DUAL BULLET   作:すももも

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06.拳銃

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 男と女はコソコソと、周りを警戒しながら、蠢いていた・・・。

 

 

 男は、女の服を不器用に脱がしていく・・・。

 

 

 女は、大きな眼鏡をかけたその眼で、その様子をジッと見ていた・・・。

 

 

 女には抵抗する素振りも無い。

 

 

「誰かに見られたらマズイんじゃない?」

 

 

「大丈夫、大丈夫。」

 

 

 女の、のんびりした物言いに、男が楽観的な返答をする・・・。

 

 

 男は女の下着を外すと、露になった、大きなソレに夢中でむしゃぶりつく――。

 

 

 女は、相変わらず抵抗せず、むしろ男の短く刈り上げられた金髪を撫でていた・・・。

 

 

「アッ・・・。」

 

 

 女が突然、大きく仰け反る。

 

 

 

 男は、ニヤリとして囁く・・・。

 

 

「シズクはここが、弱点?」

 

 

 意地悪な感じで、男が言うと、女は小さく頷く。

 

 

 それから男は、女の様々な場所を触れ、女の反応を愉しんだ―――。

 

 

――その指で、その舌で。

 

 最初は、無抵抗そのままだった女も、気分が高揚して、余裕の無い声で言った。

 

 

「ね、ねぇ・・・ガルナ・・・・・・?」

 

 

 男は、頷いてから、ゆっくりと女の中に侵入していく・・・。

 

 

 男と女は、激しく動き始め、その声が、肉が打ち合う音が、ひび割れた建物の中に響き渡った――。

 

 

 

 

「あ、もう・・・限界・・・。」

 

 

 女の声に、男は頷いて動きを加速していく―――。

 

 

 

――――――!!!!

 

 

 

 

 男は絶頂を迎えると同時に、自分の胸に手が生えているのに気付いた・・・。

 

 それは、オーラを纏った鋭い手刀――。

 

 

 男が驚きと恐怖で顔を歪め、ゆっくりと背後を見て、息も絶え絶えに呟く・・・。

 

 

 

 

「ま、マチ・・・。」

 

 

 瞬間、背後の女が、無言で手刀を引き抜くと、男から赤い鮮血が辺りに散り、男の体はうつ伏せに倒れる・・・。

 

 

 男は、最早、息をしていない・・・。

 

 

 男と繋がったままの、全裸の女は、引きつった笑いをして口を開く・・・。

 

 

「えっと、酔っぱらったガルナって怖いよね。・・・あたしは、そんなつもりなかっ・・・ぐ、ひぃ」

 

 

 女は、念の糸で首を絞められていた・・・。

 

 

 引き絞られる尋常ではない力によって、眼球が飛び出て、口から泡が出る・・・。

 

 それでも、なんとか生き伸びようとした女は、自分の首を絞める女の手首を掴もうとする・・・。

 

 

 だが、糸の長さが絶妙で、手は届かない。

 

 

 終には、バタバタさせていた手はダラリと下がり、女の大きな眼鏡から見える瞳からは光がなくなった・・・。

 

 

 1人凄惨な場所で立って、冷酷な笑みを浮かべている女は―――それは、アタシだった―――。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハアアアアアアア!??」

 

 

 

 

 アタシは、突っ込みどころ満載な夢をぶち壊して、叫び声をあげて起きた。

 

 

―――1人で飲んでるうちに、いつの間にか寝てしまったのか・・・。

 

 

 それにしても何あのヒドイ夢?

 

 確か夢は見る人の願望を―――。

 

 

―――なに、それ。意味分からないんだけど・・・。

 

 

 もう、頭がおかしくなったとしか思えない。

 

 

 ていうか、アレって場所的にアジトよね。

 

 

 色々ありえないし・・・。

 

 ああ、でもシズクは意外に、ずぼらな所があるから・・・。

 

 

 て、違う!夢だし!

