黒子のバスケifストーリー「もし、黄瀬に幼馴染みがいたら」 作:和泉春
長らくお待たせして申し訳ありません‼︎m(_ _)m
少々スランプ気味だったので…。
言い訳ですね、すみませんm(_ _)m
これからもお付き合いいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします‼︎
Twitterもよろしくお願いします‼︎
同じ名前です!!!!!
不機嫌な黄瀬に
青峰は嫌がらせをするように
カレンの肩を自分の方へと抱き寄せた。
「どういうって…知り合いだけど?」
妙にニヤニヤする青峰の様子に、
さらに腹を立てた黄瀬は
拗ねたように口をもごもごと動かす。
「知り合いって…どんな…。」
黄瀬が拗ねているのに気づかず、
カレンはテンションをあげたまま話しはじめた。
「アメリカにいた時に
一緒にストバスをしたんだよ‼
ダイキのホームステイ先が
私がよく顔を出すストバスチームの友人の家でね?
学校は違かったけど、毎日ストバスしたんだ‼︎
ダイキは本当に強かったよね‼
みんなも驚いていた‼︎
でも、また会えるなんて思わなかった‼」
「あぁ。まぁ、向こうにはそれなりの奴が多かったな。
っつーかお前、いつ日本に来たんだよ。」
「うーんと…二週間前くらい、かなぁ?」
「マジかよ⁉︎もしかしたら俺同じ飛行機乗ってんぞ⁉︎
…それにしてもお前、
日本語随分上手くなったじゃねぇか。」
「ダイキは英語、
しっかり出来るようになった?」
「…ドウダロナー。」
わいわいと会話を弾ませる二人についていけない人が、
黄瀬の他にもう一人…。
「大ちゃんね、
スポーツ留学で一回アメリカに行ったんだ。
その時一番話が通じるやつと会ったって、
帰って来た時に言ってた。
まさか女の子だとは思わなかったけど。」
「スポーツ留学…。」
その時黄瀬はカレンが帰国した日のことを
思い出していた。
タクシーの運転手の言っていた、
ピンク色の髪の若い女の子で、
電話の相手は大ちゃん…。
「…やっぱり、桃っちだったんスね。」
「ん?なにが?」
「なんでもないっス。」
青峰とカレンはまだ会話を弾ませている。
アメリカの時の思い出話とでも
言ったとこだろうか。
「そんであの時、
あいつなんて言ってたんだ?」
「あぁ、クリスティ?
あれはダイキが凄すぎて
混乱して早口言葉言ってただけだよぉ。」
「なんだよ、
てっきりキレられてんのかと思ってたわ。」
「あははっ、
あっちの英語は癖があるからねぇ。
ダイキは二回目の留学考えてないの?」
「…んいや、まだ今んとこはなしかな…
勉強面倒臭ぇしな。」
「英語ちょっとはやりなよぉ?
ダイキ、私がいないとずっと
意味分からない英語話すんだからさ‼」
「日本語分かるやつも、少しはいただろ。」
「ホンの一握りだよ‼」
楽しそうな二人を見つめて、
桃井が小さくため息をついた。
「どうしたんスか?桃っち?」
「ううん、何でもないよ。」
そう言った桃井は、
何かを我慢しているような、
複雑そうな、悲しい表情をしていた。
そんな桃井とは正反対に、
二人は思い出話で未だに盛り上がっている。
「桃っち、大丈夫ッスよ」
黄瀬はボソッとそうつぶやくと、
意気投合する二人の間に割って入った。
第十五話 アメリカの友人 を読んで頂き
ありがとうございます‼︎m(_ _)m
黄瀬はここら辺からバスケ以外で
青峰にライバル心を燃やしていくのでしょうか笑
それはこれからのお楽しみに‼︎
次回お楽しみに‼︎m(_ _)m