関係ない話だと前置きしてから話し出した。

 

「――共和国は多種多様な民族の集合体だ。だからその国土にはクロスベルで言う多くの区画がある。その中の一つ、東方人街。お前らが知っているか知らないが、港湾区の黒月の大元だ」

 黒月。ルバーチェ商会が最も警戒している組織である。ロイドたちはまだ関わりを持っていないので全貌どころか影すらもわからない。

「その東方人街に百年以上伝えられている話がある。それはある凶手のことだ」

「凶手、ですか?」

「暗殺者さ」

 その物騒極まりない言葉に四人は緊張を隠せない。話しているリンも一切の無駄なく淡々と話している。

「不老不死の魔人、人の身では越えられない時間の壁を越えた暗殺者。人々はそれをこう呼んだ」

 もう答えはわかっている。それでも黙って待っていた。

 

「――――銀」

 

 沈黙が下りる。銀という送り主と、銀と呼ばれる東方人街の魔人。それを別人と断ずる材料はなかった。

「不老不死、なんて、ありえるのでしょうか……」

 エリィが問う。その答えをリンは持っていない。だから彼女は聞き知ったことを口にすることしかできない。

「遥か昔から姿が変わらない。そこにどんなからくりがあるのか知らないが、少なくとも実在するのは確かだ」

「実在するというソースは?」

「共和国の遊撃士に“不動”のジンと呼ばれるA級遊撃士がいる、私の兄弟子だ。その人に聞いた。そしてジンさんは嘘を吐かない、いや、吐けないと言うべきかな」

 A級遊撃士ジン・ヴァセック。彼は共和国のみならず外国でも活躍する名うての遊撃士であり、過去リベールで起きた導力停止事件でも尽力したと言われている。

 思わずという形で笑ったリンは兄弟子であるその人を思い出しているのだろうが、特務支援課としてはこの銀の情報が有力であることの証明を貰った形である。

 

「――そう難しい顔をするな。もし本人なら脅迫状なんて書かないよ」

「え?」

「当たり前じゃないか、暗殺者が脅迫状書いてもメリットなんてないだろ? 狙っている相手を警戒させてどうするっていうんだ」

 腰に手を当てて何を考えているんだと言わんばかりのリンに四人は固まる。全くもってそのとおりだった。暗殺者がその存在を知らしめてどうするというのだろうか。

 いやそもそも、クロスベル出身のイリア宛に共和国の伝承の凶手を見せびらかしても気づかない可能性のほうが高い。今回支援課が共和国方面の可能性を見出したのは、アルカンシェルにリーシャがいたからなのである。

 

 一気に緊張が抜けた四人だが、リンの再びのため息を聞いて呆ける。ひよっこ、と呟かれた。

「黒月がいる現在のクロスベルで銀を騙ることの重大性をお前らは知らない」

 リンは掲示板を眺め、エオリアを連れて扉に向かう。

「黒月に行ってみな、その脅迫状の異端さがわかるだろうよ」

 扉を開くと西日が差してきた、それは今日の調査の終了を知らせる色だった。

 

 

 

 ***

 

 

 

 日が明けて翌日、いつものように支援要請を確認する。依頼は二つ、ウルスラ病院のラゴー教授からの稀少薬草の回収、もう一つは手配魔獣である。

「ウルスラ病院の件は直接話を聞く必要があるわね」

「魔獣もだがな、結局は東と南にそれぞれ向かう必要があるわけだ」

「……これは先に魔獣ですね」

「どうしてだ、ティオ」

 ロイドの問いにティオは当たり前のように答えた。

「怪我をしても診てもらえますから」

 

 

 

 

 東クロスベル街道のサベージホーン、どうやら炎熱系の特殊攻撃を備えているらしく冷却シートの用意が奨励されていた。東クロスベル街道といえばあのシャイニングポム事件があった道であるが、今回は捜査のタイムリミットがあるので極力回避という話になっている。

 しかし結果としてシャイニングポムは出てこなかった。幸運なのか不運なのかはわからない。

 

「いたぞ……!」

 ティオの鷹目は範囲を円形に広げるので、こう開けた場所においては肉眼のほうが早い。とくに眼が良いランディは反応が早く、誰よりも先に見つけていた。

 サベージホーンは単純に言えば巨大な牛、しかしホーンを冠するとおりの発達した二本角は魔獣と言って相応しい禍々しいものだ。凹凸の激しい背中はまるで石が張り付いているかのようである。

 四人は少ない茂みに身を隠しながら少しずつ近づいていく。馬力が高いのは見て取れる、故に可能な限り有利な状況に持っていきたかった。あまり小回りが利きそうに見えないことを利用して完全なるバックアタックを敢行する。

 