 

 

 

―――しかし。

 

 

 それもこれも、ガルナが悪い。

 

 

 せっかく3日前のことを、許してやったのに、アレで終わり?

 

 

 本当にアイツは―――。

 

 時計を見ると、宴の席を立ってから、まだ30分くらいしか経っていなかった。

 

 

 アタシは何故かスッキリした頭で、今日のことを思い出しながら、部屋を出た―――。

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

―――あのバカは、自分のしたことに気付いていない。

 

 

 アタシが怒っている事には間違いなく、感付いている。

 

 

 でも、最悪なことに、3日間、謝罪どころか、目も合わせなくなった・・・。

 

 

 アタシは3日間、腹が煮えくりかえそうな気持ちで過ごしていたのだ・・・。

 

 

 そんな今日、シズクと盗みに行ったガルナを、アタシは何の気もなしに目だけで見送った。

 

 

 そもそも、アイツは本気になれば強いのに、無駄に色々ビビりすぎ。

 

 とにかく、アイツが失敗したりするのは、ただ単に、本気でやってないからだ。

 

 

 ガルナが結局、フランクリンを連れて行った。

 

 それを見ながら、なんとなく、そんなことを考えていたときに、シャルが言った。

 

 

 

「ガルナと最近、険悪みたいだね。」

 

 

 アタシは、何も答えたくない、そんな素振りをした。

 

 

「それでも、ガルナを見ちゃうのは、何故だろうね?」

 

 

「はあ!?」

 

 

「うん、気が向いたらでいいんだけど、原因を教えて欲しい。」

 

 

 シャルの余りに的を外れた物言いに、アタシは不覚にも反応してしまった・・・。

 

 

 少し悩むが、ガルナがここにいない、という状況が後押しをする・・・。

 

 

「・・・アイツが余りに寝坊するから、アタシが起こす係みたいになってるんだけど・・・。」

 

 

 アタシはゆっくりと説明を始める・・・。

 

 シャルはそれは、知ってるという感じで、先を促した。

 

 

「それで、アイツを起こすのに、毎回即死するような攻撃をしてたんだよね・・・。」

 

 

 シャルは軽く首を傾げてから、頷いた。

 

 おそらく、それが原因ではないことが理解できたんだろう・・・。

 

 

「アイツが、4日前くらいに、泣きついてきて、『違う起こし方にしてくれ』って言ってきたんだよ・・・。」

 

 

 アタシとしては、これ以上を説明するのは躊躇うところだった・・・。

 

 

 だが、シャルは聡明な、その頭で瞬時に次の質問をした。

 

 

「で?マチがした『違う起こし方』って?」

 

 

―――直球。

 

 アタシが一番言いたくないところを突いてきた。

 

 まあ、シャルならいいか、と思って、短く言う。

 

 

「・・・アイツに朝飯つくった・・・有料で。」

 

 

 今まで、アタシは足元の瓦礫を見ながら、説明をしていた。

 

 

 シャルは笑うような奴じゃない。

 

 少なくとも、心の中に留める奴だ。

 

 

 

 

「ガハハハハハハ!」

 

 

 

 

 ハッとして、後ろを見ると、ウボォーがいた。

 

 

 ウボォーだけじゃない、ノブナガもいる。

 

 ノブナガも、カッカッカと笑っていた。

 

 

 アタシは、シャルに文句を言うつもりで、見ると、下を向いている・・・。

 

 

―――?

 

 

 ま、まさか・・・。

 

 

「シャル・・・アンタ・・・。」

 

 

 シャルは、慌ててアタシを見ると、言った。

 

 

「ゴメン、プッ、違う、クッアハハ・・・。」

 

 

 

 

 

―――――――――――。

 

 

 

 

「まだ、続きがあるんだけど―――。」

 

 

 一番言いたくないことを言わされた上に、笑いやがったシャルの顔面をボッコボコにしてあげた。

 

 

 ついでに他の笑った奴も蹴りを入れておいた。

 

 

 

 もう、ここまで聞かれたら一緒だろう、と思って3人に説明を続ける・・・。

 

