超次元ゲイムネプテューヌ 夢のヒーローを目指して 作:ホタチ丸
一応、続きができたのですが…
まだ初クエストすらしていません!
それにネプギアと全く会話をしておりません!!
そして、グダグダです!!!
それでも いいよ というよかったら楽しんでいってね
それでは 勇者?いえ、ニートです はじまります
ありのまま、起こったことを話すぜ!?
俺の名前は 『御波 夢人(みなみ ゆめと)』。
ごくごく普通の一般人だ。
ん?
夢人なんて名前一般的じゃない?
それは俺に言うなよ!?
この名前のせいで俺、就職活動の面接で必ず
「将来の夢は?」
って、聞かれるんだぜ!
友達が言うには、他にも色々聞かれたと言っていたが、俺に至っては遭遇率100%だよ!?
他の所でこの運使ってくれよ!
っと、こんなところで愚痴を言っても仕方ないか。
と言うより、そろそろ現実逃避が限界だと思う。
周りでは見知らぬ女性達が話しており。
それに加えて俺の目の前には……
「知らない天上だ」
ここどこ!?
* * *
「……本当にこの変態が勇者なんですか? イストワ―ル様」
アイエフは先ほどネプギアの〈会心の一撃〉をくらい気絶してしまった青年へと視線を向ける。
彼はベットで寝かされており、掛け布団も掛けられていた。
もちろん、彼の体調を心配してのことではなく、ネプギア達の精神衛生上のためである。
「……まぁ、ある意味勇者であるかもしれませんけど……」
アイエフは続けてそうつぶやいた。
そのつぶやきを聞き、ついにイストワ―ルが泣き崩れた。
「そんな……そんな……伝説の勇者が……こんな【全裸】……ぐすぅ……」
「ま! まだ決まったわけではありませんよ!? ほら、もしかしたら、服をクリーニングに出していたのかもしれないのです!」
コンパは泣き崩れたイストワ―ルを見て慌てて慰めた。
「……それって、死亡フラグよ……それに、クリーニングに出していても他に服ぐらいあるでしょうよ」
どこかの戦隊の1人がやってのけた死亡フラグなどあり得ないといった風にアイエフがため息をつきながら言った。
「まったく……ところで、ネプギアはいつまでうずくまってるのよ?」
ネプギアは先ほどからずっと丸くなっていた。
その頬は赤く染まっており、目の焦点も合わさっていなかった。
「あわわわわ!? 見ちゃった!? 男の人の……はうぅぅぅ!!」
その場は、混沌としていた。
アイエフはその状況を見てため息をついた。
その時、ベットで寝かされていた青年が…
「知らない天上だ」
と、つぶやきながら上半身を起こして…
目の前の現状
淡い紫色の髪の少女がぶつぶつ呟きながら丸まっている。
人形のように小さい少女が泣き崩れている。
その少女を慰めようとしている女性がいる。
その状況を見てため息をついている女性がいる。
そして、青年は悟った……
「……何だ、まだ夢か……」
再び、ベットへと横になろうとして……
「寝るな!!」
アイエフの強烈な突っ込みを後頭部に受けたのである。
* * *
「……こほん、先ほどはお見苦しいところをお見せして申し訳ございません」
青年、夢人に対してイストワ―ルは謝罪した。
しかし、人形とも思える彼女の姿の方が気になってしまう。
「……え、えっと……はい、大丈夫です? (ってか、羽? 妖精? それとも、新開発の通信機型人形?)」
いまいち状況を把握していない夢人である。
「私は、ここプラネテューヌの教祖イストワ―ルと申します」
「ど、どうもご丁寧に、俺、いや、私は御波夢人と言います」
イストワ―ルが自己紹介と同時に頭を下げたことを目にして、慌てて自分の名前を言う夢人。
「……夢人さんですか……よいお名前ですね」
「そ、そ、そうですか……」
夢人はなぜ自分は人形サイズの女性と社交辞令のような会話をしているのだろうと疑問に思い始める。
すると、先ほどまで笑みを浮かべていたイストワ―ルが真面目な顔になった。
「……夢人さんに、いえ、伝説の勇者にお願いがあります」
「……え? (勇者って何)」
「ゲイムギョウ界を助けてほしいのです」
「……」
夢人は後ろを振り向き、誰もいないことを確認してイストワ―ルの後ろに居た女性達、アイエフとコンパにも視線を向けたが、2人も同様に夢人を見ていた。
「……もしかして、見えちゃいけない人とか見えてます?」
「いえ、私の目の前には夢人さんしかいませんよ?」
上手く笑えず、頬を引きずりながら夢人が尋ねると、笑顔でイストワ―ルが応えた。
「……つまり、俺が勇者?」
「はい、そうです」
「……hero?」
「Yes」
「……」
イストワ―ルに何度も尋ねるが、夢人は信じることができず……
「ウソだぁぁぁ!? ぞんなごと!?」
大きな声で叫んだ。
* * *
「……すいません、少し混乱してました……」
頭にソフトクリーム……たんこぶをつくった夢人は謝罪した。
「まったく、アンタ自分がまだ【全裸】だってこと忘れんじゃないわよ!」
夢人は叫ぶと同時に立ちあがってしまい、腰に掛けていた布が落ちてしまい、また4人の前で裸を披露してしまうところだったのである。
それをアイエフは頭を殴ることで阻止したのである。
「……誠にありがとうございます……え、えっと……」
アイエフにお礼を言おうとしたが、名前がわからず詰まってしまう。
「私はアイエフよ。ここプラネテューヌの教会所属の諜報部に所属しているエージェントなの」
「次は、わたしですね。わたしはコンパって言います。こう見えても看護師なんですよ」
アイエフに続き、コンパも夢人に自己紹介をする。
「わかりました……えっと、アイエフさんとコンパさんですね」
「呼び捨てでいいわよ。こっちも夢人って呼ぶから」
「わたしもですよ。それに敬語も必要ないです」
夢人のどこか緊張した雰囲気に苦笑しながらそう言う2人。
「わかった……それはそうと……勇者って何!? 俺、よく状況がわからないんだけど!?」
2人の雰囲気によって、緊張がほぐれたのか先ほどと同じように叫びだす夢人。
「わかってるわよ。ちゃんと説明するわ……その前に……」
アイエフが苦笑しながら夢人に応えると、後ろで丸まっていた人物に話しかけた。
「……そろそろ再起動しなさいよ、ネプギア……」
「はわわわわ!!」
未だに混乱中のネプギアがいたのであった。
「この子の名前はネプギアよ……こう見えて女神候補生だから」
「女神って!? 何なのこの状況!?」
新たに現れた『女神』と言うワードに夢人はさらに混乱する。
自分がいる場所が場違いなように思えてしまい思わず叫びだす。
「俺は……ただのニートなのに!!」
そう、彼はただのニートだったのである。
はい、というわけで今回はここでクランクアップです!
グダグダで展開が遅くて申し訳ありません
でもでも、作っているうちに勝手に指がタイピングしてしまうんです!!!
という訳で、次でようやく主人公である夢人君がネプギア達と絡みます
ここまで何文字使ったっけっかなぁ(遠い目)
まぁ、それは置いておいて…
次の話も6割はできているので続けて投稿できそうです
それでは、何時に投稿するかわかりませんが次回をお楽しみに
次回、「ニート、勇者?に就職」
あれ、サブタイネタばれじゃね?