 眼で合図を送り、ロイドとランディは同時に飛び出した。

 彼我の距離は4アージュ、サベージホーンが振り向いた時にはその距離を走破している。

「らァッ!」

 事前に話していた戦術どおり、ランディは初撃にクラフトを持っていく。

 ハルバードが唸り、二体の魔獣に衝撃を浴びせる。硬直したサベージホーンの間隙に滑り込んだロイドもアクセルラッシュで打撃を通す。遠心力を重ねた一撃は通常の魔獣ならば弾き飛ばすこともできるが、流石にこのレベルの魔獣ともなるとそれは難しい。

 技後硬直という有利な時間を回復にしか当てられなかったサベージホーンは、既に自身の射程距離から離れている二人を見つめて唸りを上げた。

 

 すると同時、蒼い光と時の刃が二体を襲った。

 蒼い光に囚われた一体は防御耐性を重圧により下げられ、もう一体は物理的感触のない上位属性の剃刀が前足に的中する。それは傷となって残らないものの、確かに痛みを与えていた。ティオのアナライザーとエリィのソウルブラーである。

 時属性の下級攻撃魔法ソウルブラー、時の力を持つ黒い刃を放つ魔法であり、あるいは昏倒させる効果をも引き起こす。アナライザーによる解析以前に詠唱を始めたエリィは、それ故に相手の魔法耐性を考慮しない上位属性を選択したのである。

「火属性弱点、地属性はオートバリアですっ。鼻からの高温ブレスに注意してください!」

「鼻からぁ!? そりゃ喰らいたくねぇぞっ!」

 ランディは驚き、心底嫌そうな顔をした。その目の前には解析どおりの鼻息荒い魔獣がいる。

 

「肉が厚すぎる、足を狙うぞ!」

 身体には岩のような皮膚と脂肪があり、打撃での感触はよろしくない。故に狙うのは弱点の露出した顔か陸上生物の生命線である足になるが、ティオの言葉通り鼻息には注意する必要がある。つまり選択肢は一つだ。

「俺が惹き付ける、ランディは狙い続けてくれっ! エリィは顔を、ティオは援護頼む!」

「アイサー!」

「えぇ!」

「了解です!」

 指示の伝達と同時、サベージホーンは突っ込んできた。牛らしき姿どおりの直進は迫力満点で肝を冷やす。しかしその巨体ゆえにフットワークは利かない。

 二人は横っ飛びで回避、また方向転換のできない魔獣を後ろから攻撃する。

 太く短い足だが身体を狙うよりはマシだ、ロイドとランディはそれぞれ四本の内の一本に狙いを定める。後ろ足の、そして突進前に土をかいていた左だ。

 

 ロイドは二打、ランディは大きく一打入れた後、反転からの突進を回避して離れる。ロイド・ランディに顔を向けたサベージホーンは、しかしエリィとティオには後ろを向ける。

 既に魔獣は挟み撃ちの状況にいた。

 鼻息を大きく吐き出し、火炎を見せる。チリチリと空気が焦げる音が聞こえて、段々と熱くなる周囲にランディは顔を顰めた。そうして魔獣が前衛二人を見つめている間に詠唱は完了し、ティオはその魔法をランディに降らせる。

「クロノドライブ!」

 アナライザーとは逆の方向に走る黒い光を受け、ランディは数度軽く跳躍した。身体が軽い。

「サンクス、ティオすけ!」

 一撃が重い魔獣のため、その一撃をもらわない処置を行う。

 クロノドライブは時の力、身体に負荷がかかり過ぎないレベルでの感覚バーストを行う魔法である。それを受けたランディの行動速度は一時的に25%の上昇を覚える。

 

 ぎしりと身体が軋む音を置いていくようにランディはサベージホーンに走った。それを見た二体の魔獣は喧嘩を買うように突進してその角を振り上げる。ハルバードを下げたランディは補正のかかった速度に身を任せ、魔獣の体当たりを寸でで横に回避する。

「うらァ!」

 魔獣の正面衝突を買って出たのはスタンハルバード、それは一体の左前足に両者の速度を加味して襲い掛かる。裂帛の気合とともにスイングしたハルバードは魔獣の突進力に負けない。

 故にそれが振り切られたという事実は、一体のサベージホーンの足一つを攻略したことに他ならない。ランディの後方ではその一体は跡を残して地面を滑っていた。

 

 そしてその隣では突進を避けたロイドがトンファーを振るっている。角の歪曲は間合いを取りづらく、回避に失敗しては服を切り裂かれた。

 それでもロイドは致命打を浴びない。ロイドに襲い掛かるたびにその顔面に銃撃が放たれるからだ。

 作戦を半ば無視したランディとはうって変わり事前の作戦通りに連携して狩っていくロイドとエリィ、それはアルカンシェルとは錬度も種類も異なるが演舞のようだった。

 

 CPを消費してエリィが3点バーストを放ち、その角に皹を入れる。間髪入れずにロイドが一閃、角を砕き切った。

 本来ならば角に神経などは入っていない。しかしサベージホーンの角はその唯一つの例外だった。

 折れた途端に平衡感覚を失い絶叫するサベージホーン、少し可愛そうな気もしたが相手は魔獣、人に危害を加える要素をなくすために、ロイドはトンファーを振り下ろした。

 