 

「それでさ、アイツに料理の感想を聞いたら・・・・・・・まずいって言われたんだよ!」

 

 

 それを聞いて、場は一瞬にして、険悪な空気になった・・・。

 

 

「そいつは、ひでえな!殺すか!?」

 

 

「おい、ウボォ?お前バカか。団員殺すんじゃねえよ。・・・でも、手足斬るくらいはいいよな?」

 

 

 ウボォとノブナガが、バカなことを言い出した・・・。

 

 正直、悪い気はしない・・・。

 

 

 でも、シャルだけは何か考えていた・・・。

 

 

 

 

「ねえ、マチ。そのときの会話を正確に再現できる?」

 

 

 シャルが言った。

 

 他の2人は怪訝な顔をする。

 

 

 アタシは記憶に強烈に残っている、それを説明し始めた・・・。

 

 

「うーんと・・・。寝ているアイツに、料理出したら、すぐ起きて食べ始めたんだ。で、無言でガツガツ食べてるアイツに対してちょっとイラっときて、つい感想を聞いたんだよね・・・。」

 

 

 シャルが頷いて先を促す。

 

 

「『卵が半熟じゃないやつだね』って、アイツ言いやがった。」

 

 

 3人の男は顔を見合わせた・・・。

 

 すると、シャルが何か小さく2人に言って、2人はどこかに行く・・・。

 

 

「ねえ、マチ。」

 

 

「何?」

 

 

「言いづらいんだけど、ガルナは・・・。」

 

 

 シャルはゆっくりと言った・・・。

 

 

「ガルナは、マチの料理に文句なんて、言ってないと思うよ?・・・バカではあるけど。」

 

 

 シャルはアタシの反応を伺いながら、続ける・・・。

 

 

「アイツにとって『感想』は、どんな料理かを説明したことだと思う。知識の無さと語彙力の足りなさが、さらに人を怒らせるけれど。」

 

 

「でも・・・。」

 

 

 シャルの言い分に、アタシは口ごもる。

 

 

―――このムカつき方を治すには、どうすればいいんだろう。

 

 

「じゃあさ、マチの望みってなんだったの?ガルナに、なんて言ってほしかったの?」

 

 

 シャルは噛み砕いて、アタシに問い掛ける・・・。

 

 

「・・・おいしいって言って欲しかった・・・。」

 

 

「うん、そうだね。じゃあさ、リベンジしようよ。」

 

 

 アタシの答えに対して、シャルはそう言った。

 

 

―――――。

 

 

 シャルにそう言われて、作り方を教わり、アタシは半熟の卵料理をアイツに食べさせてみた・・・。

 

 

 

 

 バカだけど勘は悪くない・・・。

 

 

 アイツはアタシの意図に気付いたようだ。

 

 

 でも、シャルに作り方を教わったことを言っても、あろうことか、アイツは自分の釈明をしようとした・・・。

 

 

 マジで殺そうかと思ったときに、視界に入った箱・・・。

 

 アイツが屋敷で見かけて盗み、アタシにくれたもの―――。

 

 

 ちなみに、あの箱に本気で点数をつけるならば、85点だ。

 

 

 アタシがヒントを出したら、ようやく分かったようだから、許した・・・ギリだけど―――。

 

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 ガルナは嫌な予感を感じた。

 

 

 慌てて周りを確認するが、驚くべきことに、いつのまにか、マチの姿が消えている―――。

 

 

 

 

 正直言うと、ガルナはマチと少し話をしたかった・・・。

 

 

 だが、マチは血気盛んそうな連中と、トランプなんかしていたので、ガルナはその輪に入るどころか、目も合わせられなかったのだ。

 

 

 そこに、シズクが来た。

 

 

 唯一、ガルナの具現化した拳銃で念弾を撃つ能力を知っている存在・・・。

 

 ガルナの意識は完全にそちらに向いた。

 

 

 

 

 ガルナは放出系の能力者である。

 

