ハリー・ポッター ~ほんとはただ寝たいだけ~ 作:真暇 日間
*今回のお話はホグワーツの冬期休暇中の一コマです。
side エリー・ポッター
ハリーさんのご飯が食べたい。ハリーさんのご飯が食べたい。ハリーさんのご飯が食べたい。ハリーさんのご飯が食べたい。ハリーさんのご飯が食べたい。ハリーさんのご飯が食べたい。ハリーさんのご飯が食べたい。ハリーさんのご飯が食べたい。ハリーさんのご飯が食べたい。ハリーさんのご飯が食べたい。ハリーさんのご飯が食べたい。ハリーさんのご飯が食べたい。ハリーさんのご飯が食べたい。ハリーさんのご飯が食べたい。ハリーさんのご飯が食べたい。ハリーさんのご飯が食べたい。ハリーさんのご飯が食べたい。ハリーさんのご飯が食べたい。と言うかもういっそハリーさんが食べたい。ハリーさんが食べたいハリーさんが食べたいハリーさんが食べたいハリーさんが食べたいハリーさんが食べたいハリーさんが食べたいハリーさんが食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい。
あ、ハリーさんに私を食べてもらうのもアリだよね? どっちかって言うとハリーさんを私が食べるよりハリーさんに私を食べてもらいたい。
ああもうハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさんハリーさん………………
「おーいハーマイオニー、なんかエリーがやばいんだけど」
「ハリー欠乏症ね。放っておけば妄想で勝手に補給されるから大丈夫よ。いつものことだし」
「いつもこんなんになってるの!? 僕知らないんだけど!?」
「女子寮の中でのことだし、知らないのも当然だと思うわよ。去年の終わりごろから時々こんな風になるようになってたんだけど、実害はないから放置してだわ」
「これを『実害がない』って言えるハーマイオニーもどっかおかしくなってきてるよな。エリーの目からハイライト消えてるし……」
「いつものことよ。何をしても止まらないからもう諦めたわ」
「……まあ、いいならいいけど……僕としてはこっちの方が気になるんだよね」
ロンが視線を向けたその先には、シリウス・ブラックが同じようにエリーの名前をぶつぶつと呟きながら虚ろな目で天井を見上げていた。実によく似た名付け親子である。
ちなみにスネイプも毎年エリーのいなくなる夏には同じようにエリーの母親の名前を呟き続けていることをここに記しておくことにする。嫌い合っている割に、やっていることはとてもよく似通っている二人であった。
「……そろそろ視点を変えない? エリーはしばらく帰ってこないでしょ?」
地の文に突っ込むのはどうかと。
side ハーマライデン
「誰がハーマライデンよ」
「え? ハーマライデンはハーマライデンだろ?」
「……ロン、抱き締めてあげるわ」
「えっ!? な、なんdぎゃあぁぁぁぁっ!?」
素早くロンを立たせてから胴体に腕を回し、エリーにやるときよりも更に強く力を込める。ギシギシギシと骨が軋んでいる音が聞こえるけれど、昔にやったフォフォフォフォイ体操の効果で頑丈になっていることは知っているので遠慮はしない。
ハリーは確かこれを『鯖折り』と言っていたけれど、実際のところ『鯖折り』とは古代中国の祈りの儀式の一つであり、正式名称を『魚折り』と言う。
内容自体は簡単で、初めに両腕で抱えられるだけの魚を抱え、次にその骨を一度でどれだけ折れたかによってその年の運勢を占うと言う占いとしての側面をも持っていた大切なものだ。
なお、それがなぜ鯖に統一されたのかと言うのは、この儀式が中国から日本に渡った時に最も漁獲量が多く、実際に使われた魚が鯖だったために魚が鯖だと認識されてしまったことが原因だ。
また、中国では魚はあまり取れないため、一度の祈りの儀式のために使うのは非効率的であるという意見があったために廃止され、今では日本の相撲の技の一つとして名前だけが残ってしまっているものだ。(民明書房『古き祈りの作法と現代の無法』より)
だから、私のこれは鯖折りなどではなく、ただロンのことを抱き締めているだけ。たとえロンの胴体から骨が軋む音がして苦痛に喘いでいてもこれは鯖折りなどではない。間違いない。
……そろそろ放してあげようかしら。ロンの抵抗がなくなってきたしね。
次回作は……?
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鬼滅の刃
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鋼の錬金術師
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金色のガッシュ
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