 

 ***

 

 

 導力バスを乗り継いで今度は聖ウルスラ医科大学へと足を運んだ。

 今回はセシルに頼む必要はない。少し残念な気分を抱いているのがロイドだけではないというのが、彼らにとってのセシル・ノイエスの印象を想像させる。

 

 一階ロビーから更に奥にはそれぞれの専門に分けた診断室があり、また集中治療室があった。その手前にはエレベーターがある。左手に見えるのが今回の依頼者であるラゴー教授の診断室だ。

 頭の寂しいラゴー教授に話を聞くと、どうやら回収すべき稀少薬草は自然からの採取ではなく七耀教会のエラルダ大司教から受け取ってくればいいらしい。

 自分で行けばという疑問もあったが単純に忙しいそうである。単純に、とは見えなかったがとにかくも依頼であるので了承する。

 

 今回はただのお遣いである。病院と市を結ぶバスは運行数が多く、ほとんど待たずに乗ることができた。区画を跨いで住宅街に進み、クロスベル大聖堂を目指す。

 ロイドは単身大聖堂傍の墓地に赴いたことはあるがこうして仲間と仕事として行くのは初めてである。幸いミサ中ということもなく、重々しい扉を潜って聖堂に足を踏み入れた。

 静謐な空気は室温を心なしか低く感じさせる。冷たい感覚が身体を清めていくような気さえするが、入ってすぐに目に入る巨大なステンドグラスからは暖かな光が差し込んでいて、正しく空の女神の恩恵を受けている印象を与えてくれる。

 木製の長椅子の連なりを切り裂いて辿り着くのは聖卓で、エラルダ大司教はいつものようにそこに立っていた。その厳格さ故に子どもから疎まれることもあるが、教会の誰よりも七耀の教えを信奉している人物だろう。

 

 四人は事情を話し薬草の提供を頼む。しかしラゴー教授の名前が出るや否や、エラルダは無愛想な顔を更に硬化させた。

「確かに手紙が届いていたが、知らんな」

「え? し、知らないとは……」

「私が手紙を読んでいないからだ」

 エラルダの言葉と態度、そこにラゴーの不可解さを合わせると答えが導き出される。ティオ曰く、めんどくさい関係なのだ。

 しかし依頼達成やその薬草の為す成果を考えればここで引き下がるわけにもいかない。

「エラルダ大司教、ラゴー教授と何があるのかわかりませんが、その薬草によって誰かが救われることになるかもしれません。どうかいただけないでしょうか?」

「何を言っている。やらんとは言っていない」

「は?」

 向かって右側にある扉を抜けると大司教の部屋に着くらしい。その中には司祭の一人がいるから貰え、と言い切りエラルダは沈黙する。どうやらもう関わる気がないようだ。

 

 エラルダの行動に唖然とするが薬草は貰えるようなので、指示通り大司教の部屋へと移る。

 中で書類整理をしていた司祭に頼むとすぐに薬草は手に入った。しかしこのままではアレなので、思い切って大司教とラゴー教授との話を聞いてみることにした。

「ラゴー教授は七耀教会の調薬などを大司教から教わっていた云わば教え子なんだけど、今は袂を別って医療の道にいるからね。大司教も認めていないわけじゃないよ、どちらの道が正しいということもなく、どちらも人を救う道なんだから。それでもやっぱり拭えないものはあるんだろうね」

 なんとも反応しにくい話題であったが、大司教の性格を思い起こさせるエピソードではある。

 しかしティオにとってはめんどくさい関係がよりめんどくさい関係になっただけだった。

 

 その後ラゴー教授にも話を聞いてみたが、彼のほうも申し訳ない思いはあるようだった。つまりは顔を見せづらいからこその依頼だったのである。

 依頼遂行こそ単純なものだったが、それに関わる人間模様は内容ほど簡単にはいかないようだ。

 

 

 

 

 さて、確認した支援要請はこれで終了。つまりは午後いっぱいを脅迫状の捜査に使えるということである。昨日のリンの助言に従い四人は港湾区の黒月の元を訪ねるつもりだ。

 しかし一度アルカンシェルの様子も見ておきたい。変な噂の流れることを嫌った劇団の配慮が奏功しているかの確認だ。それはそれで支援課の知名度に関わることだが、今はアルカンシェルの新作公演が第一である。聞き込みをするわけではなく、ただ耳を傾けながら通り過ぎるだけなので港湾区までの少しの散歩のようなものだ。

 

 ということで彼らは中央広場から裏通り、そして歓楽街へと進む。

 しかし――

 

「え?」

「ほう……」

 

 その途中、ルバーチェ商会のNo.2と遭遇することを、四人は予想だにしていなかった。

 

 ガルシア・ロッシ。ルバーチェ商会営業本部長にして、屈強な肉体を持つ元猟兵である。

 

 

 

 


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