 ガルナの能力は、具現化した黒い弾丸によって瞬間移動の「対象」を指定し、銀の弾丸によって瞬間移動先の「地点」を指定する。

 

 

 「発動」については、自身の念によるものだが―――。

 

 

 

 

 放出系能力者にとって一番の苦手系統が具現化系である。

 

 事実、ガルナは長い期間、放出系を中心に山なりに系統別修行をし、「弾丸」の具現化に成功するまでに約1年、「拳銃」の具現化については更に1年の歳月を費やした・・・。

 

 

 習得できた具現化レベルや具現化の精度も低く、「弾丸」や「拳銃」は大雑把に形を真似ただけの、細部は現実の物とは違う具現化しかできず、具現化にも相当な時間がかかった。

 

 だが、付加能力をつけたおかげで、瞬間移動は可能となったのだ――。

 

 

 ガルナは能力の要である目的意識から、「弾丸」の具現化速度を上げる訓練は念入りにしていた。

 

 

 しかし、ガルナにとってイメージが難しい複雑な構造の「拳銃」の具現化の修行を今まで怠っていた。

 

―――マチに出会うまでは・・・。

 

 

 

 本来の構想では、2色の「拳銃」は、対応する色の6発の「弾丸」しか撃てないだけの能力。

 

 ガルナはそれだと折角イメージ修行を頑張るにも関わらず、「拳銃」自体の付加能力が少なすぎる気がした。

 

 

 故にガルナはつくった。新しい「拳銃」の能力を―――。

 

 

「瞬間移動する度に、グリップしている拳銃の対応する番号の弾倉に念弾を込める」という能力。

 

 

 ガルナは、弾丸の具現化をしない弾であることから、その念弾を【無形の弾丸(ゼロブリット)】と名付けた。

 

 練習中の、未完成ともいえる攻撃能力――。

 

 

 フォーク野郎のときに、ガルナが撃ったのは、銀の1番目の(ファースト)無形の弾丸(ゼロブリット)

 

 最初から撃つわけでなく、わざわざ「瞬間移動」してから「念弾」を撃った。

 

 

 シズクが初見で、それを全て分かるとは思わなかったが、それでもガルナは不安だった。

 

 

 幸運なことに、シズクとガルナは互いに、それを「なかったこと」にした。

 

 ガルナのシズクへの懸念は払拭されたのだ。

 

 

 

 

―――だが、今マチがいない。

 

 

(マチが宴中に、どこかに行く筈はない。酒も強いし、いつも最後までいるのに・・・。)

 

 

 ガルナは今、本心からマチの心配をしていた・・・。

 

 

 

 

「おい!こっちこいよ!」

 

 

 ノブナガが、ガルナに声を掛けた。

 

 

 ガルナは、内心それどころではなかったが、そちらへ向かう・・・。

 

 

 シズクはキョトンとした目でそれを見ていた・・・。

 

 

「テメエは前から、いけすかなかったんだよな!」

 

 

 ノブナガはそう言いながら、机の上に肘をのせた。

 

 

「腕相撲だ。ルールは分かるだろ?」

 

 

 ガルナは、嫌々ながら、ノブナガと手を組んだ・・・。

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

(どういう状態?)

 

 

 マチは、疑問に包まれながら、この光景を見た。

 

 

 マチがふと見ると、シズクが先程と変わらない位置に座っている。

 

 

「ねえ、あいつら、何してるの?」

 

 

 マチがシズクに聞くと、シズクがゆっくり答えた。

 

 

「腕相撲だって。ノブナガがガルナを誘ったんだよ。」

 

 

 マチは溜め息をつきながら、現状を見て心の中で呟く。

 

 

(トランプの後は腕相撲か・・・。どうせ、ウボォーに負けて、イラついてるだけでしょ。)

 

 

 ガルナとノブナガは何か会話をしながら、拮抗した勝負をしていた―――。

 

 

 

 

「―――テメエ!とぼけるんじゃねえ!」

 

 

 ノブナガがそう言うと、ガルナが答える。

 

 

「な!!俺はマチとまだ付き合ってないよ!」

 

 

―――トン!

