4人も出せばバレマスヨネー
投稿して11日程しか経っていませんが
UA 1245
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有難う御座います。
ピーン ピーン ピーン ピーン
「広域索敵センサーに感、海上にスクリュー音4軸推進音4、高速2軸推進音2、計6隻、この世界では6隻で艦隊行動をとる?何故?」
「非効率的、総旗艦の命令どうりに情報収集を開始、重力子フロート・ブロー深度600から深度164の変温層へ無音浮上開始、同時に微細動タイル起動・周波数13.8Hz、速力60ノット接近開始」
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「そろそろ領海に入りますね、無事帰投出来て良かったですねお姉さま」
「YES、早く帰って紅茶が飲みたいネー」
「二人とも、まだ危険な海域ですからその様な話は後にしませんか?」
「まあ、いいんじゃない、この辺りは敵なんて出ないんだし」
「ちょっと、そういう油断が危ないんですから周囲の警戒怠らないでくださいねー」
「それは大丈夫でしょ、赤城が周囲に偵察機出してるし」
「あれを見てもそう言えるの?」
「赤城さん、いくらお腹がすいたからと言って艦載機を食べないで下さい、比叡姉さまも金剛姉さまも話をしてないで止めるのを手伝って下さい」
「あー、そうね、あれだ、なんていうかゴメン」
「赤城さん、駄目です艦載機は食べ物じゃありません、北上さんも早く手伝って下さい」
「まあ~なんて言うの?こんなこともあるよねー」
「!!、偵察機より敵艦隊発見との報告、此方に向かい、鎮守府方面から南西に向かい航行中の艦隊を発見、このまま行けば20分後に航空攻撃範囲に入ります、これより第一次攻撃隊を発艦、攻撃を仕掛けます」
「あちゃー帰る方角じゃんそれってさー、避けて帰れないの?」
「無理でしょ、たぶん、こっちも見つかってるでしょ、それに赤城さんが直ぐに攻撃隊を仕掛けたって事は、ちょっと不味いかもしれない」
「赤城が攻撃隊を直ぐに仕掛けたという事は恐らく敵艦隊に強力な戦力は居ないが、こちらよりも“数が多い”という事デース、戦闘準備を準備した方がいいと思いマース」
「流石は金剛お姉さまです、私も1日でも早くお姉さまに近づかなくては」
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「バーニングラーーーブ、流石に疲れて来ましたネー」
「主砲、敵を追尾して、仕方ありません、いくら私達が強力であっても疲れや・物資等の差はありますから」
「主砲!斉射!始め、でも切りがありませんよこれじゃあ」
「まー私はやっぱ基本雷撃よねぇ、あーもう次から次えとこれだから駆逐艦は」
「喋ってないで、手と主砲を動かしなさいよ、装備してる主砲は飾りなの!?」
「え、飾りじゃ無いの?」
「まさか、使った事少ないわけ?」
「え、だって基本避けて魚雷叩き込むだけだったし」
「嘘でしょー」
「装備換装を急いで、このままだと、全艦に通達この敵艦隊を撃破後次の敵艦隊が到着する前に現海域を離脱します」
「じゃあ、パーッと行きますかパーッと、魚雷1斉射、じゃあ逃げよっか」
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「海上の人類戦力の観測終了・・・観測結果より搭載兵装・速力より装備は第二次世界大戦時をモデルにしていると判明、総旗艦から出された質問に答えた時、正解率50%と言われた理由は、使用兵装の相違と判断、接触時に使用する兵装を通常魚雷・有線誘導魚雷に限定、各兵装の弾頭を通常の火薬系に変更し再構成開始」
「・・・・・・!!!観測器に新たな2軸推進音を感知、総旗艦のライブラリーに接続・・第二次世界大戦中の艦船ライブラリーに接続、ライブラリーより2軸推進音を取得・・・取得完了、取得情報と新たに感知した推進音を照合開始・・・・ライブラリーに該当無し、現世界で人類と敵対中の深海生艦の新型艦と判断、総旗艦にデータを送 総旗艦からの指令を受信」
「接近中の新型艦は当世界に発生した問題が発生しているノイズと一致、排除対象と判断、敵艦探知範囲に侵入、敵艦構成材質を解析開始並びに魚雷発射管1番2番に通常魚雷装填、3番音響魚雷装填、4番に侵食魚雷装填・・魚雷装填完了、敵艦構成材質解析率37%敵艦兵装は解析完了、兵装に対潜兵装の爆雷を確認、総旗艦より撃破命令・全兵装使用可能権限を取得、敵艦に対し最適攻撃位置へ到達、敵艦構成材質97%解析完了」
「敵索敵範囲内にて行動の変化確認出来ず、敵艦構成材質解析終了・対象の敵艦の装甲は通常装甲と判明、1番から3番魚雷発射、有線操作で半包囲状に設置完了、撃破対象に変化なし、到達まで後1時間・・・・・?対象が増速、速力40ノット急速接近」
「問、気づかれた?