 

 

 軽い音とともにガルナの拳が、テーブルに打ち付けられた。

 

 

「あいつはなあ!マチは、俺が小さいときから、常に一緒だった・・・。」

 

 

 ノブナガがゆっくりと静かに語りだし、ガルナを睨む―――。

 

 

 

 

「テメエみてえな野郎にマチは渡さねえよ・・・。」

 

 

 

 ノブナガが、威圧的にそう言った瞬間、ガルナのオーラが急激に高まった。

 

 

 

 

「なんだそれ。マチは渡さないって・・・?

 お前はマチの何なんだよ!?」

 

 

 ガルナは、殺気に近いオーラを出しながら、ノブナガに聞いた。

 

 

 ノブナガは何も答えることなく、驚愕と怒りの目でガルナを見る・・・。

 

 

「大体マチが宴の途中に、突然どこかに行って、心配じゃないのか?俺は早くマチの様子を見に行きたいんだ。」

 

 

 ガルナがそう言うと、ノブナガが、挑戦的な笑みを浮かべて答える。

 

 

「だったら、腕相撲で俺に勝って―――。」

 

 

―――ダァーン!

 

 

 瞬間、ノブナガの拳が机に強く打ち付けられた。

 

 

「これで、いいんだろ?」

 

 

 ガルナは、あっさりと言うと、その場から離れようとする―――。

 

 

「な、テメエ!今のは、なしだ。もう1回―――。」

 

「俺はアンタからマチを奪うよ!」

 

 

 ノブナガの言葉を遮るように、ガルナが堂々と大声で、挑戦的に言った。

 

 

 すると、ノブナガは、唖然とした顔でガルナの方を見た。

 

 

 

 ガルナではなく、その背後を―――。

 

 

 

 

―――ガン!!!

 

 

 

 

 鈍い音とともに、ガルナの後頭部が殴られた。

 

 

 

 

「言っておくけど・・・。」

 

 

 ガルナを殴って口を開いたのは、マチだった。

 

 

 ノブナガとそれに一瞬遅れてガルナは、マチの言葉を聞く―――。

 

 

 

 

「ノブナガ=ハザマはアタシの兄よ。」

 

 

 

 それはガルナに向けた言葉。

 

 あまりの衝撃で、ガルナは、その場で尻餅をついた。

 

 

「あとね・・・。」

 

 

 マチは、さりげなく背後を見てから、ガルナの方を向き、誰に言うわけではなく言った。

 

 

「ガルナはアタシのモノだから。アタシの許可なく手を出したら殺すよ。」

 

 

 それを聞いたノブナガは困惑した顔で、腕相撲をしていた机と、ガルナを交互に見る・・・。

 

 

 ガルナは、頭の整理がついていないようで、目を回していた・・・。

 

 

 マチが一瞬、シズクの方を見たのを、おそらく誰も気付いていないだろう。

 

 

 

 

「最後に!!アタシは誰のモノでもない!!!!」

 

 

 

 マチが威圧的なオーラを纏い、有無を言わせぬ調子で断言した。

 

 

 ノブナガとガルナは黙ったままコクコクと、何度も頷いていた―――。

 




 設定創作(改悪も含む)ごめんなさい!!でも反省はしてない()


 あと、能力が大体判明したのでぶっちゃけますが、ガルナ君の念能力の元ネタはTVアニメ「スクライド」です!!(。≧∇≦。)

 ガルナの能力は、黒と銀の弾丸がそれぞれ1~6番まであります(゚_゚)(。_。)


 次回予告【07.テスト】よろしくです☆ヽ(▽⌒*)

(↓11月17日追記)

PS-先に感想で言われちゃった!Σ( ̄□ ̄;)

 至らない点には申し訳なく思います(T_T)
 まあ、生暖かく見守ってくださいませm(__)m

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