解、通常であれば発見不可、現在本艦は海流河口側の変温層に位置している
問、本艦以外に増速をかける理由は?
解、!?先ほどまで観測していた人類戦力“艦娘”を探知した
問、観測対象を助けるか?
解、・・・・・・・・・保留、観測対象後方20mの現在地を維持」
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「ふう、これでようやく帰れますね」
「流石にもう駄目かと思いましたーが帰還できそうデース」
「しかし弾薬はほぼ1割や燃料は帰還を考えると8分しか無くなってしまいましたね」
「しかし、生きて帰れるだけでも良いと考えましょう艦載機の補充も考えるとまた提督にご迷惑をかけてしまいそうですね」
「まあ、いいんじゃない、無事に帰れるんだしさ、あー早く帰って修理したーい」
「まだ完全に振り切れたわけじゃ無いんですし、ゆだん・・・何よアレ」
GAaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
「金剛お姉さまアレ、見た事あります?」
「ご期待のところ悪いですが見た事無いですね」
「金剛姉さま普通に喋れたんですね、私も見た事無いですね、赤城さん見た事はありますか?」
「御免なさい、私も見た事は無いんです」
「ってことはアレは敵の新型って事よね、北上あんた後いくつ魚雷ある?」
「さっきかなり使ったから後3、4本だと思う、けどアレは沈められないと思う」
「万事休すね、あーあもっと提督と一緒に居たかったなー」
「問、貴方たちは戦闘行動可能?」
「へ?」
「五十鈴、どうしたのデース」
「いや、今聞いた事無い声が聞こえて」
「空耳では無いのですか?」
「問、もう一度聞きます、貴方たちは戦闘行動可能?」
「空耳では無いようですね、貴方はいったい」
「まあ誰でもいいんじゃない、質問ってなんだっけ?」
「私が答えましょう、簡潔に言えば交戦は不可能です、戦いたくても燃料がありませんから」
「解、了解、本艦単艦にて交戦します、エンゲージ」
「失礼ですが、貴方1人ではアレはどうしようも無い筈です」
「話は後です、対象がスリーパーエリアに到達、攻撃開始、1番2番発射」
「水中から魚雷航走音が出てきた!?あんた潜水艦!!」
「続けて4番侵食魚雷発射、着弾まで13秒」
「侵食魚雷?すみません侵食魚雷とは一体」
「貴女達を乗せて貴女達の母港に行く途中で説明する、侵食魚雷着弾まで4・3・2・1」
ドッ ギギギギギギギギギギ バシュ ズズズズズ
「凄い、本当に1人で沈めちゃった」
「問に答える、解1つ目、私は潜水艦・伊501貴方の言った通り潜水艦、解2つ目、それは移動中に回答する、私は貴女達の問に答えた、次は貴方達が私の問に答える番」
「判ったネ-、その代り頼みがあるネ-、私たちを母港まで連れて行って欲しいネー」
「金剛お姉様!?」
「此所で言い争っても何も進みません、それにまた深海生艦が来るか判りません、ココは彼女に従いましょう」
「赤城さんまで、仕方ありません行くしか無い様ですね」
「まあ、いいんじゃないどっちにしろ私はまだ沈みたくないし」
「ちょっと3人とも、こんな訳判んないヤツについて行くわけ!?」
「考えても下サ-イ、彼女は私達に気づかれる事も無く私達に近づいてマ-ス、それは彼女が私達を沈めようと考えていれば私達は既に海の底って事」
「話は付きましたか?」
「ハ-イ、お待たせしてスミマセーン、私達は呉所属デース、呉までお願いしマ-ス」
「了解、伊501浮上、では鎧体を解除して乗って下さい」
ザバ---
以上、1話でした、いかがでしたでしょうか?
伊501のメンタルモデルはDies iraeのベア子がモデルです